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|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.256|
|&attachref(装備カード一覧/weapon256.png,nolink);|>|TBF|>|艦上攻撃機|
|~|>|>|>|~装備ステータス|
|~|~火力|+2|~雷装|+9|
|~|~爆装||~対空|+1|
|~|~対潜|+6|~索敵|+2|
|~|~命中||~回避||
|~|~&nobr{[[戦闘行動半径>基地航空隊]]};|6|>|BGCOLOR(#ccc):|
|~|>|>|>|~装備可能艦種|
|~|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):駆逐艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):軽巡洋艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):重巡洋艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):戦艦|
|~|軽空母|正規空母|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):水上機母艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):航空戦艦|
|~|>|>|>|~備考|
|~|>|>|>|開発不可、改修可、[[入手方法>#HowtoGet]]|
|>|>|>|>|~[[改修更新>改修表#id256]]|
|>|>|>|>|[[TBD]] →((新型航空兵装資材が1個必要)) ''TBF''|
|>|>|>|>|LEFT:重い発動機と頑丈なボディを備えた、太平洋の戦い、その後半の大空を駆けた主力雷撃機「TBF」。&br;復讐者の名を持つこの新鋭艦上雷撃機は、F6Fシリーズの援護下で多くの日本主力艦艇群に痛撃を放つこととなります。|
*ゲームにおいて [#about]
-[[TBD]]の完全上位互換で、砲撃戦攻撃力は[[流星]]と同クラス。
--[[TBD]]に比べ火力&color(blue){+1};、雷装&color(blue){+4};、対空&color(blue){+1};、対潜&color(blue){+2};、半径&color(blue){+2};
--対潜が比較的高めで火力や対空も上昇するが、本業の雷装が高くはなく器用貧乏になりがち。
---期間限定欧州イベントで海外産艦載機に特効が乗る場合に、空母を複数用いる時には駆り出されることも。
--対潜値も高対潜の上位艦攻などと比べると雷装が低めな代わりに、と言える程高くもない。
-%%%現状では後述の''&color(Navy){夜間攻撃機};''への''踏み台装備''と言える%%%。
**任務について [#quest]
-同時実装された幾つかの任務で[[入手機会>#HowtoGet]]があるが、いずれも&color(Red){選択報酬制};。
--編成任務『[[&color(Green){精強「任務部隊」を編成せよ!};>任務#id-A80]]』の報酬選択で、
%%%''「TBF」を「[[TBD]]」と勘違いし''「新型航空兵装資材」を選択する提督が多数発生した%%%ので&color(Red){''要注意''};((TBFは2つある出撃任務の方でも入手できるが、そちらも選択報酬制となっており、そこでTBFを選択した場合は新装備である「[[夜間作
***本装備を消費する任務について [#consumption]
-同時実装の&color(Navy){夜間攻撃機};「[[TBM-3D]]」の入手に際して本装備を消費する。
--任務『[[夜間作戦型艦上攻撃機の開発>任務#id-F62]]』にてTBFからTBM-3Dへの変換が可能。
電探廃棄と大量の資源に加えて、新型航空兵装資材、熟練搭乗員、ネジ10個が必要となる。
---ちなみに&color(Teal){★};付きの本装備を変換してもTBM-3Dには引き継がれない。((https://twitter.com/KusoAdmirallife/status/1299245749973053456))
-TBM-3Dを「[[TBM-3W+3S>TBM-3W + 3S]]」に更新する任務『[[新鋭対潜哨戒航空戦力の導入>任務#id-F91]]』では2つ廃棄することを要求される。
--TBFの入手手段は限られているため、他の廃棄装備である''流星と流星改を先に廃棄し任務50%が点灯''することを確認して進めたい。
※&color(blue){''第&color(Red){一};艦隊旗艦''「[[''&color(Blue){加賀改二};&color(Red){護};''>加賀改二護]]」の''第&color(Red){一};スロ''に「''TBM-3D''(装備ロック解除済)」を&color(Red){''搭載''};して指定装備を廃棄。};
※&color(blue){「&color(Red){''加賀改二''};/&color(Red){''改二戊''};」では&color(Red){''達成不可''};};
-[[TBM-3D]]、[[TBM-3W+3S>TBM-3W + 3S]]は代替手段の極めて少ない貴重な装備なので、できるなら転換しておきたい。
**入手方法について [#HowtoGet]
-初期装備艦
--[[Gambier Bay改]]、[[Langley]]/[[改>Langley改]]、[[Ranger]]/[[改>Ranger改]]、[[Hornet改]]
-「[[TBD&color(teal){★max};>TBD]]」から[[改修更新>改修表#id196]]
-[[任務]]
--2017年 9月12日『[[精強「任務部隊」を編成せよ!>任務#id-A80]]』では新型航空兵装資材との2択。&color(Gray){ここでの選択が基本的には推奨される};
--2017年 9月12日『[[精強大型航空母艦、抜錨!>任務#id-B105]]』では[[夜間作戦航空要員]]との2択。
---夜間作戦航空要員は2021年 7月15日に[[Gambier Bay Mk.II]]の初期装備になった。また、過去に幾つか入手手段があった。
--2017年 9月12日『[[夜間作戦空母、前線に出撃せよ!>任務#id-B106]]』では「[[夜間作戦航空要員+熟練甲板員]]」、新型航空兵装資材との3択。
---「[[夜間作戦航空要員+熟練甲板員]]」((20年春の期間限定任務『[[【桃の節句任務】菱餅改修:果>任務#id-20WiG7]]』の選択報酬だった。))は%%%&color(Red){他に入所手段がない};%%%ので考慮されたし。
--2020年 8月27日『[[【航空母艦特別任務】航空戦隊、精鋭無比!>任務#id-B152]]』では開発資材x88、試製甲板カタパルト、本装備&color(Teal){★+4};の3択。
--2021年 7月15日 ''&color(#58f){イヤーリー};''『[[「改装特務空母」任務部隊演習!>任務#id-Cy6]]』では[[FM-2]]x2、[[SKレーダー]]&color(Teal){★+5};、本装備x2の3択。
--2021年 7月15日『[[改装特務空母「Gambier Bay Mk.II」抜錨!>任務#id-B170]]』では改修資材x7、戦闘詳報x1、本装備x2&color(Teal){★+4};の3択。
#fold(過去の入手方法){{
過去の入手方法
-[[期間限定任務>任務#ieb8b6bf]]
--2017年 9月29日 期間限定『[[秋刀魚漁:どーんっ!揚げ揚げで大漁です!>任務#Q2017-5]]』((2017秋の鎮守府秋刀魚祭り(2017/9/29~2017/10/18)))選択報酬。
-[[イベント>期間限定出撃]]
--2020年 梅雨&夏イベント『[[侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦]]』[[E-7>侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦/E7]] 甲・乙作戦 突破報酬
}}
-本装備が実装された当時、本装備と夜間作戦航空要員と夜間作戦航空要員+熟練甲板員は同日実装の任務報酬でしか手に入らなかった為、かなりの注意を要する必要があった。
--現在はイヤーリー任務の選択報酬や初期装備で入手可能。
**性能比較表([[装備最大値/艦攻上位早見表/テーブル]]より転送) [#SpecTable]
#fold(長いので折りたたんでいます){{
#table_edit(装備最大値/艦攻上位早見表/テーブル)
}}
**アップデート履歴 [#update]
-2017年 09月12日:実装。
-2022年 10月14日:改修が可能になり、同時に[[TBD]]から更新で入手可能になった。
*小ネタ [#trivia]
-元ネタは、アメリカ海軍の艦上雷撃機TBF「アヴェンジャー((復讐者の意。ちなみに、マーベル・コミックのほうのリーダーであるキャプテン・アメリカは、1941年の初登場から1945年までは、ナチスや大日本帝国相手に戦っていた「真の愛国者」であった。))」。完
-アメリカ海軍は1939年3月、[[TBD]]に代わる新型TB((なんのひねりもなくTorpedo Bomberの略でつまりは雷装可能な爆撃機の意味である。))の要求仕様を提示した。これに幾つかのメーカーから13の案が提出されたが、そのうちの2つ、一つはグラマン社案、もう一
--1940年4月8日にグラマン社に対し、XTBF-1が発注、12日にはチャンスボート社にXTBU-1が発注された。艦上戦闘機の開発、生産は手慣れていたグラマン社も、艦上攻撃機の開発は初めてであり、リロイ・グラマンは冒険を避けた堅実な設計を行った。なおここでも堅
--そして1941年12月7日、日本時間では12月8日の午後にグラマン社は新工場の建設式典でTBFをお披露目している。奇しくもこの日は早朝に日本軍による真珠湾攻撃当日に、復讐者を意味するアヴェンジャーがお披露目されたということになる。式典後、新しくできた
--量産一号機は1942年1月30日に出荷され、その年の終わりまでには645機が生産された。なおあの[[クソッタレ艦爆>SBD]]は同じ年たったの50機であった。このようにグラマン社での生産は順調であったが、[[F6F>F6F-3]]の生産に専念させるため海軍は早い段階から
-旧式化しつつあるTBDの後継なので、TBDで欠点として挙げられた航続距離の短さも解消された。TBDの頃は雷装時の航続距離が700kmとあんまりにも短すぎた為、[[SBD]]隊と連携が取りにくいという欠点があったのだ。
--動力はWW2に参加した雷撃機が搭載したエンジンとして最も重い、ライトR-2600-8 サイクロン14エンジンを搭載し、離昇馬力は1700馬力と機体重量と比較してパワー不足であった。また、燃料タンクの増設とアメリカ海軍からTBに爆弾倉内に魚雷を搭載できることを
---できるだけサイズを抑えることが要求される艦載機でありながら魚雷を格納できる艦上雷撃機は非常に珍しい。当時交戦国であった日本は[[九七艦攻>九七式艦攻]]はもちろん、[[天山]]や[[流星]]でも魚雷は依然吊り下げ式であった。それどころかTBFの後継機で
---Mk13魚雷が全長4m程度に対して、九一式魚雷は全長5m以上((参考までに九七式艦攻が10.3m、天山は全長10.865m、流星が11.49 m。機体全長の半分近い長さの魚雷だったので格納するのはかなり難しい。ちなみに一式陸攻が19.97m))と巨大なので、格納するには[[一
--ちなみに乗員は操縦手・無線士・銃塔内機銃手の3名で、固定武装が7.62mm機銃が機首に1挺、1C型以降は12.7mm機銃が主翼内に2挺、後部に電動旋回式の銃塔がありその中に1挺が装備されている。((360度旋回し、最大仰角85度、最大俯角30度の射撃が可能で、見た
---戦争後半になると、敵戦闘機の脅威が減り機体下部の機銃が不要になる一方装甲が薄い後部にいる無線士が対空砲火による死傷の危険が増大した。そこで多くのVTでは操縦手と銃塔内機銃手の2名のみになった。無線や爆弾、魚雷の操作が必要な時は、機銃手が後
--ちなみに長距離航法に耐える為、操縦者と無線士の間に大出力の通信機を搭載している。しかもこれが相当大きいモノである。
---現存する機体では、通信機がより小型のものに換装されて余ったスペースにもう一人搭乗できるようにしてあるのが多い。
-登場時は間違いなく世界トップクラスの雷撃機であった。しかし、後述するように魚雷の性能が低かったのが足を引っぱった。
--初飛行が同い年の[[天山]]と比較すると、防弾性((天山は防弾装備について不明だが、今のところ消火装置が搭載されていたことが分かっている))、武装・搭載量では勝っているが、速度、航続距離、運動性・操縦性では天山が勝っている。
-実戦ではTBFはミッドウェー海戦が初陣だった。本来なら空母に搭載される予定だったのだが間に合わず、CV-8[[ホーネット>Hornet]]の艦攻隊である「VT-8」に配備予定だったTBFから6機がミッドウェー島に分派され、南雲機動部隊への攻撃に出撃、しかし結果は6機
--TBFが届かなかった米空母群は旧式のTBDで出撃する事になり、直掩の戦闘機隊との連携の失敗もあり、各空母の艦攻隊はどれも壊滅してしまった。件のVT-8では出撃したTBD15機全てが撃墜され、生還したのは脱出に成功したジョージ・ゲイ少尉1人のみだった。
--一方、第二次ソロモン海戦では[[サラトガ>Saratoga]]、エンタープライズの雷装、爆装されたTBFが投入された。まず最初に索敵機であったエンタープライズのTBF数機が[[龍驤]]を発見し雷撃するが命中弾は無く零戦に1機撃墜されてしまった。次にサラトガのTBF
---第三次ソロモン海戦では[[比叡]]を攻撃、最終的に同艦は乗員移乗後にキングストン弁を開いて自沈処分となった。
---マリアナ沖海戦では[[飛鷹]]を雷撃し、一本の魚雷を命中させて航行不能に追い込んでいる。
---以降[[大和]]、[[武蔵]]などの攻撃にも参加し、第二次世界大戦終結まで第一線で働き続けた。
---最終的に、大破着底を含めて日本海軍の戦艦6隻、空母11隻、重巡洋艦10隻、潜水艦8隻の撃破に貢献した。
---また対潜哨戒にも使われ、特に陸上からの哨戒機が飛べない中部大西洋での潜水艦攻撃の主力となり1943年5月22日のU-569を最初に、1945年5月6日のドイツ降伏までにUボート53隻を沈め、一隻を捕獲した。なおその中に伊52も含まれている。
-乗員からは機体の安定性、頑丈性が高評価で、「トラックのよう」と言われた。&color(Silver){褒めてるのか・・・?};
--実際トラックのように、人員や物資の輸送も行っている。その他にも機雷の投下、レーダーを積んでの索敵、対潜哨戒、爆撃、弾着観測、空戦、夜間攻撃となんでも行っている。雷撃機というより雷撃もできる万能機といったほうが実情にあっていたりする。((機体
---当初想定していた爆撃は水平爆撃であるが、なんとこれは35度から40度と緩い角度ではあるが降下爆撃が可能であった。水平爆撃はほとんど行われず、水平爆撃用のノルデン爆撃照準器は爆撃照準ではなくオートパイロット代わりに使われ、後にはノルデン爆撃照
---緩い角度とはいえ、降下爆撃ができるなら、急降下爆撃もできないかと考えるのは自然であり、実際に急降下爆撃可能なXTBM-4が試作されたが、量産開始前に戦争が終わったため生産はされなかった。
---空戦においては戦闘機を撃墜した例もある。なお、TBFを単座にした戦闘機バージョンFTBFというのも試作されたが、さすがにまったく使い物にならなかった。
--元々アメリカ海軍は日本と違って雷撃にはあまり関心がなく、自分たちが雷撃した場合、逆にされた場合両方において雷撃は役に立たないと思い込んでいたこともあってMk13航空魚雷が低性能のままだった。しかし、Mk13航空魚雷が低性能だったためミッドウェー海
---戦争後半になると魚雷は改良され、緩降下からの高速(760km/h)かつ高々度(730m)での投下が可能となった。坊ノ岬沖海戦での大和乗組員は、TBFの魚雷投下を最初に見た時雷撃ではなく爆撃としか思えず、なんであんなところに爆弾を落とすんだろうと思ったと証
--ちなみにTBFは戦後に日本の海上自衛隊でも供与されており、天山に乗ったことがある日本海軍の搭乗員がTBFに乗ったところ、あまりの操縦性の悪さに驚いたらしい。「こんなのに負けたのか?」「情けないほどの鈍くささだ」そう語ったという。
---だが、TBFは[[F4F>F4F-3]]譲りのシンプルかつ頑丈な構造で生産も整備もしやすく、大柄な機体は飛行安定性も良く、操縦席からの視界も良好で、&color(Silver){[[F4U>F4U-1D#trivia]]と比べると大幅に};操縦しやすかったことから、前線のパイロットには愛さ
-
-大戦中はイギリス、ニュージーランドに対し本機が供与され、また戦後はウルグアイ、カナダ、フランス、オランダにも余剰機が供与された。
発足したばかりの海上自衛隊で運用されている時期もある。
さらには民間にも多くが払い下げられ、旅客機、輸送機、空撮機、果ては空中消火機として、1990年代まで現役の機体もあったという。
--そのため現在も多くの機体が飛行可能で現存しており、英語版Wikipediaには[[現存するTBFの一覧>https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_surviving_Grumman_TBF_Avengers]]というページがあるほど。
-ちなみに、1945年12月にバミューダで遭難した5機のTBFが、後にバミューダ・トライアングルでの消失事件として扱われるようになる。
-[[F4F>F4F-3]]、[[F6F>F6F-3]]、そしてこのTBFが第二次世界大戦で大活躍したことから、グラマン社は''『艦載機のグラマン』''としての名声を確固たるものとし、米海軍の艦載機を次々と開発していく。だが、F-14の後が続かず、グラマン社は深刻な業績不振を理
-グラマン社は、後に1963年に実戦配備されたA-6艦上攻撃機((1958年に開発契約が結ばれており、当初の形式名はA2F-1であった。))に「アベンジャー」の名前にあやかって「イントルーダー」(Intruder、侵略者の意)という名前を付けた。こちらも、大柄で頑丈なグ
--さらに、派生型の電子戦機EA-6AやEA-6Bも、日本では嘉手納基地や岩国基地でよく目にすることができたが、海軍では後継のEA-18Gに置き換えが完了しており、残る海兵隊所属機も2019年までに全機退役の予定となっている。((…が、そのEA-18Gの電子戦士官への負
-アメリカ合衆国第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)はインディペンデンス級空母9番艦サン・ジャシント(CVL-30)に乗り組む本機のパイロットだった。彼はマリアナ沖海戦で日本軍機に、小笠原諸島沖で対空砲火に撃墜されるが2回とも味方に救
--2009年に彼の名前を冠したニミッツ級原子力空母10番艦(CVN-77)が就役した。この空母の記章([[インシグニア>https://commons.wikimedia.org/wiki/File:CVN-77_insignia.png]])には、F-35(赤)、F/A-18(黒)、そしてパパブッシュの愛機だったTBF(黄色)のシルエ
---ブッシュ氏は2018年11月30日夜、テキサス州ヒューストン((重巡[[Houston]]の艦名の由来もこの都市))にて逝去。享年94歳だった。
*この装備についてのコメント [#comment]
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|&attachref(装備カード一覧/weapon256.png,nolink);|>|TBF|>|艦上攻撃機|
|~|>|>|>|~装備ステータス|
|~|~火力|+2|~雷装|+9|
|~|~爆装||~対空|+1|
|~|~対潜|+6|~索敵|+2|
|~|~命中||~回避||
|~|~&nobr{[[戦闘行動半径>基地航空隊]]};|6|>|BGCOLOR(#ccc):|
|~|>|>|>|~装備可能艦種|
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|~|>|>|>|~備考|
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|>|>|>|>|~[[改修更新>改修表#id256]]|
|>|>|>|>|[[TBD]] →((新型航空兵装資材が1個必要)) ''TBF''|
|>|>|>|>|LEFT:重い発動機と頑丈なボディを備えた、太平洋の戦い、その後半の大空を駆けた主力雷撃機「TBF」。&br;復讐者の名を持つこの新鋭艦上雷撃機は、F6Fシリーズの援護下で多くの日本主力艦艇群に痛撃を放つこととなります。|
*ゲームにおいて [#about]
-[[TBD]]の完全上位互換で、砲撃戦攻撃力は[[流星]]と同クラス。
--[[TBD]]に比べ火力&color(blue){+1};、雷装&color(blue){+4};、対空&color(blue){+1};、対潜&color(blue){+2};、半径&color(blue){+2};
--対潜が比較的高めで火力や対空も上昇するが、本業の雷装が高くはなく器用貧乏になりがち。
---期間限定欧州イベントで海外産艦載機に特効が乗る場合に、空母を複数用いる時には駆り出されることも。
--対潜値も高対潜の上位艦攻などと比べると雷装が低めな代わりに、と言える程高くもない。
-%%%現状では後述の''&color(Navy){夜間攻撃機};''への''踏み台装備''と言える%%%。
**任務について [#quest]
-同時実装された幾つかの任務で[[入手機会>#HowtoGet]]があるが、いずれも&color(Red){選択報酬制};。
--編成任務『[[&color(Green){精強「任務部隊」を編成せよ!};>任務#id-A80]]』の報酬選択で、
%%%''「TBF」を「[[TBD]]」と勘違いし''「新型航空兵装資材」を選択する提督が多数発生した%%%ので&color(Red){''要注意''};((TBFは2つある出撃任務の方でも入手できるが、そちらも選択報酬制となっており、そこでTBFを選択した場合は新装備である「[[夜間作
***本装備を消費する任務について [#consumption]
-同時実装の&color(Navy){夜間攻撃機};「[[TBM-3D]]」の入手に際して本装備を消費する。
--任務『[[夜間作戦型艦上攻撃機の開発>任務#id-F62]]』にてTBFからTBM-3Dへの変換が可能。
電探廃棄と大量の資源に加えて、新型航空兵装資材、熟練搭乗員、ネジ10個が必要となる。
---ちなみに&color(Teal){★};付きの本装備を変換してもTBM-3Dには引き継がれない。((https://twitter.com/KusoAdmirallife/status/1299245749973053456))
-TBM-3Dを「[[TBM-3W+3S>TBM-3W + 3S]]」に更新する任務『[[新鋭対潜哨戒航空戦力の導入>任務#id-F91]]』では2つ廃棄することを要求される。
--TBFの入手手段は限られているため、他の廃棄装備である''流星と流星改を先に廃棄し任務50%が点灯''することを確認して進めたい。
※&color(blue){''第&color(Red){一};艦隊旗艦''「[[''&color(Blue){加賀改二};&color(Red){護};''>加賀改二護]]」の''第&color(Red){一};スロ''に「''TBM-3D''(装備ロック解除済)」を&color(Red){''搭載''};して指定装備を廃棄。};
※&color(blue){「&color(Red){''加賀改二''};/&color(Red){''改二戊''};」では&color(Red){''達成不可''};};
-[[TBM-3D]]、[[TBM-3W+3S>TBM-3W + 3S]]は代替手段の極めて少ない貴重な装備なので、できるなら転換しておきたい。
**入手方法について [#HowtoGet]
-初期装備艦
--[[Gambier Bay改]]、[[Langley]]/[[改>Langley改]]、[[Ranger]]/[[改>Ranger改]]、[[Hornet改]]
-「[[TBD&color(teal){★max};>TBD]]」から[[改修更新>改修表#id196]]
-[[任務]]
--2017年 9月12日『[[精強「任務部隊」を編成せよ!>任務#id-A80]]』では新型航空兵装資材との2択。&color(Gray){ここでの選択が基本的には推奨される};
--2017年 9月12日『[[精強大型航空母艦、抜錨!>任務#id-B105]]』では[[夜間作戦航空要員]]との2択。
---夜間作戦航空要員は2021年 7月15日に[[Gambier Bay Mk.II]]の初期装備になった。また、過去に幾つか入手手段があった。
--2017年 9月12日『[[夜間作戦空母、前線に出撃せよ!>任務#id-B106]]』では「[[夜間作戦航空要員+熟練甲板員]]」、新型航空兵装資材との3択。
---「[[夜間作戦航空要員+熟練甲板員]]」((20年春の期間限定任務『[[【桃の節句任務】菱餅改修:果>任務#id-20WiG7]]』の選択報酬だった。))は%%%&color(Red){他に入所手段がない};%%%ので考慮されたし。
--2020年 8月27日『[[【航空母艦特別任務】航空戦隊、精鋭無比!>任務#id-B152]]』では開発資材x88、試製甲板カタパルト、本装備&color(Teal){★+4};の3択。
--2021年 7月15日 ''&color(#58f){イヤーリー};''『[[「改装特務空母」任務部隊演習!>任務#id-Cy6]]』では[[FM-2]]x2、[[SKレーダー]]&color(Teal){★+5};、本装備x2の3択。
--2021年 7月15日『[[改装特務空母「Gambier Bay Mk.II」抜錨!>任務#id-B170]]』では改修資材x7、戦闘詳報x1、本装備x2&color(Teal){★+4};の3択。
#fold(過去の入手方法){{
過去の入手方法
-[[期間限定任務>任務#ieb8b6bf]]
--2017年 9月29日 期間限定『[[秋刀魚漁:どーんっ!揚げ揚げで大漁です!>任務#Q2017-5]]』((2017秋の鎮守府秋刀魚祭り(2017/9/29~2017/10/18)))選択報酬。
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--2020年 梅雨&夏イベント『[[侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦]]』[[E-7>侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦/E7]] 甲・乙作戦 突破報酬
}}
-本装備が実装された当時、本装備と夜間作戦航空要員と夜間作戦航空要員+熟練甲板員は同日実装の任務報酬でしか手に入らなかった為、かなりの注意を要する必要があった。
--現在はイヤーリー任務の選択報酬や初期装備で入手可能。
**性能比較表([[装備最大値/艦攻上位早見表/テーブル]]より転送) [#SpecTable]
#fold(長いので折りたたんでいます){{
#table_edit(装備最大値/艦攻上位早見表/テーブル)
}}
**アップデート履歴 [#update]
-2017年 09月12日:実装。
-2022年 10月14日:改修が可能になり、同時に[[TBD]]から更新で入手可能になった。
*小ネタ [#trivia]
-元ネタは、アメリカ海軍の艦上雷撃機TBF「アヴェンジャー((復讐者の意。ちなみに、マーベル・コミックのほうのリーダーであるキャプテン・アメリカは、1941年の初登場から1945年までは、ナチスや大日本帝国相手に戦っていた「真の愛国者」であった。))」。完
-アメリカ海軍は1939年3月、[[TBD]]に代わる新型TB((なんのひねりもなくTorpedo Bomberの略でつまりは雷装可能な爆撃機の意味である。))の要求仕様を提示した。これに幾つかのメーカーから13の案が提出されたが、そのうちの2つ、一つはグラマン社案、もう一
--1940年4月8日にグラマン社に対し、XTBF-1が発注、12日にはチャンスボート社にXTBU-1が発注された。艦上戦闘機の開発、生産は手慣れていたグラマン社も、艦上攻撃機の開発は初めてであり、リロイ・グラマンは冒険を避けた堅実な設計を行った。なおここでも堅
--そして1941年12月7日、日本時間では12月8日の午後にグラマン社は新工場の建設式典でTBFをお披露目している。奇しくもこの日は早朝に日本軍による真珠湾攻撃当日に、復讐者を意味するアヴェンジャーがお披露目されたということになる。式典後、新しくできた
--量産一号機は1942年1月30日に出荷され、その年の終わりまでには645機が生産された。なおあの[[クソッタレ艦爆>SBD]]は同じ年たったの50機であった。このようにグラマン社での生産は順調であったが、[[F6F>F6F-3]]の生産に専念させるため海軍は早い段階から
-旧式化しつつあるTBDの後継なので、TBDで欠点として挙げられた航続距離の短さも解消された。TBDの頃は雷装時の航続距離が700kmとあんまりにも短すぎた為、[[SBD]]隊と連携が取りにくいという欠点があったのだ。
--動力はWW2に参加した雷撃機が搭載したエンジンとして最も重い、ライトR-2600-8 サイクロン14エンジンを搭載し、離昇馬力は1700馬力と機体重量と比較してパワー不足であった。また、燃料タンクの増設とアメリカ海軍からTBに爆弾倉内に魚雷を搭載できることを
---できるだけサイズを抑えることが要求される艦載機でありながら魚雷を格納できる艦上雷撃機は非常に珍しい。当時交戦国であった日本は[[九七艦攻>九七式艦攻]]はもちろん、[[天山]]や[[流星]]でも魚雷は依然吊り下げ式であった。それどころかTBFの後継機で
---Mk13魚雷が全長4m程度に対して、九一式魚雷は全長5m以上((参考までに九七式艦攻が10.3m、天山は全長10.865m、流星が11.49 m。機体全長の半分近い長さの魚雷だったので格納するのはかなり難しい。ちなみに一式陸攻が19.97m))と巨大なので、格納するには[[一
--ちなみに乗員は操縦手・無線士・銃塔内機銃手の3名で、固定武装が7.62mm機銃が機首に1挺、1C型以降は12.7mm機銃が主翼内に2挺、後部に電動旋回式の銃塔がありその中に1挺が装備されている。((360度旋回し、最大仰角85度、最大俯角30度の射撃が可能で、見た
---戦争後半になると、敵戦闘機の脅威が減り機体下部の機銃が不要になる一方装甲が薄い後部にいる無線士が対空砲火による死傷の危険が増大した。そこで多くのVTでは操縦手と銃塔内機銃手の2名のみになった。無線や爆弾、魚雷の操作が必要な時は、機銃手が後
--ちなみに長距離航法に耐える為、操縦者と無線士の間に大出力の通信機を搭載している。しかもこれが相当大きいモノである。
---現存する機体では、通信機がより小型のものに換装されて余ったスペースにもう一人搭乗できるようにしてあるのが多い。
-登場時は間違いなく世界トップクラスの雷撃機であった。しかし、後述するように魚雷の性能が低かったのが足を引っぱった。
--初飛行が同い年の[[天山]]と比較すると、防弾性((天山は防弾装備について不明だが、今のところ消火装置が搭載されていたことが分かっている))、武装・搭載量では勝っているが、速度、航続距離、運動性・操縦性では天山が勝っている。
-実戦ではTBFはミッドウェー海戦が初陣だった。本来なら空母に搭載される予定だったのだが間に合わず、CV-8[[ホーネット>Hornet]]の艦攻隊である「VT-8」に配備予定だったTBFから6機がミッドウェー島に分派され、南雲機動部隊への攻撃に出撃、しかし結果は6機
--TBFが届かなかった米空母群は旧式のTBDで出撃する事になり、直掩の戦闘機隊との連携の失敗もあり、各空母の艦攻隊はどれも壊滅してしまった。件のVT-8では出撃したTBD15機全てが撃墜され、生還したのは脱出に成功したジョージ・ゲイ少尉1人のみだった。
--一方、第二次ソロモン海戦では[[サラトガ>Saratoga]]、エンタープライズの雷装、爆装されたTBFが投入された。まず最初に索敵機であったエンタープライズのTBF数機が[[龍驤]]を発見し雷撃するが命中弾は無く零戦に1機撃墜されてしまった。次にサラトガのTBF
---第三次ソロモン海戦では[[比叡]]を攻撃、最終的に同艦は乗員移乗後にキングストン弁を開いて自沈処分となった。
---マリアナ沖海戦では[[飛鷹]]を雷撃し、一本の魚雷を命中させて航行不能に追い込んでいる。
---以降[[大和]]、[[武蔵]]などの攻撃にも参加し、第二次世界大戦終結まで第一線で働き続けた。
---最終的に、大破着底を含めて日本海軍の戦艦6隻、空母11隻、重巡洋艦10隻、潜水艦8隻の撃破に貢献した。
---また対潜哨戒にも使われ、特に陸上からの哨戒機が飛べない中部大西洋での潜水艦攻撃の主力となり1943年5月22日のU-569を最初に、1945年5月6日のドイツ降伏までにUボート53隻を沈め、一隻を捕獲した。なおその中に伊52も含まれている。
-乗員からは機体の安定性、頑丈性が高評価で、「トラックのよう」と言われた。&color(Silver){褒めてるのか・・・?};
--実際トラックのように、人員や物資の輸送も行っている。その他にも機雷の投下、レーダーを積んでの索敵、対潜哨戒、爆撃、弾着観測、空戦、夜間攻撃となんでも行っている。雷撃機というより雷撃もできる万能機といったほうが実情にあっていたりする。((機体
---当初想定していた爆撃は水平爆撃であるが、なんとこれは35度から40度と緩い角度ではあるが降下爆撃が可能であった。水平爆撃はほとんど行われず、水平爆撃用のノルデン爆撃照準器は爆撃照準ではなくオートパイロット代わりに使われ、後にはノルデン爆撃照
---緩い角度とはいえ、降下爆撃ができるなら、急降下爆撃もできないかと考えるのは自然であり、実際に急降下爆撃可能なXTBM-4が試作されたが、量産開始前に戦争が終わったため生産はされなかった。
---空戦においては戦闘機を撃墜した例もある。なお、TBFを単座にした戦闘機バージョンFTBFというのも試作されたが、さすがにまったく使い物にならなかった。
--元々アメリカ海軍は日本と違って雷撃にはあまり関心がなく、自分たちが雷撃した場合、逆にされた場合両方において雷撃は役に立たないと思い込んでいたこともあってMk13航空魚雷が低性能のままだった。しかし、Mk13航空魚雷が低性能だったためミッドウェー海
---戦争後半になると魚雷は改良され、緩降下からの高速(760km/h)かつ高々度(730m)での投下が可能となった。坊ノ岬沖海戦での大和乗組員は、TBFの魚雷投下を最初に見た時雷撃ではなく爆撃としか思えず、なんであんなところに爆弾を落とすんだろうと思ったと証
--ちなみにTBFは戦後に日本の海上自衛隊でも供与されており、天山に乗ったことがある日本海軍の搭乗員がTBFに乗ったところ、あまりの操縦性の悪さに驚いたらしい。「こんなのに負けたのか?」「情けないほどの鈍くささだ」そう語ったという。
---だが、TBFは[[F4F>F4F-3]]譲りのシンプルかつ頑丈な構造で生産も整備もしやすく、大柄な機体は飛行安定性も良く、操縦席からの視界も良好で、&color(Silver){[[F4U>F4U-1D#trivia]]と比べると大幅に};操縦しやすかったことから、前線のパイロットには愛さ
-
-大戦中はイギリス、ニュージーランドに対し本機が供与され、また戦後はウルグアイ、カナダ、フランス、オランダにも余剰機が供与された。
発足したばかりの海上自衛隊で運用されている時期もある。
さらには民間にも多くが払い下げられ、旅客機、輸送機、空撮機、果ては空中消火機として、1990年代まで現役の機体もあったという。
--そのため現在も多くの機体が飛行可能で現存しており、英語版Wikipediaには[[現存するTBFの一覧>https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_surviving_Grumman_TBF_Avengers]]というページがあるほど。
-ちなみに、1945年12月にバミューダで遭難した5機のTBFが、後にバミューダ・トライアングルでの消失事件として扱われるようになる。
-[[F4F>F4F-3]]、[[F6F>F6F-3]]、そしてこのTBFが第二次世界大戦で大活躍したことから、グラマン社は''『艦載機のグラマン』''としての名声を確固たるものとし、米海軍の艦載機を次々と開発していく。だが、F-14の後が続かず、グラマン社は深刻な業績不振を理
-グラマン社は、後に1963年に実戦配備されたA-6艦上攻撃機((1958年に開発契約が結ばれており、当初の形式名はA2F-1であった。))に「アベンジャー」の名前にあやかって「イントルーダー」(Intruder、侵略者の意)という名前を付けた。こちらも、大柄で頑丈なグ
--さらに、派生型の電子戦機EA-6AやEA-6Bも、日本では嘉手納基地や岩国基地でよく目にすることができたが、海軍では後継のEA-18Gに置き換えが完了しており、残る海兵隊所属機も2019年までに全機退役の予定となっている。((…が、そのEA-18Gの電子戦士官への負
-アメリカ合衆国第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)はインディペンデンス級空母9番艦サン・ジャシント(CVL-30)に乗り組む本機のパイロットだった。彼はマリアナ沖海戦で日本軍機に、小笠原諸島沖で対空砲火に撃墜されるが2回とも味方に救
--2009年に彼の名前を冠したニミッツ級原子力空母10番艦(CVN-77)が就役した。この空母の記章([[インシグニア>https://commons.wikimedia.org/wiki/File:CVN-77_insignia.png]])には、F-35(赤)、F/A-18(黒)、そしてパパブッシュの愛機だったTBF(黄色)のシルエ
---ブッシュ氏は2018年11月30日夜、テキサス州ヒューストン((重巡[[Houston]]の艦名の由来もこの都市))にて逝去。享年94歳だった。
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