FF10
ロンゾ族のみで構成されたチーム。巨体を生かしたパワーが売り。
初期メンバーは、
FW:バシク=ロンゾ、アルゲ=ロンゾ
MF:ガズナ=ロンゾ(主将、黒ツノ)
DF:ヌベイ=ロンゾ、イルガ=ロンゾ(共に女性ロンゾ)
KP:ザムジ=ロンゾ
全員PHYの初期値が高くボールを奪いにくい。
主将のガズナ=ロンゾは全選手最高のPHY20を誇り、並のFW+MFでは3人がかりでも奪う事が出来ない。
ミニゲームをプレイできるようになった直後では、ゴワーズに勝てたプレイヤーでも中々に苦戦するだろう。
この時期はマークモードでDF2名を相手のFW片側に集中してつける事でボールを奪うチャンスを作ろう。
尤も、このチームが壁となる期間は然程長くは無い。
SPDが40程度しかないためエンカウントが多くなり、PHYの高さ故にブレイクスルーの回数も嵩む。
こちらがタックル系アビリティを装備できるようになると、弱体化を入れる機会が露骨に増える。
更にレベルアップによるPHYの伸びは鈍い事も相まって、ATK加算の影響も無視できずあっさり奪えるようになる。
一度ボールを奪ってしまえばパスでもドリブルでも向こうはついてこれず一方的に攻められる。
- 女性のロンゾとか泳ぎ速そうな気がするんだけど。
ちなみにイルガ=ロンゾは最終的にはPHY92、PAS85とDF離れした数値になり、ATKは全ユニット中2位の数値に。
でも遅いのはどうにも仕方がない。- ボール奪う能力が高い上に敵MFにもボールを奪い返されにくいので、MF位置で起用するなら存外悪くない。
- SPD値の初期値は全員40で、LV99でも最高で43にしかならない。
ちなみにフリーのロンゾ族であるゼブ=ロンゾは初期値52、LV99で57。 - KPならSPDの低さはデメリットにならないからザムジは使えないこともない…が、やっぱりルムニクのほうが頼りになるんだよなあ。
データリセット直後にここと当たると慣れるまではなかなか勝てない。
硬すぎて何度タックルしても止められず、そのまま自陣奥まで…なんてこともある。
- 点を取り返すのは何とかなるものの点差つけられずに延長戦で押し負けるとかよくあった。
システムの穴を突いた、ある種の「気持ちのいい勝ち方」ができる相手で侮られがちだが、逆に言えば操作を強いられる相手で、キーリカ程は楽が出来る相手ではない。
体格のいいロンゾらしく、初期レベルでも高いHPを誇っている。
しかし成長が早熟タイプなので、いずれ他の種族に大きく引き離されてしまい長所が殆ど無くなる。
主人公パーティ、ブリッツボール両方におけるロンゾの冷遇ぶり…あんまりだ。
- どの選手も最終的なHPは5000~6000といったところ。
普通の選手が8000~9000まで成長することを考えると、いくらなんでも低すぎる気がする。 - まあHPは2000もあれば充分なので最終値が低い事は特段不利な要素にはならない。
HP管理で悩むのは低レベルの内なので特徴による恩恵は大きく得られているとは言えるだろう。
尤もドレインタックルXが行き渡ればHPの問題は解決するので、強みとする能力がほぼ形骸化してしまうのが早く、やはり推しに弱いのだが。
いかにもロンゾ族といった力強いチームロゴを持つが、ロゴに描かれている獣は何故かドラゴン。
- 恐らく、没設定でガガゼト山がバハムートの寺院の役割を果たしていたことが起因している。
ロンゾ族といえば立派なツノが記憶に残るところだが、ファング(牙)を掲げているのは女性のロンゾ族への配慮なのだろう。
彼らがいるのはルカの4番ポート。
ルカに滞在していたおかげでガガゼト山に攻めてきてロンゾ族を殺したシーモアによる被害を受けなかった。
ミニゲームがプレイ可能になったシナリオ進行度でもフリーになれば初期メンバーをスカウト可能。
ただ、初期契約期間が他チームと比べて長め(28~39試合)でありメンバー入れ替えタイミングはワンテンポ遅い。
更に、契約金3500ギルのバシク=ロンゾを始めとして、全体的に契約金が高めであり、仮に契約しようとしても長期契約はこの頃の財布事情では厳しいだろう。
そもそもSPDゲーの認識が強いこのゲームでロンゾは敬遠され、鼻から選択肢にすら上がらないのも哀しいところ。
- 強いて挙げるなら、アルゲ=ロンゾはSHTの成長が非常に良く、Lv15からLv80までの間でSHT一位。
特にLv50付近では他種族と10以上も差を付ける。(次点のバシク=ロンゾとも6差)
契約金も200ギルと無理な額でもないので、多人数で得点王を狙うなら一つの選択肢に。 - KPのザムジ=ロンゾは、初期状態でアンチ〇〇を一通り揃えており、また全てのアンチ〇〇Xを習得可能。
レベル99でのCAも55と非常に高く、実はかなり優秀な選手である。
ただ、やはり契約金が高い(300ギル)ことと、最終的にはニザルートの下位になってしまうことが難点である。
続編の10-2ではSPDは一般選手と同速まで改善され普通に強いチームとなった。