セリフ/【みんな勝手だな】

Last-modified: 2021-08-07 (土) 12:45:42

DFF・DDFF

ティーダに対してフリオニールがいうセリフ。彼の兄貴っぷりが良く出ている。
自分の戦う理由を探しに出かけた挙句にケンカ売って来る奴とか、
人の制止を振り切って単身兄に会いに行く奴とか、
人の気遣いを他所に父とサシで決着つけに行く奴に振り回されているフリオニールならでは。
だが、ティーダやセシルの前で彼もまたクリスタルでもなんでもない「のばら」を取り戻しに、
セフィロスに1人で突っかかっていくという事件があった。
つまり、お前が言うな。

  • さらに言うと、のばら強奪事件の時、フリオニールはセフィロスに怪我をさせられたセシルを放っておいて、のばらを取り戻しに向かうのであった(まぁ、パラディンならケアル使えるし、熱血義士のフリオだから「ティーダ、セシルを頼む!」くらいは言ったかもしれないが)。
  • 尤も、セシルは最初は躊躇っていた。まぁ、ティーダに後押しされると喜んで(?)行ってしまったが。
    • ちなみにティーダは「会いたいなら素直に会って来い」とセシルをゴルベーザのもとに送り出してくれるのだが、身内に対して素直になれないのはティーダの方だったりする

皇帝もカオス側で同じような悩みを抱えている。
両方ともFF2のキャラなのは何かの縁か。

  • 策士と直情型で真逆のタイプなのに、抱える悩みは何故か一緒と言う不思議。
  • 勝手に動くカオス勢のとばっちりが何故かフリオニールに来まくる(セフィロス、ジェクトなど)。哀れ。
  • ジェクトにやつあたりされるフリオニールと、ティーダのもやもやをぶつけられる皇帝(元凶は皇帝だけど)。行動パターンの似ている親子と、それとナゼか縁のある2の二人組。
  • 首席の1のキャラが両方ともマイペース(良くも悪くも正しく勇者と敵役)ゆえに、チームのまとめ役の仕事が次席の彼らに来ているような気がする。両方ともある種の中間管理職っぽい。

一応ちょっとだけフォローすると、異世界に召喚されて理不尽に戦う中で「戦う理由」を見つけたくなるクラウドの考えは自然、と言えなくもないし、セシルはウォーリア・オブ・ライトから「ゴルベーザを信じるべきか見極める」任務を与えられているので、兄の下へ走る事はそれほど不自然でもない、気がしなくも無い。

  • ティーダも「親父と決着をつける」のが目的だと最初から言ってるしね。

単独でのカオス勢撃破がクリスタル入手の重要な要素なので、最終的にフリオの心配は徒労に終わる。


この後ティーダは「勝手で悪いけどさ…、これが俺の物語だ」と答えるが
これに対するフリのために用意したセリフな気がする…。