用語/人物・団体/ゲオルイース

Last-modified: 2019-05-12 (日) 22:12:14

人類解放軍の総司令を務め、戦争を終結させた少女。
英雄として大陸中に名をとどろかせ、人々から尊敬を集めるものの、
ラシュヘイト王国襲撃事件の濡れ衣を着せられ、地下監獄に投獄される。

 
 

来歴

戦争終結前

 

ボヘロス王国に生まれる。

 

幼いころはとにかく運動ができなかった。
かけっこでも腕相撲でも腰の曲がったお婆さんに負ける始末で、
ボヘロス国民のほぼ全員が参加した運動大会で断トツのビリを取るほどであった。

 

幼馴染にグイーネがいる。
泣き虫でもあったゲオルイースは、いつも泣いてはグイーネのベッドにもぐりこみ、
頭を撫でてもらいながら寝ていたという。

 

突如ボヘロス王国に魔族が現れると、大人の手引きによって国外に逃亡する。
魔族に追われながら、森を抜け、川を越え、荒野を歩き、ラシュヘイト王国を目指す。
城にたどり着いたとき、後ろには誰もいなかった。

 

ラシュヘイト王国に着いてからはラシュヘイト王に引き取られ、
魔族討伐の切り札になるべく教育される。
これによって、運動能力がようやく人並みとなる。

 

運動能力とは対照的に極めて優れた頭脳と魔法の才能を持っており、
その頭脳をもって、数々の強力無比な魔法?および魔法兵器?を開発していく。
そのかたわら、戦争蜂起の決死隊を形成すべく、有力な人物とコンタクトをとる。

 

キシェ歴945年、7人の決死隊の司令塔として戦争に参加し、勝利を収めるも、
救世主として活躍していたグイーネの石化死体を発見する
蘇生はかなわず、あまりの絶望に「グイーネの死」という事実が記憶から消え去る

 

以降、英雄として大陸中の人間にその名が知られることになる。

 

戦争終結後

 

ラシュヘイト王に強引に推薦されて、
聖ラシュヘイト王国第18代竜騎士団?の団長を務め、復興に尽力する。

 

948年のある日、グイーネとの再開を果たす。
同日、何者かの手引きによって竜騎士団が全滅し、屋敷は焼かれ、家族は皆殺しに遭う。
あまりの絶望に後を追おうとするが、グイーネに止められて生き延びる。

 

この事件の裁判では、無気力状態のまま一方的に罪を負わされ、
終身刑と地下監獄への収監を言い渡される。
ラシュヘイト王の付き添いの元、地下監獄に投獄されることになる。

 
 

人間関係

 
  • 実の父親は、魔族復活の際には騎士団を率いて戦い、壮絶な死を遂げた。
    実の母親は、ボヘロス国民に魂式を広め、非力な人々を救おうとした。
    母親は魔族の占領下でゲオナデッタと名付ける予定であった女の子を死産している。
 
  • ラシュヘイト王に引き取られてからは彼を育ての父親として慕い、
    また、自身を含め多くの孤児を引き取っている屋敷の女性を母親として慕う。
 
 
 

備考

 
  • 冗談でなければ、投獄時点で18000歳である。
  • とはいえ、人外ではない。どうも、1回の食事で1歳と数えている節があり、
    食事が1日3回だとすると、18000÷(365×3)=16.4で、おおよそ16年と半年ほど生きている。
    すなわち、魔族復活当時は6年と半年、戦争蜂起時は13年と半年ということになる。
 
  • 終戦後の3年間で信じられないほど胸が膨らむ。
    終戦の安堵から妙に食事を美味しく感じ、ばかすか食べているうちにそうなったとのこと。
    推定される年齢から言って、十分ありえそうなことである。
 
  • 見とれて意識が遠のくほど、猫が好き。
    しかし家族が自分以外全員猫アレルギーを持っているため、
    猫を連れて帰ることができず、辛い思いをしている。
 
  • 普段は筋金入りのドジッ娘タイプであり、竜騎士団員からは
    「お前の魔法で尻をやけどした」
    「指示通りに進行したら崖から落ちて死にかけた」と愚痴を言われている。
 
 

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