モンスター/【プルプレア】

Last-modified: 2023-02-09 (木) 15:00:41

「プルプレア[Purpurea]」とは、ラテン語で「紫色」という意味であり、紫色の植物全般を指す。
葉や花が紫色ならば成り立ち「○○○(属種名)のプルプレア」と付く。「パープレア」とも言う。


FF10-2

モンスター/【バルサム】


ビサイド島ミヘン街道などに出現する植物系モンスター。
緑色の葉と黄色いトゲトゲの花を咲かせる。
基本行動はタネマシンガンを繰り出すのみ。
ただ、7hitもするのでワイルドウルフ二体に絡まれたときはかなりの痛手を負う。面倒。
オーバーソウルになるとそれに加え、MPクラッシュでMPにもダメージを与えてくる。
やはり植物だけあって弱点は炎属性、水属性は半減させる。
暗闇混乱を無効化し、オーバーソウル状態だとバーサクも防いでくる。

ライブラ

通常時のライブラ解説文

植物系なのに動物のように動き回る魔物。
連射性に優れたタネマシンガンで行動をジャマするこざかしいヤツ

オーバーソウル時のライブラ解説文

植物系なのに動物のように動き回る魔物。
オーバーソウルしたために「MPクラッシュ」でMPにダメージを与えてくるので注意!

FF10-2(ILM版)

クリーチャークリエイトで仲間に出来るようになった。
ビサイド島とミヘン街道でMサイズポッドを設置すれば捕まえられるが、STLV【1~2】までなので期間が短い。


レベルを上げるなどして魔物人生を見てみると・・・
性別は女性らしく、彼女は魔物になった際に記憶を無くしてしまったようだ。
そんな彼女は「記憶を取り戻したい」とシンラ君に告白している。
唯一覚えているのは「夕陽のように赤い色」と、それが悲しい記憶だという事とのこと。
そして彼女は生前はなんと「バラの花」で、ミヘン街道の屋敷に咲いていたという。
屋敷には優しい老夫婦とたくさんの使用人がいて、彼女はその老夫婦に可愛がられていた。
しかし、何者かの手によって老夫婦は殺され、屋敷は燃やされた。その火災で彼女も燃え尽きたという。
彼女の言う「今はもう誰もが屋敷の事を忘れている」という言葉から少なくとも十年単位前の話と分かる。
そして彼女はまた思い出した「甘い香水の香り」と老夫婦と口論していた女を思い出した。
しかし、思い出した所はそこのみだけであった。

エンディングで彼女は記憶を取り戻すためにミヘン街道に来た。
屋敷の焼け跡にはすでに家が建っており、彼女が何かに気付いた・・・香水の匂いである。
その香水は家の前で孫と遊ぶ老婆から香っていた。
彼女は全てを思い出し、その老婆は屋敷に務めていた使用人の一人だと分かった。
魔物となった彼女は復讐を果たすために狙いを定め、その元使用人をよく見ると・・・
元使用人は墓に向かって祈りを捧げ、その祈りの強さに彼女は動けず、
老夫婦の財産を狙って大きな罪を犯した元使用人だが、莫大な財産と共に大きな罪を背負い、彼女はずっと罪の意識に苦しみ、その手に入れた財産も彼女を幸福にするものではなかった・・・と老婆の曲がった腰がそう物語っていた。
終わりのない懺悔の日々に苦しむ元使用人を裁くことは自分には出来ないと、彼女は復讐を止めた。
ミヘン街道に別れを告げ、去って行く彼女の前に老夫婦の霊が現れ、
「私も、そちらに参ります」と言い彼等に導かれるように消滅した。


この魔物人生では何気に衝撃的な真実が入っている。
それは「動物だけでなく植物でも死ねば魔物化する」という事である。
しかも元植物とは思えないほどに、下手な人間より理性的という。

また、この魔物人生は一つの説があり・・・
彼女が最後の場面で老夫婦の事を「ご主人様」と言っている事から、
自分が「バラの花」というのは魔物化した際の記憶の混乱で、実は彼女も元人間。
老夫婦を殺した使用人とは別の使用人・・・即ち老婆の元同僚という説がある。