FF5で初登場。
元ネタはギリシア神話に登場する音楽(竪琴)や太陽の神・アポローンだと思われる。
各作品でドラゴン(竜)に大ダメージを与えるのは、アポローンが生まれて数日後にピュトンという大蛇の怪物を倒したという伝説からだろうか。弦があるという意味では近いかもしれないが、その際に使用したのは竪琴ではなく弓矢。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
攻撃力60、命中率100%の竪琴。装備補正で精神+10される。
吟遊詩人とたまねぎ剣士が装備可能。
エウレカに60000ギルで売られている。
歌うと守りの歌を使うことができる。
攻撃すれば相手を50%の確率で沈黙させられる。
- 竪琴の中では最高級品で、攻撃力と命中率は他のものと変わらないが、精神の上昇量が他の物の2倍。
グラフィックは灯火をモチーフにしたような枠どりと色合いをした竪琴。
FF4(GBA・携帯・PSP版)
ギルバート専用の竪琴。
攻撃力98、命中率90%。更に力、素早さ、精神に+15の能力値補正がかかる。
試練の洞窟でギガースウォームが守護する追加武器で、ギルバートを連れた状態でのみ入手可能。
従来のギルバートの最強装備(ラミアの竪琴)の数倍の攻撃力、
炎属性を持ち、さらにドラゴン系に特効がある。
4のラスダンにはレッド、ブルー、金竜、銀竜とドラゴン系が多く出現するため、かなり役に立つ。
バグまみれのGBAE3版でもちゃんと特効の働く貴重な一品である。
- ギルバートがパーティーにいない時に調べると、
「我は待つ……その優しき心を歌声で奏でるものを……」と言われる。
ドラゴン族にはかなり有効。
ギルバートのレベルが上がって攻撃回数が上昇していると、ラミアの竪琴が混乱確定武器になっているので、混乱耐性の無い相手にはラミアの竪琴の方が有効なことも。
- 力99なら最終的な攻撃力は146になる。
炎属性を有効に使うなら装備交換候補として持っていこう。
同じ条件でロキの竪琴を持った場合の攻撃力は198である。
攻撃力98はグングニル以上ディフェンダー以下といったところだが、実際には力と素早さのボーナスが凄まじいためホーリーランス以上のダメージを叩き出すこともある。
専用防具の補正も込みで考えると、エッジすら上回るスピードでパンクロッカーの如く竪琴を奏でまくるギルバートが爆誕する。
こうなると力不足などとはとても呼べない。
売値は5ギル。
FF4TA
終章前編の地下渓谷10階で手に入る。
FF5
封印城クーザーにある伝説の12の武器の一つ。売値は5ギル。
攻撃力の表示は45(実際は75)と他の武器には劣るが、これは竪琴の中では最強の威力であり、更にドラゴン系・アンデッド系のモンスターに8倍撃ダメージを与える効果がある。
正確にはクリティカルではなく種族特効。攻撃力が8倍になる効果。
クリティカルヒットと違いフラッシュせず、魔法防御力を無視しない。
ダメージ算出には魔法倍率を用いる。追加攻撃なので回避率には影響されない。
- 比較となる飛竜の槍や竜のヒゲはクリティカルであるため防御を無視する。
竜の口づけを敵に使う戦法の場合、敵がオメガなど高防御ならば防御無視の飛竜の槍の方がダメージを出せる。
攻撃力45というのはゴブリンパンチ用の数値で、実際は攻撃力75の魔法攻撃である。
何の縛りも制限も無しでプレイしていると目立たない武器だが、限定状況下で力を発揮する。
弱点を突けばレベル1でも一撃辺り約2400(Lvx魔力/256+4=4とすれば攻撃の倍率は4、600x4が相手魔防0の粗ダメージ)ものダメージを与えられる。
低レベルでは飛竜の槍や竜の髭の二刀流乱れうちよりも強い(残念ながら竪琴での乱れうちは無効)。
竜の口付けとのコンボは極悪。
- 竜の口付けコンボが特に有効と思われるのは、トートエイビスとスティングレイ。
コイツらとは初回の12武器解放後に戦う事になるが、共通点として「HPが30,000以上とバカ高い」、「有効な弱点属性が無い」、魔法剣ブレイク、斬鉄剣、デスポーションなどの「一撃必殺」も効かない、「あやつるを使っても自己回復されてしまう」が挙げられる難敵。
レアモンのスティングレイはともかく、トートエイビスは何度もエンカウントするので、調合と竪琴装備の準備をしておこう。 - さすがにレベルを上げれば瞬間火力では飛竜の槍などの二刀流乱れうちには敵わない。
低レベルでも魔法防御が非常に高いオメガなどには下回ることもある。
弱点さえ突けばアビリティなどで強化する必要はほぼないため、防御用アビリティ枠を確保できるのが強み。
制限プレイで重宝される。ほかの竜系特効武器より簡単に入手できるのも利点。
敵に普通にダメージを与えられる唯一の竪琴。
他の3つは全て割合ダメージなので、混乱した敵が自滅しない限り絶対に止めがさせない。
神竜対策として最高の武器だが、12の武器を使う勇者たちはかなわなかったらしい。
実際の所神竜は対策前提の攻撃ばかりしてくるので、少々ドラゴンに強い程度のこの武器があるだけでは到底勝ち目はない。
開幕タイダルウエイブで全員押し流されて終わりだろう。
両手武器であることが短所。
盾が使えないという点が、特に神竜戦では大きな不安要素となる。
ドラゴン属特効ばかりが持ち上げられるが、アンデッド特効も凄まじい。
これと賢者の杖で大海溝の正体不明どもを蹂躙していると、エクスカリバーとホーリーランスが可哀想になってくるレベル。
- 竜族特効が持ち上げられるのは、竜の口づけによる擬似ウイークメーカー可能という点にある。
アンデッド相手ならば吟遊詩人で戦う時もレクイエムでまとめて倒せばよい。
ただ12の武器どころかチキンナイフやティンカーベルをも凌駕する攻撃力は見ていて爽快である。- 大海溝では相手パーティーが必ず複数で出てくるので、レクイエムを連打していた方がずっと早い。
この武器の真価はやはりボス戦での竜の口づけだろう。 - アンデッド単体の火力はみだれうち対応の賢者の杖が最終的に上回る。対するハープはみだれうち不可だが敵味方に左右されず必要ABPも安価で優秀。この辺りの匙加減が絶妙である。
- 大海溝では相手パーティーが必ず複数で出てくるので、レクイエムを連打していた方がずっと早い。
ダークマター入手や暗黒魔法ダークフレア習得のエクスデスソウル狩りにも有効。ブレイブブレイドのためエクスデスソウルから逃走出来ない場合も便利。
実は、物理系ジョブのための対アンデッド兵器としては最適な装備。
賢者の杖のロッド装備やレクイエムのうたうと違い、竪琴装備のアビリティには魔力と素早さの補正があるため、どんなに魔力が低く鈍足な物理系ジョブでも、素の吟遊詩人と同じパワーとスピードでアンデッドに攻撃できる。
バーサーカー単騎で大海溝に潜らせるなら、これを持たせるのがベスト。
他のジョブの場合、戦闘中にアポロンのハープから持ち替えても、補正自体は活きたままなのも長所。
FF5(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版ではカテゴリ弱点の2倍効果が初実装され、これは8倍撃とも重複するので、音波武器でもあるアポロンのハープを竜の口づけと併用すればバハムート(非竜種族)やオメガといった音波弱点敵に従来以上の大ダメージが出せる。
- カテゴリ弱点敵もシェルの効果は貫通しない。
ver1.0.6までは竪琴のみだれうちが可能となっており非常に強力だったが、ver1.0.7から竪琴の「みだれうち」と「ためる」は不可能に戻った。
DFF
装備レベル92の楽器。
ATK+59、DEF+4、EXコア吸収量+40%
ラミアの竪琴、反魂樹×5、シアンジェムに29570ギルで作れるがドロップを狙った方が楽だろう。
DDFF
装備Lv90以上の楽器。
BRV-35、ATK+63、DEF+1、EXコア吸収量+15%の効果がある。
マドラの竪琴、長老の丸太、道化の祈り×5、148800ギルでトレードできる。
DFFOO
「アポロンのハープ【IV】」。☆5のその他に属する武器。
ギルバート専用LD武器かつ相性装備で、相性性能は「眠りに誘う音色」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 105(+21) | 185(+37) | 1272(+254) | 400(+80) | 50(+10) | 90 |
相性性能「眠りに誘う音色」により、LDアビリティ『子守歌』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。
加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:子守歌BRVアップ
- 自身の攻撃力を小アップ。
- 『子守歌』のBRV加算量を小アップ。
- 2回目:ねむりロング
- 自身の攻撃力を小アップ。
- 『子守歌』使用時、「ねむり」の2ACTION期間延長。
- 3回目:子守歌チャージ
- 自身の攻撃力を小アップ。
- 『子守歌』の使用回数+1。
光の4戦士
ランダムダンジョン90Fでたまに手に入る竪琴。
攻撃+17、魔攻+17と性能は光の剣と同じ。
鍛えると魔法攻撃が+2される。
FFL
終章前編アヴァロン帝国城で手に入る竪琴。
攻撃力75で麻痺の追加効果付きだが、FF4みたいな竜特効はない。
全体攻撃のマーメイドハープとどちらを使うか…。
PFF
ミスティックウェポンの1つ。
武器レベルを最大に強化して力+128、知性+50。
更に強化でステータスアップを付けるたびに力+10、知性+5される。
「うたう」は力・知性・素早さ・幸運が30%アップと強烈。
セーラ(FF1)に持たせてソウルボイスを使うと、かなり強い。
FFRK
楽器として複数の共鳴作品で登場。
- 「アポロンのハープ【I】」
レア6。FF1共鳴。
セーラの超絶必殺技「再会を願う歌?」付き。修得ボーナスは精神+10。
Lv25時のステータスは攻撃115、魔力135、精神177、命中95。
2019/2/15、FF1イベント「時の鎖を断ち切る光」装備召喚第1弾で追加された。 - 「アポロンのハープ【II】」
レア6。FF2共鳴。
ヒルダの閃技「保たれし品格?」付き。修得ボーナスは精神+10。
Lv25時のステータスは攻撃115、魔力135、精神177、命中95。
2019/3/8、FF2イベント「平穏なる日々への懐旧」装備召喚第1弾で追加された。 - 「アポロンのハープ【IV】」
レア6。FF4共鳴。
ギルバートの超絶必殺技「英雄の歌」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
Lv25時のステータスは攻撃160、魔力35、精神35、命中95。
2017/4/27、BRA★BRAコラボイベント「輝く旋律のステージ」装備召喚で追加された。 - 「アポロンのハープ【IV】」(記憶の神器)
記憶の神器。FF4共鳴。共鳴時に全属性と無属性強化【小】の効果を持つ。ステータスは下記。2018/9/18、記憶の神器リリース時に追加された。Lv 攻撃 魔力 精神 命中 1 161 91 95 95 50 264 153 144 - 「アポロンのハープ【VI】」
レア8。FF6共鳴。毒属性強化【小】の効果を持つ。
ケフカの究極神技「究極ミッシング・ゼロ」付き。
2022/8/26、「クリスタルダンジョン(毒属性)」装備召喚第1弾で追加された。
FFEX
楽器の1つ。