極限超決戦!とびっきり100億指数の三大ゲッター1

Last-modified: 2009-02-24 (火) 23:24:40

――そいつは…宇宙の果てからやってきた

五つの塊が、暗闇を割いて飛んでいく。
青白く輝く5条の軌跡はまるで彗星のようだった。

「神さんこのままゆけば関東を直撃します」

早乙女研究所モニタールーム。
大きいモニターには隕石を表す5つの光点、予測進路の緑の線、大気圏を示す青い線、
そして地表を示す茶色い線が描かれていた。
小さいモニターは俯瞰図。隕石の予想着地点と予想被害半径が描かれている。

「ゲッター出動せよ!!」

神と呼ばれた男は、声を張り上げ戦友に支持を出す。
その声に呼応し、待ってました、と言わんばかりに天に飛ぶ二つの影。

どんな姿かは漫画と同じなので省略させてもらう!

「リョウ頼むぞ 地上に落ちる前に破壊してくれよ!」

この辺も漫画となんとなく同じなので省略!

「もう一度作戦の説明をしよう」
「隕石は全部で五つ、丸い形をしている」
「一つ一つはそんなに大きくない……直径3mぐらいだ」
「だが問題はそのスピードだ。光速の80%にも達する」
「そんなものが落ちてみろ……」

「街が消し飛ぶ程度じゃすまねえ……ってか」

「そうだ。それが五つ、だ」
「下手したら日本海と太平洋が繋がってしまうかも知れん」
「なんとしても破壊しなくてはならないが、完全に破壊することは無理だ」
「大気圏突入と同時にミサイルを発射し、小さい破片にして被害を軽減する」
「突入時の減速を考えても、突入後発射ではかなりの破片が地上に降り注いでしまう」
「突入と同時なら、運が良ければ8割の破片が燃え尽きてくれる」
「1割は降り注ぐが、後の1割は海だ。日本が細長いことに感謝しよう」

「大気圏突入まで後2分!」

「あれか……」

高高度まで上昇したために薄青い空に、ひときわ大きく輝く青い五つの星。
徐々に明るさと大きさを増している。

「大気圏突入まで後1分!」

「ミサイルを目標にロックしました!!」

研究所とゲッターチームに緊張が走る。

「大気圏突入まで後30秒!」

モニタールームにはもはや動くものなど無く、みな固唾を飲んで見守っている。

「後10秒!
……5,4,3,2、
隕石は大気圏に突入しました!!」

「よし、撃て!!」