量子人狼

Last-modified: 2017-06-25 (日) 01:24:22

このサーバーでは量子人狼がプレイ可能です。量子人狼の原案はQuantum Werewolfです。

量子人狼とは

量子人狼は、村人人狼占い師のみが登場します。量子人狼では各参加者の役職は重ねあわせで表現されています。死亡した場合、波動関数が収束して役職が確定します。

毎日確率表が公開されます。これは、各プレイヤーが人間である確率・人狼である確率・すでに死亡している確率の一覧です。

昼の投票で処刑された参加者は確実に死亡します(死亡確率が100%になります)。

各参加者は夜になると、占い師である確率が0でない限り、占い対象を選択して結果を得ます(それに伴って確率が変動します)。また、人狼である確率が0でない限り、襲う対象を選択して襲います。襲われた対象はそれだけだと死亡しません(すでに死亡している確率などが変動します)。

決着について

各参加者は死亡すると役職が確定します。

人狼が全て死んでいることが確定した場合、村人勝利となって終了します。

同様に、生存している参加者が人狼であると確定した場合で、人狼の人数が生存者の過半数を超えている場合は人狼勝利となって終了します。

まれに各プレイヤーの選択によって矛盾が発生する場合があります。その場合は引き分けになります。その時は以下のシステムメッセージが表示されます。
「世界が崩壊し、確率が定義できなくなりました。」

量子人狼をプレイするには

通常の人狼と同様に部屋を作って参加します(遊び方を参照)。

配役選択のときに「量子人狼」を選択すれば、量子人狼がプレイできます。

設定項目

このサーバーでは、以下の設定項目があります。

確率表に名前を表示するかどうか

名前を表示しない場合、名前の代わりにプレイヤー番号が表示されます。
プレイヤー番号は自分以外には分かりません。

確率表の表示方法

確率表をプレイヤー名で表示するかプレイヤー番号で表示するか設定できます。原案ではプレイヤー番号を表示することになっています。

プレイヤー番号で表示する場合は、各プレイヤーには自分のプレイヤー番号が知らされます。他の人のプレイヤー番号はわかりません。会話や対象選択はプレイヤー番号ではなくプレイヤー名で行います。

どの確率を表示するか

原案では表示する確率は「人間である確率」「人狼である確率」「既に死亡している確率」の3つですが、人間である確率を「村人である確率」と「占い師である確率」に分けて表示することが可能です。
また、「既に死亡している確率」を表示しない設定にすることもできます。
確率変動の詳細
量子人狼では最初に可能な配役の全パターンが列挙され、それをもとに確率が求められています。各参加者の行動によってパターンが削減されて確率が変動します。

処刑時の確率変動

参加者が処刑されると死亡率が100%になり、確実に死亡します。その際、その参加者の役職が収束し、その時点での確率に基づいてランダムに決められます。それとあわないパターンは削減されます。例えば処刑された人が人狼に収束した場合、その人が村人占い師であるパターンは全て消えてその人が人狼であるパターンしか残らないため、結果その人が人狼である確率は100%に上昇します。

また、処刑された場合処刑されるまでは生存していたことになるので、既に人狼に襲われていたというパターンは削減されます。

占い時の確率変動

占いの結果は、その人が占い師だった場合に占い対象が人狼かどうかの条件付き確率に基づいてランダムに決められ、それと矛盾するパターンは削減されます。例えば、占いで人狼という結果が出た場合、自分が占い師でかつ占い対象が村人であるというパターンが消されます。一般にこの場合、占い対象が村人であるパターンが消えたので、その人が人狼である確率は上昇します。

人狼が襲った時の確率変動

人狼が参加者を襲った場合、襲った先も人狼であるパターンは削減されます。人狼人狼を襲えないからです。また、自分が人狼であり相手が人狼でないパターンでは全て、襲われた人が死亡したことになります。

また、人狼が2人以上いる場合も襲えるのは1人です。このため、各人狼には内部的に序列が設定してあり、生存している中で一番序列が高い人狼の襲い先が有効となります。序列が違うと異なるパターンとなるので、同じAさんとBさんが人狼という場合でも、Aさんが序列1でBさんが序列2というパターンとAさんが序列2でBさんが序列1というパターンは両方存在します。

処刑以外で参加者が死ぬ場合

一般に、夜に誰かに襲われた場合既に死亡している確率が上昇します。この確率が100%になった場合、処刑されていなくても死亡し、役職が収束します。ただし、この場合人狼にはなりません。なぜなら、死亡確率が100%ということはどのパターンにおいても人狼に襲われていたということで、その場合自分が人狼であるというパターンは存在していないからです。

具体例

量子人狼は、各プレイヤーの選択と矛盾が生じないように進行します。例えばAさんがBさんを占って結果が人狼だったのに、Bさんを処刑したら村人に収束した場合、その時点でAさんが占い師である確率は0になります。また、ある人が処刑されて序列が高い人狼に収束した場合、その人が今までに襲った人は襲われたことが確定するので同時に死亡します。そのため、序列の高い人狼が確定したら同時に何人か死ぬのが一般的です。

関連項目

外部リンク