遠すぎた橋の端

Last-modified: 2013-02-02 (土) 02:36:58

このゲームを文字通り陰で支える物理エンジン。
今回もその限界に挑む。

まずはこの写真を見てほしい
nolink,zoom
皆大好きBTの勇壮なる飛翔映像である。

理由はわからないが、ソビエトでは戦車がよく飛ぶ。
T-90だろうかである。

理由はわからない。ロシアンジョークで提案したらうっかり上層部に受けたのかもしれない。

では次にこの動画を見ていただこう。
&flash(http://www.youtube.com/v/4B3QeU3wCUY,425x355);
・・・・・お分かりいただけただろうか?


そう、誰しもが「何でこんな真ん中が残ってるんだろ?SPG防御?」
とか思っちゃってるあの部分には 乗れるのである。

(最後見えるとおりしっかりノーダメージである)

というわけで我々KGGUPネタ研は検証を実施した。

検証会場WESTFIELD @E-7

今回の検証項目
1.必要なスピードは!?
2.どこでも飛べる?
3.失敗したらどうなる?
4.飛んだ後どうすれば…
以上4点である。

とりあえず、跳び越し車両視点で一度ごらんいただきたい。
&flash(http://www.youtube.com/v/GR65tEqN7E8,425x355);
車両はIII号A。カスタムはエンジンMAX。乗員55%前後で
スペック上の最高速は68km/hである。
実際の速度は
助走最高速70km/h
橋上での速度 60km/h
であった。

ちなみに次の画像はフルカスタムの38nA(乗員もMAX)のチャレンジである。
&flash(http://www.youtube.com/v/fc_QVG4Sdsw,425x355);
壁に当たって履帯が切れる音がしてから地上で爆散するまでの時間差が痛々しい。
最高速は不明ながらスペック上62km/hである。

何度かチャレンジし、進入経路は完璧であるにもかかわらず、失敗した。
また、IIIAでも履帯の腹でぎりぎり残っている様子が伺えることから、
乗り越えられるスペック上の下限値は68km/h前後と推察する。



次。
2.どこでも飛べる?
&flash(http://www.youtube.com/v/QfAViT1xmTY,425x355);
ソビエトA-20の飛翔である。
動画自体に特に意味は無い(え
検証出席者と幾多の失敗への供養であると捕らえていただければOKだ。

で、Q2.どこでも飛べる?だが
nolink,zoom
画像を見ていただきたい。
注意すべきはこの端っこでスクラップになっているトラックである。
コレこそがこの跳躍を可能にする踏み台であり、ジャンプ台である。

トラックの荷台の角に赤い印をつけた。
この部分を右の履帯で踏むことが絶対条件である。


さらに右の欄干にも印をつけた。このくらいの隙間がベストである。
3号の履帯1本分ほどなので、50cm弱といったところだろう。




さらに、最高速に達するための助走経路について言及する。
nolink,zoom
赤が1案青が2案
である。緑の部分は丘陵となっており初期加速が得やすい
しかし、かなりの確率で民家に引っかかるので、各人にあった経路を選択されたい。
また、道を通っても最高速は伸びない上端の目前で進路調整せねばならず、損であるため、
道にとらわれずに欄干がまっすぐに見える野原を突き進んでほしい。





また、Q3.Q4については簡単に答えてまとめとしたい。
すなわち「飛んだ後は死あるのみである」
先ほどのトラックは陸地側にしか存在せず、また、安全に降りられる経路も存在しない。
運がよければ壊れた橋脚に引っかかり、生き残る可能性があるかもしれないが
基本的には死ぬ
心して飛ばれるよう期待する。




しかしながら、飛び越えたときの満足感、充足感は変えがたいものがあり、
KGGUPでは不定期ながら「幅跳び」などの名称で開催する予定である。
各自の俊足を存分に発揮されることを期待する。以上である。

§2§完