Aレギュレーションの時代
- モンスター・コレクションの発売
モンコレTCGの始まり。比較的凶悪なカードが多い。
主なデック:【鳥豚&黒の剣】
過去のデック点:《イビルアイズ》《オーバー・ザ・レインボー》《鏡蟲》《髑髏の騎士》
《アクアマリン・バックラー》《雲ひとつない空》《雷が鳴る前に》《ファーマシー》 - 古代帝国の遺産の発売(1998年4月)
極稀の存在しない唯一のセット。
また、どんなデックにもおよそ入る余地のないカードが多いことも相まって売れ残りをよく見かけた。
テーマはアイテム強化、「弓」が登場。
主なデック:【髑髏弓】
過去のデック点:《テルブレットの矢》
プロモ:《ジャッジメント》、《フロスト・ジャイアント》 - 魔道士の黙示録の発売(1998年9月)
儀式スペルを大量に用いた重儀式デックができた。テーマはスペル強化。
儀式スペルは強化されたが戦闘スペルは実戦的なものが無く事実上強化されなかった。
また、凶悪なワンキルデックが成立してしまい、後に大量のエラッタが出ることに。
主なデック:【重儀式】※
過去のデック点:《ロマンシング・ストーン》 - 聖都の決闘者の発売(1998年12月)
- 空中庭園の降臨の発売
「タイプ:罠」等特殊なカードが出た。テーマは地形。
「魔道士の黙示録」発売後に行われたカードアイディアコンテストの優秀作品が収録。
ファンデック用の扱いにくいカードが多かったためあまり売れなかった。
主なデック:
過去のデック点:《明日のために》
プロモ:《オーバーロード》 - 黄金樹の守護者の発売
召喚術師カード、属性を2つ持つ「種族:人間」が初登場。
モンコレ1の終焉。
月桂樹シリーズなど一部の例外を除き、やはり汎用性が低く使いにくいカードが多く目立つ。
主なデック:
過去のデック点:《スプライト》
プロモ:《アポカリプス#1》 - 太陽王の覚醒の発売
テキストの形式が統一され、MC2への橋渡し的な役割をしている。
フレーバーテキストは「ホーリィの手記」から「シルクの手記」「ミルクの手記」に代替わりした。
発売時期的にはAレギュレーションだが、Sレギュレーションに所属している。
《木枯らしに吹かれて》《ハッピー・ダンス》《マイウェイ》《裏魔法陣「海」》を活用した【地形破壊】デックが出現。
4億枚突破キャンペーン時のみBOX特典として《黒い地母神カーリー》が添付された。
主なデック:【水バランス】【地形破壊】
過去のデック点:《ミラージュ・ドラゴン》《スワンプ・ヒドラ》《木枯らしに吹かれて》《真夏の夜の夢》《ハッピー・ダンス》
ブロック予選等のデック点:《ストーン・バジリスク》
プロモ:《太陽王》(『モンコレ・ミレニアム』キャンペーン 平成12年5月31日消印有効)
Sレギュレーションの時代
- モンスター・コレクション2の発売
ルールやカード表記の見直しが行われ、儀式スペルが1ターンに1度のみにルール変更された。
この時点で足を洗った人は意外と多いかもしれない。
基本セットらしく、スタンダードで癖のないカードが多い。
《深き森の騎兵団》《花園の歌姫》《採魂の女神ブリュンヒルド》《髑髏の騎士》《虹のつまった指輪》等の目玉カードも多かった。
4億枚突破キャンペーン時のみBOX特典として《毒沼の大蛇ニーズホッグ》が添付された。
主な大会:スターター・ファイト
主なデック:
過去のデック点:《深き森の賢者》《ゴールデン・バウム》
ブロック予選等のデック点:《キキーモラのほうき》 - 放浪王の帰還の発売
旧セットからの再録のみのセット。カード種はユニットのみ。
初めて封入率が1パック10枚(稀、極稀どちらか1枚)のセットとして登場した。
この後、灼熱の百年戦争で一旦は従来の1パック16枚(稀2枚or稀、極稀各1枚)に戻るが、六王国の戦火以降は1パック10枚が標準となる。
いわゆる「当たり」が《七つの海の王子》《ドライアド》位しかなく、また完全に再録カードのみの封入だったため、モンコレ1時代から続けている層のインセンティブは上がらなかった。
4億枚突破キャンペーン時のみBOX特典として《虹の多頭竜キリム》が添付された。
主な大会:
主なデック:
プロモ:《ホーリー・エレメンタル》、《カース・エレメンタル》
(『モンコレ新世紀』キャンペーンB賞 平成13年2月28日消印有効) - 灼熱の百年戦争の発売(2001年3月22日)
地形に「タイプ:砲台」、儀式スペルに「タイプ:弾」が登場。
砲台の効力により1ターンに複数回の儀式スペルが打てるようになった。
しかし、使用条件が厳しくモンコレ1のような儀式全盛時代とはならなかった。
目玉カードは《剣の侯爵アスモデウス》等。
六門世界的には一番新しい時代設定。
4億枚突破キャンペーン時のみBOX特典として《火炎樹の乙女》が添付された。
主な大会:
主なデック:
過去のデック点:《ゾディアック・ジラフ》
ブロック予選等のデック点:《ギルマン海賊航海士》
プロモ:《鉄巨兵ハデス》(『モンコレ新世紀』キャンペーンA賞 平成13年2月28日消印有効)
《鉄巨兵パラスアテネ》(百年戦争大勝利キャンペーン 平成13年5月31日消印有効)
《ザ・ディスティニー・フェニックス》(聖魔大召喚キャンペーン 平成13年5月31日消印有効)
なお、『モンコレ新世紀』ではプレイング・マットも配送された。
《ミラージュ・ドラゴン》、《スワンプ・ヒドラ》、《木枯らしに吹かれて》、《真夏の夜の夢》、《深き森の賢者》、《ゴールデン・バウム》、《ゾディアック・ジラフ》。 - 魔法帝国の興亡の発売(2001年9月12日)
召喚術師カードが新たな形式で登場。六門世界的には記録に残っている一番古い時代設定。
召喚術師カード、一部のカードはスターターのみに封入。
目玉カードは《緑の風の魔女》《戦争の女神モリガン》等。
4億枚突破キャンペーン時のみBOX特典として《秘酒の女神ネクタール》が添付された。
主な大会:サモナー・チャンピオンシップ
プロモ:《破壊の化神シヴァ》(『モンコレタイフーン!!!』キャンペーン 平成13年11月30日) - 冥界の六皇子の発売(2002年3月13日)
「タイプ:星座」、「タイプ:疫病」、「タイプ:遺跡」など特殊なカードが出た。
コンセプトデックのためのカードが多く、汎用性に欠けたカードが多いのが特徴。
目玉はタイトル通りの六皇子や《オセ》《癒しの女神メングラッド》等。
主な大会:ホーリィ・ファイト
主なデック:
プロモ:《コズミック・オピュクス》、《星座「メビウス・リング」》
(『ゾディアック サーティーン』キャンペーン 平成14年4月30日消印有効)
《エコー》《ホーリィ》《ボルカノ》《バレンタイン》
(『ホーリィの手記』キャンペーン 平成14年4月30日消印有効)
《プリムローズ三姉妹》(ホーリィ・ファイト
真珠竜の守護者誌上通販 平成14年8月8日消印有効) - 六王国の戦火の発売(2002年9月2日)
初のブロック制度を導入。「使用条件:X」のユニット・カードが登場した。
ブースターBOXにランダムでプロモーションカード(出現頻度:○)の封入が始まったのもこのセットが最初である。BOX特典として《幻獣ガズスドゥーラ》《烈風王レスカーヌ》《ミラー・ジャッジメント》のいずれか1枚が封入されている。
また、ブースターBOXにランダムでチケットが入っており、六王国のバインダーのハイランダー3種か
六王国ブースターBOXプロモーションカードの内いずれか1枚と交換できた。この時交換されたカードは重版扱いとなる。(六王国BOXプロモの場合は初版の可能性もあり)
また、この時期に行われた4億枚突破キャンペーンは、それまでに発売された「太陽王の覚醒」「2基本」「放浪王の帰還」「灼熱の百年戦争」「魔法帝国の興亡」のいわば「旬を過ぎた」各ブースターBOXに特典として強力なプロモーションカードを付けるといったものだった。本来ならばカードセット自体の魅力で購入意欲を誘うべきにも関わらず、である。
当然、このキャンペーンは大きな不評を呼び、結果として多くのプレイヤーが去っていった。
主な大会:
主なデック:
プロモ:《太古の精霊王》(『精霊王国キャンペーン 復活編』平成14年10月31日消印有効)
《封神剣の守護騎士》(『精霊王国キャンペーン 逆襲編』平成14年10月31日消印有効) - 竜皇の凱歌の発売(2003年3月18日)
「種族:ハイランダー」ユニットと、それらのために作られた戦闘スペルが本格投入された。
目玉カードとしても各種ハイランダーと《ドラコ・ジェノサイド》と《ドラコ・イリュージョン》が挙げられる。特に後者は「出現頻度:並」ながら非常にスペックが高い。
BOX特典として《ゴールド・インパルス》《グリーン・ディスティニー》《フォモール》のいずれか1枚が封入されている。
主な大会:
主なデック:【ハイランダー】
プロモ:
《真夏の夜の夢》、《ゴールデン・バウム》。
- 時間獣の封印の発売(2003年6月20日)
「種族:時間獣」のユニットが登場。
灼熱の百年戦争、冥界の六皇子で出た特殊なカードを強化するカードなど収録。
一部の雑誌プロモも収録。
唯一フレーバーテキストがないカードセット。
BOX特典として《復活祭の蟲》が封入されている。
主な大会:ビースト・ファイト
主なデック:【水バランス】
プロモ:《時渡りのリスティール》(ビースト・ファイト参加賞) - 新聖紀の胎動の発売(2003年9月1日)
2つ目のブロック制度の始まり。
属性を2つ持つ、「種族:人間」、「種族:ライカンスロープ」が登場。
人間を中心にバランスブレイカーとも思われる強力なカードが多数登場したため、同セットは品薄及びオークション取引等での高騰が起きた。
BOX特典として《千里眼のフォーチュンテラー》が封入されている。
また応募特典として《判定の女神イレーネ》《聖エルドの神官戦士》がもらえた。
主な大会:ニューエイジ・ファイト、ペアマッチ予選
主なデック:【エルド術師】
プロモ:《千年王国の巨人》(ニューエイジ・ファイト参加賞
バインダー誌上通販 平成15年8月8日消印有効)#br - 聖王の刻印スターターの発売(2003年12月10日)
スターター専用カードが多数あり、旧セットのカードが、テキスト修正されて収録されている。
主な大会:ペアマッチ決勝、セイント・ファイト
主なデック:
プロモ:《アカデミアの召喚術師》(セイント・ファイト参加賞、
ブースター誌上通販 平成15年12月8日消印有効) - 聖王の刻印ブースターの発売
「タイプ:聖域」「タイプ:聖歌」などのカードが登場。
モンコレ1最後のセット「黄金樹の守護者」と、Sレギュ末期のセット「新聖紀の胎動」「聖王の刻印」ともに設定上召喚できないはずの「種族:人間」が登場してきているのが興味深い。
BOX特典として《昏き夢見る天使》が封入されている。
主な大会:セイント・ファイト2
主なデック:【エルド術師】、【土ドラゴン】、【重スペル】
プロモ:《獣面神の巫女》(セイント・ファイト2参加賞)
《霧隠れのシャドウレディ》(第7回全日本選手権参加賞)
《聖エルドの神官戦士》、《判定の女神イレーネ》
(聖エルド・キャンペーン、平成16年5月7日消印有効)
Gレギュレーションの時代
- 神霊獣の咆哮の発売(2008年7月26日)
D-0とのコラボが行われた。
Gレギュレーションの開始。
それに伴い、モンスター・コレクションTCGレフリー制度が終了し、
モンスター・コレクションTCGジャッジ制度が開設された。
主な大会:BCC in 浜松町 モンコレ・ランブルファイト!(2008年8月3日)
「神霊獣の咆哮」発売記念ブースタードラフト大会
『第11回全日本選手権』
主なデック:【水バランス】、【ナーガソニア】
プロモ:《妖精の輪》、《採魂の女神フレイア》、《夢見る人形エリザベス》 - ベストカード・デック(海皇神の王子、樹界霊の歌姫の発売。(2008年12月20日)
主な大会:『ベストカード・デック発売記念歌姫杯』
主なデック:【水バランス】、【土風スペル】 - 『千年皇国の栄光』発売記念大会(2009年2月21日)
《金狼リュカオン》等、[対抗]を受け付けないカードが初登場。
主なデック:【スケグル】?、【髑髏カウンター】
主な大会:『アニバーサリーカップ決勝戦』 - スタートアップ・デック(鷹眼の行進歌、夢幻の輪舞曲の発売。(2009年7月25日)
英雄カード初登場。タイミング表記に[対抗不可]、[チェイン]が登場。 - 英雄王の星誕の発売(2009年8月22日)
主なデック:【聖魔ドラゴン】、【小型地形ロック】
主な大会:『第12回全日本選手権 - 復活の破壊神の発売(2009年11月28日)
- 星剣姫の烙印の発売(2010年2月27日)
- スタートアップ・デック豪天城の戦鬼、蒼天界の神馬の発売(2010年6月19日)
儀式カードが儀式地形となって初登場。タイミングが[メイン]表記の特殊能力が登場。 - 伏龍殿の覇者の発売(2010年8月20日)
- 紅河宮の精霊、聖晶塔の宝鍵の発売(2010年11月26日)
- 暗黒卿の秘儀の発売(2011年2月18日)