ギター/究極のアコギ練習帳

Last-modified: 2016-12-02 (金) 21:52:32

アコギ練習の記録とか。

使用ギター

ヤイリと島村楽器のコラボ?であるところのSO-MH1。小型。ネック細め。低音が全然響かない。この点で他の名門ギターに劣るものの、高音部の綺麗さは特筆。指弾きを練習したかった自分は試奏してコイツに即決。

俺ギター歴

エレキは10年くらいだがそれ以上にブランクあり。もうエレキの若大将って歳でもないだろう、ということでアコギ練習にうつつを抜かす事に決めた。

究極のアコギ練習帳について

練習帳の枠を超えている。野村大輔さんの小曲集と言って良い。右手鍛錬と左手鍛錬は全員必須項目、その他気に入った曲からやっつけていくのがいいと思う。

「テクニック強化編」というのもあって、こちらもすこぶる評判が良いようだ。この練習帳を一通りやり終えたらそっちにも手を出していこうと思う。

以下、俺用メモ

番号トレーニング名テンポ難易度俺的難易度メモ
1-1コードチェンジ10221Bm7フラット5という押さえなれていないコードがあってここが難関
1-2押弦鍛錬11224難易度2?難しいっす。
1-3ストレッチ鍛錬10834エレキだと楽なのだがアコギだとツライ。
1-4ハイポジション9211簡単ながら、弾いていて楽しい。
1-5左手親指押弦8122軽やかで弾いていてオモロい。
1-6PH鍛錬8132キレイな小曲。常套フレーズってことだけど、なかなか良。
2-13フィンガー鍛錬11223指弾きを練習して初めてマトモに3フィンガーで弾いた曲がこれ。センセイのCDは低音部が効いており、俺のヤイリとは随分曲の印象が違って聞こえる。いまや、右手のウォームアップ手癖フレーズ。
2-2ハイテンポ3フィンガー140432-1がちゃんと引ければ案外楽に攻略できる。軽やかで好きな曲
2-34フィンガー10021アコギの響きを楽しめる曲
2-4トップノート固定ストローク12711初心者向けストローク練習
2-5シンコペ11023リズム音痴にはキツい曲。
2-616カッティング11744リズム音痴にはキツい。
2-7ベース音とコード音弾き分け9735全然弾けないッス!練習中!
2-8ピックアルペジオ7735手の小さいオイラには辛いッス!練習中!
3-1H&Pの入ったARP7121簡単ながらカッコいい曲です
3-2ロックBK12033意外にキツいでございます。やっぱり俺はリズム音痴…
3-316カッティング11223リズム音痴にはムズい
3-4副音フィル入りカッティング10044リズム音痴には難関
3-5メロディアスARP7032好きな曲。手癖になった。
3-6開放弦ARP8011簡単ながら綺麗な曲。この曲よりも、ワンポイントアドバイスをこなす事が重要
3-74フィンガーARP10333簡単そうで実はちょっと難しい。
3-8ジャジー高難易度フレーズ7055難しい小曲。展開を覚えれば、ハマる。アコギの魅力を引き出せる。手癖化。
3-CメロディアスBK9233綺麗な曲。これももはや手癖に。
4-1常套3コードブルースBK10834ノリが重要。ノリがわかれば最高に楽しいバッキング。リズム音痴なので攻略に時間がかかったが、手癖になりそう
4-2単音ミュートBK13難易度1とは思えない、やや難しい。やっぱりノリが重要。常套フレーズだと思う。
4-3モノトニックベース奏法242-7同様、キツい。2-7よりは、こちらの方がやや楽かも。でもあとまわし。
4-4
4-5
4-6
4-7mペンタ使用のブルースソロ9243マイナーペンタトニック。エレキ弾きなら、弾くのは簡単。アコギだと雰囲気でるなあ。
4-8ペンタ駆使のブルースソロ9254ノリが重要。弾けるようになれば楽しくイケる。
5-1ボサ基本7233左手がキツい。シャバダバ、ダッバッダッバーダバ、の楽しいリズム
5-2ボサシンコペ12024同。左手キツい。
5-3ボサテンション11244左手がキツい。これはカッコいい曲。
5-4パーカッシブ13044もうとにかく左手。右手はいちどコツをつかむと楽しくいける。
5-5叩き技おりまぜフレーズ15054スラップベースをかじっていたので、比較的楽だった。スラップやった事の無い人にとっては、左手打弦がキツいってことになると思う。左手打弦はスラップでは当たり前の超基本技術だが、ギターではイロモノの技
5-A楽勝ボサ9333解説通り、コード押弦がキモ。右手で雰囲気を醸し出すことも必要。ボサの静かな感じが素晴らしいこれまた良曲。
5-B打弦ボサ14354アップテンポで面白い。打弦ができれば難易度5はない。
6-1ARPソロ8611簡単ながらキレイな曲。
6-2ARPソロ27632簡単ながらキレイな曲。
6-3ARPソロ37243簡単ながらキレイな曲。難易度4は無い。
6-4オンコードフレーズ8023これも簡単ながら綺麗。混乱するので難易度3はあると思う
6-5ハーモニクス多用ソロギター8132難易度3は無いと思う。3-6とほぼ同様、簡単できれいな曲
6-6クリシェ含むソロ7233簡単ながらキレイな曲。この章は王道フレーズなのかもしれないが、素晴らしい曲ばかり。この曲も手癖化
6-7ほのぼの3拍子ソロ8444弾くだけなら簡単な方だと思うけれど、雰囲気出すには難易度4はあるかな
6-8ジャジィなソロ10055左手の素早く正確なコードチェンジが必須だが、これがキツい。解説には「フラットピックなのでなおさら難易度が高く」云々との記載がある。エレキ弾きにはむしろ逆だが
6-9ボサ風ソロ10045解説では「押弦は意外に簡単だ」とのことだが、いやいや結構ムズイ。アコギだと弦高が高いので、かなり指を立てなきゃならない。音が響かないと曲として致命的となる。一筋縄ではいかないなあ
6-Aメロディアスアルペジオ6534この本を買ってもう4年になるが、やっと手を付けることに。攻略にだいぶ時間がかかった。難易度は3とのことだが、曲全体にわたってしっかりセーハせねばならず、なかなか手ごわい。難しい押弦も必要で、難易度は5近くはあると思うのだが。
6-B開放弦を生かしたソロ71436-Aよりも明らかにこちらのほうが簡単である。技術がなくても、ギターそのものの鳴りを楽しめる美しい良曲。
7-1対位法アレンジ452小節目のストレッチは俺には演奏不可能…と書いたがどうにか弾けた…かな。鬼門はここだけとも言える
7-2カッティング混じりソロ33とくに難しくもなく、きれいな曲だが、なにぶん生爪でのカッティングなので指が痛い。
7-3カッティング混じりソロ234同上。
7-4両手タッピング55まあ、弾けるようになったらオモロイのだろうなあ。
7-5ジャジィソロ57この教則本の最難関テクニカル速弾き。公式難易度は「5」だが、明らかに他の5を圧倒している難易度…ワンポイントアドバイスを完全無視して弾くだけなら弾けるようにはなったが。
7-6
7-7
7-Aカッティング混じりソロ33カッティング混じり曲の3曲目。野村先生らしく良い曲なのだが指が痛いなあ。
7-B両手タッピング55左手が大きく鳴らないので難関だが、こいつもきれいな曲で攻略しがいがある。最後の曲にふさわしい。

途中経過

2016-12-02

7章を一通り弾いてみて、この教則本で弾けない曲や挑戦すらしていなかった曲も、もうわずかになってきてしまった。さみしい気もする。ただし、1章から7章まで録音してみるとどれもヒドイものである。ほんとうに俺のギター歴は20年以上あるのだろうか。やっぱりギター演奏の才能は俺にはないのだなあとしみじみ。

しかし、演奏の才能がなかったり、下手だったりなことで、それが一体何なんだ?と中年になって思う今日この頃なのである。これでメシを食っているわけでもない、しょせんアマチュアなのだからそんなにストリクトにやらなくても別に構わないのではないか。つまりは自分さえ楽しければそれでよいのである。

2016-09-19

ストレスフルな毎日の一服、連休である。秋の長雨である。そんなときはギター。そしてこの教則本。ああ楽しや。4年がかりでやっと新パートに進んだ。

2016-08-28

ストレスフルな毎日・ストレスフルな仕事…そんな時にはやっぱりアコギをつまびくと心が落ち着く。それにはやっぱり単純な練習。しかしこの本は野村大輔センセイの小曲集といっていい趣があって、何度やっても飽きない。下手な腕前でも、ギター本来の鳴りと、この野村センセイの教則本があれば、ずいぶんと疲れた心が落ち着くのであった…

2014-10-12

この教則本、第1版11刷を持っている。書店では、内容は全く同一でDVD付きのが販売され始めていた。もうこの教則本を何回転させたかわからない。けれども上達しているようには思えず、なかなかにギター道は険しい。上達しない原因は自分でもわかっていて、それは丁寧にやっていないから。独習では丁寧にやらないと意味が無い。しかし、一方ではこの教則本の8割は消化できたと思ってもいるところ。さらに噛みごたえのある教則本に挑戦したい。

2014-05-18

すっかりエレキ練習にはまっていたのでアコギがおろそかになっていた。ということでこの本をやり直してみた。まあ、楽器ってのはカラダがおぼえてくれるもので、以前弾けていたものはちょいとリハビリすればすぐに弾けるようになるものだなあ。「モノトニックベース奏法」は相変わらず出来ない。ピックなら弾けるようにはなった。指弾きだとまったくダメ。ま、ちょこっとずつ前進しよう。
弾けるとはいっても、しっかり押弦できていない。エレキギターよりも握力はいるし、指は痛むしで、アコギは毎日触ってないとだめだなあと実感。それにしても、改めて思う。この教則本はすばらしい出来だ。やっぱり、ボサの演奏には惹かれる。自分にあっている気がする。ボサは弾いていて楽しい。

「テクニック進化編」のほうは絶版に(?)なってしまった。アマゾンではもう入手不可。書店でも置いていない。これは買っておくべきだった、失敗である。

2012-09-23

7章のハイテクソロギターは全く手を付けていないものの、CDを聞いて、「この曲弾けるようになりたい」と思った曲をだいたいやっつけた。ただし、どの曲もどうにかなぞっていけるレベル。録音してみると、ヒドいできばえ。あと、ベース音と引き分けるピック奏法(モノトニックベース奏法?)が苦手。というか嫌い。

指弾き時の右手のリズムがバラバラ。これはメトロノーム相手に訓練せにゃならん。左手については、エレキでは出てこないような押さえなれていないコードが続出し、セーハもしっかりしていないので、響かない弦が出てしまう。弦高もエレキとは全く違うので、とにかく握力がいる。これも、訓練、訓練。

こういう弱点を勘案しつつ、これからはそんなに好きでもない曲を潰していこうと思う。しかし聞いただけでは楽しさはわからないものだと知った。とくにボサノバ。弾いてみると恐ろしく楽しい。これは大発見。

苦手分野が見えてきた。これらを克服するためにやるべき事は見えているので、なかなかに楽しい。