FF2
帝国に滅ぼされて久しいディスト。
城内の探索を試みた一行へ、立ちふさがった男の子の第一声。
生存者がいる事を喜ぶ暇も与えず、回復手段の情報など図々しくて望むらくもない、
問答無用の一言である。
船を探せば受難に遭い、着いてからも海岸から城までの恐るべき道のりを駆け抜けてきたプレイヤーにとっては、
正直切なくなる対応。(※ただしプレイスタイルによる)
が、後を追っていけば彼の事情や心境も明らかになるので、ここで涙目になる必要は無い。
「おかあちゃんにいいつけてやるー!」
後のサガシリーズにおいて、身分も種族すらも越え多用されることとなる、
プログラマーにやさし~い台詞。
FFL
竜騎士編において、飛竜の谷を越えようとする光の戦士一行に対し、
バルバラ(この時点では彼女の名前は「????」表記)がこのセリフを浴びせてくる。
正確には、「帰れ!」の第一声と共に選択肢が現れ、「はい」を選ぶと「来るな!」と続く。
竜騎士編では、過去作品に登場した地名や人名の中から「ディスト」「飛竜の谷」「リチャード」などが
再利用されているが、このセリフに関してもおそらく元ネタはFF2なのだろう。