Vol.1-20

Last-modified: 2007-07-20 (金) 04:05:37

※次回予告風味にボツネタを垂れ流すコーナーです。

Vol.1

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ミルラ  「……こんにちは、竜王家のミルラです。
      ある日、倉庫の中で、埃を被った宝石を見つけました。
      綺麗にしようと磨いてみたら、怪しい光と共に魔王フォデスが出現、
      『お前の願いを一つだけ叶えてやろう』と言い出したのです。
      わたし、早く大人になってエフラムのお嫁さんになりたかったので、
      『わたしを大人にしてください』と頼みました。
      そしたら、本当に背が伸びて、胸も大きくなって、大人の体になったのです。
      大喜びでエフラムのところにお邪魔したのですけれど、
      エフラムは何故だか不機嫌そうな顔をします。
      悲しくなってしまったとき、わたしは急に子供の体に戻りました。
      どうやら時間制限があったみたいです。
      そして、元に戻ったわたしを見て、エフラムはニコニコしながらこう言いました」
セーラ  「って感じで、次回、『やっぱりミルラはロリがいい』!」
ミルラ  「あの……見てください」
ドロシー 「エフラムさん、そんな爽やかにカミングアウトしていいんですか!?」

 

Vol.2

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ボーレ  「よう、豆腐食ってるかい? 豆腐屋のボーレだ。
      優秀なあの子と色白のリオン坊主の力を借りて、
      豆腐に魂を与えてみたんだよ。そしたらビックリ、豆腐に魔王フォデスの魂が降臨しちまった!
      あの野郎、俺の最高級豆腐ボディにすっかりご満悦で、
      巨大化するわ商店街中に豆の汁を撒き散らすわでやりたい放題!
      その上攻守共に完璧で、誰も手が出せねえときてやがるもんだ。
      だが、食い物を粗末にする奴を放置しておく訳にはいかねえ。
      大体、豆腐屋の俺としては、硬い豆腐なんか絶対に認められねえからな!
      そんな訳で、最終兵器イレースにお出まし願ったって寸法よ。
      頼むぜ、イレース! 豆腐魔王から紋章町を守ってくれ!」
セーラ  「ってな感じで、次回、『わたしの胃袋は宇宙です』!」
ボーレ  「豆腐食いながら見てくれよな!」
ドロシー 「魔王まで収まる胃袋……正直どんだけ」

 

Vol.3

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ユリウス 「面倒くさいな……あー、ユリウスだ。
      風邪をひいたセリスの奴にプリントを届けてくれとか頼まれて、
      あの兄弟の家に行ってみたらなんとビックリ、
      着替え中のセリスの胸が明らかに膨らんでいるじゃないか!
      そんなこんなでカマ野郎が実は女だったと知れ渡った途端、ユグドラル学園に狂乱の嵐が吹き荒れる!
      『女ならもはや躊躇無くハァハァできるぜ!』という男たちと、
      『女でも構わない、いやむしろ女だからこそ!』とますます盛る女たち、
      どいつもこいつも欲望むき出し、学園全体を巻き込んだ大騒動に発展してしまった。
      混乱のさなか、病み上がりのセリスを連れて脱出した僕は、奴から想いの丈を告白される。
      って、何をドキドキしてるんだ僕は! あいつは男だぞ、男!
      しかし本当は女だった訳で、ああ、一体僕はどうするべきなのか!?
      飛び交う矢玉の雨あられ、空を見上げりゃ無数の雷、そして怒りの光竜さん!
      果たして、この馬鹿馬鹿しい騒ぎの行き着く先は!?
      そして、理性と本能の狭間で悶絶する僕の選択とは!?」
セーラ  「ってな感じで、次回、『実は全部チェイニーの仕込み』!」
ユリウス 「僕を見世物にするんじゃないぞ!」
ドロシー 「思いっきりネタばらししてませんかそのタイトル!?」

 

Vol.4

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ソフィーヤ「……くぉ……こんにちは、ソフィーヤです……
      ……ロイさまに少しでも振り向いてもらおうと思って、
      ニイメさんと一緒に惚れ薬を作りました……
      ところが、ちょっとした手違いで、町中にその薬が散布されてしまって……
      あの、町全体で、本来はあり得ないカップルがたくさん成立してしまいました……
      これはいけないと思って、なんとか事態を収拾しようとしましたが、
      思いのほか薬の効果が強くて、紋章町はイケナイムード寸前です。
      ……そんな状況の中、たった一人だけ、何の影響も受けていない方がおりました……
      紋章町の平和は、今やその人……アイクさんに託されたのです……」
セーラ  「ってな訳で、次回、『他人のフラグもバッキバキ』!」
ソフィーヤ「……アイクさんの力は、薬なんてものともしません……」
ドロシー 「もはやフラグクラッシャーというよりフラグジェノサイダーですね……」

 

Vol.5

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ユンヌ  「はろはろー、混沌の女神ユンヌちゃんよ!
      わたしってばとってもおドジ。間違ってセリスちゃんを異世界に飛ばしちゃったの!
      その世界ってとっても変なとこで、シグルドさんとセリスちゃんが親子なのね。
      オマケに向こうのセリスちゃんたら、暗黒教団に立ち向かう解放軍のリーダーなのよ。
      光の皇子様なんて祭り上げられちゃってて、こっちのセリスちゃんは圧倒されちゃった。
      でもでも、優しいところはセリス皇子様も変わんなくて、
      露骨に怪しいこっちのセリスちゃんを保護してくれちゃったりなんかしちゃって!
      ホントにもう、強くて優しい皆のヒーローって感じなのよ!
      そんなセリス皇子様に、こっちのセリスちゃんは物凄い憧れを持っちゃったみたい!
      皇子様の方も、他の人には漏らせない弱音をこっちのセリスちゃんに聞いてもらっちゃったりして、
      二人はなんだか怪しい雰囲気に!?
      果たして、セリスちゃんは戻ってこられるのでしょーか、いろんな意味で!」
セーラ  「ってな訳で、次回、『自分に恋したセリスちゃん』!」
ユンヌ  「うーん、そもそもわたしがドジったせいなのよねー……って、押入れはイヤァァァァァァッ!」
ドロシー 「相変わらずはた迷惑な人だなあ……」

 

Vol.6

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
リオン  「こんにちは、リオンです……あの、影が薄いとか言わないでね?
      僕とノールの研究の結果、偶然魔王フォデスが召喚されちゃって、
      『願い事を一つだけ叶えてやろう』って言うんだ。
      僕は特に何もなかったから、普段お世話になっているエイリークの家に持っていったんだけど……
      そしたら大変、女性陣の間で、どんな願い事にするかっていう争いが起きちゃった!
      僕の方には、そんなつもりなかったんだけど……
      吹き荒れる魔法の嵐、必殺と叫喚のぶつかり合い、女と女の意地と意地……
      ああ、こんなことになるのなら、黙って封印し直しておくんだったなあ……」
セーラ  「ってな訳で、次回、『巨乳か若さかガチムチか』!」
リオン  「次回も見てくれると嬉しいな」
ドロシー 「三つともしょうもない願いに思えるのは気のせいですか!?」

 

Vol.7

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
マナ   「ええと、マナです……あの、わたしのこと、知ってますか?
      兄弟さん家のリーフ様とマルス様が、フリーマーケットに出店することになりました。
      ところが、そのことをマルス様がたくさんの人たちに教えたものだからさあ大変。
      セリス様やエイリーク様、エリンシア様やロイ様……皆様の私物目当ての方たちが集まって、フリマ会場が混沌の渦に。
      『じゃあこの場でオークションを開催しましょう』というマルス様の機転で、
      一時は混乱も収まったかに思えたのですが、今度はフリマとは思えない言い値が飛び交い始めてしまいます。
      エイリーク様のお古に100万G払うなんて、貴族の方たちはやはり平民とは一味も二味も違うのですね……
      そんな中、セリス様が履いていらっしゃいました半ズボンを偶然手に入れてしまったわたしは、
      主人であるラナさまと竜王家のユリアさまの全力バトルに巻き込まれてしまうことに……
      あの……わたし、生きてお家に帰れるんでしょうか……?」
セーラ  「って訳で、次回、『マナ、それをこっちに渡しなさい』!」
マナ   「さすがラナオウ様、次回も素晴らしい闘気です……」
ドロシー 「……苦労しますね、マナさんも……」

 

Vol.8

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
セネリオ 「こんにちは、アイクの軍師、セネリオです。
      名門と名高いルネス女学院にも、黒い噂はあるようです。
      最近急に幽霊の目撃例が増えたとかで、女学生は皆怯えきっています。
      そこでアイクの妹のエイリークが、再び仮面騎士に扮装し、素性を隠して調査に乗り出すことに。
      ところが、彼女が夜の校舎に足を踏み入れたそのとき、
      同じくアイクの妹であり、ミラ神の神官でもあるセリカが、ファード学長の依頼で校舎の調査を始めていたのです。
      露骨に怪しい仮面騎士に攻撃を仕掛けるセリカ、必死に逃げるエイリーク。
      その追いかけっこの最中、彼女らは次々に夜のルネス校舎の怪異に遭遇するのです。
      果たして、エイリークは正体を露呈させることなくセリカの追撃から逃れることが出来るのか?
      そして、夜のルネス女学院に現れる、謎の幼女幽霊の正体とは?」
セーラ  「ってな感じで、次回、『やっぱりあんたかユンヌさん』!」
セネリオ 「次回もひどい有様です」
ドロシー 「いやだから、予告でオチをバラすのやめましょうよ!」

 

Vol.9

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
アスタルテ「ユンヌに比べて出番の少ない、正の女神アスタルテである。
      ベオクの欲望は限りない。しつこすぎるシャナム社長に根負けして、
      ミカヤはFETV内の番組、『レクスオーラの泉』に顔を隠して出演することになった。
      だがしかし、現れる相談者は、狙いすましたかのようにミカヤの知り合いばかり。
      ついには兄弟も出演し、なおかつ相談内容は無茶なことばかり。
      『ミカヤを護るにはどうしたいいのか』『胸を大きくする方法を教えてください』
      『兄弟が無茶苦茶で胃が荒れます』『兄弟をガチムチ揃いにするにはどうしたら』
      そんなこと占い師に聞くんじゃねえ! と言いたくなるような内容ながら、
      持ち前の責任感を発揮して、苦戦しながらも相談に答えていくミカヤ。
      だがしかし、そんな彼女の苦悩も知らず、相談者達は喧々囂々の非難を開始する。
      『このインチキ!』『社長からどれだけ金もらってんだ!』『いい加減なことばっかり言わないで!』
      罵詈雑言の渦の中、ミカヤはついにブチ切れるのか」
セーラ  「ってな感じで、次回、『あなた地獄に落ちるわよ』!」
アスタルテ「見なければ石になると思うがいい」
ドロシー 「いや、脅さないでくださいよ!」

 

Vol.10

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
グローメル「電気屋のボルトアクス……いやグローメルだ。
      例の兄弟の家に、とうとうパソコンとネットが導入されることとなったらしい。
      ところが、一日も経たない内にパソコンがウイルスまみれになり、
      修理も兼ねて私がパソコンを検査することになったのだ。
      そしてまず原因から調べることにしたのだが、
      履歴のフォルダを見た瞬間、私は愕然とすることになってしまった!」
セーラ  「ってな訳で、次回、『豊胸筋肉ロリ熟女、どいつもこいつもヤバすぎる』!」
グローメル「うぬ、次回もここまで登ってくるか!」
ドロシー 「兄弟さん家の性癖丸見えですね……」

 

Vol.11

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ルーテ  「こんにちは、優秀なルーテです。
      優秀なわたしとしたことが、ちょっとした手違いで、飼っていたペットを逃してしまいました。
      ええそう、アスレイ2号からアスレイ20号まで……
      バールやスケルトンやゾンビやケルベロスなど、様々な魔物をそろえていたものですから、
      騒ぎになる前に捕獲しなければ少々面倒なことになってしまいます。
      しかし、わたしの可愛いペット達に傷を負わせることなど出来るはずもありません。
      そこで優秀なわたしは考えました。兄弟さん家の男性陣に、素手での捕獲をお願いすればいいと。
      そんな訳で、アイクさんがサイクロプスとがっつり組み合い、
      ヘクトルさんがケルベロスを取り押さえ、エフラムさんがバールの脚をかいくぐることとなったのです」
セーラ  「ってな訳で、次回、『それなんて怪獣映画?』」
ルーテ  「わたしは次回も優秀です」
ドロシー 「優秀ならそんな危ないペット逃がさないでくださいよ……」

 

Vol.12

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ラーチェル「ごきげんよう皆様。ルネス女学院生徒会長、絶世美王女ラーチェルですわ。
      我が学院にちょっとしたゴシップをプレゼントしようと思いまして、
      例の仮面騎士に扮装したエイリークの写真と、普段のエイリークの写真を合成して、
      『ルネスの華と謎の仮面騎士との間に熱愛発覚!?』という嘘新聞を作成いたしましたの。
      ところが、この新聞がどこからかエフラムの手に渡ってしまったものですからさあ大変。
      これはどういうことだ、このいけ好かない仮面の男は誰だと問い詰めるエフラムに対して、
      知りません、お話しすることは出来ませんと歯切れの悪い返事をするしかないエイリーク。
      嘘をつけない彼女の性格が悪い方向に働きましたのね。
      エフラムは妹に悪い虫がついたと信じ込んでしまったようですわ。
      そんなこんなでエフラムがルネス女学院に乗り込んできた折、
      タイミング悪く例の変態さんたちが懲りずに学院に侵入いたしましたの。
      止むをえず仮面騎士に扮装して変態さんたちを撃退したエイリークは、
      同じく変態さんたちを撃退したエフラムとばったり出くわしてしまいました!
      妹との仲を認めて欲しければ俺を倒せと叫ぶエフラム。
      体の線を見ても女だと思われないエイリーク、仮面の下で涙目ですわ」
セーラ  「ってな訳で、次回、『っつーか気づけよバカ兄貴』!」
ラーチェル「次回もエフラムはシスコンですわ」
ドロシー 「困ったお兄さんが多い町ですね……」

 

Vol.13

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
チキ   「こんにちはー! 竜王家のチキでーす!
      えーっとね、最近何だかマルスのお兄ちゃんの機嫌が悪いみたい。
      どうしたのかなって思ってたら、例の大乱闘大会で知り合った人たちが、
      お兄ちゃんのお家に押しかけてくるんだって。
      他区の人たちに紋章町のいいところを見せようと俄然張り切るエリンシアおばちゃん、
      だけどマルスのお兄ちゃんは、ただで済むはずがないって思ってるみたい。
      そして迎えた訪問当日、マルスのお兄ちゃんの予想は大当たり。
      兄弟さん家を舞台に大乱闘が始まっちゃって、アイクおじちゃんとドンキーなコングさんが殴り合いをしたり、
      セリスのお姉ちゃんが『可愛いー、だっこさせてーっ!』って電気のネズミさんを追い掛け回したり、
      リーフのお兄ちゃんがお姫様たちをナンパし始めたり、もう大混乱!
      その上ラナオウさんとかアシュナードのおじちゃんまで乱入しちゃって、一体どうなっちゃうの?」
セーラ  「ってな訳で、次回、『大乱闘FEブラザース~我が家倒壊五秒前~』!」
チキ   「えへへ、ちゃんと言えたかな?」
ドロシー 「……呼称をところどころ間違えてたのはわざとなんですか……?」

 

Vol.14

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
サザ   「待たせたな。緑風、サザだ。
      よく分からない話なんだが、どうもミカヤがさらわれてしまったらしい。
      誰が何のために、どこにさらっていったのか。手がかりはゼロだ。
      俺は通りすがりのボウナイトのおっさんの助けを借りて調査を重ね、
      ついにミカヤの居場所を突き止めることに成功した。
      そこは閉鎖されたテーマパークのはずだったが、
      一人の男の力により、今や謎の巨大要塞へと変貌を遂げていた。
      そいつ……変な亀の着ぐるみを着込んだマークという男が、ミカヤをさらった張本人らしい。
      『彼女を助けたければこれを着てここまで登ってくるがいい』という
      マークの挑発に乗って、俺とボウナイトのおっさんは帽子を被り、オーバーオールを着て要塞に突入した。
      あいつが何をしたいのかは全く分からないが、ミカヤに手を出すというのなら俺の敵だ。
      待っててくれミカヤ、このボウナイトのおっさん……マリオって人と一緒に、今俺が助けに行く!」
セーラ  「ってな訳で、次回、『これが噂のマークの罠か~マリオとサザは配管工~』!」
サザ   「次回もミカヤは俺が護る!」
ドロシー 「決め台詞としてはカッコイイと思うんですけどね、それ……」

 

Vol.15

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ニニアン 「……こんにちは、竜王家のニニアンです……
      わたしの愛しいエリウッドさまが、FETVのシャナム社長さんからスカウトを受けたようです。
      エリウッドさまの持つ王子様オーラに着目して、アイドルとしてデビューさせたいと思ったのだそうで……
      お金儲けのチャンスと目を光らせたリーフさんの説得に応じて、
      渋々ながらも芸能界デビューを果たすエリウッドさま。
      キラキラと放たれる王子様オーラとエリウッドさまの華麗なアクションに、
      紋章町中の女の子の視線が釘付けです。
      ところが、自分の人気が高まってくるにつれて、エリウッドさまは責任を感じるようになられたようで……
      連日胃薬の瓶を空にしながらアイドル活動を続けるエリウッドさまに、
      テロ集団ベルクローゼン特製『元気が出すぎる薬』の魔の手が迫ります。
      一方、エリウッドさまのマネージャーとして芸能界に乗り込んだリーフさんにも、
      怪しい毒婦ソーニャの影が近づきつつありました。
      果たして、お二人は無事に楽しい我が家に帰ることができるのでしょうか?」
セーラ  「ってな訳で、次回、『噂の虚弱系アイドル~皆のエリウッドさま~』!」
ニニアン 「……エリウッドさまグッズ、次回までに全部買占めです……」
ドロシー 「金持ちのやることは違いますね……」

 

Vol.16

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
チェイニー「よっ、変身……もとい変装の名人チェイニーだ。
      あの兄弟のエイリークちゃんって子が、風邪引いて38度も熱出しちまったんだと。。
      でもなんか生徒会の友達と約束があるとかで、学校へ行くって聞かないんだよ。
      で、そんなエイリークちゃんの真面目さに感動しちまったセリスが、
      『僕がエイリーク姉さんの代わりに学校に行くよ!』なんて言い出したんだな、これが。
      ま、背格好や髪の色から考えても、まあ変装するなら彼が一番適任な訳で。
      この俺も一肌脱いで、見事セリスをエイリークちゃんそっくりに変装させることに成功したんだよ。
      そんで実際ルネス女学院に登校したセリス。もちろん姉さんと全く同じに振舞うって訳にはいかず、
      授業中質問に答えられずに涙目で立ちすくんでみたり、物を運ぶ最中にすっ転んでみたりと、
      普段のエイリークちゃんらしからぬお間抜けな行動を連発する羽目になったんだな。
      ところが世の中都合よく出来てるもんだ。普段と違って保護欲をそそる『エイリークお姉さま』に
      周囲の女の子達がメロメロになっちまったもんだからもう大混乱さ。
      ラーチェルが生徒会長の権限を使ってセリスを確保しようとしたり、
      ターナが親友の立場を利用して他の生徒から引き離そうとしてみたり。
      さらには危なげな下級生にトイレで迫られたり上級生に『お姉さまとお呼び』と言われてみたり、
      セリスの方じゃ予想もしない出来事の連発にもう気が休まる暇もない!
      さ、果たして彼は、自分の正体と貞操を守り抜くことが出来るのかね?」
セーラ  「ってな訳で、次回、『聖女は皇子様に恋してる』!」
チェイニー「次回、あれこれと倒錯した世界にこうご期待ってやつだぜ?」
ドロシー 「ええと、迫ってる方が女で迫られてる方が女、いや男……もう訳が分かりませんね!」

 

Vol.17

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
漆黒の騎士「ゼルギ……いや、漆黒の騎士である。
      銀の髪の乙女の元に、妙な狼がやってきた。
      オルグという名らしきその狼は、狼族の族長であるニケ女史が、乙女の護衛のために遣わしたラグズらしい。
      このアホ狼はあまり頭が良くないらしく、『不審人物を近づけるな』という命令を曲解し、
      私ですら乙女に近づけようとはしない。邪魔だからと追い払おうにも
      『オルグさんに何するんですか』と乙女が怒るものだから上手くいくはずもない。
      乙女に近づけぬ現状に、私も緑も紫ワカメも段々イライラしてきた頃だ。
      なんと、あのアホ狼が乙女と一緒に風呂に入るなどという情報が我々の耳に届いたのだ!
      乙女はどうやらあのアホ狼がラグズであるという事実を忘れかけているらしい。
      ふざけるな、貴様如きが乙女の柔肌を拝もうなどと、身の程を弁えよ!
      かくしてここに、黒と緑と紫の最強トリオが結成されたのである」
セーラ  「ってな訳で、次回、『くたばれ、エロ狼』!」
漆黒の騎士「次回も身の程を弁えよ」
ドロシー 「最強トリオって……どう考えても自滅しそうなんですけどこの人選」

 

Vol.18

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ノール  「……こんにちは、ノールです……
      ……ルネス女学院でも大人気のエイリークさん、後輩から絵を描いてもらえないかと頼まれたそうで……
      依頼どおりに完成させたところいたく感動され、『どうせだから売り子もやってもらえないか』と
      ついでのように頼まれてしまいます。何の売り子か分からぬまま、『後輩の頼みは断れません』と
      事情もよく聞かずに承諾してしまうエイリークさん。
      こうしてエイリークさんは、皆さんの予想通り売り子としてコミケに参加することに……
      しかも後輩さんのサークルというのが801直球ど真ん中、
      当日エイリークさんの周囲は薔薇色一色となってしまったのです。
      果たして彼女は、男と男の絡み合いに新たな快感を見出してしまうのか。
      そして、エイリークさんの危機を察知してコミケ会場に突入したエフラムさんとヘクトルさんの運命は?」
セーラ  「ってな訳で、次回、『薔薇の園にてルネスの華は花開くか?』」
ノール  「……次回、あなたのモニターが薔薇色に染まります……」
ドロシー 「嫌な文句ですねそれ……」

 

Vol.19

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ウォルト 「こんにちは、ロイ様の親友ウォルトです……ヲルト? 誰ですかそれは?
      ある日、ロイ様の女友達が、偶然彼の家の前で鉢合わせ。
      そのとき家にいたエリンシアさんとミカヤさんに誘われて、
      全員まとめて家の中に招き入れられることに。
      微妙な空気のまま弾まない雑談を続ける彼女達でしたが、
      『この中の誰がロイのお嫁さんになってくださるのかしら』というミカヤさんの発言がきっかけで、
      何故か全員でロイ様を審査員にした料理対決をすることに!
      さすがに相手を妨害するほど嫌な人はその場にはいませんでしたが、
      『好きな人のためになら特別な料理を作るのが当然よね!』なんてララムさんが言っちゃったものだから、
      皆して次々と変な方向に向かい始めてしまいました。
      オリウイ草やらエナジーの雫やら聖水やら……正直料理を作ってる光景とは思えません。
      果たして、ロイ様の口に、まとな料理は届くのでしょうか!?」
セーラ  「ってな訳で、次回、『真・ゲッターロイ~胃袋最後の日~』!」
ウォルト 「次回も無自覚にモテモテですね、ロイ様!」
ドロシー 「……人気者も大変ですねえ」

 

Vol.20

 

イリオス 『さーて、次回のFE兄弟は!』
ジェイガン「うむ。マルス様のお世話役、ジェイガンである!
      マリク殿からの依頼で、カダイン魔道学院の秘法を守ることになったマルス様ご兄弟。
      ところが、厳重な警備をかいくぐって侵入した怪盗キャスに、秘宝を奪われてしまうのです。
      俄然やる気に火がついたマルス様、兄弟と友人を総動員して、
      夜の街を逃げ回る怪盗キャスを追いかけ回します。
      一方、こちらも捕まるわけにはいかない怪盗キャス、
      盗賊ギルドのネットワークを駆使して逃げる逃げる。
      追う鬼畜王子、逃げる大怪盗、紋章町全土を巻き込んだ追いかけっこの結末やいかに!?」
セーラ  「ってな訳で、次回、『鬼畜さんこちら、キャスの世界一危険な鬼ごっこ』!」
ジェイガン「次回も銀の槍は渡しませんぞ!」
ドロシー 「いや、多分もう取り上げられてるんじゃないかと……」