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艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
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|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.195|
|&attachref(装備カード一覧/weapon195c.png,nolink);|>|SBD|>|艦上爆撃機|
|~|>|>|>|~装備ステータス|
|~|~火力|+1|~雷装||
|~|~爆装|+6|~対空|+2|
|~|~対潜|+3|~索敵|+2|
|~|~命中|+1|~回避|+2|
|~|~&nobr{[[戦闘行動半径>基地航空隊]]};|4|>|BGCOLOR(#ccc):|
|~|>|>|>|~装備可能艦種|
|~|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):駆逐艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):軽巡洋艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):重巡洋艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):戦艦|
|~|軽空母|正規空母|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):水上機母艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):航空戦艦|
|~|>|>|>|~備考|
|~|>|>|>|開発解禁日:2021年6月22日、[[改修可>改修表#id195]]、[[入手方法>#HowtoGet]]|
|>|>|>|>|~改修更新|
|>|>|>|>|''SBD'' → [[SBD-5]] →((新型航空兵装資材x3と熟練搭乗員x1が必要)) [[SB2C-3]]|
|>|>|>|>|LEFT:シンプルかつ頑丈な作りの傑作急降下爆撃機です。&br;大戦初期の機体でありながら、旧式化したあとも長く使われました。&br;ドーントレスの愛称で呼ばれた本機は、練度の高いパイロットであれば、ある程度の対空戦闘も可能でした。|
&br;
*ゲームにおいて [#about]
-[[九九式艦爆]]に比べ、火力&color(blue){+1};、爆装&color(blue){+1};、対空&color(blue){+2};、索敵&color(blue){+2};、命中&color(blue){+1};、回避&color(blue){+2};。
-火力・命中・対空と付与されているステータスはいずれも魅力的なものだが、肝心の爆装値が低いため中盤以降の海域で使うには力不足が目立つ。
九九式艦爆同様、立ち位置的には序盤の繋ぎといったところ。&color(silver){序盤にこの機体が手に入るかは別問題};
&br;
-強化されるステータスが7つあるため、装備図鑑・装備選択画面では索敵+2が表示されない。
**入手方法について [#HowtoGet]
-開発可能 (秘書艦に[[Saratoga]]/[[Hornet]]が必要)
-初期装備艦
--[[Saratoga改]]、[[Ranger]]、[[Hornet]]/[[改>Hornet改]]((Hornet改は初期装備状態で&color(teal){★+4};))
-任務『[[空母機動部隊、出撃!敵艦隊を迎撃せよ!>任務#id-By8]]』選択報酬 (x2) &color(#58f){''イヤーリー''};(&color(#58f){''6月''};)
//#fold(過去の入手方法){{
過去の入手方法
-2016年 秋イベント『[[発令!「艦隊作戦第三法」]]』[[E-2>発令!「艦隊作戦第三法」#area2]] 突破報酬
//}}
**装備ボーナスについて [#bonus]
-特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する[[''%%%装備ボーナス%%%''>装備#bonus]]がある。(2021/05/31追加)
--搭載一個ごとの''単体ボーナス''は、装備数を増やせば累積する。
//なお本装備の&color(Teal){改修値};に応じてボーナスが変動する。
//---改修値変動の法則性はまだ不明。詳しい調査待ち。表中の改修段は%%%&color(Red){''暫定のもの''};%%%です。
//--他装備との組み合わせで''相互シナジーボーナス''も発生し、単体ボーナスとは別に計算される。これは装備の数を増やしても累積しない。
--他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に計算される。
--対象艦と各ボーナス値は下表の通り。艦種該当艦は[[艦娘名一覧(艦種別)]]で確認を。
艦名記載は、その値が適用される一番下の改造段階が基準。
//ボーナス変動値と区別するため、装備本来のステータスはなるべくすべて基本値に記載するようにしてください。
//編集時視認性のため表の空欄は半角スペースを入れてください。
-
#nobr{{
////////////////////////////////火力色////////////////雷装色////////////////対空色////////////////対潜色////////////////索敵色////////////////装甲色////////////////回避色////////////////射程色////////////////命中色
|CENTER:|CENTER:|CENTER:BGCOLOR(#fdd):|CENTER:BGCOLOR(#cef):|CENTER:BGCOLOR(#cfc):|CENTER:BGCOLOR(#bff):|CENTER:BGCOLOR(#efc):|CENTER:BGCOLOR(#fec):|CENTER:BGCOLOR(#dff):|CENTER:BGCOLOR(#dde):|CENTER:BGCOLOR(White):|CENTER:|c
|>|~装備|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#eee):~基本値|
|>|SBD|~火力|~雷装|~対空|~対潜|~索敵|~装甲|~回避|~射程|~命中|~累積|
|~|~|1| |2|3|2| |2| |1|-|
|>|~単体ボーナス↓|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#eee):~加算値|
|~装備1|~対象艦|~火力|~雷装|~対空|~対潜|~索敵|~装甲|~回避|~射程|~命中|~累積|
|SBD|[[Saratoga]]&br;[[Ranger]]&br;[[Hornet]]&br;[[Intrepid]]&br;[[Langley]]&br;[[Gambier Bay]]|+1| | | | | | | | |◯|
}}
※装備ボーナスのある他装備の一覧は[[こちら>装備#bonus]]
//**対地特効補正について [#AntiGround]
//[[対地特効補正について/艦上爆撃機・噴式戦闘爆撃機]]より転送
//#include(対地特効補正について/艦上爆撃機・噴式戦闘爆撃機,notitle)
**性能比較表([[装備最大値/艦爆上位早見表/テーブル]]より転送) [#SpecTable]
#fold(長いので折りたたんでいます){{
#table_edit(装備最大値/艦爆上位早見表/テーブル)
}}
**アップデート履歴 [#update]
-2016年 11月18日:実装。
-2021年 05月31日:上位装備の[[SBD-5]]が実装された。
-2021年 06月22日:開発可能となった、秘書艦は[[Saratoga]]、[[Hornet]]、
--同時に改修及びSBD-5への装備更新((更新時には[[F4F-4]]を1個消費する。))が実装された。
&color(Silver){友軍を数多く沈めたValを使う改修はありがたいわ…でも提督、本心を言えば、私はMitchellを改修したいのよ?};
-2021年 05月11日:装備画像が変更された。ダイブブレーキが描き込まれている。
#fold(変更以前の画像){{
変更以前の画像
&ref(装備カード一覧/weapon195-b.png,nolink,);
}}
*小ネタ [#trivia]
-元ネタはアメリカのダグラス・エアクラフト社が開発した艦上偵察爆撃機「SBD」で、愛称はドーントレス(Dauntless、英語で「恐れを知らない」、「不屈の」等を意味する)。
--「S」「B」はそれぞれ偵察(Scout)と爆撃機(Bomber)の略で、「偵察爆撃機」を表す機種記号。そして、「D」はダグラス社を表すメーカー記号である。
---ダグラス社が生産する1機種目の偵察爆撃機なので、本来なら「SB1D」だが、1機種目を表す「1」は省略されるため、「SBD」となる。2機種目以降は必ず表記される。
--偵察爆撃機という名の通り、攻撃任務のほかに偵察任務もこの機が行っていた。日本では九七艦攻を偵察機に割り当てていたが、アメリカ海軍の場合攻撃機よりもこちらのほうが航続距離が長く、敵機に襲われた際ある程度格闘戦ができる爆撃機を偵察任務に使用し
---ついでに偵察任務の際は通常の1000lb(454kg)爆弾より小型の500lb(227kg)爆弾を搭載しており、敵艦を発見した際可能ならば不意打ちを一発当てて逃げることも可能であった。南太平洋海戦ではこの方法で瑞鳳と翔鶴が損傷を受け撤退に追い込まれている。
--SBCヘルダイバー((開発段階の名称はXF12C))、SB2Uビンディケーターに続く海軍の偵察爆撃機としては三代目に当たる……が、軍用機マニアにはむしろ「ミスター・アタックエビエーション(攻撃機開発の総帥)」ことあの''鬼才エド・ハイネマン''の名前を知らしめた
--原型はダグラスの子会社であるノースロップ社((ノースロップ社の株式51%をダグラスが所有、49%がノースロップ所有だった))の社長ジャック・ノースロップが基本コンセプトを、エド・ハイネマンが設計を担当し1935年に初飛行した艦上急降下爆撃機ノースロップ
---なおこのクーデターに近いノースロップ追放劇は一説には「全金属構造の第一人者」として名を馳せたノースロップを信頼して資金を出したダグラスだったのに対し、社長のノースロップは「採算を度外視した全翼機研究にのめり込んだ」ことで起こったとも言わ
#fold(ハイネマンの主なお仕事一覧){{
ハイネマンの主なお仕事一覧
-A-20ハボック(英国名:ボストン)攻撃機
-A-26インベーダー攻撃機
-AD(A-1) スカイレイダー 艦上攻撃機
-A3D(A-3) スカイウォーリアー 艦上爆撃機
-A4D(A-4) スカイホーク 艦上攻撃機
-F3D スカイナイト 夜間戦闘機
-F4D スカイレイ 艦上戦闘機
-ダグラス退社後はジェネラル・ダイナミクスに請われ、技術部門長として''F-16戦闘機''設計チームの監督を務める。
4500機を超える売上を誇り、2019年でも台湾が増備を決定するなど非ステルス軽戦闘機のベストセラーであり、本人没後もハイネマンの血脈はまだ続いているのである・・・。
}}
--一方、ジャック・ノースロップは改めて自分の名を冠した企業を立ち上げ直す事となった。こちらは数々の無尾翼機やF-5戦闘機((余談。F-5Eを大きくモデルチェンジしたF-5G、後のF-20は、米空軍ではF-16との採用競争で敗れてしまった機体だが、某漫画の影響で
---一方、初代ノースロップ社を買収したダグラスは旅客機の名門でもあったものの、戦後の航空不況((大量にDC-3の軍用型、C-47が余剰となって格安に払い下げられDC-3のシェアを食いつぶした。これらが国外も含めたエアラインに流れ路線設立や便数拡大に使われ
---ついでにいうとエド・ハイネマンもダグラス時代に無尾翼戦闘機F4Dスカイレイを手がけている。%%お前ら……%%
-配備が始まったのは1939年だが、直後にドイツの[[Ju87>Ju87C改]]の欧州での活躍を見てすぐに改良を開始。その為初期型のSBD-1および2はあまり生産されず、本格的に量産されたのは防弾装備や機銃を強化したSBD-3からである。
--SBD-1は海兵隊向けに57機、SBD-2は海軍向けに87機が製造された。
--SBD-3は584機製造された初期量産型、続いて電源を24Vに強化したSBD-4が780機程。ここまでが前中期型と言えるだろう。
--[[SBD-5]]は2409機、SBD-6はR1820-66(離昇1350hp)を搭載した最終型で451機製造された。
-性能・実績共に「艦上爆撃機の傑作」と評されているほどの名機であり、当時のアメリカ海軍を代表する航空機である。
--性能については同期の[[九九式艦爆]]と比べると劣っているのは運動性ぐらいであり、火力、装甲、搭載量、急降下時の安定性など爆撃機としての性能は完全にこちらが上回っていた。現場のパイロット達からも好評で、頭文字から"''S''low ''B''ut ''D''eadly"(
--実績に関して最も有名なのはやはりミッドウェー海戦であろう。[[加賀]]、[[赤城]]、[[蒼龍]]、後に[[飛龍]]を撃沈。帝国海軍に大打撃を与えたと同時に追い込まれたアメリカを救った救世主でもある。
---ミッドウェー海戦以前は珊瑚海海戦において[[祥鳳]]を撃沈し[[翔鶴]]を中破。その他の小規模な攻撃でも%%相方の[[TBD]]がポンコツだったこともあって%%劣勢時におけるアメリカ海軍の攻撃の中核を担っていた。同海戦後の南方方面においても[[龍驤]]の撃沈や
---しかし、その分SBDの犠牲も大きかった。珊瑚海海戦では15機が撃墜され、ミッドウェーでは(TBDほどではないにせよ)壊滅あるいは長期の再編成が必要なほどの損害を出してしまうなど、アメリカ海軍航空隊の中でも死亡率が高かった。SBDなどの急降下爆撃機乗
--自前の急降下爆撃機を持っていなかったアメリカ陸軍にも、SBDの陸軍仕様として「A-24」が生産されており、南西諸島における日本軍との戦いで活躍していた。開戦後最初に日本と戦ったのは海軍のSBDではなく陸軍のA-24だったりする。
--空中戦においても近くを通りがかった[[九九式艦爆]]や[[九七式艦攻]]を撃墜したり、少ないながらも襲ってきた[[零戦>零式艦戦21型]]を返り討ちにしたりと艦爆らしからぬ性能を発揮した。初期においては[[F4F>F4F-3]]のパイロット達から「俺達の仕事を奪うな
---ただし、複座であり爆弾を抱えるSBDはさすがに補助戦闘機の域を出ず空戦能力では本職には敵わないため、珊瑚海海戦やミッドウェー海戦、南太平洋海戦では零戦に対し果敢に挑むもかなり損害を出している
--[[F4F>F4F-3]]は[[零戦>零式艦戦21型]]に後ろを取られると逃げるしかなかったが、SBDの場合は後方機銃である程度の対抗ができた。後部機銃は7.7mmを1丁とあまり強力な武装ではなかったが((SBD-3からは2丁に強化された。))、防弾装備の無い[[零戦>零式艦戦21
---「大空のサムライ」こと坂井三郎も、SBDの後方機銃により片目をほぼ失明する重傷を負わされている。彼はSBDの編隊をF4Fの編隊だと誤認し、後方から不用意に近づいてしまったのである。
-大戦中期には後継機となる[[SB2C>SB2C-3]]ヘルダイバーが登場。工業大国アメリカの凄まじい生産力により各部隊に一気に配備され、旧式となったSBDは前線から身を引く・・・はずだった。
--ところがこのSB2C、生産性や空母での運用性を重視するあまり無理な小型化が行われ、それに伴う問題点を抱えたまま海軍に提供。カタログスペックこそ優秀だったものの実際に乗ってみると馬力不足気味のエンジン、電気系統の低い信頼性、劣悪な操縦性能でまと
---このへんは九九艦爆と似ているが、この頃になるとアメリカ海軍の戦術の洗練や両軍パイロットの練度の逆転などにより、あちらと違って充分な成果を上げている。
--マリアナ沖海戦あたりからSB2Cの問題点の内いくらかが解消され次第に転換が進み、空母搭載機としては終戦前に引退している。しかしながら海兵隊((海兵隊用には海軍航空隊には納品されていないSBD-6が発注された。))や陸軍では終戦間際まで運用され続けたた
---SB2Cの方はというと、改良により馬力不足は解消、安定性も僅かに向上したが、結局安定性が悪いことには変わらない上急降下時の異常振動は完全には解決できず、緩降下でしか使えなかったため、急遽雷撃機である[[TBF]]にダイブブレーキを装備したXTBM-4が3
---SB2Cは生産が遅れ、配備は1943年12月からであるが1944年にはもう空母の甲板から追い出され、戦闘機に爆装させたほうがましとされ((艦これには実装されてないがF6Fも戦争後半は制空任務よりも爆撃任務が多かった))、SB2Cの飛行隊を戦闘機に変えたが((さらに
-イラストでは描かれていないが、見た目の特徴として無数の穴が開いたフラップ兼エアブレーキが主翼についている。これは下に折れるとフラップとして機能し、上下「ハ」の字に開くとエアブレーキになるという非常に変わった機構となっている。
--[[九九式艦爆]]や[[Ju87>Ju87C改]]など通常エアブレーキは主翼の下に取り付けられているが、この位置では急降下時に安定性が悪くなると考えられ、主翼の上下に取り付ける方法を考えてこの構造に至った。開発当初は急降下時に激しい振動が発生するという問題
-米軍艦上機では珍しく主翼の折り畳み機構を持たない。そのためもっぱら正規空母での運用となり軽空母や護衛空母には折り畳み機構のある[[TBF]]が配備された。
*この装備についてのコメント [#comment]
#pcomment(./コメント,reply,15)
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|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.195|
|&attachref(装備カード一覧/weapon195c.png,nolink);|>|SBD|>|艦上爆撃機|
|~|>|>|>|~装備ステータス|
|~|~火力|+1|~雷装||
|~|~爆装|+6|~対空|+2|
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|~|>|>|>|~備考|
|~|>|>|>|開発解禁日:2021年6月22日、[[改修可>改修表#id195]]、[[入手方法>#HowtoGet]]|
|>|>|>|>|~改修更新|
|>|>|>|>|''SBD'' → [[SBD-5]] →((新型航空兵装資材x3と熟練搭乗員x1が必要)) [[SB2C-3]]|
|>|>|>|>|LEFT:シンプルかつ頑丈な作りの傑作急降下爆撃機です。&br;大戦初期の機体でありながら、旧式化したあとも長く使われました。&br;ドーントレスの愛称で呼ばれた本機は、練度の高いパイロットであれば、ある程度の対空戦闘も可能でした。|
&br;
*ゲームにおいて [#about]
-[[九九式艦爆]]に比べ、火力&color(blue){+1};、爆装&color(blue){+1};、対空&color(blue){+2};、索敵&color(blue){+2};、命中&color(blue){+1};、回避&color(blue){+2};。
-火力・命中・対空と付与されているステータスはいずれも魅力的なものだが、肝心の爆装値が低いため中盤以降の海域で使うには力不足が目立つ。
九九式艦爆同様、立ち位置的には序盤の繋ぎといったところ。&color(silver){序盤にこの機体が手に入るかは別問題};
&br;
-強化されるステータスが7つあるため、装備図鑑・装備選択画面では索敵+2が表示されない。
**入手方法について [#HowtoGet]
-開発可能 (秘書艦に[[Saratoga]]/[[Hornet]]が必要)
-初期装備艦
--[[Saratoga改]]、[[Ranger]]、[[Hornet]]/[[改>Hornet改]]((Hornet改は初期装備状態で&color(teal){★+4};))
-任務『[[空母機動部隊、出撃!敵艦隊を迎撃せよ!>任務#id-By8]]』選択報酬 (x2) &color(#58f){''イヤーリー''};(&color(#58f){''6月''};)
//#fold(過去の入手方法){{
過去の入手方法
-2016年 秋イベント『[[発令!「艦隊作戦第三法」]]』[[E-2>発令!「艦隊作戦第三法」#area2]] 突破報酬
//}}
**装備ボーナスについて [#bonus]
-特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する[[''%%%装備ボーナス%%%''>装備#bonus]]がある。(2021/05/31追加)
--搭載一個ごとの''単体ボーナス''は、装備数を増やせば累積する。
//なお本装備の&color(Teal){改修値};に応じてボーナスが変動する。
//---改修値変動の法則性はまだ不明。詳しい調査待ち。表中の改修段は%%%&color(Red){''暫定のもの''};%%%です。
//--他装備との組み合わせで''相互シナジーボーナス''も発生し、単体ボーナスとは別に計算される。これは装備の数を増やしても累積しない。
--他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に計算される。
--対象艦と各ボーナス値は下表の通り。艦種該当艦は[[艦娘名一覧(艦種別)]]で確認を。
艦名記載は、その値が適用される一番下の改造段階が基準。
//ボーナス変動値と区別するため、装備本来のステータスはなるべくすべて基本値に記載するようにしてください。
//編集時視認性のため表の空欄は半角スペースを入れてください。
-
#nobr{{
////////////////////////////////火力色////////////////雷装色////////////////対空色////////////////対潜色////////////////索敵色////////////////装甲色////////////////回避色////////////////射程色////////////////命中色
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|>|~装備|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#eee):~基本値|
|>|SBD|~火力|~雷装|~対空|~対潜|~索敵|~装甲|~回避|~射程|~命中|~累積|
|~|~|1| |2|3|2| |2| |1|-|
|>|~単体ボーナス↓|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#eee):~加算値|
|~装備1|~対象艦|~火力|~雷装|~対空|~対潜|~索敵|~装甲|~回避|~射程|~命中|~累積|
|SBD|[[Saratoga]]&br;[[Ranger]]&br;[[Hornet]]&br;[[Intrepid]]&br;[[Langley]]&br;[[Gambier Bay]]|+1| | | | | | | | |◯|
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※装備ボーナスのある他装備の一覧は[[こちら>装備#bonus]]
//**対地特効補正について [#AntiGround]
//[[対地特効補正について/艦上爆撃機・噴式戦闘爆撃機]]より転送
//#include(対地特効補正について/艦上爆撃機・噴式戦闘爆撃機,notitle)
**性能比較表([[装備最大値/艦爆上位早見表/テーブル]]より転送) [#SpecTable]
#fold(長いので折りたたんでいます){{
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}}
**アップデート履歴 [#update]
-2016年 11月18日:実装。
-2021年 05月31日:上位装備の[[SBD-5]]が実装された。
-2021年 06月22日:開発可能となった、秘書艦は[[Saratoga]]、[[Hornet]]、
--同時に改修及びSBD-5への装備更新((更新時には[[F4F-4]]を1個消費する。))が実装された。
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-2021年 05月11日:装備画像が変更された。ダイブブレーキが描き込まれている。
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変更以前の画像
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*小ネタ [#trivia]
-元ネタはアメリカのダグラス・エアクラフト社が開発した艦上偵察爆撃機「SBD」で、愛称はドーントレス(Dauntless、英語で「恐れを知らない」、「不屈の」等を意味する)。
--「S」「B」はそれぞれ偵察(Scout)と爆撃機(Bomber)の略で、「偵察爆撃機」を表す機種記号。そして、「D」はダグラス社を表すメーカー記号である。
---ダグラス社が生産する1機種目の偵察爆撃機なので、本来なら「SB1D」だが、1機種目を表す「1」は省略されるため、「SBD」となる。2機種目以降は必ず表記される。
--偵察爆撃機という名の通り、攻撃任務のほかに偵察任務もこの機が行っていた。日本では九七艦攻を偵察機に割り当てていたが、アメリカ海軍の場合攻撃機よりもこちらのほうが航続距離が長く、敵機に襲われた際ある程度格闘戦ができる爆撃機を偵察任務に使用し
---ついでに偵察任務の際は通常の1000lb(454kg)爆弾より小型の500lb(227kg)爆弾を搭載しており、敵艦を発見した際可能ならば不意打ちを一発当てて逃げることも可能であった。南太平洋海戦ではこの方法で瑞鳳と翔鶴が損傷を受け撤退に追い込まれている。
--SBCヘルダイバー((開発段階の名称はXF12C))、SB2Uビンディケーターに続く海軍の偵察爆撃機としては三代目に当たる……が、軍用機マニアにはむしろ「ミスター・アタックエビエーション(攻撃機開発の総帥)」ことあの''鬼才エド・ハイネマン''の名前を知らしめた
--原型はダグラスの子会社であるノースロップ社((ノースロップ社の株式51%をダグラスが所有、49%がノースロップ所有だった))の社長ジャック・ノースロップが基本コンセプトを、エド・ハイネマンが設計を担当し1935年に初飛行した艦上急降下爆撃機ノースロップ
---なおこのクーデターに近いノースロップ追放劇は一説には「全金属構造の第一人者」として名を馳せたノースロップを信頼して資金を出したダグラスだったのに対し、社長のノースロップは「採算を度外視した全翼機研究にのめり込んだ」ことで起こったとも言わ
#fold(ハイネマンの主なお仕事一覧){{
ハイネマンの主なお仕事一覧
-A-20ハボック(英国名:ボストン)攻撃機
-A-26インベーダー攻撃機
-AD(A-1) スカイレイダー 艦上攻撃機
-A3D(A-3) スカイウォーリアー 艦上爆撃機
-A4D(A-4) スカイホーク 艦上攻撃機
-F3D スカイナイト 夜間戦闘機
-F4D スカイレイ 艦上戦闘機
-ダグラス退社後はジェネラル・ダイナミクスに請われ、技術部門長として''F-16戦闘機''設計チームの監督を務める。
4500機を超える売上を誇り、2019年でも台湾が増備を決定するなど非ステルス軽戦闘機のベストセラーであり、本人没後もハイネマンの血脈はまだ続いているのである・・・。
}}
--一方、ジャック・ノースロップは改めて自分の名を冠した企業を立ち上げ直す事となった。こちらは数々の無尾翼機やF-5戦闘機((余談。F-5Eを大きくモデルチェンジしたF-5G、後のF-20は、米空軍ではF-16との採用競争で敗れてしまった機体だが、某漫画の影響で
---一方、初代ノースロップ社を買収したダグラスは旅客機の名門でもあったものの、戦後の航空不況((大量にDC-3の軍用型、C-47が余剰となって格安に払い下げられDC-3のシェアを食いつぶした。これらが国外も含めたエアラインに流れ路線設立や便数拡大に使われ
---ついでにいうとエド・ハイネマンもダグラス時代に無尾翼戦闘機F4Dスカイレイを手がけている。%%お前ら……%%
-配備が始まったのは1939年だが、直後にドイツの[[Ju87>Ju87C改]]の欧州での活躍を見てすぐに改良を開始。その為初期型のSBD-1および2はあまり生産されず、本格的に量産されたのは防弾装備や機銃を強化したSBD-3からである。
--SBD-1は海兵隊向けに57機、SBD-2は海軍向けに87機が製造された。
--SBD-3は584機製造された初期量産型、続いて電源を24Vに強化したSBD-4が780機程。ここまでが前中期型と言えるだろう。
--[[SBD-5]]は2409機、SBD-6はR1820-66(離昇1350hp)を搭載した最終型で451機製造された。
-性能・実績共に「艦上爆撃機の傑作」と評されているほどの名機であり、当時のアメリカ海軍を代表する航空機である。
--性能については同期の[[九九式艦爆]]と比べると劣っているのは運動性ぐらいであり、火力、装甲、搭載量、急降下時の安定性など爆撃機としての性能は完全にこちらが上回っていた。現場のパイロット達からも好評で、頭文字から"''S''low ''B''ut ''D''eadly"(
--実績に関して最も有名なのはやはりミッドウェー海戦であろう。[[加賀]]、[[赤城]]、[[蒼龍]]、後に[[飛龍]]を撃沈。帝国海軍に大打撃を与えたと同時に追い込まれたアメリカを救った救世主でもある。
---ミッドウェー海戦以前は珊瑚海海戦において[[祥鳳]]を撃沈し[[翔鶴]]を中破。その他の小規模な攻撃でも%%相方の[[TBD]]がポンコツだったこともあって%%劣勢時におけるアメリカ海軍の攻撃の中核を担っていた。同海戦後の南方方面においても[[龍驤]]の撃沈や
---しかし、その分SBDの犠牲も大きかった。珊瑚海海戦では15機が撃墜され、ミッドウェーでは(TBDほどではないにせよ)壊滅あるいは長期の再編成が必要なほどの損害を出してしまうなど、アメリカ海軍航空隊の中でも死亡率が高かった。SBDなどの急降下爆撃機乗
--自前の急降下爆撃機を持っていなかったアメリカ陸軍にも、SBDの陸軍仕様として「A-24」が生産されており、南西諸島における日本軍との戦いで活躍していた。開戦後最初に日本と戦ったのは海軍のSBDではなく陸軍のA-24だったりする。
--空中戦においても近くを通りがかった[[九九式艦爆]]や[[九七式艦攻]]を撃墜したり、少ないながらも襲ってきた[[零戦>零式艦戦21型]]を返り討ちにしたりと艦爆らしからぬ性能を発揮した。初期においては[[F4F>F4F-3]]のパイロット達から「俺達の仕事を奪うな
---ただし、複座であり爆弾を抱えるSBDはさすがに補助戦闘機の域を出ず空戦能力では本職には敵わないため、珊瑚海海戦やミッドウェー海戦、南太平洋海戦では零戦に対し果敢に挑むもかなり損害を出している
--[[F4F>F4F-3]]は[[零戦>零式艦戦21型]]に後ろを取られると逃げるしかなかったが、SBDの場合は後方機銃である程度の対抗ができた。後部機銃は7.7mmを1丁とあまり強力な武装ではなかったが((SBD-3からは2丁に強化された。))、防弾装備の無い[[零戦>零式艦戦21
---「大空のサムライ」こと坂井三郎も、SBDの後方機銃により片目をほぼ失明する重傷を負わされている。彼はSBDの編隊をF4Fの編隊だと誤認し、後方から不用意に近づいてしまったのである。
-大戦中期には後継機となる[[SB2C>SB2C-3]]ヘルダイバーが登場。工業大国アメリカの凄まじい生産力により各部隊に一気に配備され、旧式となったSBDは前線から身を引く・・・はずだった。
--ところがこのSB2C、生産性や空母での運用性を重視するあまり無理な小型化が行われ、それに伴う問題点を抱えたまま海軍に提供。カタログスペックこそ優秀だったものの実際に乗ってみると馬力不足気味のエンジン、電気系統の低い信頼性、劣悪な操縦性能でまと
---このへんは九九艦爆と似ているが、この頃になるとアメリカ海軍の戦術の洗練や両軍パイロットの練度の逆転などにより、あちらと違って充分な成果を上げている。
--マリアナ沖海戦あたりからSB2Cの問題点の内いくらかが解消され次第に転換が進み、空母搭載機としては終戦前に引退している。しかしながら海兵隊((海兵隊用には海軍航空隊には納品されていないSBD-6が発注された。))や陸軍では終戦間際まで運用され続けたた
---SB2Cの方はというと、改良により馬力不足は解消、安定性も僅かに向上したが、結局安定性が悪いことには変わらない上急降下時の異常振動は完全には解決できず、緩降下でしか使えなかったため、急遽雷撃機である[[TBF]]にダイブブレーキを装備したXTBM-4が3
---SB2Cは生産が遅れ、配備は1943年12月からであるが1944年にはもう空母の甲板から追い出され、戦闘機に爆装させたほうがましとされ((艦これには実装されてないがF6Fも戦争後半は制空任務よりも爆撃任務が多かった))、SB2Cの飛行隊を戦闘機に変えたが((さらに
-イラストでは描かれていないが、見た目の特徴として無数の穴が開いたフラップ兼エアブレーキが主翼についている。これは下に折れるとフラップとして機能し、上下「ハ」の字に開くとエアブレーキになるという非常に変わった機構となっている。
--[[九九式艦爆]]や[[Ju87>Ju87C改]]など通常エアブレーキは主翼の下に取り付けられているが、この位置では急降下時に安定性が悪くなると考えられ、主翼の上下に取り付ける方法を考えてこの構造に至った。開発当初は急降下時に激しい振動が発生するという問題
-米軍艦上機では珍しく主翼の折り畳み機構を持たない。そのためもっぱら正規空母での運用となり軽空母や護衛空母には折り畳み機構のある[[TBF]]が配備された。
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