セオリー/その他好き考察

Last-modified: 2022-01-15 (土) 21:07:34

概要

その他陣営とはどんな陣営か。一言で言い表すのは難しい。
明らかに破綻しているから吊ったら、皮なめしだった。占が●を出したと思ったらならずだった。
そんな経験は、月下の闇鍋をしたことある人ならよくある経験だろう。
今までの人狼の常識を打ち崩す。それほどにその他陣営は村にとってトリッキーな要素である。
ここでは、その他がどんな動きをして勝利に結びつけるか考えていきたいと思う。
ちなみに、闇鍋、陣営公開のみを考慮しています。役職公開、公開なしは考慮していません。あしからず。

その他全体としてのセオリー

その他に含まれるのは、こうもり皮なめし職人ならず者ストーカーコピードッペルゲンガーである。
皮なめし職人なども含まれるが、これを除くと長く生き残ったほうが有利な役職が多い。その他の基本戦術としては、生き残ることを目指すのがいいと思われる。

カルトリーダー(その他陣営じゃなくて第三陣営と言って良い)

信者にすると、おおよそ信者COされ、初日からカルトリーダーの存在が明らかになる場合がほとんどだ。
狼を信者にすると信者COされないこともあるが、あまり期待しないほうがいい。
人数が少ない村なら、グレーに潜む戦略もアリだろうが、大人数村(PC7人~)のカルトリーダーは積極的に動かなければ勝利は難しい。カルトは自身はもちろん、信者もなるべく殺さない戦術が求められる。さらには、早期に決着がつくと、勝利は難しくなるため、場合によっては狼に協力する必要もある。
まず、やりやすいのは占い師COだろう。信者を白囲いすることもできるし、自身の保身もできる。一番合理的な戦術だ。だが、信者に○を出したらカルトを疑われるのは必至だろう。また、狼の襲撃対象にも選ばれやすい。
超常COもいい。信者を範囲外において●を出せば、信者、カルト自身もともに長時間吊回避ができる。二日目以降の信者選択の幅も広がる。また、信者と直接関係ない判定を出すため、カルトと疑われにくいのもgood。ただ、超常COは信用されにくい傾向があるため、自身が信用されるための弁舌能力も求められる。
また、自身の安全が確保された場合(占い師に○を出された場合、何らかのCOが信用されたなど)は、積極的な信者の保身は諦め、死ににくい村の要人や人狼を信者にする戦略もある。この場合は運も必要だが初日の昼の状況をよく読み、誰を信者にするかを考える必要が出てくる。要人や狼を信者にできれば、自身が死んでもカルト勝利の目が出てくる。

こうもり

こうもりの基本戦術は生き残ることだ。村の状況的に吊手数がぎりぎりならば、こうもりCOしても村はこうもりを吊る余裕がない上、狼もこうもりを味方につけたいため、生き残りやすい。
だが、村に余裕がある場合は吊回避の狼を疑われるため、素直にこうもりCOはしないほうがいいだろう。
闇鍋では、何もCOしなかったらおおよそ吊られるので、何らかのCOをするべきだろう。その場合は狼から襲撃されやすい狩人、罠師などの役職は避け、また村人聖痕者等あまりに無能な役職COでは、村から柱として選ばれる可能性が高いためこちらも避けるべきだろう。
有効なのは埋毒者、猫又などの役職。しかし、偶数進行では途中でランダム毒殺(通称毒ルーレット)に村が流れたり、最終日に吊られることもあるので注意は必要(最終日にこうもりCOしても狼を疑われて吊を逃れられない場合がほとんど)。
また、逃亡者騙りも有効である。逃亡者を騙ることでとりあえず処刑は免れるだろう。
逃亡者を騙ると、狼からすると無駄噛みになるように感じられ、狼の襲撃も免れるだろう。
もし狼に嘘がバレても、狂人の候補に挙げられ、噛まれにくくなる。
また、その他陣営に属するこうもりならではの戦略として、積極的に吊られようとすることで、皮なめし職人に見られて生き残るという方法もあるがこれもなかなかにリスキーである。
また、余談ではあるが、状況を全く考慮しないのなら、こうもりは基本的には村に協力したほうが有利である。村の吊は多くの人数が同意しないと実行されないが、狼の襲撃は狼の気まぐれで決定することができるので、協力していても、最後に裏切られる可能性があるからだ。

皮なめし職人

その他陣営の中でほぼ唯一死んだ方が有利な役職(有利というかそれが勝利条件なんだけど)。
闇鍋ではグレラン進行ならCOしないだけでも十分吊られやすい。だが、●進行になった場合は積極的に動かなければ、勝利は難しい。
やりやすいのは独裁者COだ。独裁者COして、独裁能力を執行すると宣言すると、村の人々は独裁偽の場合を考慮して、投票を集めることができる。やりやすいうえに村から皮なめしっぽいなと思われても他に投票するメリットもあまりないため成功しやすい。
また、呪われた者COも有効。呪われた者は基本COすることはないため皮なめし職人だとほぼバレるが、もしもの場合に備えて吊られる可能性が高い。吊られなくとも狼からの襲撃ももらいやすい。
また、プリンスや使用済の巫女をCOするのは吊り余裕があるときはまだしも、吊り余裕がほとんどないときにCOすると吊られる可能性は低くなる。吊り余裕があるときも別の作戦を使う方が安定だろう。
また他のCOでも村のヘイトを稼ぐことで吊に持っていくことができる。例えば、占い師COして●を出す(●先が真証明できる職なら破綻吊されやすい)、商人、呪いをかける者など他者に影響する能力を襲撃先にかけたと宣言する、吊回避として使われやすい職(例;嘘つき、逃亡者など生き残りが条件の職)をCOする、などが有効。
一見有効そうに見える狩人COや罠師COで襲撃を目指す戦術は、実は難しい。狼から見ると埋毒者や猫又などの騙りにも見え、襲撃されないことも多いためだ。このまま最終日まで行けば、狼の狩人騙りを疑われて吊られることもあるだろうが、それまでに決着が付いてしまったら何の意味もない。
あからさまに破綻すると、皮なめし職人を見破られ、最後まで残されてしまう場合があるので注意。

ならず者

ならず者は恨み対象の死亡という条件が付いたこうもりであると考えたほうがいい。基本的には自身の生存を最優先するのがいいだろう。なお、基本であるが、ならず者の一人目の恨み先は身代わりくんを選ぼう(身代わりくん有りの場合)。
ならず者の場合、占い師、超常などで恨み先に●を出すのがやりやすい戦法であるが、これは破綻もしやすく、ややハイリスクハイリターンな方法だ。(●を吊ったあとにならずCOしても狂、狼を疑われ吊られてしまう場合がほとんど)
この戦法を使わないのであれば、グレランで吊る必要がある。この場合は自身の保身のCOも忘れないようにしたい。対象を追い込めるための弁舌能力も必要になる。もし、対象が○で囲われた場合も諦めずに狼が囲われている可能性や占偽の可能性をしつこく追求しよう。
村と狼の状況が拮抗しているのなら、素直にならず者COすることも一考にいれよう。対象が村人陣営なら、人狼陣営と協力してPPに持ち込むこともできる。

ストーカー

村人陣営をストーキング対象に選んだ場合は、役職にもよるが初日にまっさきにCOするのがベストだろう。対象の役職によっては強力な村ラインを形成できる。ただし、ここで注意するべきなのが対象がオカルトマニア呪われた者の場合だ。この場合、のちのちに人狼変化する可能性もあるため、人狼変化したほうが有効だと考えた場合はCOしないほうがいい。
人狼陣営、妖狐陣営を対象に選んだ場合は仲間が一人わかっている通常の狂人、背徳者などだと思って動こう。この場合、村からすると、予期せず人外が一人増えることになるので、吊手余裕などの計算が狂うことになる。この油断を最大限有効に活用しよう。状況にもよるが潜伏すると表面的には人外が増えたように見えず、うまく油断を誘えるだろう。
村に恋人陣営がいる場合、対象が恋人に変化していることも考えられる(ストーカーは対象のサブ役職はわからない)。極力対象が生き残るように図ろう。

コピー

ほとんどの人が初日にコピー能力を発揮してしまうが、実はなるべく後(少なくとも二日目夜)にコピーしたほうが有力である。
ただし大人数だと狼変化を警戒され吊られる可能性もあるので未使用COは慎重に。
未使用で死亡して蘇生役職もないとなると敗北が確定するのでグレランで吊られないようにして二日目夜以降に持ち込もう。
初日に強力な村役職はCOすることが多いため、その役職をコピーできれば村有利に持ち込める。村の状況から人外に当たりを付けることができれば、人外役職に変化することも避けることもできる。占い師から占われた後に人狼に変化すれば擬似的な大狼になることもできる。
まあ、これはあくまで理想でありコピーしないまま終わると負けという条件を鑑みると実際には初日に使ってしまうだろう。その場合、どんな役職になるかは運次第だが、対象が村人陣営ならやはりストーカー同様即日COするのが望ましい。

ドッペルゲンガー

ドッペルゲンガーは、まず身代わりくんをドッペル対象に選ぼう(身代わりくん有の場合)。まず何らかの役職を得る必要がある。変化できなければ敗北確定になるからだ。そして、仮にCOする必要が出てきても、多くの場合素直に元ドッペルゲンガーCOするのは悪手である。ドッペルゲンガーは人狼変化する可能性が多分にあるため、いずれ吊られてしまうだろう。
真証明できる役職を得られたのならチャンスである。真証明出来たあとに人狼、妖狐等に変化することができれば、ほぼ勝利は間違いない。
また、任意の相手を殺害できる能力(魔女、デスノート、人狼等)を得たのならば、対象を殺害することで、いつでも他人に変化できるということでもある。安易にドッペル対象を選ばずにここぞという時にドッペル能力を使おう(ドッペル対象の選択は任意だが、一回選ぶと変化するまで選び直せない)。
特に人狼に変化した場合、人狼の襲撃先をドッペル対象に選ぶことで村人に戻ることができる。これを使い、狼の実情を村に告発したり(潜入捜査とも呼ばれる)、LWになったら村人に戻ることで勝利するなど非常に強力となる。