電子書籍のアレコレ 〜お気軽デビュー〜

Last-modified: 2013-06-15 (土) 09:52:16

電子書籍とその利用条件

ネット通信をしデータで手に入れる書籍(本・小説など)が電子書籍です。利用に当たっての必要条件は以下の通り

  • 閲覧可能端末の所持
     →電子書籍配布会社が販売する読書専用端末、またはスマートフォン等の端末の有無
  • ネット通信環境
     →データ量が大きくなりがちなため、「Wi-Fi」(無線LAN)や通信料定額プラン利用の有無
  • 決済方法
     →クレジットカードがあれば問題なし。他にコンビニ決済やウェブマネーなどを利用できる会社も。
      ※電子書籍の各販売会社で決済方法は様々違います。勿論販売会社によって、取り扱う書籍の質・量も変わるので自分が読みたい書籍がある会社の決済方法を、厳密には確認する必要があります。





電子書籍の利点・メリットについて


  • オンデマンド
     →読みたくなったら、検索→購入(DL)→読む。とデマンド(需要)が生じた際に、待つストレスなくすぐに作品鑑賞可能です。(ややダウンロード時間の点だけ、難が残りそうですが。)
  • 持ち運びが楽
     →漫画一冊や小説一冊より軽いしかさばらないのは、言うまでもありません。
  • 価格がやや安い
     →紙・印刷代やら、運搬コストなどなど電子化で安く抑えられるコストを、価格に一部反映してもらってます。中古市場の激安値段と比べるとやや高いので、中古でいつも買う人にはそう安くないかもしれません。





電子書籍の現況

一般的な現況だと、様々な出版流通関連会社(本の卸業者、出版社、IT会社等)が、自身の電子書籍ストアを開設しシェア争いを繰り広げています。
例を挙げれば、amazonの「Kindleストア」、アップル直営の「iBookstore」、角川書店の「BOOK☆WALKER」等々。
携帯会社au、docomo、softbankの争いみたいなものですね。


  • 電子書籍の読みやすさ(各社独自の閲覧用フォーマットの使い勝手)
  • 電子書籍の取り扱い量・ジャンル
  • パソコンと携帯の共通使用(1度手に入れれば、PCでも携帯でもOKか。携帯でしか観れない等)


様々な選ぶ基準はあるかと思いますが、代表的なものが上記。特に品数やジャンルは要注意です。



百合的利用という観点で捉えた場合、百合小説やら雑誌やらの取り扱いは全くないため、漫画に限られますが、電子漫画のみの流通百合作品があります
携帯コミックの名称で携帯閲覧用にちょくちょく漫画が配信されてきました。人気のでた作品は、通常書籍のルートで再販売されることもあり、
本棚を覗いてみれば元は携帯コミック用の書き下ろし作品だった作品も見つかるかもしれません。
ただ、書籍販売のラインに達しない作品が電子書籍のルートで販売される印象もあり、その質にはやや疑問が残ります。著名作家作品かつ、電子書籍限定?作品から鑑賞するのが無難かと。





電子漫画百合作品の大分類

  • 携帯コミック 百合缶レーベル。
    百合アンソロジー誌として実書籍も販売。過去作品や書籍にならなかった百合作品が電子漫画で閲覧可能。
  • 他携帯コミック出版社らの百合作品群
    冊数が少なくレーベルと呼んでいいのか疑問は残りますが、電子書籍専門の様々な出版社からだされた百合作品群。例えば、百合☆恋製作委員会(百合☆恋 Girls Love Story)、オトメチカ出版等。
  • 一迅社百合姫作品の電子漫画化
    百合姫収録作の電子漫画化。実書籍でも販売されているため、電子漫画で読むかは好み次第。



着々と過去作品の電子化が進んでいるため、やや古くて実書籍で入手が難しい百合作品も、電子化によって容易で安価に入手できるようになっており、その辺も狙いめかと。






電子書籍の販売会社紹介


その他項目も後日加筆予定。