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Last-modified: 2008-03-18 (火) 22:49:03

59 名前: 煩悩を打ち砕け! [sage] 投稿日: 2008/03/07(金) 23:53:18 ID:Rg4BOhRS
アイクの部屋に向かう途中のヘクトルとリーフ

ヘクトル 「ったく、リンの奴め何が『あんた達は煩悩がありすぎる』だよ
余計な事言いやがって」
リーフ  「そのせいで僕達はアイク兄さんの特別修行だもんね
ほんと最悪だよ」

コンコン

ヘクトル 「兄貴ー!約束どおり来たぜ」
アイク  「ああ、二人とも中に入ってくれ」
リーフ  「修行はこのさい我慢するけど、どんな修行なの?」
アイク  「二人にはこのビデオを見てもらう」
ヘクトル 「(…リーフ、気付いたか?)」
リーフ  「(うん、アイク兄さんの手で見えづらいけど
ラベルに【入浴シーン】って書いてあるね)」
ヘクトル 「(煩悩から遠ざけるんじゃなくて、逆に耐性を付けるわけだな)」
リーフ  「(アイク兄さんがこんなビデオ持ってるとはね)」
ヘクトル 「(兄貴もやっぱ男ってことだな、くくっ役得だぜ)」
アイク  「二人とも何をこそこそ話している」
リーフ  「なんでもないよ」
ヘクトル 「いいから早く修行しようぜ!」
アイク  「急にやる気になったな、まあいい始めるぞ」

ピッ 【再生】

イズカ  「キャー!」(イズカちゃん入浴シーン)

ヘクトル 「ギャアアァァー!!」
リーフ  「このひとでなしー、なんて物を見せんのさ!」
アイク  「煩悩用の修行だからな、効果抜群だろう」
ヘクトル 「修行ってレベルじゃねえぞ、目が…目が腐る!」
アイク  「安心しろ、三秒ルールというものがあってな
目が腐り落ちても三秒以内に拾えばセーフだ」
リーフ  「三秒ルールは食べ物にしか適応されないよ!」
ヘクトル 「その『俺って物知りだろ?』みたいな顔やめろ!」
アイク  「画面から目をそらしたらハンマーで殴るから気を抜くなよ」
ヘクトル 「誰かッ!助けてくれ!」
リーフ  「ひと思いに殺してー!」
アイク  「ビデオ終了まであと6時間だ、頑張れ!」
「「ウワァァァァ!!!」」

一週間後、そこには元気にテレビ局を襲撃する二人の姿が見られたそうな