FF7
回想シーンのニブルヘイムでの魔晄炉調査の時、セフィロスが神羅兵に言った言葉。
「おじょうさん」という言い方もアレだが、「守ってやれ」とか「守れ」ではなく
「守ってやりな」という言葉遣いが違和感を覚えさせる。
セフィロスのキャラ的に、というだけでなく、一般的に上官が部下に命じる言い方ではない。
- 任務外&所詮は他人事。「そっちが本命にならなければやっても良いよ」という、「命令」ではなく「許可」なのでは? 誰何された訳ではなく(クラウド⇔ティファ間の空気を)察した感じなので投げ槍なのだろう。
- 実際はザックスに(とはいえCCFF7は後付なので正否不明だが)言ったので、
友人同士と考えれば一応自然。- CCFF7と同じで魔晄炉の建物に入りたがるティファを制して、一般兵の方に向き直って
このセリフを言っているので、言った相手はクラウドだろう。
この後、セフィロスはクラウド(実際にはザックス)を伴って建物に入り、
一般兵はティファと共に外に残る。
- CCFF7と同じで魔晄炉の建物に入りたがるティファを制して、一般兵の方に向き直って
セフィロスはティファの名前は覚えなかったようだ。
- ちなみにDDFFでは自身の記憶を取り戻すためにセフィロスがティファを襲う。名前は覚えていないが、存在だけは覚えていたのだろう。
この時のセフィロスは普通にいい奴だと思うと何だか泣けてくるわ…。
- 回想でのセフィロスはこの台詞を筆頭に、一度は無言で拒否するも周囲の視線に押し切られて写真撮影に応じてみたり、ニブル山で天然のマテリアに駆け寄るティファにさらりと概説をしてやる、故郷帰りの部下に自由行動の許可を思い出したように出すなど、多少は無愛想であるにせよ、真っ当な社会性を身につけた社会人(!)として振る舞っている。なかなかに練れた上司といった風情で、英雄という孤高、孤絶のイメージからは遠いくらい。周回すると逆に驚く貴重な一面である。
CCFF7
同じセリフがCCにもある。
自分も魔晄炉の建物の中に入りたいと言ったティファに、「この中は一般人立ち入り禁止だ」と制した後、
神羅兵(おそらく、クラウド)の方を振り返って言う。
森川ボイスでオヤジくさい言葉遣いなので、尚更違和感。
- 別に違和感なんてないと思う。
この後、クラウドはティファを庇ってザコモンスターにやられるが、
そんな弱っちいクラウドが火事場の馬鹿力発動して、
あのでかいセフィロスを投げ落とすのも違和感を覚える。
また、ムービーで魔晄キャノンをスパスパ輪切りにしていた正宗を、手袋しただけの手で掴んだら
指が斬り落とされるんじゃないか…と思わざるを得ない。
(正宗でなくとも日本刀をあんな風に掴んだら指が切れる)
更に、火事場の馬鹿力発動はクラウドの隠れた底力の発揮、という事で納得しても、
あの状況ならセフィロスの腕が持ち上がるだけで、身体ごといってるのはやはり不自然。
てか、「正宗、離せよ」とツッコミ入れたくなる。- 刀で戦う者にとって刀は自分の命と同じであり、例えば刀文化の名残を残す剣道では稽古中にも竹刀を離したりすることはしてはならない(相手に落とされたなら落とした側が反則を取られる)。セフィロスともあろう者が、これから殺ろうとする相手に刀を渡すなんて天地がひっくり返っても有り得ない。そして、刀を受け止められたからといってその後投げ飛ばされるなんて誰が想像できよう...という理由からセフィロスが正宗を離さなかったのはよく理解できる。確かに、一度持ち上げられたクラウドが急に質量を増したかのごとく地に足をつけて形成逆転できた理由は(現実の物理法則で考えれば)よくわからんけども。
- って自分で書いたあとに気づいた。あの世界にはグラビデがあったわ。
- 刀で戦う者にとって刀は自分の命と同じであり、例えば刀文化の名残を残す剣道では稽古中にも竹刀を離したりすることはしてはならない(相手に落とされたなら落とした側が反則を取られる)。セフィロスともあろう者が、これから殺ろうとする相手に刀を渡すなんて天地がひっくり返っても有り得ない。そして、刀を受け止められたからといってその後投げ飛ばされるなんて誰が想像できよう...という理由からセフィロスが正宗を離さなかったのはよく理解できる。確かに、一度持ち上げられたクラウドが急に質量を増したかのごとく地に足をつけて形成逆転できた理由は(現実の物理法則で考えれば)よくわからんけども。
- 俺は逆に、本編時字面だとキザだなーと違和感があったけど、声ついたのが平坦で違和感無く聞けた。
ラストオーダーでは捨ててったのに…正宗、離せよは本当に言いたくなるw
しかもあの時持ち上がってる時間が結構長い。体勢も辛かろうに。
投げ落とすシーンより、ポッドの所でクラウドが重量結構ありそうなバスターソードを構えて
唐突に何mも飛び上がるシーンのほうが違和感があった。 - CCではニブルヘイム門前のやりとりがクラウドとの間で交わされているので彼がニブルへイムの出身だということは知ってる、なのに何故か態度がよそよそしいあたり何か感じたのかも。
「故郷の女の子の前だ、いいとこ見せてやれ」ぐらいのハッパかな…似合わないかもしれないけど。