「アイドルマスター スターリットシーズン」の楽曲がイベント形式で実装。
中野有香は歌唱メンバーではないが、コミュの大部分に登場しているためこちらに記載。
概要
| 開催期間 | 2022年11月16日~2022年11月25日 |
| イベント形式 | LIVE Infinity |
| イベントpt報酬 | [ダンス・ダンス・ダンス] 神崎蘭子, [ダンス・ダンス・ダンス] 高垣楓 |
| 歌唱メンバー | 高垣楓・神崎蘭子 |
イベントバナー

公式Twitter告知
コメント
| 蘭子 | 我が名は神崎蘭子! |
| 楓 | 我が名は高垣楓!です♪またお会いできましたね。 |
| 蘭子 | 蒼光の乙女たちにより綴られた記憶が蘇るわ。 |
| 楓 | ええ、またあの歌を聴いていただける……。それがとても嬉しいんです。 |
| 蘭子 | 古の眷属たち。そして、新たなる眷属たちにも命ずるわ! |
| 楓 | 私たちのお城へも、ぜひ遊びに来てみてくださいね。 |
| 楓 | それでは、また一緒に |
| 蘭子・楓 | 踊りましょう♪ |
イベント予告
神崎蘭子
| かつて光輝なる集いは、星光の頂きへと昇り…… やがて蒼光の乙女達は、未来を切り拓いたわ。 それは、ひとつの伝説のはじまりであった。 そして今!新たなる伝説が紡がれる! 我らは我らの居城にて、再び舞う! 同胞たちよ……さあ、雌雄を決する刻! 魔王たる我と、世紀末歌姫。闇と光が手を携えれば、 もはや敵はいないわ!ハーッハッハッハッハ! ……うぅ……ダ、ダンスバトル……?き、緊張するなあ……。 |
高垣楓
| みなさん、ただいま♪高垣楓です。 『ルミナス・アズール』……事務所の垣根を超えた あの合同ユニットでの私たちの活躍、覚えてくれているかしら。 じつは今回、私たちの事務所でも あの素敵な『フューチャーライブ』に続いて、 大きなイベントをやることになったんです。 『ダンス・ダンス・ダンス』を蘭子ちゃんとふたりで またお届けできると思うと、とても楽しみです。 あら、ダンスは済んだ、なんて思ってちゃだめですよ。ふふっ♪ |
ストーリー
オープニング Dance, RE:FUTURE
登場人物:神崎蘭子・高垣楓・中野有香・橘ありす・八神マキノ
| あらすじ | 他事務所との合同ユニット『ルミナス・アズール』に参加していた楓と蘭子。彼女たちが行ったLIVEである『フューチャーライブ』のコンセプトを引き継いだ、『リ・フューチャー・ダンスバトル』の開催が発表された。しかし当初は『リ・フューチャーライブ』というLIVEの開催が予定されていたらしく…? |
| 『ルミナス・アズール』の興奮が帰ってくる……!? 『リ・フューチャーライブ』開催決定! | |
| ――TV番組―― | |
| 楓 | こんにちは。 『フューチャーライブ』でお会いしたみなさん、お久しぶりです。 高垣楓です。 |
| 蘭子 | ククク……煩わしい太陽ね! 眷属たちの求めに応じ、堕天使は再び舞うわ! (こんにちは、神崎蘭子です!みなさんお久しぶりです~♪) |
| 司会者 | 『ダンス・ダンス・ダンス』で全世界を熱狂させた 夢の合同ユニット『ルミナス・アズール』から、本日は、 高垣楓さん、神崎蘭子さんのおふたりに来ていただきました! |
| 司会者 | あの『フューチャーライブ』をリスペクトしたステージに なるということで、今回はおふたりの事務所からたくさんの アイドルが出演するという……これまた楽しみなイベントですね! |
| 楓 | はい。私たちふたりだけでなく、事務所自慢のアイドルたちが ノリのよい曲をのりだくさんで披露させていただく予定です。 |
| 蘭子 | 乙女たちは数多の輝きにて、夜空を震わせることになるわ。 ともにその刻を待ち、夢の宴に興じようぞ! (いろんな曲がいっぱいで、何を聴けるか私も楽しみです~♪) |
| 楓 | 開催地はもちろん、あの会場をもう一度。 きっとあのときの興奮を、 みなさんも思い出してもらえると思います。 |
| 蘭子 | いざ集え、眷属たちよ! 我らが許へ! (お客さんたち、またいっぱい来てくれるかな~♪) |
| 楓 | そのなかで、じつは今回のLIVE、 特別な趣向を凝らしているんです。 |
| 司会者 | ……と、いいますと……? |
| 楓 | 今回のLIVEは、私たちはさまざまにペアを組み、 ペア対ペアの対バン形式で行います。 |
| 楓 | 『リ・フューチャーライブ』改めまして 『リ・フューチャー・ダンスバトル』の開催を ここに宣言いたします! |
| ――街頭 大型ビジョン前―― | |
| 通行人 | な、なんだって…… ダンスバトル……? 普通のLIVEイベントじゃないのか……? |
| 通行人 | ……へえ……なるほど……ただのダンスじゃなくって、 アイドルのダンスとして競う、ということなのか。 『ルミナス・アズール』とはまた違う雰囲気になりそうだな……。 |
| ――事務所―― | |
| P | …………。 発表されたか。 世間の反応も、どうやら悪くはなさそうだ。 |
| P | 『フューチャーライブ』のコンセプトを引き継ぎながら、 うちの事務所らしいLIVEにする。 楓も蘭子も、カメラの前ではさすがのアピールをしてくれている。 |
| P | あとは…… ふたりの問題、か……。 |
| しばらく前のこと…… | |
| 蘭子・楓 | 『リ・フューチャーライブ』……? |
| P | そうだ。『フューチャーライブ』の大成功を受けて、 今度はうちの事務所のアイドルで、 同コンセプトでのLIVEイベントを開催することが決まったんだ。 |
| P | 蘭子と楓、『ルミナス・アズール』帰りのメンバーとして デュオで披露することになる『ダンス・ダンス・ダンス』が、 ステージの目玉になる。 |
| 有香 | なるほど! これは久しぶりに、サイバーでクールなあたしも お見せできるということですね!可愛いあたし、だけでなく! |
| ありす | サイバーでクール……はい、理解しました。 私もなぜ自分が呼ばれたか、その理由に納得したところです。 |
| マキノ | 企画内容は合理的。一定以上の集客効果は保証されているわね。 さっそく資料を参照させてもらってもいいかしら。 私のほうからももちろん、提供できるレポートを用意しているわ。 |
| 有香 | さ、さすがマキノさん……! すでに調査済みとは……! なんというぬかりのなさ……! |
| ありす | ふふっ、なにを驚いているんですか、有香さん。 マキノさんにとって、これくらいは基本なんです。 |
| 有香 | なぜ、ありすちゃんが得意げに……? |
| マキノ | 大きく仕掛ける一手になるからには、 参加者もいまここにいる5人だけではないんでしょう? そうね、みんなのスケジュールから察するに……。 |
| P | ああ。今日は時間の都合で5人だけに集まってもらったけど、 このあとにも追加の説明会を予定している。 |
| 蘭子 | む……! 数多の星々の共鳴……! 我が魂、すでに高まる波動を感じているわ! (賑やかになりそう~♪ワクワクしちゃうな~♪) |
| マキノ | ふむ……。 ところで、蘭子。それに楓さん。 最近、仕事のパフォーマンスが上がっているようね。 |
| マキノ | その原因はやはり、ふたりがしばらく参加していた 『ルミナス・アズール』の活動にあると 私は見ているのだけれど……。 |
| ありす | 事務所の垣根を越えた合同プロジェクト…… 不思議な挑戦者からの「謎解き」を、 みなさんの知恵を集めて攻略したというお話も聞きました。 |
| マキノ | 貴方たちの、その成長の秘密…… よければ今日からの行動のなかで 探らせてもらえたらと思っているの。 |
| 有香 | おお……!他の事務所から来た強豪アイドルたちとの、 激しい切磋琢磨、そして結ばれる熱い絆……! おふたりの得た、強さの秘訣、あたしもぜひお聞きしたく! |
| 蘭子 | はっ! 汝らの双眸、獲物を見すえる狩人が如し……!? (み、みなさん、食いつきがすごいです~) |
| 楓 | ……ええと、その、お仕事をしていくなかで 私たちを見ていただくぶんには構いません……けれど……? 秘訣というと……どうでしょう。力になれるでしょうか……? |
| P | たしかにふたりはあのプロジェクトで成長して帰ってきた。 みんなもふたりから何かを盗むつもりで、いや、 むしろふたりの成長を超えるくらいの意気込みで頑張ってほしい。 |
| 有香 | ぜひ、手合わせのつもりで挑ませていただきます! 打倒、楓さん、蘭子ちゃん! おーっ! |
| ありす | おーっ! |
| マキノ | お……了解したわ。 |
| 蘭子 | (はあ~……。 みんなの目、本気だったな~。 思ったより大変なことになりそうかも~。) |
| 楓 | はい、蘭子ちゃん。 温かい「紅き雫」ですよ♪ |
| 蘭子 | 楓さん! ありがとう~。 ほかほか~♪ |
| 楓 | ふぅ……。 ホットドリンクで、ほっとしますね。 なんだか……思ってた以上に賑やかなことになりそうですね……。 |
第一話 StarT, Step & Turn
登場人物:神崎蘭子・高垣楓・中野有香・橘ありす・八神マキノ
| あらすじ | 開催発表の少し前、『リ・フューチャーライブ』に向け、事務所内では誰もが楓と蘭子に注目していた。そのせいで足並みが揃わなくなることを懸念したPは『リ・フューチャーライブ』を取り止め、ペアでの対抗戦となる『リ・フューチャー・ダンスバトル』の開催を宣言。アイドルたちの競争心を煽る。 |
| ――レッスンルーム―― | |
| ベテラントレーナー | ワン・ツー・ステップ! はい、続けて、 ワン・ツー・ステップ! |
| 楓 | ……あの~、ありすちゃん? ちょっと近すぎないでしょうか? |
| ありす | ……さすが楓さん、正確性のスコアが95.64ポイント…… 次は合流パートの振付も……って、ああっ! 録画ボタンを押してませんでした!すみません、もう1回っ……! |
| 有香 | さあ! 気合を込めて、思いっきり! |
| 蘭子 | 我がトールの一撃を…… 朋輩へ向け、放つなどと……。 (そ、そんな……有香さんのおなかにぱんちするなんて~) |
| 有香 | 蘭子ちゃんの筋力、瞬発力、なにより気合…… どれほど上昇しているのか、 その拳で確かめさせてもらいたいんです! |
| 有香 | あたしなら、まったく平気です! ふだん、おなかに重りを載せて腹筋していますので……! |
| 蘭子 | ううっ……じゃ、じゃあ…………い、いきますっ……! ……えいっ! |
| 有香 | …………こっ、これは……! 可愛さ100トン級の一撃……! お……お見事っ……! |
| マキノ | ……さて、身体的なデータは集まってきたけれど、 どうもこれらは直接的な要因ではなさそうね。 |
| マキノ | もっと異なる……なにか精神的な要因が…… パフォーマンスに長期的に影響すること……。 |
| マキノ | 一見非科学的であっても、重要なこと。 私も、経験からそう知っている。 そう、たとえば……。 |
| ベテラントレーナー | そこ!橘!中野!それに八神も! 見学もいいが……どうせなら、身体を動かしていけ! |
| ――休憩室―― | |
| 楓 | ……ふう……。 |
| (選択肢) | 調子はどうかな? |
| 楓 | あ、プロデューサー。 見にきてくださったんですね。ありがとうございます。 |
| 蘭子 | 《瞳》持つ者。 その一瞥は、我にさらなる魔力を分け与えるわ。 (プロデューサーが見にきてくれたから、まだまだ頑張れます~) |
| 楓 | ……あの、プロデューサー。 私……ちょっと感じているのですけれど……。 |
| 楓 | 私たちのチーム…… なにか変……ではないでしょうか? |
| (選択肢) | というのは? |
| 楓 | みなさんとても熱心で、向上心に富んでいます。 もちろんそれは私たちも同じつもりです。 |
| 楓 | ただ、なんというか…… みなさんの目が、やや私や蘭子ちゃんにばかり 向きすぎている、というか……。 |
| P | ふたりは『ルミナス・アズール』で あれだけのパフォーマンスを見せているんだ。 当然のことだよ。 |
| 楓 | ……それはまあ、 そうかもしれないのですけれど…… |
| P | いやかな? |
| 楓 | いえ。 いやというわけではないんです。 くすぐったくは感じますけれど……。 |
| 蘭子 | 我が真なる姿、いかなる鏡に映そうと、 大いなる魔力に乱れはないわ。 ただ、わずかに……さざ波立つのみ。 (私も、ちょっと恥ずかしいかなぁ……。でも、いやってわけではないです。) |
| ……ふたりは、みんなの足並みが揃わなくなることを 懸念しているのかもしれない。 何か考えてみよう……。 | |
| ――その夜―― | |
| 「プロデューサー、連絡ありがと!アタシも燃えてるっ! なんたって『ルミナス・アズール』帰りのふたりとの共演だもん。 勝負をかけるきもちだよっ!」 | |
| 「お誘いありがとうございます。 楓さんに、蘭子さん、おふたりの表現力に挑むつもりで、 私もいっそうダンスの練習に励みたいと思っています。」 | |
| 「世界レベルの舞台に、世界レベルの者が立つ。 この革命的な招待に、まずはコングラチュレーション。 楓。蘭子。ダンサブルな共鳴の予感に、世界も喜んでいるわ。」 | |
| ……どうしたものか……。 『リ・フューチャーライブ』の参加者たちはみな、 多かれ少なかれ、楓、蘭子との共演を強く意識している……。 | |
| アイドルたちは、誰もが仲間であり、そして競い合うライバルでもある。 その足並みを揃えるには……。 | |
| ――翌日―― | |
| P | 『リ・フューチャーライブ』は取り止めとする。 |
| 楓・マキノ | ええっ? |
| P | そして、そのかわりに、 『リ・フューチャー・ダンスバトル』を開催する! |
| 蘭子・ありす・有香 | ええええええええっ!? |
第二話 Up & Down, Understand?
登場人物:神崎蘭子・高垣楓・中野有香・橘ありす・八神マキノ
| あらすじ | ダンスバトルの開催決定に意気込むアイドルたちと、戸惑う楓たち、Pはこの決定の思惑をふたりに話す。ぶつかり合うことで新しいものが生まれ、力も絆もより強くなるのがこの事務所のアイドルたち。それに今の楓たちは、自分たちの成長をまだ実感できていない。この試みは、ふたりのためでもあるのだと。 |
| ――事務所―― | |
| 蘭子 | 『リ・フューチャー・ダンスバトル』!? |
| 楓 | それって……どういう……。 |
| 有香 | なるほど!バトル! 燃えますね!! |
| 蘭子 | えっ? (えっ?) |
| 有香 | ステージの上で、アイドルとして ダンス・パフォーマンスの輝きを競う…… つまり、さらに真剣に切磋琢磨せよ、ということ! |
| P | 今回のLIVEについては、どうもみんな、 競い合うことへのモチベーションが高いように思う。 普通にやったとして、どのみちお互いを意識してしまうだろう。 |
| P | だから初めから競い合うという形式にしたんだ。 これならば、気が散ることも、足並みが崩れることもない。 |
| マキノ | なるほどね。逆転の発想か。 トリッキーだけど、理には適った判断だと思うわ。 |
| ありす | な、なるほど。 私も……はい、そう、きわめて合理的な判断だと思います。 |
| マキノ | ……ふむ。ペアを組んで、ペア同士の対抗戦になるわけね。 楓さんと蘭子は、もちろんふたりで組むのでしょう? |
| ありす | おふたりは最初から デュオで『ダンス・ダンス・ダンス』をやることが 決まっていましたから。 |
| P | ふたりは それでいいかな? |
| 楓 | あ……はい…… よろしくお願いしますね、蘭子ちゃん。 |
| 蘭子 | 世紀末歌姫との共闘、我が魂を昂らせるわ! しかし…………。 (楓さんと組めるのは、とっても嬉しいです……!……でも……。) |
| 楓 | ですが……その、私、急な変更に少々驚いてしまって…… 気持ちがついていっていない……というか……。 |
| マキノ | あら、こちらはとっくに乗り気なのに。貴方だったら、 このダンスバトルは受けて立つだんす、 くらいのことは言ってほしいものね。 |
| 3人 (蘭子・有香・ありす) | ……! |
| マキノ | ……コ、コホン。ともかく、ふたりはいま誰にとっても 興味の対象なの。その意識は持ってほしいわ。 私たちのペアは、最優先で貴方たちを狙いにいくつもりだから。 |
| ありす | はい。 私とマキノさんのペアは、最優先で狙いにいくつもりですから! |
| マキノ | え? |
| ありす | えぇっ!? |
| マキノ | 冗談よ。同じ知的探求心をわかりあえて、 同じ目的を見すえて進んでいける。そういう同志がいるなら、 これほど心強いことはないわ。よろしくね。 |
| ありす | ……同志……! はい!よろしくお願いします! ……えへへ♪ |
| 有香 | あたしも同志を見つけなければ……! ペアとペア、絆と絆、熱い闘い……!まさに心躍りますね! 胸を借りるつもりで、挑ませていただきます!押忍! |
| ――休憩室―― | |
| P | 驚いたかな? |
| 楓 | それは……はい。 たしかに、みなさんのライバル心のようなものについて、 プロデューサーにはご相談しましたが……。まさか……その……。 |
| P | それを煽る方向でくるとは思わなかった? |
| 蘭子 | 天地鳴動…… 悪魔の知恵か……! (びっくりしました~) |
| P | 蘭子は『ルミナス・アズール』…… いや、プロジェクトルミナスのほうから参加し、 仲間とともにスターリットシーズンを勝ち抜いた。 |
| P | そして、ぶつかり合うことでわかりあえる姿も、 そばで見ていただろう。 |
| 蘭子 | ……たしかに……そうですけど……。 |
| P | この事務所もそうだ。 ぶつかり合う中で見つかった大切なものも、たくさんあった。 |
| P | この事務所のアイドルたちは、 ぶつかりあうことを誰もが恐れない。 それで絆が壊れることもない。むしろ絆は強くなる。 |
| 楓 | …………。 |
| P | マキノに有香、そしてありすも、 楓と蘭子が得たものを、それぞれに知りたがっている。 彼女たちのライバル心は、純粋な向上心だ。 |
| P | だからそれはきっと、 不要なものでも、間違ったものでもない。 むしろ、みんなの成長につながるだろう。 |
| P | そもそも…… ふたりが『ルミナス・アズール』に参加したことで得たもの。 ふたり自身、それはなんだと思う? |
| 蘭子 | ……まだ見ぬ煉獄の炎は、 我が身へ新たなる魔力を授け……。 (……慣れない場所でレッスンを頑張って、鍛えられたし……。) |
| 蘭子 | 異世界より集いし乙女達は、 我がかけがえなき盟友となった……。 (大切な友だちもいっぱい増えました~。) |
| 楓 | ええ、たくさん練習しましたよね。 出会えた新しい仲間たちのよいところをたくさん学んで……。 そして……。……それから……。……。 |
| 楓 | ……私、本当に どこかが強くなった……のでしょうか……? |
| 蘭子 | なっ!? |
| 楓 | 以前よりも成長したようだ、とみなさんには言われます。 けれど自分として、どこがどう変わったと、 言葉にはしづらいというか……。 |
| P | そうだね。当事者であるふたりにとっては、そうかもしれない。 だからこそ……。 |
| P | 改めてみんなとぶつかり合ってみることで、気づくこともある。 このバトルは、ふたりのためのものでもあるんだ。 |
| 蘭子 | ……わかりました。 |
| 楓 | 蘭子ちゃん? |
| 蘭子 | 我が友……その《瞳》が未来を映すというのなら…… その未来に、私もまた賭けてみよう! (プロデューサーがやってみようって言うなら、私、やります!) |
| 楓 | そうですね。ええ。 私もプロデューサーを信じてみます。 今回もまた……ずっとそうしてきたように。 |
| ――運動場―― | |
| ありす | ……はぁ……はぁ。 |
| マキノ | ……はぁ……はぁ…… ……有香、その、トレーニングとはいえ…… 日々の、ペース配分、という、ものが……大事、だと……。 |
| 有香 | あたしのことはお構いなくっ! こうしてひとりで走りこんで、興奮を静めているだけですのでっ! 次はうさぎ跳びでもう1周ですっ!押~忍ッ! |
第三話 Walk, Wave, Dive
登場人物:神崎蘭子・高垣楓・中野有香・橘ありす・八神マキノ・桐野アヤ・若林智香・篠原礼・ライラ・ナターリア・小松伊吹・水木聖來・綾瀬穂乃香・西川保奈美・ヘレン
| あらすじ | 多くのアイドルが、ペアを組み特訓を重ねていた。その傍らふたりでの仕事をこなしながら、自分たちが『ルミナス・アズール』で得たものを思案する楓。そんなとき、テレビからダンスバトルに出演するアイドルたちの声が聞こえてくる。彼女たちはみな、楓と蘭子に対し、強いライバル心を燃やしていた。 |
| アヤ | ワン・ツー・ステップ! ワン・ツー・ステップ! よし、調子いいな。この感じで……。 |
| 智香 | ステージの遠くまで魅せるダンスなら、 アタシだって得意ですからねっ☆GO FIGHT WIN! |
| 礼 | ふふ……みんなの若さに、私まであてられちゃいそう。 さて、私と社交ダンスをしてくれるパートナーは誰かしら……? |
| ライラ | ナターリアさん、絶好調なのですねー。 ライラさんも、それー、でございますー。 |
| 有香 | ダンスバトルに向けて、みんな熱い鍛錬を積んでいますね……。 それぞれの個性が出ていて、どれも素晴らしいダンスです。 |
| 有香 | さて、あたしもパートナーを見つけないと。 熱い闘志を秘めた、そんな仲間を……。 |
| マキノ | 人の密度が高くなってきたわね。 みんなの心拍数まで伝わってきそうなくらい……。 |
| ありす | 比較対象が増えれば増えるほど、 データの特異性が割り出しやすい。 ですよね、マキノさん! |
| マキノ | ええ、そうね。 けれど……本当に警戒すべきは……。 |
| 蘭子 | 綺羅星の輝きよ……! 夜空を埋め尽くすようね……! (みなさん、いっぱい集まってます……!気合がすごいです~!) |
| 楓 | 気になりますけれど、私たちはそろそろ行かなくては。 次のお仕事に、その次のお仕事も待ってますからね。 |
| マキノ | さて、まずはどこのペアを一番警戒すべきかだけど…… これは、考えるまでもないわね。 |
| ありす | そうですね。 目指すところは、最初から決まっています。 でも……少し、意外です。 |
| マキノ | 意外? |
| ありす | マキノさんなら、それでも全員をきちんと詳細に検討してから、 結論を出すかと思ったので……。 |
| マキノ | それは……そうね。 いつの間にか私にも、負けず嫌いがうつったのかも。 |
| マキノ | 『ルミナス・アズール』として、特別な経験をした人たちがいる。 彼女たちがそこで学び得たものを……私も手に入れたい。 負けたくない、と思ったのよ。 |
| マキノ | フフ……我ながら、論理のかけらもない、感情的な理由。 ごめんなさい。 失望させちゃったかな。 |
| ありす | いえそんなっ! むしろ、私だって……。 |
| ――撮影スタジオ―― | |
| 蘭子 | 青の深淵に、慄くがよい! |
| カメラマン | はい、オッケーでーす! いやー、蘭子ちゃん、完璧!ゾクゾクするなあ! 『ルミナス・アズール』、いまやひっぱりだこだもんなぁ。 |
| 楓 | おかえりなさい。 ポーズ、とってもきまってましたよ。素敵でした♪ |
| 蘭子 | 灼熱が……我が身を包む……。 (はうぅ……照れます~……) |
| カメラマン | 楓さんもよかったですよ! 難しい注文も、みんな一発オーケーなんだもんなぁ……! いつもどんなこと考えながらポーズとっているんですか? |
| 楓 | 私は……そうですね、さきほどは…… このあいだのお店で食べたキムチ冷奴、 美味しかったな、とか……。 |
| 蘭子 | 地獄の竈……! 我が翼では、いまだたどり着けぬ炎の領域……! (あっ、あれ辛いやつ~。おとなの人ってすごいな~。) |
| カメラマン | はは、おふたりとも余裕ですね。ここに来る新人さんたちなんて、みんな必死な感じなのになあ。 今度、おふたりからも何かアドバイスしてあげてくださいよ。 |
| ――撮影終了後―― | |
| 楓 | 夕方からの予定はもう少し先になりますから…… ちょっと休憩してから帰りましょうか♪ 蘭子ちゃん、甘い物がお好きでしたっけ? |
| 蘭子 | 風の通い路より、禍々しき瘴気が漂う…… 我の好むところではあるが……。 (いいのかな……?寄り道しちゃうのは、悪い子では……?) |
| 楓 | そうだ、期間限定の どうぶつさんクッキーパフェなんてどうでしょう? |
| 蘭子 | クッキーパフェ!? (香気漂う混沌の杯!?) |
| 楓 | メンバーのみなさんは根を詰めて練習をしているようですけれど、 私たちにはお仕事も詰まっていましたしね。 たまにはその漆黒の羽を思いきり伸ばすことも大事ですよ。 |
| 楓 | それに私たち、勝負にはさほどこだわってはいませんし……。 どちらかといえば、笑顔でファンのみなさんと 接したいと思っています。 |
| 蘭子 | ……うん。 |
| 蘭子 | ……あむっ……。 ん~……♪ 甘美なる調べ……♪ (甘~~い♪) |
| 楓 | あら、アルコール類は夜からですって。 残念♪ |
| 蘭子 | せ、世紀末の招来……!? (はっ!楓さんを酔わせると、いつかみたいに大変なことに……!) |
| 楓 | うふふ、もちろん冗談ですよ。 |
| 楓 | ここ、落ち着きますね。 内装も奇麗……まあ、アルコールはやっぱり ないそうですけれど……。 |
| 楓 | もし新人アイドルのみなさんにお話をしてあげるとしたら、 こんなお店のことを教えてあげたいですね。 それから、美味しい居酒屋や……おつまみの作り方とか……♪ |
| P | マキノも有香も、理由を知りたがっている。 楓と蘭子が『ルミナス・アズール』で輝きが増した理由、 自分ではなんだと思う? |
| 楓 | ……。 ……あの……蘭子ちゃん。じつは……。 |
| 蘭子 | ……ひゃっ!? |
| 楓 | ほっぺにクリーム、ついていましたよ♪ |
| TVの音声 | 「さあ、いよいよ開催が迫っていましたね、 『リ・フューチャー・ダンスバトル』! 中野さんもファンの期待を背負って、狙うのはもちろん……?」 |
| TVの音声(有香) | 「はい!優勝です!」 |
| 蘭子 | ……む? |
| TVの音声 | 「振り返れば、あの『フューチャーライブ』もまた、 さまざまな人々からその開催をおおいに期待され、 そしてその期待に見事に応えた、素敵なLIVEでしたねぇ……!」 |
| TVの音声(有香) | 「はい!『フューチャーライブ』…… その名の通り、まさに人々の未来を叶えたLIVE、 というわけなのでしょう!」 |
| カフェの客たち | あっ、あたし見たんだー、『フューチャーライブ』! 楓ちゃん、かっこよかった~! 蘭子ちゃんも可愛かったな~♪それからねー……。 |
| 楓 | ……どうやら、あんまり長くはいられなそうですね。ふふっ♪ |
| ――街頭・大型ビジョン―― | |
| 蘭子 | ……楓さん、あれ……! さっきの……続き……! |
| ――TV番組―― | |
| 司会者 | 『リ・フューチャー・ダンスバトル』、 続いては注目ペアのご紹介です! まずは大本命!このふたりだー! |
| 伊吹 | みんな、ノッてるーっ!? 『IS☆WAVY』の熱い太陽!小松伊吹だよっ! |
| 聖來 | みんな、アゲてるっ? 『IS☆WAVY』の煌めく月光!水木聖來だよ! 正統派ストリート・ダンスでみんなを釘づけにしちゃうからっ! |
| 伊吹・聖來 | Check it out!! |
| 穂乃香 | こんにちは。綾瀬穂乃香です。 バレエの経験を武器に、アイドルならではの魅力的なダンス、 全力で表現したいと思います。私がパートナーに選ぶのは……。 |
| 保奈美 | こんにちは。西川保奈美です。 踊りと歌がひとつになった、芸術の世界…… 楽しみにしていてくださいね。 |
| ヘレン | ヘレンよ。 ダンスバトルのステージに、ヘレンが立つ。 ただそれだけで言葉はアンネッセサリー。 |
| ヘレン | ……パートナーの姿が見えない? ナンセンス!さきほどからずっとここに立っているわ。 あなたは視ている。マイ・オンリー・パートナー、その名は……。 |
| ヘレン | ヘレンよ! ダンスはいつだって、己との果てしない対話! ヘレンとヘレンの織りなす歩みこそ、ダンサブル! |
| 司会者 | みなさん、すごい意気込みですね……! やはり、互いに負けられないと……? |
| 穂乃香 | お互いに……そうですね。 もちろんそれは間違いないですが……。 |
| 伊吹 | アタシたちにはみんな、どこよりも勝ちたいペアがいるんだよね。 どんな曲よりも、勝ちたい曲があるの。 それは……。 |
| アイドルたち | 『ルミナス・アズール・デュオ』の 『ダンス・ダンス・ダンス』! |
| 蘭子・楓 | ……! |
| 有香 | 強いライバルに全力でぶつかること! その中で成長し、より輝いていけること! それがあたしたちの喜びなんです! |
第四話 Move for Groove
登場人物:神崎蘭子・高垣楓
| あらすじ | 周囲からのライバル視に戸惑いつつも、何かを感じ始める楓と蘭子。握手会で古参から新参のファンと触れ合い、勝利を期待するファンたちの声を聞く。その帰り道、ふたりはPと一緒にダンスイベントを訪れた。エンドレスに続くダンスはまるでアイドルの日々のようで、ふたりにある決意をさせるのだった。 |
| ――握手会 控え室―― | |
| 蘭子と楓が、なにか難しい顔をしている…… | |
| (選択肢) | 蘭子?楓? |
| 蘭子 | ひゃわっ!? |
| 楓 | ……ああ、プロデューサー。 少し考えごとをしていました。 ちょうどいらっしゃるとは、勘がえーごとですね。 |
| 楓 | でも、心配ありません。 握手会、ファンのみなさんと楽しんできますね。 |
| 蘭子 | 我らが姿、その《瞳》に焼きつけよ! (見ていてください!) |
| P | なら、任せたよ。 |
| 楓 | はい。 ……あ、でも、ひとつだけ。 |
| 楓 | 先日の『リ・フューチャー・ダンスバトル』の プロモーション番組ですけれど。 あの内容は、プロデューサーが? |
| P | 企画を作成したのは自分だけれど、 初めにやりたい案を出してくれたのは出演したアイドルたちだ。 みんな心から、ダンスバトルを楽しみにしているんだ。 |
| 蘭子 | 楽しみに……。 |
| ――握手会 会場―― | |
| ファン | らららら蘭子ちゃん! わ、わわ、煩わしい太陽ね! |
| 蘭子 | うむ! 数多の霊峰を越え、よくぞこの地へたどり着いたわ! (遠くから会いにきてくれて嬉しいな~!) |
| 蘭子 | むっ……! 汝は、いにしえの名を持つ眷属! 我が魔力を分け与えた者よ! (あっ、あなたは……いつもきてくださる方ですよね!もちろん覚えていますよ~!) |
| 楓 | ふふっ、まるで同窓会みたいな雰囲気ですね♪ あ……。 |
| ファン | は、初めまして、高垣楓さんっ! わ、私、し、新参のファンなんですけど……! |
| 楓 | あら。新しくファンになってくださった方ですか? とても嬉しいです。ありがとうございます♪ |
| ファン | は、はいっ! あ、あの、私、 『ルミナス・アズール』のステージを見て……! |
| 楓 | まあ……『ルミナス・アズール』で! |
| ファン | らんらん!『ルミナス・アズール』で、 あたしの推しと共演してくれてありがとう! あたし、それでらんらんのファンにもなっちゃって……へへ……♪ |
| 蘭子 | ふむ……! 異世界よりの援軍は、我が覇道の助けとなりましょう! (新しいファンの方……!嬉しいな~♪) |
| ファン | 噂で聞いたんです。『フューチャーライブ』、 過去に何度も挫折しながらもついに実現したって……! まさに、蘭子ちゃんたちが叶えた未来なんだ! |
| ファン | またやるんですよね、『ダンス・ダンス・ダンス』! あの曲を、今度はデュオで…… 『リ・フューチャー・ダンスバトル』で……! |
| 蘭子 | うむ……いかにも! |
| ファン | あ、あのっ……勝ちますよねっ?負けませんよね? 『ルミナス・アズール』の『ダンス・ダンス・ダンス』は、 私の最高だから……! |
| 楓 | ……。 |
| 楓 | ……ええ、負けませんよ。 |
| 楓 | 私たち『ルミナス・アズール』は、 たとえデュオでも、どんなステージに立とうとも、 最高であることを約束します。 |
| 蘭子 | 誓うわ! 数億世界に散らばる眷属たちとの盟約において、 我ら、蒼光の乙女は……星光の未来を創造しよう! (誓います!事務所を越え、ファンになってくださったみなさんたちとの約束です。『ルミナス・アズール』は……これからも、未来を叶えるユニットです!) |
| ――握手会 終了後―― | |
| 楓 | ……私たちは。 『ルミナス・アズール』は……。 |
| 蘭子 | 『ルミナス・アズール』は、強い! |
| 楓 | ……蘭子ちゃん。 |
| 蘭子 | 新たなる朋輩たちとの絆。そして、新たに契約した眷属たち。 ゆえに、我らが背負った宿命……未来! それを、示さねばならぬ。 |
| 蘭子 | 星戦の刻よ、世紀末歌姫。 |
| 蘭子 | この共鳴こそ…… 私たち、この地に降臨せし星々……その悦びなのだから! |
| (選択肢) | 大盛況だったね |
| 楓 | プロデューサー。ふふ……今日はずいぶん時間を取って くださったんですね。『ルミナス・アズール』で新しくファンに なってくださった方々と、たっぷりおしゃべりできるように……。 |
| P | ファンの生の声を聞くことは、大切なことだからね。 |
| 楓 | ええ。そのおかげで、 可愛い魔王さんはすっかり覚醒してしまったようですし。 |
| 蘭子 | む……むむ……! |
| 楓 | このあとは、オフでしたね。 次は、プロデューサーが私たちにつきあって、 たっぷりおしゃべりしていただく番です。覚悟してくださいね♪ |
| ――街―― | |
| 蘭子 | む……これなる魔法陣は…… いかなる儀式……? (このお店、立札が出ていますけど……何をやっているんでしょう?) |
| 楓 | あら、この看板は……クラブハウス……? デイイベントをやっているみたいですね。 ふふっ、もしかしたら、ちょうどいいかも。 |
| P | おしゃべりはできなそうだけど……? |
| 楓 | いえ。ここでいいんです。 プロデューサーもしていきましょう。 私たちの「おしゃべり」を。 |
| ――DJイベント―― | |
| 観客たち | フゥゥゥーーー!! |
| DJ | Here we go!! |
| 蘭子 | し、灼熱が我が身を焦がす……! (わあ……すごい熱気です~♪) |
| 観客 | ここじゃダンスがルール!ビートに乗ればクール! コトバなんかより、グルーヴで語り合おうぜ! |
| 楓 | ふふっ…… いきましょうか♪ |
| 蘭子 | ……その、楓さん、慣れてるの? |
| 楓 | いえ、全然♪ほとんど初めてみたいなものです。 さて…… ……こんな感じ、かしら? |
| 蘭子 | ……な、なら、私も……。 |
| 楓 | ふふっ、上手ですよ、蘭子ちゃん。 グルーヴで勘ぐる、うぶな私たち……といったところでしょうか♪ |
| DJ | ダンス、ダンス、ダンス、ノンストップでダンス! それが俺たちのめくるめく毎日! |
| DJ | でもキミがいればすべてオーケー! あの曲で……大気圏の先まで行こうぜ! |
| 観客たち | うおおおおおおお!! |
| 楓 | ね、プロデューサーも、ほら……♪ |
| (選択肢) | 踊る |
| 蘭子 | (楓さん、楽しそう……!) |
| 楓 | (蘭子ちゃんも……楽しそうです……♪) |
| 蘭子 | 楓さん。私、決めちゃいました……! |
| 楓 | あら、決めちゃったんですね。 それはどうしてですか? |
| 蘭子 | だって……楽しいから……! 胸がドキドキして、熱くなって、 体が自然に動いちゃうから……! |
| 楓 | そうですか。 楽しいのなら……きっとそれでいいんでしょう。 |
| 楓 | ……ですよね、プロデューサー。 |
第五話 Endless Vibes
登場人物:神崎蘭子・高垣楓・中野有香・橘ありす・八神マキノ・若林智香・水木聖來・小松伊吹・西川保奈美・綾瀬穂乃香・ヘレン・桐野アヤ・ライラ・篠原礼
| あらすじ | 特訓を続けるアイドルたちの元に訪れた楓と蘭子は、勝利の意志を表明する。『ルミナス・アズール』では大勢に託された未来を叶え、力を得たと話すふたり。そしてこの事務所では、願いを背負い、競い合い、己と向き合い前進する。それは他のアイドルも同じ。星々は、ぶつかり合って火花を散らし、輝きを増す。 |
| ――事務所 中庭―― | |
| 智香 | タン、タン…… トン、タタン……♪ |
| 聖來 | オッケー! オッケー!ハイタッチ!……イェイ! |
| 保奈美 | 穂乃香さん、いまのところ、もう一度……! |
| ヘレン | ヘ~~~~イ! カモン!内なるヘレン! |
| 有香 | ワン・ツー・ステップ!……と!よし!決まった……! アヤさんとの組み手も、以心伝心の域が見えてきました……! |
| ありす | 有香さんたちもですか。私とマキノさんもです。 やはり、同じリズムで生きている人間同士ならではの、 思考と思考の対話といいますか……。 |
| 有香 | ……はっ、 外のほうから足音が聞こえませんか? |
| ありす | え、えぇっ? も、もしや、警備員さんっ? |
| マキノ | ……どうやら違うみたいよ。 |
| 有香 | 蘭子ちゃん……! |
| ありす | 楓さん……! |
| アイドルたち | ……! |
| マキノ | 貴方たちも練習に? それとも……私たちの偵察に? |
| 楓 | ……そうですね。 あえて言うなら……みなさんと語り合いに。 |
| ありす | そ、それはどういう……? |
| 蘭子 | このダンスバトル……私たちが勝つわ。 |
| アイドルたち | ……! |
| 蘭子 | 再誕せし、蒼光の乙女。 青の彼方において結ばれた、新たな盟約。 我々は数多の未来を背負い、そして叶えた。 |
| 楓 | 『ルミナス・アズール』は、 事務所の垣根を超え、多くの人々に未来を託されて結成された 合同ユニットです。 |
| 楓 | かつて開催することが叶わなかった『フューチャーライブ』…… しかし開催されるべき未来のため、 私たちは、託された謎を解き、資格を得て、そして遂行させた。 |
| 楓 | 私たちは、ひとつの未来を叶えたんです。 |
| 蘭子 | それだけではないわ。 『フューチャーライブ』を訪れて、またひとつ未来を見つけた、 新しいファンたちのぶんも……。 |
| 楓 | 数多くの未来を背負い、この手で叶えました。 それは私たちの責任になり、使命となり、自信になりました。 |
| 蘭子 | それこそが、私たちの強さ。 背負い、叶えた未来の数だけ、私たちは強くなる。 だから……負けない。 |
| マキノ | 合同ユニットという枠組みの中で得た、多くの出会い。 そして、その人たちから託された願いが…… 貴方たちに、背負っているものの自覚を与えた。 |
| 有香 | この覚悟……なるほど、手ごわいわけです。 ですが……! |
| ありす | ええ。私たちだって! |
| ありす | ファンのみなさんや、プロデューサーさん…… 私たちだって、たくさんの願いを受けて、 アイドルの舞台に立っています。 |
| ありす | それに応えたいという想いの強さは、 おふたりにだって、負けるつもりはありませんから。 |
| マキノ | それに…… ふたりが『ルミナス・アズール』の仕事をしていた間、 私たちだってただ時間を浪費していたわけではないもの。 |
| 有香 | その通りです。おふたりほど特別な経験ではなくとも…… たくさんの仲間たちとともに切磋琢磨し、学び合い、 高めあってきました。 |
| マキノ | そう。そして今も…… 仲間のおかげで、私たちもまた前に進む。 貴方たちだって、そうでしょう? |
| 蘭子 | 然り! |
| 楓 | みなさんのおかげで、私たちもまた こうして自分が得たものと向き合い、前に進むことができて…… そして、だからこういっそう、負けられないんです。 |
| マキノ | ……これ以上は、言葉で語っても意味がなさそうね。 |
| 有香 | ですね。 後は……アイドルとして、語り合いましょう。 |
| ありす | 私たちの話を聞いて、 他のみなさんも、もう待ちきれないという顔をしています。 今更逃げるなんて、なしですよ。 |
| 楓 | 本当は、私たちも練習に混ぜてもらうつもりだったんですが…… いえ、本番より激しい練習があっても……たまにはいいですよね♪ |
| 蘭子 | ハーッハッハッハ! この魔王と世紀末歌姫……闇と光の権化に、敵はない! かかってくるがいい! |
| 楓 | ……踊り続ける。 |
| 楓 | ぶつかり合って、火花を散らし、その光で輝いて……。 |
| 楓 | それぞれの色で。 きっと、誰かが願ったその色で。 |
| 楓 | はるか高く、遠く、 銀河へと昇っていく。 星になって、誰かの未来を示す。 |
| 楓 | それがきっと、私たち。 永遠に続く、 ダンス、ダンス、ダンス。 |
エンディング Afterhours
登場人物:神崎蘭子・高垣楓・中野有香・橘ありす・八神マキノ
| あらすじ | 『リ・フューチャー・ダンスバトル』で優勝を収めた楓と蘭子。ふたりのインタビューを見た出演者たちは大会を振り返り、次の挑戦に胸を躍らせる。そうして、競い合いながらともに高みを目指すのだ。ふたりはかつての舞台に思いを馳せた。異なるものを背負いステージに立った仲間と、またダンスを、と。 |
| 大興奮、再び! 『リ・フューチャー・ダンスバトル』閉幕! 優勝者は……! | |
| 楓 | こんにちは。 『ルミナス・アズール・デュオ』の高垣楓です。 みなさん、応援ありがとうございました。 |
| 蘭子 | アーッハッハッハ! 下界の魔力を吸いあげ、我に届けたのは、汝ら眷属たちの業! 闇に飲まれよ! (応援ありがとうございました!お疲れさまでした!神崎蘭子です!) |
| 司会者 | というわけで、 見事、大会を制したおふたりに来ていただきました! いやあ、圧巻でしたね! |
| 蘭子 | 世界を隔ててなお、色褪せぬ盟約……! 我らが背には、数多の幻の翼が青く輝くと知るがよい! (私たち、ふたりだけではなかったから……!『ルミナス・アズール』の仲間たちは、離れていても、心は繋がっているんです!) |
| 楓 | ええ。『ルミナス・アズール』の仲間たちが、 きっと私たちと同じステージに立っていたのだと思います。 |
| 蘭子 | かの祝祭の間は、すでに我らが領域。 魔力を解放するにはうってつけの場所…… 同胞たちといえど、結界を破るには刻を要するのだから。 (それにあのステージは、経験があった私たちのほうがちょっぴり有利でしたし……) |
| 司会者 | ……で、ですね……? 前のステージでの経験も活きた、ということでしょうか……! とにかくすべてが熱戦!紙一重の勝負でした。 |
| 楓 | はい。どの試合も、どうなってもおかしくはありませんでした。 でも、もしまた次回があるとしたら、 やっぱり勝ちたいと思っています。 |
| 観客たち | おおぉ……。 |
| 楓 | ファンのみなさんの未来を背負って…… これからも、私たち『ルミナス・アズール』のダンスは、 だんだん鋭くなりますよ♪……ふふっ♪ |
| マキノ | ……上手いわね。 |
| ありす | え? なにが……ですか? |
| 有香 | それにしても、さすがおふたりの堂々たるお答えぶり! おふたりに挑めたのは、貴重な経験でした。 あたしももっともっと精進したく! |
| マキノ | はぁ……理論は間違っていなかったはずなのだけど。 あと一歩の体力…………いや、きっと理屈ではないのね。 理屈外の要素をいかに組み込むかが、今後の課題だわ。 |
| ありす | マキノさんの理論は完璧でした。 私が……も、もうちょっと背が高ければ…… こ、今度は、きっと勝ちますっ!だからまた組みましょうね! |
| 有香 | おふたりのパフォーマンスは、決して劣っていなかったはず。 ただ、あのおふたりが今回は、 とてもキラキラ輝いていた……それだけです。 |
| マキノ | 貴方たちも惜しかったわね。 最後まであのふたりに食らいついていたけれど……。 |
| 有香 | えへへ……恐縮です。ですが、今回は運の要素も大きかったかと。 まさか第1ステージで、優勝候補の『IS☆WAVY』と ヘレンさんがぶつかるとは思いませんでしたし……。 |
| ありす | ヘレンさんが満足気にステージを降りたときの、 「未来の歴史はあなたたちのヒストリー」という 言葉の意味はよくわかりませんでしたが……。 |
| 有香 | 聖來さんと伊吹さんが、 あのステージで完全燃焼したのは伝わってきましたね。 |
| 有香 | 流麗なダンスに、挑発的で洗練されたダンス、 爽やかでありながらキレのあるダンス…… どれも見どころ満載でしたねっ! |
| 楓 | あら。番組を見ていてくださったんですか。 お恥ずかしい。 |
| 有香 | 楓さん! さあ、次は何で勝負をいたしましょう! 可愛いファッションコンテスト……などはいかがでしょうか! |
| ありす | 気が早いですよ。有香さん。 まだ終わったばかりなのに。 |
| 有香 | ふふっ、なにを言ってるんですか、ありすちゃん! ありすちゃんこそ、昨日はずっと タブレットとにらめっこで……。 |
| ありす | あああっ、 そ、それは…… その、仕事の振り返りは当然のことで……。 |
| マキノ | 優勝者の凱旋、ね。 ふたりにはお礼を言わなければならないわ。 あとで蘭子にも伝えてくれる? |
| マキノ | ありがとう。 戦ってくれて。 |
| 楓 | こちらこそ、ありがとうございます。 |
| 楓 | やっぱり、ここは素敵な事務所ですね。 ここにいてよかったと、改めて思いました。 |
| マキノ | ええ。私たちもよ。 |
| 蘭子 | これを……こっち……。 |
| P | ありがとう、蘭子、 手伝ってくれて。 |
| 蘭子 | うむ!友の願いは、我が願いよ! ……禁呪の書……いっぱい……。 プロデューサー……毎日お仕事、大変じゃないですか? (資料がいっぱいです~) |
| P | いや、楽しいよ。 蘭子たちとのこんな忙しい日々が、 いつまでだって続いていてくれればいいと思っている。 |
| 蘭子 | うむ!我らが日々は、永遠! |
| P | 今回のLIVEの成功は、 蘭子たちがコンセプトを受け入れてくれたおかげだ。 |
| P | 『フューチャーライブ』の振り返りでありつつ、 この事務所らしい、火花散るイベントになったと思う。 |
| 蘭子 | ……私もちょっと、ワクワクしちゃいました。 競うのは得意ってわけじゃないけど…… 楓さんとペアを組んで、みんなと競うのは楽しかったです。 |
| 蘭子 | ……それに、競い合ったあとでも、 みんな笑顔で……! |
| P | よかった。今回は蘭子たちが、他のプロジェクトでの経験を 持ち帰る番だったが、次は蘭子が挑戦者になるかもしれない。 これからも、みんなで上を目指していこう。 |
| 蘭子 | はい! |
| P | 今日は外で待ち合わせをしているんだろう? お手伝いはこのあたりでいいよ。 行ってくるといい。 |
| 蘭子 | あっ……はいっ。 えへへ……♪ |
| 楓 | あっ、蘭子ちゃん。 お疲れさま♪ |
| 蘭子 | 汝が刻を、我がものに。 ……ひゃっ! (お待たせしました~) |
| 楓 | 手、冷たいですね。 どうぞ、カイロ、使ってください。 |
| 蘭子 | これは……我が凍てついた両手に、 魔力が流れ込む……! ……汝に必要な魔具、では? (ありがとう!えへへ、あったか~い♪いいんですか?) |
| 楓 | いえいえ。余っちゃったカイロは 持ってかいろうかと思っていたくらいなので。 |
| 楓 | 蘭子ちゃん。貴方が私のペアでいてくれて、 ありがとうございます。競い合うのが楽しいのは、その一方で、 手をつなぐ仲間がいるからこそなんですよね。 |
| 蘭子 | うむ。 汝と我、最強のふたりよ! この世界を、光と闇で支配しようぞ! |
| 楓 | さて。どこへデートに行きましょうか♪ そうだ、あのBARなんてどうでしょう? 昼間なら、お食事をやっていますし。 |
| 蘭子 | はっ…… 蒼光の乙女たちとの…… 邂逅の刻、再び! (もしかしたら、『ルミナス・アズール』の誰かにばったり会えたりして……!) |
| 楓 | みなさん。お元気ですか。 みなさんはいま、何をしているのでしょうか。 きっとそれぞれの事務所で、いっぱい頑張っていますね。 |
| 楓 | みなさんとあの日、解き明かした「青」の答え…… 私と蘭子ちゃん、ふたりだけのステージでも、 ちゃんと表現できていたかしら。 |
| 楓 | あれからずっと楽しみに待っているんです。 私も蘭子ちゃんも。 またもう一度……あの彗星が巡ってきたなら……。 |
| 蘭子 | 舞踏の祝祭を、盟約の乙女たちとともに! (踊りましょう、みんなで!) |
| 楓 | ええ。また踊りましょう、みんなで! |