VMWare
VMWare-ゲストOS複製
- 前提条件
コピー中にファイルが更新されては困るのでコピー元の仮想マシンは停止しておく
仮想マシン作成
コピー先の受け皿として空の仮想マシンを作成する
[Player] > [ファイル] > [新しい仮想マシン]
- > 新しい仮想マシンウィザードが開く
「後でOSをインストール」をチェックして[次へ]をクリック
作成したいゲストOSとバージョンにコピー元と同じものを指定して[次へ]をクリック
任意の仮想マシン名を決め、場所はデフォルトのまま[次へ]をクリック
ディスク最大サイズを決め、「仮想ディスクを複数のファイルに分割」をチェックして[次へ]をクリック
内容に不備がないことを確認して[完了]をクリック
- > C:\Users\<ログオンアカウント>\Documents\Virtual Machines\<仮想マシン名>に以下のファイルが作成される
仮想マシン名>.vmdk
仮想マシン名>.vmsd
仮想マシン名>.vmx
仮想マシン名>.vmxf
仮想マシン名>-s001.vmdk
仮想マシン名>-s002.vmdk
仮想マシン名>-s003.vmdk
:
仮想マシンコピー
上記で作成された複数のvmdkファイルをorgフォルダなどを作ってそこに移動(待避)する。元のフォルダには以下のファイルが残った状態になる
仮想マシン名>.vmsd
仮想マシン名>.vmx
仮想マシン名>.vmxf
ここにコピー元のフォルダからvmdkファイルを全てコピーする。このvmdkファイルを仮に「from*.vmdk」とする
コピーしたファイルのファイル名を変更する
from.vmdk -> <仮想マシン名>.vmdk
from-s001.vmdk -> <仮想マシン名>-s001.vmdk
from-s002.vmdk -> <仮想マシン名>-s002.vmdk
from-s003.vmdk -> <仮想マシン名>-s003.vmdk
:
仮想マシン設定
仮想マシン名>.vmdkをエディタで開き、vmdkファイルの名前を変更する
Extent description
RW 208896 SPARSE "from-s001.vmdk" -> "<仮想マシン名>-s001.vmdk"
RW 208896 SPARSE "from-s002.vmdk" -> "<仮想マシン名>-s002.vmdk"
RW 208896 SPARSE "from-s003.vmdk" -> "<仮想マシン名>-s003.vmdk"
:
仮想マシン名>.vmxをエディタで開き、以下の<仮想マシン名>が正しいことを確認する
scsi0:0.fileName = "<仮想マシン名>.vmdk"
displayName = "<仮想マシン名>"
仮想マシン名>.vmxfをエディタで開き、以下の<仮想マシン名>が正しいことを確認する
vmxPathName type="string"><仮想マシン名>.vmx</vmxPathName></VM></Foundry>
Player上の設定変更
割当メモリ・ネットワークタイプ・追加デバイスなど、Player上の設定はコピーされない(*)ので別途[Player] > [管理] > [仮想マシン設定]から設定を行う。
(*) 設定は<仮想マシン名>.vmxに保存されるが、このファイルは新規に仮想マシンを作成する時にいろいろな設定項目が自動的に作られるので単純にコピー元からコピーして使えない
仮想マシン起動、及び仮想マシン内の設定変更
仮想マシン内で設定するホスト名やIPアドレスなどの設定がコピー元と重なった状態のままなので仮想マシンが起動したら適宜設定を変更する。
待避ファイル削除
動作確認が取れたら待避しておいたorgフォルダをフォルダごと削除する。
VMWare-その他
- VMware WindowsXp インストール ★何でもDIY ~ by 楽拓.com
仮想化バックアップ
仮想デスクトップ
Tool
- Disk2vhdツールで物理ディスク環境をVHDファイルに変換する
マシン環境を仮想化するツール。マイクロソフト。
参考
ダウンロード先
- Windows Server 2003 R2 Standard x64 Edition Service Pack 2 (SP2 適用済み評価版)
いったん、CDに焼いてからでないとインストールできない。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/R2/trial/installinstructx64.mspx - Virtual Server 2005
読み物
- パソコン整備士協会が「仮想化基礎」検定を開始
仮想化を実現する製品・サービスの基礎技術やアーキテクチャー(設計思想)などを習得し、ベンダーが提供する製品・サービスの機能を理解したり選定したりするスキルや知識を身に付けるためのもの。大学や専門学校でITを学んだ人やITエンジニアとして業務経験のある人に加え、これから仮想化技術の習得を目指す人や仮想化製品の販売に携わる人などを対象
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