ストーリー

Last-modified: 2012-01-11 (水) 14:31:20

神話の時代

神話の時代・・・
世界にはまだ何もなく、世界という概念すらなく、
混沌という空間の中に神々が存在するだけの時代でした。


そんな退屈な、味気ない空間を哀れんだ女神ルビニアは、
この虚無に光を差すため、自らの力で万物を創造したのです。


女神ルビニアが虚無に触れると広大な大地の神が生まれ、
拍手をすると心地よい風の神が生まれ、
涙をすると輝く海の神が生まれ、
楽しく笑えば世界を照らす火の神が生まれ、
こうしてルビニア大陸という世界が創造されたのです。


先の4人の神の誕生、そして世界創造の後、
女神ルビニアは好奇心から、生命の神を生み出しました。


生命の神オルシュラーは、エルフ・ドワーフ・獣人など、様々な種族を創造し、
女神ルビニアは満足して彼らの為に魔法や音楽、芸術を作り、
自らが作り出した世界を、そこに生きる全ての者達と謳歌しました。


しかし、これら生命の躍動を混沌の神々はよく思っておらず、
暗黒の神ヌタビスカと復讐の女神ポリメールに、
女神ルビニアを虚無に連れ戻すよう命じたのです。


ヌタビスカは、オルシュラーが堕落すれば、
女神ルビニアが虚無に帰ると考え、オルシュラーの心に「悪」を植え付けました。


堕落したオルシュラーは邪悪にねじ曲がり、
彼と似た邪悪で醜い「魔物」を作りだしました。
また、ポリメールは、オルシュラーを魅了して、
彼と共に「罪」と呼ばれる更に邪悪な物を作り出しました。


オルシュラーの堕落と世界の荒廃に女神ルビニアは深く悲しみ、
神々との決別を誓い、混沌の神々に戦いを挑みました。


幾多の時戦いが続いたのか…それは誰にもわかりません。
女神ルビニアは激しい戦いの末、
オルシュラーとポリメールを虚無へ追いやることができました。
そして、世界を守るために力を使い果たしたルビニアは、永遠の眠りについたのです。


しかし、オルシュラーは虚無に追いやられる間際、最後の生命を作り出していました。
それは、今までの生命の中で最も邪悪な存在・・・


その名は、「人間」

太古の時代

その昔、女神ルビニアが創造したルビニア大陸には、
エルフ・ドワーフ・獣人・そして人間が暮らしていました。


ある時、エルフと獣人の間で戦争が起こり、
それに乗じてドワーフが介入したことにより、激しい戦争となりました。
女神の啓示を受けた少女が立ち上がり、全ての種族が平和に暮らせるよう戦いました。
そして、最後には人間が勝利し平和な世界となりました。


その少女はやがて女神ルビニアの洗礼を受け、女神アマーリアとなり
彼女の導きのもとに独立を果たす。


その後、人々は6つの国を建国し、過去のしがらみを捨て
ほかの3種族と共存しつつ平和に暮らしていたが・・・・・・。

現在

時代は移り、ルビニア大陸の南方に浮かぶ小さな小島に
冒険者を育成する学園があります。
そこでは、各国から素質のある少年少女が冒険に必要な技術を学び
世界中で活躍しています。


そして、今年も卒業試験の季節が到来しました・・・