ハンガーの小説

Last-modified: 2013-04-02 (火) 10:35:29

今まで?人の人が来ています!!

welcome(明るっw) 小説結構更新しました!ご覧ください。

ハンガーのページへいく。
※この話はすべてフィクションです。実際の企業などとは関係がありません。(関係あるわけないけどねww)
※行数オーバーってどれぐらいでなるのか・・・ハラハラして小説が書けない(単なる言い訳www)
↓↓短編です!!なのでどこからでも読んでください!普通の小説でわりーなww↓↓

第1話 愉快な泥棒

ある小さな町に研究所がありました。とてもきれいな研究所でその研究所を運営しているY氏は大金持ちでした。
今研究しているのは腕時計のようなものでした。しかし、ボタンを押すと巻きつけてある人が飛べるという発明です。
(作者:将来の夢の作文みたいになってきたww)
当然それを狙っている人もいました。しかし何カ月何年と経ってもその発明はでき上がりません。狙っている人の大多数はあきらめていくのでした。しかし諦めない人もいました。
いよいよ20XX年にそれができ上がりました。小型化されていて人々はそれを欲しがりました。
しかし便利ほど値段は高いもの。30億円もしました。アフリカの石油王も買えましたが、その発明のことを知りません。知っていても
「本当に空を飛べるのか、詐欺じゃないだろうか・・・」
と考えたことでしょう。
その研究所の隣の家です、その家の人は泥棒でした。たくさんお金をもっています。盗んで自慢すれば、さらに金持ちになれると信じていました。
いよいよ計画を立てました。セキュリティーは万全で、盗む余地がありません。鍵はY氏しか持っていません。
ずいぶん入念な計画を立てました。失敗すればどうなることか・・・Y氏は恐ろしい人なのです。
1か月ほどしてようやく実行のチャンスがめぐりました。Y氏は祝賀パーティーに出かけていて、何とお間抜けなことに玄関を閉めていないのです。
ニヒヒヒ・・・でも緊張する・・・
玄関のドアノブにそっと手を当てました。冷たい鉄です。思わず身震いしました。しかし開けれました。ゆっくりとドアが開きます。キューという音がしてすべて開きました。そしてドアを閉めました。
どこにあるのか・・・と探すまでもありません。「新発明はこちら→」という看板がありました。
迷わずいきました。ガラスに入った発明品がありました。どうやって開けようかと考えていたときに上からガラスがおちてきてガラスが割れました。
やばい!!!!
しかし何事もなかったように静まり返りました。良かった・・・よし!
ポケットからふくろを取り出し、ファスナーを開けて入れて閉じました。あとは走るだけです。
タッタッタ、ドスン!出口前で何かにぶつかりました。
えっ、人?
もう終わりです。電気がつきました。あのY氏です。
「あ、あなたはそこで何をしているのかね。」
「あ、あっ、あ・・・」
「その袋を見せてくれんかね。」
「あ、あ、はぃ・・・」
Y氏は袋を開けました。中にはあの発明品があります。
「これはなにかね。」
「う、うでどけ、い・・・」
「これはどこにあった。」
「こ、このけんきゅ・・じょ・・・」
その泥棒は素直に答えました。
「つまりあなたはこれを盗んだ。というわけだね。」
「うわっ!!!」
とつぜん走り去ろうとしました。しかしすぐY氏に止められました。
「なんでにげる。落ち着いて聞きなさい。」
「あっ・・はい・・・」
「きみは今1億円を用意できるかね。」
「家にはありますけども・・・」
「じゃぁ、持って来い。持って来なかったら警察に言う。分かったな」
「は・・・い」
自分が泥棒か被害者かがわからなくなってきました。しかしその泥棒は盗んだお金で一億円をもってきました。
「もっ・・・持ってきましたが・・・」
「そのお金でこれを買わんかね。」
「えっ、いいんですか。」
「いいのだよ。」
おもわず29億円引きにびっくりしました。迷わず、
「買います!でも警察とか誰にも言いません・・・よね???」
「言わないよ。遠慮なく持って行きなさい。」
「やったー!!!」
子供みたいに飛び跳ねて家に帰りました。夜遅いから明日使おうと思いました。


いよいよ実験の日がやってきました。そのY氏も見ていました。
いよいよ装着してボタンを押します。ドキドキしてきました。自慢する前に使わないといけないと思いました。
3・2・1・GO
ヒユーと空をゆっくりと飛んで行きました。快適です。50m、100m・・・
その泥棒は肝心な事に気付きました。おりるときはどうするのかと。
気付いたときにはもう400m。Y氏は助けないでおこうと思いましたが、1億儲けたので自家用ヘリコプターで追いかけました。助かりました。それをはずして泥棒は助かりました。しかし自家用ヘリコプターが急墜落。泥棒は奇跡的に助かりましたが。Y氏は死んでしまいました。


研究所で何やら実験しています。あの泥棒は知り合いがいなくて、その研究所の後を継ぐことになりました。
泥棒のいた家は売りました。誰かがまた買いました。他の泥棒です。
その泥棒は考えていました。
「次は誰をだまそうかな。」
完成して、鍵をせずパーティに出かけていくのでありました・・・
(終)是非感想をお願いします。一番下のコメントでもいいです。

BIPPA

~~登場人物~~
クッパ 住人。最近贈られた不思議なロボットのせいで困っている。推定20歳。
BIPPA 謎のロボット。宇宙から送られてきた(?)。あのポケモンに似ている。
リーフ 草の神様。またポケ・・・BIPPAとこの世界に来た。

1 BIPPAが来た NEW

ある所にデッパと言う人がいました。
「人か??ってかクッパだよ!」
平和に暮らしていました。
「平和じゃないよ!」
お黙り。あの時まではの話ですが・・・


ピンポーン!
「あい。」
「宅急便です。」
「卓球台?」
「ハンコをお願いします。」
「よっこらしょ。しかたねぇな。」
ハンコをとって、玄関へ行きました。
「ここにお願いします。」
「はい。」
押したのはほっぺでした。
「お似合いですよ(笑)」
「ここです。」
「はいはい。ごくろうさん。で、何が入ってるのか・・・」
部屋に帰って開けました。カサコソカサコソ・・・
「えっ?!」

2 ボタンを押すと・・・ NEW

「BIPPA!!BIPPA!!YOROSIKU!!!」
「だれあなた・・・」
「DAREANATA???NANDESUKASORE.WAKARIMASEN.」
「って半分わかってるよね・・・ジャパニーズ。読者読みづらいよね・・・」
「HA?」
「壊すけどいいの??」
「IIYO.」
※以下変な音が入ります・・・
ガッシャーン、ドドド・・・ウィーン、オベベ・・・ドーウイーン、カシャ
「HUKKATU.KONNAKOTONIDOTOSURUNA!!」
「こいつ手ごわい。お前ミサイルとか打てるの??あ、なんかここにボタンがあるけど・・・」
ポチ!!
ヒユルルヒユルル・・・
「なんだ、なんだぁ・・・」

T&T

暇人のハンガーが成長していくストーリーのはず・・・
登場人物

ハンガー暇人。どうやらこのページの人らしい。「↙友達じゃない!!」
ハンバーガーハンガーの友人???「友達じゃないって??じゃあ親友だよww」
ウイルスハンガーのパソコンのの中にいる。「一言ですか?ウイ。」
第1話 ツッコミは自分につっこめ

ハンガー:どーも。新連載絶好ちょー(??)のハンガーです!4649。
ハンバーガー:シンガーさんこんにちは。歌手ですね。てか、いきなり数字って出すもんなんですかね・・・
ハンガー:新連載でそんなこと言ってたら読者あきれるよ・・・ハンガーね。ハ。
ハンバーガー:すんません。あんまり言ってたらたたかれて食べられますからね。
ハンガー:ま、そんぐらいならいつでもできるというのを頭に入れとくように。
ハンバーガー:あ、はい。で、シンガーさんはこれの編集者ですよね?
ハンガー:何回間違えてるんですか。ハ・ン・ガ・ー。ま、一応編集者です。
ハンバーガー:ああ。すみません。もう寝ます。
ハンガー:勝手に寝ろ。
―5分後―
ハンバーガー:ふーっ。いい朝日だ。鳥が飛んでいる。
ハンガー:それ夕日ね。鳥って言ったってからすだからね。
ハンバーガー:いちいち突っ込まないでくださいよー。ツッコミは自分につっこめって言うんじゃないですか。
ハンガー:そんなことわざ聞いたことねーよ。てか漫才じゃあるまいし、あなたのおかしい所を指摘してるだけ。
ハンバーガー:漫才??キラーン!!
h&h1.jpg
ハンガー:何反応してんだよ。
ハンバーガー:いいじゃん、漫才って。組んでみようぜ。おれたちで。

第2話 ウイ。留守か。

ハンバーガー:おれたちなら絶対いいと思う。
ハンガー:ひつけーなww
ハンバーガー:おれはマジなんだ。
ハンガー:おれはジンマシンがでそうなんだ。
ハンバーガー:やろうって。
ハンガー:やらないって。
ハンバーガー:じゃあジャンケンで決める。
ハンガー:なんでジャンケンなんだよ。
ハンバーガー:一回勝負な。
ハンガー:仕方ねぇ。おまえが負けたら一生誘うなよ。
ハンバーガー:いいけど。最初はグー、ジャンケン、
(ハンバーガー:パー ハンガー:グー)
ハンバーガー:よし、かったーー!!
ハンガー:最初はグーなんだからグー出さないとだめでしょ。
ハンバーガー:なんでそういうこと言うわけ (..;
ハンガー:ああ・・・なんかすいません・・・
ハンバーガー:あ、みとめた。ありがとう。
ハンガー:いやいやいやいや・・・おいおい・・・
ハンバーガー:コンビ名は、芸風は・・・
ハンガー:あまり調子に乗ってるとあなたを消すことができるんだからね。編集者だから。気をつけたまえ。
???:残念だけどそれはできないね。わたしがいる限り。
ハンガー:だれだ???おまえ・・・
???:私はミス・ウイルス
ハンガー:なんだwww女かwwww
ウイルス:お前のパソコンをのろう。
ハンガー:時間内ないので次行きま~す。
ウイルス:ウイ。留守か。
ハンバーガー:おれの出番がww最後ダジャレwwしかも「ウイ」ってフランス語ww

第3話 電子レンジのボタン右上がよく反応する

作者:めんどいんでハンバーガーならハンバっていうように略しますよ・・・
ハンバ:ハンバでーすっていきなり略すんですか・・・??サンバみたいで、なんかいやなんですが・・・
ハンガ:一文字違いですね・・・サンバー!!ヘイ!!
ハンバ:この状況で名前に注目せい(
ハンガ:作者=ハンガですからね。2重人格ですよ。
作者:そうですよ。
ハンバ:えwww
ウイ:そうですよぉ。
ハンバ:何入ってるんだよwww勝手にw
作者:昨日の夜呼んどいた。
ハンバ:友達かよww
ウ:一応メル友ですよ・・・
ハンバ:えwうそでしょww(ウイ留守と友だちになったのか・・・うらやましいな←んなわけないよね・・・)
エン:うらやましいらしいよー
作者:今日新入りのエンジェルでーす
ハンバ:勝手にそんなこと・・・そっ、そんなわけないよぉ・・・
エン:怪しいでしょ。ハンガーさ・・・ってハンガーいねーじゃん
ウ:それはどうでもいいけどハンガーさんを探さなきゃね。
エン:なぜさんづけ・・・あやしいあやしい・・・
作者:盛り上げるためにあなた書いたけど暴走するなら消すよ。
ウ:残念だけどそれはできないね。わたしがいる限り。
ハンバ:次行きまーす
ウ:おい、ちょーまてよw

ムギノ探偵局

登場人物・・・

ムギノ
探偵。なにかと謎が多い。八百屋の2Fに事務所がある。詐欺グループと関わりがあるという噂がある。
ムギト
ムギノの弟。
北川アキラ
西小6年生。読書好き。推理小説専門。「問題こい!!」
ともや
西小6年生。アキラの友だち「←赤の他人です。」
U建設
悪の会社。
岸本・・・アキラとぶつかった男。
???・・・ボス。正体不明。
???・・・ジャマイカ人。逮捕を免れた。助っ人。
百虎組
悪の会社。「くくいどらぐみ」と読む。
???・・・ボス。ホワイトラビリンス勤務。
???・・・したっぱ。貧乏。
ケント
東中の学生。外伝で登場だが本編に出ることも・・・
大石勇作
東中の学生。頭がいい。

本編

断章 黒影

8/27 PM6:00
夕暮れを歩いている男がいた。黒のコートを着て、よれよれのズボンをはいていた。
突然その男がため息をついて「ホワイト・ラビリンス」に入った。
「ホワイト・ラビリンス」は全国チェーンの人気カフェ店である。
特に「クロスソフトクリーム」はいろんなクッキーが刺さっているソフトクリームで一番人気である。
しかしその男は何も注文せず、新聞を読んでいた。いや、読んでいるというより顔を隠しているような感じだった。しかもそわそわしていた。誰かを探しているのか、やけに落ち着きがない。
やがて店員が来た。男は家の鍵を落とした。そのとき店員がひろい耳元でつぶやいた。
「例の件、うまくいってるか。」
「ああ・・・ああ・・・」
「まだか。今日までだぞ。万が一失敗などしたら・・・」
「すみません、今日までには。」
店員が離れる。男も店を出た。そしてつぶやく・・・
「ふーっ。このやろう。絶対にやってやる・・・」と。

第1章 ブルーアース

8/28 東町日報 号外
東町1丁目美術館「アワー」で10億円の絵画が盗まれた。
中流作家だが、一部のマニアの中では人気がある。
名前は「ブルーアース」。防犯装置は作動しなかったという。
その展示スペースには3人の警備員がいて、常に巡回をしていた。犯行に及ぶのは難しいとされたが、休憩時間があり、その時間は展示されていないが、その時間が怪しいとみて捜査を続けている。
8/28 AM9:00
その日家族でドライブしていた少年がいた。名前は北川アキラという。小6でミステリー好き。
看板が見えた。東町に入ったようだ。
と、突然母がユキちゃーんと言って車をでた。
「あ、ごめん。ドライブ中止(。-_-。)どっかいってて。1時間ぐらい。ユキちゃんとお茶するから。」
と、いってあの店「ホワイトラビリンス」に入って行った。
もともとこのドライブは母が計画したんじゃないか。なにが『あ、ごめん』だよ (..;
なんて怒ってるときに父が富士山が噴火しそうなことを言ってきた。
「お父さんも東町支店に書類をとりに行ってくるよ。アキラはどっかいってて。ここに集合ね。」
何なんだこの家族・・・ふざけるのもいいかげんに・・・
でももういっかという気持ちもあった。静かに小説が読めるしおこづかいは持ってるし。
最近の小説で面白かったものを紹介しよう。
朝ごはんさんと、昼ごはんさんと、晩ごはんさんでは誰が一番悲しいか。
正解は朝ごはん。(以下白文字)朝ごはん→朝食→超ショックだから。
っていつどこに集まる気なの。そのことを忘れていた。
そうして時は流れていく・・・

第2章 ソフトクリーム

8/28 AM9:20
暇なのでそこのソフトクリーム店に行って100円のソフトクリームを食べながら歩いた。
あれからミステリーを読む気が失せたのだ。
それにしてもこのソフトクリームっておいしいな。あ!学校の友達ともやの父さんがやってたんだっけな。顔そっくりだな・・・
仕事と言えばうちの父さんは銀行に務めている。銀行と言えばこんな事件もあったな・・・
○8/26の未明、宮和信用金庫で9億5000万円が盗難された。あとかたもなく盗まれてしまった。警備不足が原因という声もある。現在宮和信用金庫と警察が捜査している。
10億ちょっとか・・・ビミョーな金額だな・・・ってそんな事はどうでもいい。頭の中の一昨日の事件と父さんの顔を吹き消す。
パクパク、もったいぶって少しずつ食べる。3分の2は残っているぞ。おっと!その時突然体が倒されそうになった。
!!
なにやってるんだ・・・ってこっちが悪いか・・・考えごとしていたからな。ぶつかったのは大柄な男。誤っておくべきかな・・・やばい。アキラはその男を追いかけた。すぐ追いついた。荷物をもっていたからだ。
「あのぉ・・・さっきはすいませんでした・・・」
といったら男は一瞬起こりそうになったが、口調を変えて、
「なんだ・・・ああいいんだ。きにしないでおくれよ。」
と言った。ふくにシミつけちゃった。まあいいか。男は走って行ったから。
顔ブサイク・・・ってそんなこと言ったらどうなることやら。

第3章 数字の謎

8/28 AM9:30
しばらく公園で本を読んでいた。で、またまたクイズがあった。
水と火がある"かん"は何?
今回は前回より簡単か?でも水と火か・・・案外難しいかもしれないな・・・なんだろうk・・・
あ!分かった!簡単じゃん。答えは(白文字)一週間。水曜日と火曜日があるから。だ!
次はなんだろうか。
1~100までの数字に9はなんこある?
えっと、9と19に29・・・9こだけか。いや、99に9が2つあるから10こ!
アキラは自信満々に次のページをめくるとそこには・・・
(白文字)20こ。9,19,29・・・89,90,91・・・99で99には9が2こだから。
とあった。なーんだ。ひっかけもんだいじゃん。まんまとひっかかってしまった。89と99の間に10こもあったのか・・・トホホ・・・ (--;
――絶対次は引っかからないように頑張るぞ!
と思ったアキラの耳に、
「号外でぇーす!」
と聞こえた。公園前の駅で配ってるのだろうか。内容は?事件??それとも・・・
アキラは走って号外をとった。(号外は1章を参照)
じ、10億?!
画は見たことがないが相当な価値なのか・・・宮和市の安全は守られるのか・・・宮和市は犯罪都市となってしまうのか・・・
てかもう戻ったほうがいいよね。父さんと別れた所に。
号外をもってアキラは走った。そのころ紙袋をもった人が号外をもらっていた。むろん、アキラは知るはずがなかったが。

断章2 TORIHIKI

8/28 AM9:30
RUMU1:
「例の奴はやれたか。」
「はい、親分見ましたよね、あれ。」
「まあな。でもよくやった。」
「ありがとうございます。」
「で、U建設と取引をしないとな。TORIHIKIを。血が騒ぐ取引を・・・RAST.GAMEを・・・」


RUMU2:
「ナンだってぇ!!!お前アホカヨ!!!シッカリシロ!!」
「すみません・・・・・・」
「わざわざ来ていただいたのに、なにをしている。」
「すみません・・」
「だからニッポンジンハだめナノダヨ、ワタシガヤレバヨカッタネ、マッタク!!
「すみません」
「お前すみませんしかいえないのかよ!!」
バン!その人は机をたたいた・・・


それぞれ一同はある場所へと向かう・・・

第4章 大きな町の小さなアキラ

8/28 AM10:30
アキラは走る。ずいぶんな距離を走った。なんで探偵がスポーツ系にならないとだめなんだよ・・・と呟きながらも。
相変わらずにぎやかなんだな。この街は。8階もあって地下には駅もあり、大型ショッピングモールではバーゲンがやっているらしい。
本のバーゲンがあったら言ってもいいけど、な・・・そういえばこんな問題がある。
地震の時は一階から逃げますが、なんと階段を上がって行っている人もいるのです。いったいなぜ?
上にいた方が安全とか、秘密の抜け道とかはなしで・・・
答えは(白文字)地下にいたから。
分かった人は結構多いと思うな・・・だって↑の文章にヒントがあったはずです!
あ、またクイズモードになってしまった。急いで走る。
いっぱい人がいるな・・・あいかわらず。
ん????
なにしているのだろうか。
あそこに人がたくさんいてなんか怖い感じ・・・紙袋を持って何かこそこそやっている。
よし、何か怪しい。探偵の基礎中の基礎。聞き込みだ。
でもなあ・・・怖いな・・・でも我慢。
「あの・・・すみませーん」
「んあぁ??」
黒い服を着た男が振り返った。アキラは身震いした。鳥肌が立った。鼓動が速くなった。
「な、なにしてるんですか、ね・・・」
「お前みたいなやつは関係ねぇ。さっさと家に帰りな。」
「あ、ああ、すみません・・・最後に紙袋を見せてもらってもいいで・・・」
と言い終わる前に男は
「行くぞ!!!」
といい、3人と2人のグループに分かれて走り去って消えた。
探偵だったら追いかけるところだろう。しかしアキラは気迫に押されていた。ただ、立ちどまってみることしかできなかった。

第5章 うっかり

8/28 AM10:50
26日の事件と今回の事件。金額が似ている。この事件は関連しているのだろうか・・・
ハンサムな探偵が歩いていた。ちょうど美術館「アワー」の前で推理を巡らせていた・・・
そのころ。
「おい、岸本走るんだ。お前の持っているものが一番大事なんだからな。」
「ハヤク、ハヤク。ジャマイカタイニッポン!!ワタシニカッテ!!」
「すんませ~ん、はぁはぁぜぇぜぇ・・・」
「やせろ、お前、デブブタ!」
「ひぃ、すみません、わっしゃもう無理でっせ」
「ファイト、ファイト!!ガンバレヨ、100キロノブタサン!!」
「「アワー」でっせ、あの」
と岸本という男が横を向いた瞬間、岸本はこけた。
「いた・・・」
しかし大事なのはけがではない。岸本の持っていた紙袋が破れてしまったのである!!中身が・・・
大の大人がこけたので周りの人の目が一斉にこちらに向いた。笑っている人もいた。しかし3人は笑えない。警官が来た。
「ちょっと紙袋を拝見出来るでしょうか。」
「む、ムリダヨ!ケイカンサン!ナンデミルノ!」
そばにいた警官何人かが集まってきた。
「そういうことにはできませんね。職務質問に答えないという事はどうなるかごぞんじで?」
「うっせぇ、だまれ。」
「おとなしくしろ!!!!」
そこにいたハンサムな探偵が怒った。
「落ち着いてくださいよ。わたしたちが対処します。これはなんですか、このお金は。」
「き、給料ですよ・・・」
「ン億円はあるな、これ。どういうことですか。」
「ふん。知らないよ。」
「わっしゃが持ってたんだけどしらねぇよ!」
「イレラレタンジャネエノ」
そのとき、ハンサムな探偵の目が光った。
「たしかあなたではなく、この人が持ってました・・・よね???」
「ミ、ミタンダヨ」
「見たらご本人にいますよね・・・ご本人は『知らない』と。」
「うーーーもー!!帰ります。」
「オマエ、ハラタツ!!」
その時アキラが来た。
「なにをして・・・」
そのときアキラが叫んだ。
あ!!

第6章 シミ

8/28 AM11:10
「刑事さん、ちょっと聞いてください。」
「なんだね。私も忙しいからあまり長話を聞くことはできまい。手短に話してくれ。」
「あの人の服・・・見てください。シミがついてますよね。それ・・・僕がつけたんです。体が当たって。」
するとその男、岸本です、岸本の口元が震えていました。
「な、なんだって、偶然だろ。なんだよ、ばか。自分でつけたんだよ!・・・ってあっ!!」
岸本を含む2人はパトカーの中へ。しかしハンサムな探偵は、
「1人外国人みたいなやつがいない。逃げたか??」
と言いました。確かに外国人の姿はありません。
その2人は逮捕されました。この事件にかかわったとされ。
そのころ、外国人は成田空港からジャマイカへと言ってしまったのです。


「それにしても、キミすごいな。名前なんて言うの??」
「ア、アキラです。」
「おれはムギノ。よろしくな。」
急に言われて驚きました。
「いろいろキミは頭がいいようだな。後で話をしないか。君はどこに住んでいる??」
「西町です・・・」
「じゃあ近くだ。サクラ通りに八百屋があるだろ。2階に私がいる。とにかく来い。」
「あぁ・・・はい。」
「では後で!!」
走り去って行きました。呆然とアキラは立ちすくみました。するとまた驚きの声をあげました。
「母さんと父さん!!」

第7章 大手柄は偶然か?? NEW

8/28 AM11:20
「アキラじゃないか。探したぞ。」
北川家は美術館の前で合流した。
「アキラ、あの絵画、ぬすまれた絵、持っている人を見つけたのよ。ホワイト。ラビリンスで。すごいでしょ。」
「偶然だよ。ぼくなんか、ソフトクリームのシミで犯人がわかったんだから。」
「つけたのは偶然でしょ。行儀悪いし。」
「関係ない関係ない・・・」
「ソフトクリームなんで買ったのよ!お釣りは??」
「まあまあやめろよ。」
そこでお父さんがストップをかけた。母さんはケチで鬼なんだから。お父さんがいなければどうなる事か・・・
「まあまあ帰ろう。もう昼だ。この街のどこかへ連れて行ってやるから。」
「やった、やった♪」
「喜びすぎだよ・・・母さん・・・」
「さっきの勝負負けた!だから早くいこ♪」
「仕方ねえな・・・(ブツブツ)」
「高級サーロインにバイキング♪」
大喜びしている中で話し合っている人がいた。
「歌には秘密だけど今から行くのはうどん屋だから・・・」
「え!まあいいけど、どこの?」
「最近オープンした所。実はおやじがやってるんだ。」
「亮、おひさーとか言われない??」
「言われるわけないだろう!!バカアキラ!!」
これで分かっただろう。アキラの父は亮、母は歌という名前であったのである。

外伝

1 朝の目覚め

朝早くふと外を見た。何台も同じ車が行き来している。どうやら、警察のようだ。朝早くから何があったか分からなかった。急に、
「おい!!」
という声が聞こえた。
それは聞き流して新聞を取りに行った。さっきの事件の事を見ようとしたわけではなかった。ただ、なぜか普段見ないのに見たくなってきたのだ。
さっそく新聞を見た。何やら面白そうな記事が載っているではないか。いや、その横には、100万円が盗まれたって? 大変なことになったもんだ。警察が必死で探している。100万円といえば、この前お母さんが宝くじで1万円が当たった。久しぶりだった。世の中1万円も当たらなくなった。困ったもんだ。
さっきの事を話している人を紹介しよう。家はどこにもありそうで裏庭には少しの畑がある家だが、フランスの美術館にも置いているか置いていないかという絵画を玄関に飾っている家があった。その絵画は一度も下ろした事がない。触ったこともない。それはさておき、その家のお父さんは警察官、お母さんは元教授という両親をもつ子どもがいる。その名はケント。とある日、そんな家にあるお客さんが来た。
「フラルランスといいまーす。私は世界中の名作をコレクションしているのでーす。その玄関からみーえる作品がどーしてもほしーのでーす。1億円では取引できませーんでしょうか??」
「これはお金に変えられないのですよ。この世の中のお金をすべてもらっても渡しませんよ。」
「えーーっ。はるばると地球のうらがーわから、きたのにぃ」
「うーん。お茶出しますからゆっくり考えてください。早くあきらめてくださいよ。」
お母さんはお茶を出し、お父さんとケンタは部屋を案内した。
「そういえば来る時裏に、はたーけーがありまーしたーよね? ちょっと見てみたいのでーすがー。」
「チョットだけならいいですけど。(何なんだ、この人・・・)」
仕方なく、畑へ行った。しかしその人は
「すばらーしいー。写真をとりたーいのでデジカメーとってきまーす。」
「ここにありますよ。」
「あとちょっとぉ、とってきます。」
「はぁ。」
何をとってくるのかさっぱりわからない3人だが、早く決断してくれるかもしれないので待った。それから1分・・・
「ない!! 持ってくーるーの忘れたー。」
「そうですか。」
「やっぱりこの絵いりませーん。」
なんでそこであきらめるのか不思議に思った。まあ、早く家を出てほしいからどんな理由でもいいだろう。それにしてもあわただしい・・・
「しつれいしますぅ!」
絵がもらえないとでも言うのに、満足げに帰って行った。
 この家の絵は、インターネットで有名になっているようだが、今回のように欲しいと来る人はいなかった。それから1カ月ほど経つと、その事は遠の昔に忘れていた。
 ケントはお母さんと買い物に出かけた。八百屋だ。その上にあるムギノ探偵局は、探偵局らしくない。1階ではムギノの奥さんが八百屋を経営していて、大繁盛しているが2階の探偵局にくるお客さんは、ダニぐらいだ。全く不人気で、経営破綻してしまいそうである。ケントは探偵局までの階段を偶然発見した。かなり注意深く見ないと見つけられない。ほこりがかぶっていて臭かったがのぼった。
「いらっしゃい」
低い声でケントを迎えた。
「あのー。ここは何ですか??」
「探偵局ですけど・・・」
「面白そう!!実は探偵局にあこがれているのです。」
探偵局というのは、謎の事件等を調べる仕事でそう言われても困るムギノだが
「ああ。弟子入りならいいぞ。」
とあっさり返事した。
「すみませんが、明日は休みなんで、明日また来ます。」
ケントは帰って行った。
 ケントは次の日、ムギノのもとへ向かった。お母さんはナントカ会っていう会に出ているらしくって、今日は朝から出かけているし、夜遅い。それは隣の県でするらしくて往復でも時間がかかるそうだ。
午前8時前。ケントは探偵局へと向かった。するとムギノは新聞を読んでいた。
「おはようございます。」
「おう。よく来たね。あ、これからはおはようでもいいよ。」
「ん、じゃ、おはよう・・・?」
「はははは。礼儀正しい子だ。ここに座りなさい。」
奥にしまっている椅子を用意した。
「えっと、名前はなんだったっけ。」
「ケントと言います。」
「ああ、ケント君か、よろしくな。」
あれこれ雑談をしていると、第1号のお客さんが来た。赤い服を着ているおじさんだった。ムギノは喜んでいた。
「ここは探偵局ですよね。疑問に思ってる事があるんです。」
「なんでも結構ですよ。」
ケントは初めての客に緊張していた。
「じゃぁ、ここの紙に書きますね。」

2 火

事件は前の日に起きた。初心者サーカス団がサーカスをしている時に男の王様がゲストに呼ばれた。ライオンが追いかけていて、しかも、行く手には火の輪があり乗り越えても200m下に落ちてしまう。「きゃー」と叫んだ絶対的ピンチの時、突然ライオンや火の輪などが消えた。それまでの危険は無くなり、男の王様は無事になった。


「不思議ですね。意味がわからない。」
「これは行ってみないといけないな。それより場所を案内してください。こちらは午前中は無理なんで午後の方でお願いします。」
「午後1時ぐらいだったらいけるのでお願いします。場所はここですね。ありがとうございます。」
お客さんは帰った。
「なんで午後にしたの?」
「午前中は見たいテレビがあるから (^^)
「・・・(自分勝手だな)。」
午後1時。あのお客さんが来た。
「では・・・案内します。」
そのおじさんは妙に歩き方が変だった。ケンタはその歩き方が嫌だった。サーカス会場は、10分ほどでついた。
「でかいー」
ケントは興奮していた。サーカス会場は、東京ドームの半分ちょっとぐらいの大きさだ。係員は、昼のランチを食べに行っているので近くに見当たらない。ムギノは
「このステージって入る事ができますかね。やっぱり係員に聞かないといけないんでしょうか。」
「それはまずいですね。入口に書いていたでしょ。」
「当たり前ですね。すみません。」
ムギノは残念な顔をしていた。3人で観客席を1周したが、手がかりになる物は1つも無かった。
「やはり、観客が何かした可能性は考えにくいですね。」
「うん~、あ、王様は帽子をたくさんかぶっていたらしいですよ。」
「それはあたりまえですよ。」
「ん? 帽子か・・・」
「あああ、もう会に出かけなきゃ。これにて失礼します。」
おじさんは帰って行った。
「ムギノさーん。やはりサーカス団は上手っていう事じゃあないんでしょうか。」
「それでも探偵か。あのな、そういうワザって言っているものには必ずタネがあるんだよ。ケント君、ここは見方を変えるべきではないのかね。」
見方を変えるか・・・ 探偵では必要なことだ。でもタネって何?
「種とは???」
「タネだ。」
もう午後2時過ぎ。係員が返ってきて清掃を始めた。とっくに観客は帰っている。係員はゲートを閉めた。
「閉じ込められましたね。」
「それでも調査するのが探偵だよ。サーカス団が上手っていう話に戻すよ。あれは初心者サーカス団だからそんな事できたらすごいよ。それは無いね。」
「これって事件なんですか~全然分かんないですね。」
「事件じゃない。なぞなぞっていう奴だ。」
「へ??」
「あのな、文に「きゃー」って書いているだろ。男じゃなくて女だ。しかも「帽子をたくさんかぶっていたらしいですよ。」って言ったけれど2つかぶっていたと思う。漢字なぞなぞだよ。」
ムギノは変な事を言い出した。
「女の王様を言い換えると女王でしょ。そこに2つ帽子をかぶらせると安全になる。だから災難を逃れたってことだ。
ケントは感心した。よくここまで考えると思った。
「パチパチパチパチ!! すばらしい。それにしても疑問ですね。探偵局になぞなぞを出してくるなんて。」
「あの人はライオンかもしれない。歩き方が変だし、追いかけている時一番近いのはライオンでしょ。ライオンが人間に変身したとか。」
ムギノは言った。それから、係員に何とか言って外に出た。もう夕日が出ていた。
「それじゃ、帰ります。さよなら!! ムギノさん!!」

3 誰だ???

ケントは家に帰ってお母さんの用意した弁当を食べた。そして、テレビをしばらく見たがお母さんは帰ってくる気配がしない。11時前まで起きていたが、全然帰ってこない。もう寝ようと布団に入ろうとした時の事であった。
「ケントくーん!! まだお母さんは帰ってきていないだろう。」
「あ、ムギノさんだ。どうしたの。」
「実はな、君のお母さんが前に相談しに来た時の電話番号にな、かけたんだ。この前に買い物の品物が落ちていたからだ。で、かけたらなんと!! 警察が出てな、意識不明なんだよ!!
隣のA県まで送ってやるから、ついてきてくれないか。」
「!? 大変だ。すぐに行きましょう・・・」
 家を飛び出して、ムギノの車に乗った。A県までは最低30分かかる。いつも以上に道が暗く、遠いような感じがした。ケントは焦った。
偶然にも、ムギノの家の前を通った?? え?? 車がある?? 明かりがついている??
じ、じやぁ、運転手は誰なんだ!! よく見えない。お母さんは本当に意識不明なのだろうか。気がつくのが遅かった。ケントはさっきの言葉を思い出した。おかしいところがある!! ムギノさんがしゃべるはずのない事がある!!
「ムギノさ――ん!!」
 その頃ムギノは詰将棋をしていた。三-四・五-二・・・
「さっきの声はもしやケントでは!?」
ムギノは恐る恐る外へ出た。いま2番町の信号を曲がったな。それを追っていった。
「ひっひっひぃっ。あのおっさんがここまで来れるか。」
スピードメーターは軽く100kmを越えていた。田舎道に行った。細くくねくねしていることから地域では有名だ。
「こういう道は走る方が有利なんだな。」
「お!! なんと交差点ではないか。右にまーがろ (^^)
しかしムギノは何を思ったのかまっすぐ行ってしまった。男は気があって見えないところに車を止めた。男はマッチをつけた。そして木の中に入れた。木は燃えて、火はこっちへ向かってくる・・・
ケントはすかさず男のケータイを取った。泥棒するつもりはなかった。家に電話した。お母さんはもう帰っているようだ。
「とにかく2番町交差点南、中央郵便局から東に来て!!」
「どうしたの、まあ行くね・・・」
急いで電話を切って、お母さんは車を走らせた。いったい何があったか不安でたまらなかった。
そのころ男は近くに隠れていた。ケントが逃げ出しても無駄だった。何しろその男は、オリンピックレベルの走りなのである。いろいろ考えていた。と、そこに・・・
「どうしたの!! ケント!!」
お母さんが来た。その後ろからはムギノが来る。
「逃げても無駄なんだな。」
男はわざと見逃してやった。お母さんはすごく焦っている。
「警察は? この人だれ? なんでこんなところにいるの・・・」
「こ・この人はムギノさん。ムギノの八百屋にいる人。」
「ああ。知り合いになりましてね。んん、警察は構いませんよ。何しろ仕事は、探偵だからな。実に興味深い事件だし、人を傷つける事件だ。捜査しなければ・・・」
「ああ、ありがとうございます。ケント、帰るよ。」
変な事件が身の回りで起こるものだ。いや、のんきにしている暇ではなかった。
「あんた、なんであの人の車に乗ったの。」
ケントは、話の一部始終を話した。何と言われるのか、ドキドキした。
「そうか・・・。ケント、夜遅くにおかしいでしょ。お母さんが意識不明になるわけないじゃない。必ず帰るって約束したでしょ。」
そうだけど心配して家を飛び出すよ、とケントは思った。午前1時の事だった。

4 な、ない?!

家に帰った。なんと!! あの絵画がないのだ。お母さんも気を失いそうになった。お父さんに電話した。お父さんは、東京に出張に行っていて、いない。しかし不思議な事に、その他の物は無事だった。傷もない。
ケントは落ち着いて考えた。これぐらいの謎はムギノさんなら分かるだろう。明日相談するか? まって、なんで弟子入りしたのだ。意味ないだろ。まず整理して考えよう。犯人は絵画が欲しかった。連想ゲームをしよう。
絵画―有名―世界でも少ししかない―欲しがる―フラルランス!!
フラルランスといえば、絵画をすごく欲しがっていた人である。でも、地球の裏側からきたら、2~3日ぐらいで帰るのではないか。もし盗ったとしたら、あの車の運転手とフラルランスは知り合いかもしれない。やはり、情報不足だ。ムギノさんに相談しよっと。
ケントは寝た。しかし朝6時ぐらいで起きた。珍しくお母さんは朝ごはんを早く作り、ムギノの話をしていた。
「うわぁ、その人天才だな。ケント、早く相談しに行きなさい。」
朝早くから来て、迷惑するかもしれない。このお母さんは礼儀知らずなんだから。まあいいか。自転車をこいで出かけた。
 早速行ってみた。
「こんにちは。」
「あっ、ケント君。ある相談と驚きの事があるのだが・・・ まず、相談の方を片付けようではないか。」
ケントは突然のビッグニュースに驚きを隠せない。
「今の様にわざわざ家に来ないと話ができないのは少し不便だ。そこで1つ提案がある。パソコンのツイッターで話すのはどうだろうか。まあ、家にパソコンがなければ無理だが。帰ってお母さんと相談してくれないか。」
「やってみたい!! でも使い方がいまいち分かんないからな・・・」
「それなら、団員番号2のこの子に聞くと良い。」
団員番号? いつそんなもの作ったんだ? それより新メンバーは誰だろう。
そんな気持ちを読み取ったように、ムギノは、
「それでは登場です!!」
とカーテンを開けた。ケントの前にはアイツがいるではないか。アイツとはだれか説明しよう。大石勇作という名だ。ケントの学校の学級代表だったのだ!! いつも本ばかり読んでいて、成績はトップクラスで、文句なしのスーパー小学生なのである!! 
「ケント!! おう。こんなところで出会うとは思わなかったよ。」
「自己紹介は後にして、ここに座って。」
ある男の子がおつかいに来た。ムギノは近ごろ誰も来ないので、店番を手伝っていた。ムギノがどう見えたのかは分からないが、突然質問した。
「おじさんはミステリー読んでる?」
「大好きだから読んでいるよ。」
「そういえば、上に探偵局がありますよね? ミステリーの中にも探偵が出てくるんですけど探偵になれたらいいなってちょっと思っているんです。」
これは面白いとムギノは感じた。弟子第2号にしてやってもいいだろう。でも弟子と言うよりかは、団員って言った方がいいような感じがする。
「じゃぁ、団員番号2にしよう。これからよろしく。あと、ケントという小学生もいるがな。」
「その子、知っています。同じクラスなんです。」
そこにケントが来たのである。
「そういえば、この前の事件は未解決な感じがするが・・・ この前の事件は初めからつながっていたような感じがするのだがね。」
「??」
「なんで??」
「あくまで、考えなのだが・・・」 
犯人は同一人物だ。絵を買おうとして買えなかった。その怒りで、火に人を行かせようとした。その例にサーカスの男の王様や、昨日の晩の事件でのケントがあったな。昨日の晩の事件は後で話すとして火に注目すべきだと思う。
「なるほど――」
「でもデータ不足ではないかね。ケント君。」
「ムカ――」
ムギノはあきれ顔で見ている。
「けんかはそこまでにしてと、パソコンで話す件について。帰るときに勇作君に聞いてみると良いと思う。よろしく頼むぞ。」
「あ、はい・・・ では、帰ります。」
ケントと勇作は帰るのであった。
帰って練習していると結構使えるようになっていた。1週間も経たないでキー入力ができるようになっていた。

コメント

  • 誰もこないw -- 2013-02-20 (水) 21:10:37
  • 面白いですね。一章一章をもうちょっと長くしたほうが、いいと思います。 -- 毒物 2013-02-21 (木) 20:25:56