ダック

Last-modified: 2024-04-20 (土) 15:22:12

「仕事には二つのやり方しか無いんだ。グレートウェスタン流か、ダメダメ流か。」
原作第13巻のダック TV版第6シーズンのダック TV版第22シーズンのダック

名前ダック/モンタギュー*1
英名Duck/Montague
性別
車体番号原作:5741
TV版:8
車軸配置0-6-0
製造年1929年3月
来島年1955年
所属鉄道グレート・ウェスタン鉄道イギリス国鉄ノース・ウェスタン鉄道
支線ダックの支線
運用アールズバーグ線でのの牽引が主な仕事。
・稀に本線貨車の牽引を行う時もある。
・また、アールズデール鉄道から砂利の受け取りを請け負う事もある。
・時々、精錬所での仕事も請け負っている。
分類蒸気機関車
タンク機関車
レギュラー機関車*2
原作初登場巻第11巻『ちびっこ機関車パーシー』第2話「パーシーとダック」
原作初台詞「モンタギューです。でも、いつもダックとよばれています。みんなは、ぼくのはしりかたが、あひるみたいによたよたしているっていうんです。ほんとうはちがいますけどね。でも、ぼくは、モンタギューよりダックのほうがきにいっています」
TV版初登場シーズン第2シーズンダックしごとをもらう
TV版最終登場シーズン第24シーズンはつめいかのルースさん
TV版初台詞「モンタギューです。でも普段は、ダックと呼ばれています。アヒルみたいに、ヨチヨチ歩くからなんですって。僕はダックの方が好きです!」
一人称
俺(第3シーズンくだものれっしゃ』)
二人称
説明・ボディの側面にある『GWR』のロゴの通り、グレート・ウェスタン鉄道(大西部鉄道)出身のの小型タンク機関車
・本名は「モンタギュー」だが、アヒルのようにヨチヨチ走ることから、「ダック」と呼ばれている。本人もそのあだ名が気に入っているが、たまにそのあだ名をからかわれている。
・港の建設に行ったパーシーの代わりに操車場にやって来た機関車。
・思考の切り替えが早く*3、無駄が嫌いで仕事第一な蒸気機関車
・新しくやって来た機関車ディーゼル悪巧みで一時期本線を追い出されたが、機関車達が彼と和解し、再び本線戻って来た
第24巻第3シーズン仕事ぶりを評価され、トップハム・ハット卿支線を与えられた。
・現在はオリバーと共に自分の支線で働いている。
性格グレート・ウェスタン鉄道出身で、その事を誇りに思っている。
・仕事にも煩く、本人曰く仕事のやり方には「大西部鉄道(グレート・ウェスタン)流」「怠け者(駄目駄目)流」の2つがあると言う*4
セレブリティーグレート・ウェスタン鉄道の偉大な先輩として尊敬しており、と対面して会話をした際は大喜びだった。
エドワードを慕っており、エドワードを馬鹿にする機関車には誰だろうと容赦はしない。
・人形劇時代は少し臆病な性格をしていた*5
・意外と鈍感な所があり、説明を受けても、理解が出来ない時がある*6
エドワードダグラス会話を見て聞いた訳でもないのに、トップハム・ハット卿新しい機関車を欲しがってた事を知っていたり、直接面識はないのに、デリックが人当たりが良く友好的なディーゼル機関車である事を見抜いたり、直接受け取っている所を見てないのに、ヒロが質の悪い石炭で走っているのを指摘する等、人間観察や機関車観察が得意な一面がある模様。
マードックに比べ若干控えめだが、騒々しいのが苦手で静けさを好んでいるようである。
エドワードトレバーボコモリーに比べ若干控えめだが、空気を読む事に長けている*7
・過去はいつまでも忘れないタイプ。
・一時的にソドー島の外の世界に行く事を夢見た事があり、ヨットレース観戦中に「海の向こうの遠い国まで走ってみたい」と語っていた事があった。
原作での経歴・1929年3月にノース・ブリティシュ・ロコモティブ社の工場で製造されグレート・ウェスタン鉄道(大西部鉄道)に配属後、1955年にソドー島へ配属された。
大西部鉄道時代はパディントン駅で働いていたらしい。
トーマス同様自分の客車アリスミラベルがいる。
・後に海辺の支線を受け持ち、そこでオリバーちんまり鉄道の機関車達と働いている。
・挿絵担当がガンバー&ピーター・エドワーズに変わってからは、顔の周りが黒色になり、安全弁の蓋が金色になった*8
TV版での経歴第2シーズンから登場。車体番号は8。
・専用の客車はいないが、同じグレート・ウェスタン鉄道出身のスリップコーチがいる。
・英米版ではスリップコーチの事を「スリッピーズ『Slippies』」と呼んでいる。
・一人称は「僕」だが、第3シーズンくだものれっしゃ』の時だけ一人称が「俺」になっていた。
人形劇時代のクラシック・シリーズは明るい若者のような喋り方だったが、新シリーズ及びCGアニメ以降は渋いお爺さんのような喋り方になった。
第2シーズンでは大きな機関家鴨鳴き声でからかわれたり。パーシーと一緒にティッドマス機関庫を入られせないようにした。
トーマスが修理している間にアニークララベル牽引し。テレンスと親しくなった。
ディーゼルとは怪しいと気付き対立した事もあり、ディーゼルの所為でトップハム・ハット卿他の機関車に悪者扱いにされた。エドワードと一緒に仕事をしてと仲良くなり、エドワードが運んだ貨車暴走したのを必死に止めようとし、床屋に突っ込んでしまった上に床屋の主人から説教を受けて、顔に泡を塗られてしまった。
第3シーズンでは、ジェームスヘンリーと共にの話を真に受けずパーシー大笑いしたり、海の上を走りたがっており、ハロルドの事を尊敬していた。また、バーティーとは走り方を褒められて、怪我人を協力して運んだ事で友情が深まった。そして、ゴードンが排水パイプから水を補給している所を見かけて、飲み過ぎには注意しようと伝えたが無視されたり、ドナルドと組んでヘンリーを騙した事もある。バルジー乗客の事で揉めていた事もある。
第4シーズンではエドワードの代わりにゴードンの丘での後押しを請け負ったが、不幸な目に遭った。その後、ステップニーと一緒に仕事をしたり、偉いお客さんを乗せる役目をステップニーに譲った事もある。
第5シーズンではデリックを気にしている。また、蒸気船の事故車庫の瓦礫の下敷きになったり、ジョージ道を塞がれた事もある。
第6シーズンではパーシーからかったトーマスに罰を与えた。
第7シーズン辺りから出番が減り、台詞が一言のみやカメオ出演などと出番が非常に少なかった、そして、第8シーズンから第11シーズンまで出番が与えられなかった*9
第7シーズンでは、踏み切りで停車中にフルーツを積んだ貨車を牽いていたアーサーが後ろに突っこんできた。クレーン車救援客車を牽引して雪達磨に突っ込んだオリバートードを救助に向かった。
第12シーズンで再登場した物の、再び出番が無くなり、ナイトロジェン・スタジオ制作時代のCG短編シリーズでは出番が与えられなかったが、第17シーズン以降では10数年ぶりの主役回が作られる他、喋る機会とカメオ出演が増えた。
・余談ではあるが、第12シーズンでは合成処理の都合上顔の大きさが安定しなかったが、第17シーズン以降は顔の大きさが安定している。
第17シーズンではトーマスと一緒に壊れたハロルドを運ぶ事になった。最初はの事を全く信用しておらず、自分流を主張していたが、後にトーマスが正しいと分かったのをに仲直りした。
第18シーズンではダックの支線増に大きな水溜りに浸水してしまった事もあった。「スリップコーチ」という名の旧友がいた事が判明し、「郷に入っては郷に従え」とも言うように、ジェームススリップコーチ扱い方の件で忠告したが、無視された。オリバー喧嘩した事もあった。
第19シーズンではトードの煩い歌にクレームを付けた。
第20シーズンでは郵便貨車支線客車を牽引しているライアン「危ない」と叫んだ。また、ジュディジェロームを牽引した事もあった。そして、倒れている木に気付かずに走っていた所をスキフから救助され、に感謝し『ヒーロー』だと称えた。その後、原作第22巻と同様に、汽笛ゆで卵が詰まってしまった所為で音がおかしくなり、トーマスレックスバートに笑われた。
第21シーズンでは久々にディーゼルと同じ画面内に映り共演した。また、ティッドマス機関庫大事故を起こしたジェームスを救助する為に、ロッキーを牽いて事故現場に駆けつけた。このシーズンではカメオ出演のみ。
第22シーズンではハーウィック学校の生徒達の送迎に躊躇するデイジーに半場呆れつつも、ハーウィック学校の生徒達を客車に乗車させる為に奮闘した。そして、デクスターと出会い、デクスターと友達になった。また、他のキャラクターと同様、車体を揺らすようになった。
第23シーズンは台詞は鼻歌と笑い声のみである。
第24シーズンでは台詞は無いが、ウルフステッド城で開催されるレイルウェイ・ショー蒸気機関車のバートと共に訪れた。
人形劇では主役と台詞付きで登場。トップハム・ハット卿が彼の上に立って、を行うエピソードも存在した。
1話を除き、誰かが家鴨の物真似をしている時には必ず彼が登場しており、散々、その標的にされる。
長編作品での経歴長編第9作オリバーと共にカメオ出演としてだが初出演。
長編第11作では台詞を与えられ、ドナルドダグラスに再会した時に喜んでいた。また、ハーウィック線の開通に向けての工事を手伝った。落とし穴に落ちたトーマスロッキーと一緒に助けた。そして、もう1人のオリバーと対面した。
長編第12作ではトーマスからグレート・レイルウェイ・ショーの事を聞いて、合唱曲を真っ先に歌い始めた。
長編第13作ではトーマスソドー島の機関車達寂しがるシーンの中になぜか登場しない。
長編第14作ではゴードンの後ろでトーマスの帰還をナップフォード駅で待ち、ニアを歓迎した。
モデル5700型蒸気機関車グレート・ウェスタン鉄道
その他・年鑑シリーズ版『Donald's Duck』では画家のミスなのか、オリバーと同型機の車体になっている。
玩具プラレール/トラックマスター
カプセルプラレール
木製レールシリーズ
バックマン/ホーンビー
トーマスエンジンコレクションシリーズ
トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち
アーテル
テイクアロング*10/テイクンプレイ
・ブリオ*11
・はじめてトーマス*12
英米版CVスティーブ・キンマン第17シーズン-長編第12作長編第14作-第23シーズン
日本語版CV塩屋浩三第2シーズン-第7シーズン
鈴木清信第12シーズン第17シーズン-長編第12作第22シーズン-第23シーズン
代役
樫井笙人第20シーズンライアンとデイジー』)
参照画像参照はダック/画像
トビー
ドナルド

*1 DVD『きかんしゃトーマス キャラクター大図鑑 ~ソドー島のなかま大集合!~』では「モンテギュー」と発音されていた。
*2 旧クラシックシリーズのみ。
*3 実際、トーマスに自分の意見を押し付けて迷惑をかけた後は素直に謝り、意思を尊重してあげた。
*4 CGアニメでは後に「トーマス流」も追加。
*5 実際、暴走するブレーキ車を見て、一目散に逃げている。
*6 実際、ディーゼルとの嫌な思い出があるのにも関わらず、トップハム・ハット卿ディーゼル261の事を遠回しに「嫌な奴」だと言った事が分からなかった。また、ドナルドダグラス「支線が早く出来るようにレールと枕木を運んで来た」と説明したのに「よく解らない」と言っている。
*7 実際、ジェームスボコ失礼な言葉を発した時にボコを庇う発言をした。
*8 但し、第27巻では顔の周りが緑色に戻っている。
*9 但し、第8シーズンの歌『Sounds』と『A World Around You』と第10シーズンの歌『じぶんをしんじよう』には、ワンシーンのみ登場している。
*10 試作品では車輪になっている。
*11 の車輪と黄緑色の車輪の2種類がある。
*12 車輪は黄色になっている。