FF16
ラムウがドレイクヘッドのコアを破壊した際、突如として発生した次元の歪みから現れた謎の怪物。
上半身だけの巨人の姿をしており、両腕が異様に長く太く発達している。黒髪を振り乱し、無機質で不気味な表情を浮かべている。
クライヴを謎の空間に引きずり込み、イフリートに顕現したクライヴに襲いかかる。
- 髪を無造作に伸ばしたその風貌は、FF1のトロルやFF2のギガースを彷彿とさせる。
英語表記は「TYPHON」、つまり今作におけるテュポーンである。
よくわからない形状の怪物から巨人型になったことで、より元ネタに近い姿となった。
最初はラムウの杖が身体に突き刺さっている影響で身動きがとれないが、自力で杖を引き抜きイフリートとの召喚獣バトルとなる。
発達した両腕を叩きつけてきたり、顔から放つ光線で攻撃してくる。
HPをゼロにすると無数のティフォンが現れ合体し、第2形態トランスグレサー・ティフォンと化す。
クライヴを引きずり込んだのは、アルテマの命令で彼がミュトスに相応しいか力量を測る使命を与えられていたため。
しかし、正体については深く語られていないおらず、アルテマの眷属にしては他の眷属とデザインの方向性が異なっており、どちらかといえばアルテマ本人に似ている。
ネーミングも歴代のアンデッド系モンスターの名前ではなく、謎の多い存在であった。
後にアルティマニアにて「ミュトスになりそこねたミュトス候補者の成れの果て」が正体と明かされている。
アルテマに似てるのはおそらくそのためであり、そう言われるとどことなくクライヴにも似ている。
- クライヴもこうなっていた可能性があったと考えるとなかなか恐ろしい話である。