目次
- 承太郎、いい年こいて服装が派手すぎない?
- 徐倫、グェスのグーグードールズを素手で掴んでない?スタンドをスタンド以外のものでつかめるの?
- 6部序盤で囚人2人をどうやって下痢にしたの?
- エンポリオが面会人に会うと死ぬより不幸な事が起こるって徐倫に仙骨を渡したのはどういう事?
- 面会人の話の流れが分からない。どこからどこまで幻覚なの?
- ホワイトスネイク能力多すぎ。
- DISCを入れられた人間が死ぬとそのDISCは消えるはずなのに、スポーツマックスが死んだあとDISCが出てきたのはなんで?
- ダイバーダウンの能力って他のスタンドでもできるんじゃない?
- 同じ記憶のDISCを抜かれてる状態なのにウェザー・リポートと承太郎で状態が違うのはなんで?
- 看守ウエストウッドのスタンドはプラネット・ウェイブスなのかアース・ウインド・アンド・ファイヤーなのか。
- バーニング・ダウン・ザ・ハウスはエンポリオの母親のスタンドなの?
- ドラゴンズ・ドリームの能力がよく分からない
- FFが空中に水の鏡を作ってたけど、どうやったらそんなことできんの?
- 電気をくらったFFが生きてた理由がわからん
- 緑色の赤ちゃんに追いつくことはできるの?上から落下したらどうなるの?
- ジェイル・ハウス・ロックを破った方法がよく分からない。
- DIOの骨はエジプトで回収したのか、DIOの頭から抜いたのを貰ったのか。
- 何でウェザーの首に星形のあざがあるの?
- 神父が触れたら卵がひよこになったり赤ちゃんの顔が半分おじさんになったりしたのは何?
- 神父の元にDIOの息子たち集まったじゃん、ジョルノは?
- アンダー・ワールドにボールペンがあたってダメージを与えてますが。
- ヘビー・ウェザー、なんでカタツムリ?
- ヘビー・ウェザーの時の大量のマイマイカブリはどこから来たの? そもそもアメリカに分布してるの?
- MIHってどのくらいの加速度で時を加速させてたの?
- プッチって時の止まった世界に入門したの?
- 1000km/hとかでてる弾丸を防げるスタンド使いが平均200km/h以上のロッズや300km/h程度のプッチの動きを見切れないのは何で?
- 加速についていけるプッチはすごいスピードで老化しちゃうんじゃないの?
- エンポリオがイルカにつかまって逃げるシーンの理屈がわからない。イルカも生物である以上加速についていけないはずなのになぜ神父から逃げられたのか?
- 一巡がよく分からない
- 結局プッチの名前ってエンリコ・プッチとロベルト・プッチのどっちなの?
- ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムはどうしてメイド・イン・ヘブンに対して発動しなかったの?
- ポルナレフって一巡後の宇宙に行けたの?
- スタープラチナの時止めって光速超えたからなの? 超スピードなんてチャチなもんじゃなかったんじゃ?
- 神父の言っていた天国って結局なんだったの??
疑問
承太郎、いい年こいて服装が派手すぎない?
- あれは蛇に飲まれる星という、承太郎とホワイトスネイクを表したメタファーです。
同じく徐倫の服が蜘蛛の巣(罠)にかかった囚われの蝶というメタファーであるように。 - 承太郎は3部の頃からずっと一貫してファッションにこだわりがある。
徐倫、グェスのグーグードールズを素手で掴んでない?スタンドをスタンド以外のものでつかめるの?
- 直前までストーンフリーが掴んでいたこととストーンフリーが糸状になれることでちょっと考えればわかるよね?
- 体内にスタンドのビジョンをしまった状態で発動することで、あたかも本体が直接触れるかのようにスタンドに干渉可能。DIOがエメラルドスプラッシュを弾いたのもこれで説明できる。「パワー・スピードは本体からの距離に反比例する」というルールに則って考えると、これが一番効率よくスタンドのパワーを発揮できる方法だったりするかもしれない。
6部序盤で囚人2人をどうやって下痢にしたの?
- 砕いた硬貨をストーン・フリーに伝わらせて彼女たちの口の中に垂らした。スタンドは普通の人には見えないのでばれない。
砕いた硬貨を飲むと何故すぐに腹を下すのかについては急性銅中毒について調べるといい。
エンポリオが面会人に会うと死ぬより不幸な事が起こるって徐倫に仙骨を渡したのはどういう事?
- ホワイトスネイクの能力で眠らされてDISCを奪われて用済みになった後に骨になるまでドロドロに溶かされてしまうことを示している。(DISCを抜かれた時点で、廃人となり、DISCを任意に使用した後に面倒な死体の処理はホワイトスネイクでドロドロに溶かしきるのだろう)
恐らく、エンポリオは母親がホワイトスネイクに殺されていたことから、本編開始前からホワイトスネイクの能力を知っていたと推測される。つまり、あの時渡した仙骨はエンポリオの母親のものである。
面会人の話の流れが分からない。どこからどこまで幻覚なの?
ホワイトスネイク能力多すぎ。
- ホワイトスネイクの能力はDISCを扱うこと。それ以外はDISCに書き込まれた内容による出来事。
- 体を溶かしDISCだけを残す。時間はかかるが安全。
作成中は眠らせて幻覚を見せる。幻覚だけの限定使用も可能。 - 直接触れて体内にDISCを作る。即効で出来るが反撃を受ける危険がある。
- 空のDISCを作る。命令を持たせて作ることも可能。
- 体を溶かしDISCだけを残す。時間はかかるが安全。
カエル破裂はやりすぎじゃね? 命令されたって不可能なことは出来ないだろ。
- 頑張れば出来なくもない。(参考:X51.ORG : カエル数千匹が謎の大爆発 ドイツ)
「まるでSF映画の世界です。カエルが道路を歩いているかと思うと、突然身体が膨張して大爆発するんです。」
グッチョにレコード突っ込むのはありなのか?
- まあノリなんだろうけど、自作のDISC以外も使えると考えればなんとか。
- どんな風に演奏されたんだろうか。
- DISCに記憶された声・オーケストラの完全再現だよ。グッチョの周りに楽器が描かれてたよ。
- グッチョボイスでアカペラだよ。ただし発声方法や音程、リズムが完璧だよ。
視覚を抜き取るって
- ウェザーから意味記憶を残してエピソード記憶をDISC化して奪ったように、精神の視覚を担当する部分だけを抜き取ったんだろう。
ジャンケン小僧にスタンドの一部を奪われた露伴は、その奪われた部分に応じて肉体を動かすことが困難になったが、
もしスタンドの腕や脚でなくスタンドの目や耳を奪われていたなら恐らく視覚・聴覚を失っただろう。それと同じ。 - 3つしか記憶ができなくなった徐倫が見えているものを認識できなくなったように、記憶と視覚を連動させた考えが荒木にはある。
目に映るもの全てを記憶できないようにすればそれは目が見えていないのと同じなので、記憶を奪うことで視覚を奪ったのかも知れない。
アナスイの頭に手突っ込んで命令してたのは?
- 自分を味方に見せかけるような幻覚を見せていた。
- 頭の中のDISCに直に命令書き込んでた。擬似ヘブンズ・ドアー
DISCを入れられた人間が死ぬとそのDISCは消えるはずなのに、スポーツマックスが死んだあとDISCが出てきたのはなんで?
ダイバーダウンの能力って他のスタンドでもできるんじゃない?
- 壁を貫通して通ることはできるがその壁を分解することはできない。(水⦅H2O⦆の中に潜行できても水素⦅H2⦆と酸素⦅O⦆に分解はできない。)
また、DDが潜行しているものがダメージを受けた際にそのダメージを自分が犠牲となって代わりに受けることができる。
生きている人間を殺さずに骨を分解して再構築し生きたまま罠を作れる。(そもそもの能力が分解&再構築なので他のスタンドよりもはるかに素早く正確に作ることができる。)
同じ記憶のDISCを抜かれてる状態なのにウェザー・リポートと承太郎で状態が違うのはなんで?
- 抜かれた記憶の量が違う。ウェザーは最低限生活に必要な記憶は残され、承太郎はそれも含めて全部抜かれた。
看守ウエストウッドのスタンドはプラネット・ウェイブスなのかアース・ウインド・アンド・ファイヤーなのか。
- プラネット・ウェイブスです。ミキタカと能力の名前が被っていたので修正されました。修正が完璧でなく残っているのも。
バーニング・ダウン・ザ・ハウスはエンポリオの母親のスタンドなの?
- そう。作中にそういう解説がある。
- 2人とも同じスタンドを持っている。
- 母親のスタンドをエンポリオが受け継いだ
ドラゴンズ・ドリームの能力がよく分からない
- 自分にとっていい方向を教える
例:東にいたら攻撃を食らうから西に行けみたいな感じ
ただしスタンド自体はあくまで中立を取り相手にもいい方向を教えてしまう
FFが空中に水の鏡を作ってたけど、どうやったらそんなことできんの?
電気をくらったFFが生きてた理由がわからん
緑色の赤ちゃんに追いつくことはできるの?上から落下したらどうなるの?
- 追いつけない。アキレスと亀理論。緑色の赤ちゃんの方から近づいてくれれば追いつける。
- 上から落下したら大きさが無限に半分になり続け、落下し続ける。
ジェイル・ハウス・ロックを破った方法がよく分からない。
- 情報を簡略化した(二進数)
- 二進数じゃなくて絵をストーンフリーで描いちゃだめだったの?
DIOの骨はエジプトで回収したのか、DIOの頭から抜いたのを貰ったのか。
- まず、71巻P71に書いてあるようにあれは「右足の骨」。種子骨(手や足の骨に生まれる小さな骨)がある事からも足の骨である。
DIOの骨は植物化した囚人の根に運ばれ、最終的に緑色の赤ちゃんに取り込まれている(72巻P110)。
緑色の赤ちゃんの前でプッチが取り出したのは、プッチ自身の手の骨。- 頭に指を突っ込ませたのはDISC抜いてみろアピールの一環で、それとは別に自分で抜き取った骨をプッチに握らせた。
- 頭から抜いたのではないため、厳密にはディオではなくジョナサンの骨とも取れるが、
あの場面はヘビーウェザー以降なので88年6月以降(DIO復活から3年半)で、馴染みの早い右半身の骨。
人間の細胞は数年(骨は3年程度)で入れ替わるし、馴染みつつあった「DIOの骨」とみなして差し支えないだろう。
- 最初はエジプトで回収した設定だったが、途中で変わった。
- DIOからもらった経緯の事を回収したと表現した。
- プッチが貰った骨をDIOの本拠地であるエジプトの何処かに(あるいはDIOの館に部屋を貰っていてそこに)隠していたとすれば「エジプトで回収してきた」「骨はこれだけしかない」の台詞が矛盾しない。
何でウェザーの首に星形のあざがあるの?
- 緑色の赤ちゃん→プッチと融合してプッチにあざ→双子の共鳴でウェザーにあざ
神父が触れたら卵がひよこになったり赤ちゃんの顔が半分おじさんになったりしたのは何?
- 神父の最終形態のスタンド、メイドインヘブンの能力(時を際限なく加速させる)の伏線。
直後にプッチの体調が悪い描写があったため、スタンドを正確に制御出来ていない軽い暴走状態になっており、本来影響を与えない生物にも影響が出ていると考えられる。 - ホワイト・スネイクのスタンド像が出てたから無意識に幻覚作用を使っていた。無精卵なら加速してもひよこが出ないし、そもそも加速に人は順応できないから赤ちゃんには効かないはず。
神父の元にDIOの息子たち集まったじゃん、ジョルノは?
- 来てたかもしれない。かもしれないだけ。
来ていたのかも(コミックス76巻(SO13巻)p.146)
- DIOの息子が4人だけとは限らない。
あの時神父の元に集まったのがあの3人だったというだけ。
アンダー・ワールドにボールペンがあたってダメージを与えてますが。
- スタンド能力で出来たボールペンだから。 わざわざ「(飛行機の)乗客から盗んだ」と言及されているのもそう説明付けるためとも考えられる。
同様に飛行機内の壁っぽいのを殴ってぶつける事で攻撃している。 - スタンドが何かを使って攻撃する場合はスタンドパワー付加で攻撃可能に。(ミスタの銃とか)
ヘビー・ウェザー、なんでカタツムリ?
- 蛇(ホワイトスネイク)、カエル(ウェザー・リポート/ヤドクガエル)、ナメクジ(ヘビー・ウェザー/カタツムリ)の三竦みっていうネタと思われる。
- 生き物のカタツムリとナメクジを一緒くたに考えるのはちょっと無理がないだろうか。
ヘビー・ウェザーの時の大量のマイマイカブリはどこから来たの? そもそもアメリカに分布してるの?
- マイマイカブリが属するオサムシ亜科の昆虫は世界に広く分布しているようだが、マイマイカブリは日本固有の種。
ちなみに実在のマイマイカブリは空を飛ぶことは出来ないので、作中に登場したのはマイマイカブリのような何かである。
ではそのマイマイカブリのような何かの正体とは- 作者が創作した架空の品種。あの世界では普通の存在で「マイマイカブリには飛ぶのと飛ばないのがいる」と人々に認識されている。
あの時だけあんなに大量に現れた理由については- 日本だけでなく普段からあの辺りにも生息しているという設定。
飛行できるならおそらく行動半径は広めなはずで、大量の食料の存在をかぎつけ勝手に一帯から集まってきた。 - ヤドクガエルのように、ウェザーの能力によって集められ遠く(日本?)からはるばる運ばれてきた。
- 日本だけでなく普段からあの辺りにも生息しているという設定。
- 実はあれもサブリミナルの産物。実際にはカタツムリが存在していないようにマイマイカブリも存在していない。
『カタツムリになってマイマイカブリに食われる』ところまでがサブリミナルの効果で、影響を受けた者にだけマイマイカブリが見えている。
チョウチョですらカタツムリ化しているのにマイマイカブリだけカタツムリ化しないのも、閉めきった車内から現れたのも幻覚の一部だからである。- 日本にしかいないならアメリカの現地民の大半はそれがカタツムリを食べる昆虫だと知らず、なんか変な甲虫としか思わないのでは?
本人の知覚の外にある情報が幻覚に反映されるとはいまいち考えづらく、幻視しても単にカタツムリと一緒にのそのそ歩いてるだけな気もする。
像と一緒にこれはこういう生態の虫なんだという情報も写されてるんだろうか。
- 日本にしかいないならアメリカの現地民の大半はそれがカタツムリを食べる昆虫だと知らず、なんか変な甲虫としか思わないのでは?
- 作者が創作した架空の品種。あの世界では普通の存在で「マイマイカブリには飛ぶのと飛ばないのがいる」と人々に認識されている。
MIHってどのくらいの加速度で時を加速させてたの?
- だいたい6話で宇宙が1巡するくらい
プッチって時の止まった世界に入門したの?
- した。はっきり目が動いてる。
- してない。承太郎の見間違い、だってその動いたっぽい1回以降動いてない。
- 確かに やつは「停止した時の中」でスタープラチナが投げた銛の動きを見た…… やつの目が…… 見たからかわせたのだ (80巻 P58)
- 承太郎がやつは見たって言ってることに対しての反論になっていない。
1000km/hとかでてる弾丸を防げるスタンド使いが平均200km/h以上のロッズや300km/h程度のプッチの動きを見切れないのは何で?
- 銃弾じゃなくて、撃ってくる相手の動きを見て対応してる。
- 水に映った弾丸を見て防いでる徐倫。
- 縦横無尽に、主人公側の動きに注意しながら動くから。
実際、エルメェスはロッズに、承太郎はプッチに反応してる。 見えないのではなく見切れない。
少なくともMIHプッチはその速度というよりも反射神経自体が50-100倍になってるのでたとえ音速拳だろうとそりゃあ見切れるという話。- スタンドというものは真っ直ぐ自分に飛んでくるのが分かってる普通の弾丸とかには対応できるが、そこに横の動きとかを加えられると途端にダメになるっぽい。たとえばミスタだって普通に撃った弾丸は相手スタンドにはじかれたりしてるけど、セックスピストルズで軌道を変えたりすればけっこう当ててるというのがいい例。それと同じ理屈でロッズにも対処できないんだろう。さらにプッチ戦の場合、プッチが承太郎達より速く動いているというより、承太郎達がプッチより遅く動いていると見るのが正しい。スタンド自体の動きも遅くなってるから、時間の流れが普通の時に物凄いスタンドスピートで弾丸に対処するのとはまた違う。
この手の論理だと極論が、第3部の「吊られた男」の「光速で移動できるが鏡から鏡への直線移動固定なのでポルナレフに軌道先で待たれて切られた」あたりか。
- スタンドというものは真っ直ぐ自分に飛んでくるのが分かってる普通の弾丸とかには対応できるが、そこに横の動きとかを加えられると途端にダメになるっぽい。たとえばミスタだって普通に撃った弾丸は相手スタンドにはじかれたりしてるけど、セックスピストルズで軌道を変えたりすればけっこう当ててるというのがいい例。それと同じ理屈でロッズにも対処できないんだろう。さらにプッチ戦の場合、プッチが承太郎達より速く動いているというより、承太郎達がプッチより遅く動いていると見るのが正しい。スタンド自体の動きも遅くなってるから、時間の流れが普通の時に物凄いスタンドスピートで弾丸に対処するのとはまた違う。
加速についていけるプッチはすごいスピードで老化しちゃうんじゃないの?
- 神父は加速についていくことが出来る。
神父は加速についていかないことも出来る。 - 神父は移動だけ加速についていくことができる。
- MIHに老化を食い止める能力、何も食べなくても大丈夫な能力があった。
エンポリオがイルカにつかまって逃げるシーンの理屈がわからない。イルカも生物である以上加速についていけないはずなのになぜ神父から逃げられたのか?
- 神父と距離が離れてさえいれば、海の生物ゆえ無限に泳げるイルカ相手に神父は持久力の問題で追いつけない。=追いつくだけなら出来るけど、その後岸まで帰れなくなるから見逃すしかなかった。
- プッチは加速を無視できるんだから彼にとってイルカは止まっているも同然(海流に流されるかもしれないが)。だったらイルカに追いつくのはたやすいはず。
- 加速状態で追いかけていたプッチならイルカが数メートルも泳がない内に追いつくのでは?
- 走って追いつくのと服着た状態で泳いで追いつくのは大きく違う。しかもその上徐倫が妨害にきた。一瞬で始末したとはいえあの妨害の間にエンポリオとイルカは大海原に出てしまい完全に追いつけなくなってしまったのだろう。
- プッチが地上で早かったのはメイドインヘブンのスタンド像を使って移動していたから。拳銃を撃って逃げる徐倫たちをプッチが屋上からジャンプして追っていたのも、メイドインヘブンの脚力でジャンプしたから可能だった。一方水中ではメイドインヘブンに泳ぐ力がないため地上ほど高速移動はできない。
一巡がよく分からない
一巡はMIHの加速能力だけじゃなく、いくつかの要素が重なった現象なので分かりづらいかもしれない。
ここで要素ごとに説明しておく。
宇宙が滅んだ後、また宇宙が生まれるのは?
- これはMIHに関係なく、加速がなくても気の遠くなるような未来に起こる自然現象。
サイクリック宇宙論という考えがジョジョ世界には適応されている。
宇宙が始まる際の特異点がビッグバン、宇宙が終わる際の特異点がビッグクランチである。
再生した地球が以前の地球とそっくりなのは?
- MIHが一巡後の宇宙へ生物を連れてきたことによる。
生物が存在するという結果に向けて整合性のある宇宙が作られたので、そっくりな地球が生まれることになった。新しい歴史は誕生したが 宇宙を旅してきた生命たちの地球到着を運命の中にあらかじめ組み込んである歴史のはずだ(81巻 p.212)
運命が繰り返すのはなんで?
- MIHが一巡後の宇宙へ生物を連れてきたことによる。
一巡前の生物の運命が加速により決定したことで、敷かれたレール(一巡前の運命)をなぞることになった。
基本的にはバイツァ・ダストの繰り返す運命や各予知能力と同じである。一度観測した未来は固定されてしまう。
一瞬で終わった加速中の世界の運命を記憶するのは無理じゃね?
- 記憶しているのは脳ではなく魂。魂に運命を焼き付けてきた。
頭脳や肉体ではなく精神が それを体験して覚えて知っているのだ!(81巻 p.220)
偽徐倫とか偽承太郎みたいな一巡前に存在しなかった人は未来を記憶してないんじゃ
- これは輪廻転生の考えが使われている。魂の量は一定であり、新たに生まれたり消滅することはないという考え。
~魂全体の数は影響なく一定ということらしい……(70巻 p.77)
記憶は感覚器官による主観的なものでなく魂が経験しているので、杉本鈴美や写真の親父のように個を保った幽霊でなくとも、
死者の魂は消滅することなく、この世でかあの世でかは分からないが、全ての魂が加速を経験していることになる。
なお、キリスト教では死後は転生でなく天国へ行くという考えである。
偽徐倫とか偽承太郎とかはどこから来たの?
- 生物として存在していない、プールされている魂から生まれた。
なんとなく似ているのは前述したように新しい宇宙が整合性を持って生まれたから。
アイリンたちって徐倫たちの生まれ変わりなの?
- 魂の量は一定なので、生まれ変わった魂が引力に引き寄せられるように再び出会うということもあるかもしれない。
神父を倒した後、世界はどうなったの?みんな死んじゃったの?
- 死んだ人以外は未来の予知がなくなった一巡後の世界で生きてる。
- 死んだ人とエンポリオ以外は一巡前の世界に戻った。
エンポリオは世界が生まれ変わるキッカケになったので一巡後の世界に取り残された。 - 加速は初めからなかったことになって、エンポリオ以外は(死んだ人も)元に戻った。
エンポリオは世界が生まれ変わるキッカケになったので一巡後の世界に取り残された。
エンポリオが取り残されたのは徐倫達以外に因縁を全く持たない存在であったことも関係しているのかもしれない。
結局プッチの名前ってエンリコ・プッチとロベルト・プッチのどっちなの?
※当wiki内ではエンリコ・プッチで統一している。
- プッチはイタリア系なので基本的にはイタリア系の名前である"エンリコ"・プッチ。
- ロベルトは洗礼名やミドルネームでないかと憶測が飛んだが、重版単行本ではエンリコに統一されたため、完全な荒木先生のミスだったことになる。編集も気づかないものか・・・
- なにか意味があるのかも、と思って指摘しないのではないだろうか。推測されてたのと同じように
- 実は79巻192ページだけは2013年5月発行の第33刷現在もロベルトのままである。
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムはどうしてメイド・イン・ヘブンに対して発動しなかったの?
- 矢を抜いたからレクイエム状態じゃあなかった。MIH発動時には矢が手元になかったので、再び刺すことが出来なかった。
- まず、「ディアボロ撃破後もGEはレクイエムのままか否か」で解釈が分かれている。以下はGERが続いているという解釈とそれへの反論。
- 矢を抜くとレクイエムじゃなくなるのは発動しきっていないレクイエムの場合。
現に発動しきっていないチャリレクは取り上げたら元に戻ったが、発動したチャリレクは取り上げてもそのままだった。 - ボスに勝利後、矢が地面に落ちた時点でレクイエム状態が解除された。
ポルナレフが言うようにレクイエムは本体の心の奥底を反映する。
他人が無理やり奪うのと自発的に矢が外れるのではケースが違って、矢が外れたのは、ジョルノが心の奥底でレクイエムの状態を解除したという事。
- 矢を抜くとレクイエムじゃなくなるのは発動しきっていないレクイエムの場合。
- ポルナレフが初めて発動させた時もチャリレクは暴走状態だったよ。だから慌てて矢を取り上げた。
- まず、「ディアボロ撃破後もGEはレクイエムのままか否か」で解釈が分かれている。以下はGERが続いているという解釈とそれへの反論。
- 矢を抜いたからレクイエム状態じゃあなかった。後からレクイエム状態にしても既に起きている加速を無効にすることはできなかった。
- ジョルノ本人に害「意」のない現象にはGERは発動しない。
- GERは「攻撃してくる相手の動作や意志の力をゼロに戻す」能力。0に戻す対象は「動作や意思の力」なので、意思のない動作にも反応するはず。
そもそもディアボロに対しても「攻撃しようとする意思」ではなく「攻撃したという事実」に反応して発動している。
意思に反応するなら、時を飛ばすことすらできなかったはず。0にする対象だが、巻き戻す引き金にはならない。
- GERは「攻撃してくる相手の動作や意志の力をゼロに戻す」能力。0に戻す対象は「動作や意思の力」なので、意思のない動作にも反応するはず。
- GERの能力は「自分に対して」の動作や意思を到達させない能力だから、「時間」に対してのMIHの能力には発動しない。
- ジョルノに害がなかったためGER発動せず。あるいは発動したがGERの性質上誰も気づかなかった。
時の加速に対してでなく二次的な現象(交通事故など)に対して発動していたかもしれないが、加速はそのまま続いた。 - スタンドパラメータ表にはGERの能力から「射程距離・なし」と書かれているが実際はあり、能力の元である神父とMIHが遠くに居たから発動しなかった。あるいはジョルノのまわりだけ時が加速しなかった。
ポルナレフって一巡後の宇宙に行けたの?
- 亀が死んでなければ行けてると思う。(あの世にひっぱっていく力よりミスター・プレジデントの方が強い)
ただし加速の中で鍵が風化、亀のスタンドが解除されて置いていかれた可能性もある。
ディアボロは?
- 行けなかった。真実に到達する事ができないため。
- 生きている者は皆一巡するので範囲内では? その「真実」も結局、「一巡前の世界での真実」に過ぎないわけで。
- 死んでないから行けてる。
カーズは?
- 死んでいるわけではないのでいける。
ただしジョセフもプッチに殺害されることなく一巡しているから、結局二発目のカーズが打ち上がるのは変わらない。(つまり宇宙のカーズが一巡毎に一体増える)- カーズが増えるのは小説「JORGE JOESTAR」の設定。偽承太郎のような代替人物は一巡前に死んだ人の代わりであり、カーズは生きて一巡しているのだから代替人物が用意されることはなく、二発目のカーズが打ち上がることはない。
スタープラチナの時止めって光速超えたからなの? 超スピードなんてチャチなもんじゃなかったんじゃ?
あまりにスゴイスピードのため、光の速度を超え、全盛期(18歳の時)最大5秒、この世の「時」を止めることができた。(66巻 p.26)
- 否定的な意見が多数派かな。光速説には結構無理が多い。
- スタンドだけならともかく、時間停止中に動いている本体も光速で動いてることになる。
- 光速で動いたらあたり一面衝撃波で吹っ飛ぶ。
- 止まった時の中で動いてないのに時間停止が継続している。
- スピードでは圧倒的に劣るはずのザ・ワールドにラッシュで打ち負けている。
- 会話(音速)してる。(スタンドでの会話なら可能か?)
- いくら早く動いても思考のスピードがそのままなら時が止まったようには感じない。
スタープラチナやザ・ワールドの能力は時間を止める能力ってのは一貫した説明なんで、
これは正しいものとしてその上で6部の解説を重視するなら、光速はスイッチのようなものと考えればいい。
光速に達することで時が止まる、時間が止まってる間ずっと光速で動いているわけではないと。- そうだとしても、ハングドマンも光速移動しながらちょっと手を振るだけでそのスイッチを入れられる事になる。
事実作中で光速移動の最中に何か他の行動をした事は無く、他の資料にそれが可能と書かれていた事も無い。JoJo6251には「移動中は無防備」とむしろ行動が不自由になるらしき事が書かれている。 - ネズミと人間とでは寿命が違うが一生のうちに打つ心拍数はだいたい同じというデータがあり、ネズミは人間の数倍の密度(速度)で生きているのではないかという説がある。
つまりスタープラチナはネズミよりもっと速く、光の速度を超えるほどのスピード(密度)でも「生きれる」スタンドであり、数秒間だけ本体や任意の物体をそのレベルに加速することができる能力なのかもしれない- 光速で動くことでの周囲への影響という問題を解決できていない。
- 投げナイフ同様、周囲の空気等も能力(加速)の影響下に入れれば問題ない。
そもそも光速中に投げられたナイフがあの程度の威力しかないのもおかしいし。 それじゃ投げたナイフがその場で落ちるだろ。
- 光速で動くことでの周囲への影響という問題を解決できていない。
- ホルホースやポルナレフが言及してるのはザ・ワールドの方であってスタープラチナの方ではない。
同じタイプのスタンドと言えどザ・ワールドとスタープラチナの時止めが根本的に原理が違うと考えるのが適切では- 承太郎が時止めに目覚めたのはザ・ワールドの能力を花京院が暴いたから。もしスタープラチナの原理がザ・ワールドと別で光速超えが条件なら、
あの時急に光速を超えられるようになったとでも言わない限り、スタンドのスペック自体は変わっていないのだからもっと以前に発動していたはず。
仮にヴァニラ戦のチャリオッツのようにスペックが上がり、それまでと比べて尋常では無いほど速度が上がり光速を超えていたのなら、
ラッシュ勝負でザ・ワールドを圧倒するはずだし、止まった時の中で動ける一瞬で無数のパンチが打てるはず。
スタンドパラメータに「成長性」という項目がある通り、スタンドの能力は伸びる。承太郎に限って見てみてもDIO戦のさなかに止まった時の世界での行動限界時間が一瞬から数秒に延びている。
また光速を超えたといっても「スタープラチナの何がどういう形で光速を超えたのか。超光速をどれだけ持続できるのか」は言及されていないのだから「一瞬で無数のパンチが打てるはず」とする事には根拠が無い。 『方法が違う(かもしれない)』というだけで、起こしている現象は全く同じ『時間の停止』。
「止まった時の世界に入門したスタンド」であるザ・ワールドとスタープラチナは『誰がどうやって止めたか』に関係無く停止した世界を認識できる。 - 承太郎が時止めに目覚めたのはザ・ワールドの能力を花京院が暴いたから。もしスタープラチナの原理がザ・ワールドと別で光速超えが条件なら、
- これらのホル・ホースやポルナレフの言葉はあくまで今目の前で起きた事への「単純な超スピードで可能になる現象ではない」という分析に留まる。
「スピードじゃねえ。どうやって!?どうやっておれの背後へ…………?」(22巻 p.187)
「催眠術だとか超スピードだとか そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ」(27巻 p.49)
この言葉の時点ではまだ相手が時を止めたという事を理解してすらいないのだから「一体どうやって時を止めているんだ?
超スピードなんてチャチな方法ではないはずだ」みたいな意図は二人とも持ってはいない。
たとえ超光速だろうと「ただスピードが速いだけ」だったら、生身のDIOの移動が起こす空気の動きがクモの巣を破ってしまうし、
ポルナレフを移動させようとして触るのも実際は「物凄い速度で衝突する」事になるのでそっと階段を下ろすなどという事は無理で、
肉体を破壊してしまう(同じ荒木の作品『バオー来訪者』で、銃弾の軌道上の女性を育郎が助けようとする時に
「突き飛ばして助けたくてもその衝撃自体が致命傷になる」と判断した理屈と同じ)。
「時間をかけなくては不可能な結果を瞬時に出せる」というのが時間停止の最たる特徴で、
それに対する「ただの素早さとは全く異なる現象」という二人の分析は正しいし、それを可能にする要因が超光速到達だとしても矛盾はしていない。 - 「超光速で動けるようになったから実質的に時が止まった世界を動いているかのように行動できる」というのは間違い。能力として『純粋に』時を止めている。
星の白金の速度と共に反射神経が超光速に達することで星の白金と視界と感覚を共有する本体の承太郎も「辺り一面の世界が止まったように見える感覚」を覚え、それが元々秘められていた新能力の発動へのきっかけになった。
もっと言うとそもそもDIOも3部で描かれた話を見る限りエンヤとのスタンド鍛錬中にかなり似たアプローチで時間停止に目覚めていると言える。(銃弾回避訓練)
ただしDIOの場合は世界の全てを支配したいという歪んだ進取の気性からくるイマジネーションの方が強く能力発現に寄与したと思われる。
ややこしいのは、のちに戦うことになるプッチ神父のMIHの場合、この「超光速で動けるから時が止まった世界で動いているようなもの」理論は完全な間違いではなくなること。
神父の言っていた天国って結局なんだったの??
- 全ての人間が、幸せも不幸も全て予知し、「覚悟」を持って受け入れることの出来る世界。
覚悟さえあれば、明日死ぬとしても幸せだとプッチは考えている。- プッチはウェザーとぺルラの事件を経てこの世界の理不尽な「運命」について考えるようになった。MIHの力で「覚悟により運命を超越する」世界がプッチにとっての「天国」だった。