モンスター/【ラモエ】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 16:11:23

FFCC

FFCCにおける真の黒幕。人間の「思い出」を食らう存在。
黒騎士ハーディはラモエとの戦いに敗れ、記憶(思い出)を失っていた。
思い出の中でも特に「かなしみ」の「思い出」を好んでおり、彼いわくティダの村の最後の「思い出」は二つとない美味であったという。
メテオパラサイトが倒され「かなしみ」の「思い出」を生み出す瘴気が失われることを阻止するため、メテオパラサイトにトドメを刺そうとしたキャラバンをクリスタルワールドへ引きずり込んだ。


ミオ曰く「隕石が大クリスタルを砕いた際に生じた『世界の流れの歪み』から突然生まれた存在」。
ミオと同じく「思い出」を糧とし、「思い出」から魔物を生み出している。
上記の通り「かなしみ」の思い出を好んで食する他、ミオよりも大食漢であるらしく、ミオが食べる「薄れて消えかかった思い出」以外の、深く心に刻まれた思い出さえも喰らっている。
作中で「物忘れがひどくなる」現象が場所を問わず発生しているのは、ラモエが節操なく思い出を喰らっているため。
攻略するたびに各地のダンジョンの魔物がより強力になるのも、ラモエが活動を活発化させているからだろう。
キャラバンは故郷に帰るため、ミオに導かれてラモエと戦うことになる。


ガーディ、黒騎士関連の街道イベントで、ミオとともにその存在と名前が示唆されているが、実際に登場するのはメテオパラサイトを倒した後。
これらのイベントはストーリー中で一度しか発生しないため、ラストダンジョンの突入時期によっては記憶に残っておらず、いきなり現れるラスボスと感じるかもしれない。


アルティマニア付属の二次作品小説によればその正体は、元々ミオが取りこぼした人々の思い出を救い上げクリスタルへと循環させミルラの雫へと還元する役割を持って誕生した存在。
しかし誕生と同時にメテオパラサイトの襲来で引き起こされた瘴気による大厄災の為に思い出の循環がうまくいかずに食べ物(思い出)を得る事が出来ないようになり、強い飢餓から本来食糧ではない「かなしみ」の「思い出」を食した事で味を占め暴走。
より「かなしみ」の「思い出」を得る為に暗躍していたらしい。


ラモエを撃破すると、消滅への恐怖からミオを強引に取り込み、融合。ラスボスへと変貌する。


戦闘中ミオは倒れたままなので踏みつけてしまうこともある(実際にはすり抜けているが)。


専用BGMは【哀しい怪物】