タイトル | Henry and the Express |
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作者 | クリストファー・オードリー |
挿絵 | クライヴ・スポング |
発行 | 1993年4月8日(英国) |
登場キャラクターA | ヘンリー、ジェームス、ドナルド、ダグラス |
登場キャラクターB | エドワード、ゴードン |
登場キャラクターC | ダック、オリバー、工場のディーゼル、マーメイド・リバプール |
登場キャラクターD | くま(言及のみ)、199号(言及のみ) |
登場人物A | トップハム・ハット卿 |
登場人物B | なし |
登場人物C | なし |
収録話 | Out of Puff ・ここ最近届いた新しい石炭は質が悪く、機関車たちは煤煙に悩まされる。急行を牽いていたヘンリーは煙室の異常で途中駅で立ち往生してしまう。その後、機関士の機転で何とか車庫へは帰れたが、このトラブルの件をみんなからからかわれる羽目に。 Overhaul ・局長の提案によってオーバーホールを受けることになり、クロバンズ・ゲートの整備工場へ向かうことになったヘンリーは、ジェームスの牽く急行に同行して工場近くの駅まで向かうことに。ところが丘を越えた後、何かが外れ、駅のプラットフォームのレンガを吹き飛ばし、その破片がジェームスのボイラー部分に当たり、客車のガラスにもひびが入る。原因は動輪のタイヤ部分が壊れたからであった。ジェームスは彼に「リタイアしたらどうだい?」と冗談を言う。 Sliding Scales ・ヘンリーが修理工場で検査中の際、フライング・キッパーは他の機関車達が交代で牽引していた。その日はジェームスが牽く番で、ジェームスは嫌々港へ向かう。ところがニシン入りの箱をフォークリフトで貨車に積む途中、作業員のミスで箱を落としてしまい、線路が魚と油まみれに。ジェームスは油で車輪がスリップしてしまい出発できなくなってしまう。線路の掃除を終え、ようやく出発できたが、その時には予定の出発時刻より大幅に遅れてしまっていた。 Henry Sees Red ・検査が終わり、塗装を塗りなおされていたヘンリーだが、錆止め用の赤い下塗り塗装のまま、急な運用で呼び出され駅に向かう。全身真っ赤のヘンリーを見て局長は大笑い。不満げに急行を牽いて走る道中、客車のブレーキに異常が起きるが、ヘンリーは一生懸命走る。無事に仕事を終え元の緑の塗装に塗り直された後、局長に褒められるのだった。 |
説明 | ・ジェームスがヘンリーの代わりにフライング・キッパーを牽引するエピソードや、ヘンリーが錆止めのまま仕事をする羽目になるエピソードが収録されている原作第37巻。 ・クリストファー氏は前書きで「ヘンリーは『僕が主役の絵本はもう何年も出てないですよね?』と嘆いていた。」と記している。 |
前巻 | Thomas Comes Home |
次巻 | Wilbert the Forest Engine |