コラン

過去について聞かれると、コランはテシアという森の出身だと明かす。多くの想い出がある場所だが、静かで落ち着いた暮らしは彼にはふさわしくなかった。だからバルダーズ・ゲートに富と名声、そして権力を手に入れるために旅してきたのだ。

一文無しでやって来てとりあえず多少の金を持っている人間から金を盗んでいたというが、それはあくまでも自分で商売ができるようになるまでしかやらないと彼は誓っていた。しかし残念なことにコランは自分の新しい盗人生活を気に入り、スリルや危険な強盗や、もしくは綺麗な女性を楽しむようになった。時々彼はことが落ち着き、自分の名が忘れられるようになるまで町から離れなければならなかった。最近活動を自粛しているのは恐らくブリエルバラという名の魔女と付き合っていたからだろう。ナイツ・オブ・ザ・ユニコーンのある女性メンバーを誘惑している所をブリエルバラに見つかり、嫉妬深く攻撃的な魔女のもとから逃げ出さなければならなかったということを恥ずかしそうにコランは話していた。

コランはBG2でも登場するが、割とガッカリな役回り。
コランはBG1のNPCの中では飛びぬけて優秀で頼れる存在だが、その落差もあってBG2の彼はガッカリ感がかなり強い。
女が大好きなくせに、過去に関係した女に地雷女が多く、アフターケアも疎か。
わざとやっているのではないかと勘繰られる始末である(冒険とスリルを求めているのだろうか…)。