MAngbandとは

Last-modified: 2009-02-21 (土) 22:02:33

過去の遺物

2008-5-12の時点での書き込みは以下の通りである。

Rogueと同じ特徴を持った、Roguelikeと総称されるジャンルのうちの、

MoriaやAngbandを源流とした、「*band」とも呼ばれる系統のバリアントの1つで

唯一のオンラインゲームである。

上記の書き込みは間違いである。

MAngbandは「*band」と呼ばれる系統のバリアントの中で唯一のオンラインゲームではない。
例えばToMEnetは*band系のToME(Troubles of Middle Earth)をベースとしている。
またRoguelikeと総称されるジャンルの内にはいくつかのオンラインゲームが存在しており、
Crossfireというオンラインゲームはそのうちの一つである。
そして、CrossfireのほうがMAngbandよりも歴史が長い。
変愚蛮怒など*band系に人気がある日本では非*bandのRoguelikeは
重要視をされていないのかもしれないが、調べてみればRogulelikeのオンラインゲームの存在に気がつくだろう。
興味があれば調べてみると良いかもしれない。
間違った情報を書き残したまま消えた開設者のようにならないように注意をしたい。

 

閑話休題

 

以下はページタイトルの通りMAngbandについて述べることにする。

MAngbandとは

MAngbandとはAngbandをベースとしたオンラインゲームである。
2009年初頭の時点での最新版は1.1.1でありDownloadページからソースコード及びに
Windows、Mac向けのバイナリがダウンロード可能である。
Windows版はWindows98/XP/Vistaでの動作が保証をされているがMeでも問題は無い。
Mac板は用意をされてはいるが完全版とは言えずバグ報告などを募集しているのが現状である。

 

MAngband1.xxの特徴

第一にクライアントの改良。不意にクライアントが落ちてしまう深刻なバグが修正されている。
バグ修正前は本家仕様の0.7x系クライアントより日本仕様のクライアントの方が
安定をしていたが現在では大差は無い。また日本仕様のクライアントでは
1.xxに対応をしていないので今後は使用をする機会はないだろう。
第二にMAngband1.xxはAngband3.xxに準拠をしているのが特徴である。
新しいエゴ、モンスター、魔法の導入やバランス調整がなされた。

MAngband1.xx独自の要素、追加された要素など

  • Brave仕様の追加
    オプションより選択が可能。死亡時にゴーストにならずに即時にキャラクターは消去される。
    リスクの代わりにスコアが上昇する上級者向け、あるいはAngband原理主義者のためのオプション。
  • アーティファクトの扱い
    アーティファクトの基本階層以降の階でのみ落とすことが可能である。
    これにより街中でのアーティファクトの譲渡や家に溜め込むことが事実上不可能となった。
    また店に売却をした場合も即時に消滅する。
  • 家の所有制限
    各キャラクターごとに二つまでの家が所有可能である。
  • 家の値段
    プレイヤーショップの導入に伴い街中の家は高めに設定された。
  • プレイヤーショップ
    プレイヤーの所有する家の中にfor saleと銘を刻んだアイテムを置くと店として機能をする。
    for saleだけを刻めば最低価格で取引が行われるが値段を自分で設定することも可能であり
    for sale 10000と刻めば価格は10000となる。ただしアイテムの基本価格の約4倍以下にはできない。
    これは高性能のアイテムを低レベルキャラクターに破格の値段で売却可能な問題に対処をするためであるが、
    同じ性能のアイテムならばブラックマーケットよりも値段は高めである。
    ただしブラックマーケットよりも高性能のアイテムを随時購入可能なため十分にゲームバランスを崩壊させている。
  • 自動拾いの銘
    =gと刻んだアイテムは自動的に拾うことが可能である。
  • アイテムのスタック
    発射したArrowやBoltが一マスのタイルに重なるように変更された。
    レンジャーなど弓矢を主武器とする場合に以前は一本ごとに床に散らばり
    敵のアイテムドロップを妨げていたのが若干解消される。
  • 敵の挙動の改善
    視界内でもっとも近いキャラクターに対して攻撃をするように変更をされた。
    0.7xではもっとも直線距離の近いキャラクターに反応をしていた。それを悪用し
    永久壁越しのキャラクターに反応をしている敵を一方的に攻撃するチートが可能であったのが改善された。
     
    上記は一例であり、詳しく調べたい場合はMAngband Developers Portalを参照してください。

コメント

  • 内容が誤ったまま放置されたままだったので適当に記事を書きました。今回の内容も誤っているかもしれないので、その場合は修正をお願いします。 -- test? 2009-02-14 (土) 18:31:33