世界/世界設定

Last-modified: 2022-09-14 (水) 12:11:44
 

自然・環境

 

物語はすべてラシュヘイト大陸(当記事における便宜上の仮名。作中では大陸に名はない)で起こる。

 

この世界には、ラシュヘイト大陸以外の大陸は存在しないと思われる。
このことは、「大陸に存在するすべての国」が「全世界の国」に等しいとする記述があることから推察できる。
また、作中の人々が大陸に名前をつけず、ただただ「大陸」としか言わない点からもそのように思われる。
(大陸がひとつしかないなら、大陸に名前はいらない。)

 

また、川や水路はあるようだが、大陸の端に海があるのかは明らかにされていない。
超獣と呼ばれる存在が大陸を囲うよう生息しているため、大陸の端を見たことがある人間がいるのかも明らかではない。
(ただし、ラスターが「大陸の植物を調べつくした」といっているため、ラスターは見たことがあるかも。)
ひょっとすると大陸が宙にぽっかり浮かんでおり、川は大陸の端で滝となって流れ落ちているのかもしれない。

 

ラシュヘイト大陸の人口は2億~20億人(戦争前)と推定される。
「戦争で何億という命が犠牲になった」という記述より、犠牲者の数は1~10億のオーダーであり、
「戦争で人口が半減した」という記述より、もともとの人口はその倍の2~20億ということになる。

 

この世界にも朝・昼・夜という1日の寒暖・明暗サイクルがある。
しかしこの世界では、夜に空を見上げても星は見えないらしい。
これは、星空を映したオーパーツゲオルイースがそれと理解できなかったことから推察される。
ただし「月草」と呼ばれる草があるので、月くらいはあるかもしれない。
また「ほのかに暖かな朝日」「日が昇る」などの記述があるので、太陽(上下する光源)もあると思われる。

 

「いい季節を穏やかに迎えられた」「双子草が季節外れに花を咲かせた」などの記述から、
季節=1日よりもっと長い気候サイクルがあることも読み取れる。

 
 

国家・政治

 

大陸には聖ラシュヘイト王国聖ロンドリーネ王国武国ヤマトボヘロス王国などの国家がある。
そのうち最大の国家が聖ラシュヘイト王国であり、
「ラシュヘイト王国」あるいは単に「ラシュヘイト」とも表記される。

 
 

種族・存在

 

この世界では、人間や動植物のほかに、精霊超獣モンスター魔族人魔などの種族が存在する。
また種族とは異なるが、幽霊呪兵という形で存在するものもいる。
動植物とモンスター、モンスターと魔族などをどう区別しているのかは不明。

 
 

文明・魔法

魔法

 

この世界には魔法という、超常現象を引き起こす法が存在する。

 

同様のものに魂式聖魔法がある。
魂式は魔法の発祥となったものだが、コストパフォーマンスの悪さから現代ではほぼ使われない。
聖魔法は特別な魔法で、これを扱えるのは聖大神父三賢者など、大陸でも数名に限られる。

 

魔法を使う者は魔法使い・魔導士・魔道士・法術師などと呼ばれる。
魔法はいずれも、詠唱文?を唱え、魔力を消費することで使うことができる。
魔力の消費元については、魔法使用者自身から引き出す場合と、自然に漂う魔力を利用する場合がある。

 

魔法の才能には優劣があり、その才能は子に遺伝する(ベローの「先祖譲りの・・・・」という発言より)。
魔法には雷・火・氷・・・・などの属性があり、その属性それぞれについても得手不得手がある。
たとえば、ゲオルイースは火属性の魔法の扱いが不得手である。

 

知識を持ったものならば、魔法を新たに開発することができる。
たとえば、ゲオルイースは戦争のために速度・正確性・威力に優れる「サンダースナイプ」という魔法を開発し、
グイーネは「生の反転押下式」という魂式を開発した。

 

魔法の詠唱文は、それを見ればどのような現象が生じるかがわかるようになっている。
このことは、魂式の詠唱文をゲオルイースが見たときの反応や、
メビアス」の詠唱文を大王が見たときの反応から推察される。

 

文明

 

ファンタジー作品で非常にポピュラーな、
いわゆる”中世ヨーロッパ”的な文明+魔法と考えれば大体あっていると思われる。

 

3万の竜騎士団が同じ剣と鎧で武装していることから、
兵器を大量生産する手段は整っており、
また魔法があるからといって剣での戦いがなくなるわけではないことがわかる。

 

公衆電話のオーパーツを見た時のスティアラの反応から、
電話は一般に流布するレベルではおそらく開発されていない。

 

人間袋を空から大量に投下していることから、
大量の荷物を持って空を飛ぶ、あるいは大量の荷物をまとめて空にぶっ飛ばす、
何らかの手段はあるようである。

 
 

宗教・伝承

 

この世界には「1000年ごとに魔族が現れる」という伝承があり、人々の共通認識になっている。
勇者がいなければ、人間は魔族に傷ひとつ付けられない」という伝承もある。

 

上記はただの伝承だが、
残滓たちのセリフから、約1000年前に魔王が率いる魔族が現れ、
それを勇者が討伐したことは確かな事実であることが明らかになった。

 
 

文化・教育

 

ラスター博士が自分の研究所を持ち、植物学者を名乗っていることから、学者という職業はあるようだ。
大陸を調べて回るのには莫大な旅費が必要だろうし、ラスター博士は自国の王女と仲が良かったことから、
学者は高位な身分であり、王国の支援を受けていたと思われる。

 

教育機関があるのかは明らかでない。

 
 

コメント

 
  • 周りを囲む超獣、オーバードの存在、定期的にリセットされるらしい文明……これどう考えてもサンドボックスだよなぁ -- 2022-01-27 (木) 21:18:53
  • ドレミの話にはなるけど学校とかの概念はありそう。ただあのクレイジーな国をどこまでまともに受け取るかによって分かれる。 -- 2022-09-02 (金) 01:29:53
  • ルクルックのような形式になる可能性も否定できないけれど、少なくとも駐屯地のような騎士の教育をしている場所はあるだろう。ドレミのようなのは…へんなオーバードから伝わった説 -- 2022-09-14 (水) 12:11:44