FF8(PS版)
主要システムであるジャンクションシステムにおいて、
通常では魔法1種類につき1箇所しか強化できない所を、複数箇所を強化してしまえるという裏技。
以下方法。
- マルチジャンクションしたいキャラクターに適当な魔法をジャンクションする
- マルチジャンクションしたい魔法を別キャラクターを使って小分けにする
- 最初にジャンクションした魔法と小分けにした魔法を交換する
- すると、交換した魔法がジャンクションの設定を引き継いで複数パラメータにジャンクションされた状態(=マルチジャンクション)になる
- 気が済むまで繰り返す
- 最終的に、マルチジャンクションされたパラメータ全てが設定された魔法の所持数分強化される
この裏技が何よりもアレなのはアルティマニアに堂々と載っている事だろうか。
- 全ての項目にアルテマをジャンクションし、「まさにアルテマニア!」……と同書の解説に記載されている。
序盤で疑似魔法を貯めて使うのが有用。
締めは勿論、アルテマ。
- 早さと命中はトリプルのほうがいい。
ただし、ラスボス戦ではやめておいた方がいい。
第2ラウンドのグリーヴァ戦から手持ちの魔法が消されていくため。
ジャンクションしてる魔法が消された場合、それまで戦闘の要だったキャラが
一瞬で役立たずになってしまうという悲劇が待っている。
- ウィンヒルやガルバディア、あと大塩湖でのゴーマニ、オチューの魔法ドローも同様では?
- ゴーマニやオチューは1個づつしかドローされないからさほど問題ではない。
ラストバトルではたとえ100個あろうが一気に消し飛ぶから悲劇につながる。- 実際に試してみたが、オチューのドリンクマジックで魔法を減らされてもマルチは解除されず。
- ヴァリーメテオを使うならともかく、消されても問題ない囮魔法を大量に持たせておけば危険性は大幅に減らせるし、
ぶっちゃけた話、大抵消される前に倒ってしまうので何も問題ないという…。
- ゴーマニやオチューは1個づつしかドローされないからさほど問題ではない。
- 魔法の数やならび順を弄ればある程度消される順番を決められる。具体的には一覧の後半17~32にだけ置くと17から順に消されていく。
つまりこの状態でアルテマやトリプルを30番代に並べておけば安心して戦える。因みに敵が使う魔法ドローにも効果がある。
この裏技を使ってもステータス防御は万全にはできない。
また、属性防御とST防御に本来つけられない魔法をつけることもできない。
上記の説明だと序盤以外の有用性は無く感じる。
小分けした分、上昇値が下がるんだから意味が無いんでは?
- 大抵の人がそう勘違いしがちだがそれは違う。
例えばアルテマ100個をHP~精神にジャンクションした場合、HP~精神全てがアルテマ100個分の強化を受けることになる。- マルチジャンクションによって効果が重なり合う(下参照)ことはあっても、効果が分割されることはない。
- 属性防御やステータス防御の場合、複数ジャンクションしているとその分倍掛けされるため、
一か所に100個つけることで25%のステータス異常の耐性ができるリフレクを4つのステータス防御につける(当然リフレクは100個)と、
400個のリフレクをステータス防御にジャンクションしている状態になる(=リフレクで得られる耐性が全て100%に)。
プログラム上、一つの魔法を複数の箇所にジャンクションすることは想定していないから、
強化値を決定するときは「そのキャラがいくつその魔法を持っているか」を参照しているんだろうね。
「いくつジャンクションしているか」なんて値はプログラム上存在しないから、個数が分割されることはない、と。
FF8(ゲームアーカイブス版)
アーカイブス版では中途半端に修正されており、2箇所まで可能になっている。
3回目以降は、直前にジャンクションした箇所が解除され、新しくジャンクションした箇所と1個目の箇所のみが適用される。
完全には廃止せずに少しだけ残した…という事だろうか。
FF8(Windows版)
Windows版FF8では完全に修正されている。