用語/その他/滅器

Last-modified: 2022-05-16 (月) 12:27:32

ゲオルイースが開発した最悪の魔法兵器。メッキと読む。

 
 

解説

 

効果範囲内の生命を吸いつくす魔法兵器。

 

戦争時、ゲオルイースが背中に背負っていた大型の魔力装置がそれである。
万が一人類解放軍が破れた場合、ゲオルイースは自らの肉体を媒介にしてこれを発動する予定であったが、
勝利したため実際に使うことはなく、研究記録ごと全てを抹消した。

 

・・・・はずだったが、なぜか大王の手によって再びこの世に生み出される。
ゲオルイースの試作品と違って数千の人間の死体が封じられている。
滅器の効果範囲は、ゲオルイースのものが半径1キロメートルであったのに対し、
大王のそれは半径1000キロメートルにも及ぶという。

 

滅器にはひとつだけ命を食えない条件があり、一度でも死んだ肉体には反応できない。
一度でも死ぬと、魂と肉体のつながりが曖昧になる。
そういう存在には、生命吸引がうまく働かないのだという。

 
  • 一度自害したゲオルイースには有効であった理由として、
    大王は「王の紋章がゲオルイースを完全に回復させた」、
    すなわち魂と肉体のつながりすら完璧に治したために
    滅器の影響を受けたのだと解釈している。
 
 

関連項目

 
 
 

コメント

 
  • イマシメの牢獄のボスは牢獄で取り込まれた犠牲者の魂や想念が体内で活性化して増幅した負の力で命を喰らうという滅器と似たような性質を持っていたけどゲオルイースはまさかアレを参考にし、自身を触媒にするというデチューンを施した上で滅器を作ったのだろうか?それともアレの同類を参考にしたのかな?あの大陸の凄惨極まった環境下なら似たような化け物がいても不思議じゃないし。 -- 2022-05-16 (月) 11:07:38
  • 流石にイマシメは戦争当時のルイースには知る由もないだろうから参考は無理があるだろう…とはいえ、理論やら参考資料やらが無かったとは言い切れない。そうではなく、ルイース一人で完成させた可能性もあるし、想像は膨らむ。 -- 2022-05-16 (月) 12:20:07
  • ↑×2 あと、イマシメのうねりも確かに似た性質を持っているから、大王がイマシメのうねり、もしくはまた別のうねりを見つけて利用し、滅器を完成させたと想像できそう -- 2022-05-16 (月) 12:27:31