カタナツカウ

Last-modified: 2017-01-04 (水) 08:23:34
製作者管理人
公開場所ここ
カテゴリデータ追加、ルール追加、【日本刀】【名刀】拡張
最新バージョン1.0

サプリメント概要


イントロデュース


【日本刀】が好きですか?それとも【名刀】がお好き?
美術品としての美しさ、機能美、オーパーツ的な製法、語り継がれる逸話や歴史、斬った時のバッサリ感、独特の戦闘スタイル。
好きな理由は色々あると存じ上げます。ビデオゲームやコミックの刀使いに憧れたこともおありでは?
それらを可愛い可愛いお人形さんに持たせたいと思うのは自然なことです。
大丈夫、何もおかしいことはありません。
 
本書はドールやサヴァントに個性を持った【日本刀】を持たせ、楽しく【日本刀】を扱わせたいというネクロマンサーの願望を叶えるものとなるはずです。

 

機能


  • 【日本刀】【名刀】に[カタナ]というマニューバタイプを追加し、その機能を拡張する。
    • Lv2武装パーツにも新規に[カタナ]マニューバを追加する。
    • その他、他の非公式サプリメントや各NC自家製のそれらしいマニューバにも[カタナ]を追加できる選択ルールを追加。
  • [カタナ]にセット可能な[銘]というマニューバ群を追加する。
    • [銘]は[カタナ]1つにつき1つだけセット可能なスキルで、寵愛点を消費することで変更できる。
    • [銘]は『段』という区切りで分けられており、それぞれの取得条件が決められている。
      現実的に取得可能なのはせいぜい『段2』までで、『段3』以上は非常に高い寵愛レンジが想定されている。
      実際のところ『段3』以上はオマケ扱いで、通常のセッションを行う限り『段0~2』までを扱えばよい。
  • 自身のクラスであるかのように取得できる「フリークラススキル」を追加する。
  • [カタナ][銘][フリークラススキル]に関するルールの追加・整備を行う。
  • 一度もテストプレイをしていない。
 

フレーバー


  • 「日本刀(名刀)が強くてカッコよい舞台を作りたい」という、とあるネクロマンサーの願望によって書かれた手引書の体を取っている。
  • [無銘]以外の[銘]は「武装」「変異」「改造」「ESP」のいずれかのイメージで作られているが、非常にぼんやりとしたものでしかない。
  • [銘]は強力な効果を発揮するマニューバであるが、実際のところ刀1本でそれだけの技を身に着けたアンデッド自身が凄いのであって、[銘]自体は何の効果も発揮していない。[銘]を付けることは気分的なものでしかないが、その気分によって得た自信や高揚感はアンデッドの記憶領域を刺激し、その存在を輝かせる。ESPを扱うアンデッドならば、超常的な物理現象を発生させ得る。
 

データ/ルール

用語・追加ルール


 カタナ


  • 001.1 各マニューバのテキストに表記される[カタナ]は、それが[カタナ]マニューバであること表している。
    • 001.11 効果欄に[カタナ:**]と表記され、**にはそのマニューバの[銘]が入る。
  • 001.2 [カタナ]そのものは何も効果を持たないが、[カタナ]マニューバを参照するマニューバやルールが存在する。
 

 [銘]と『段』


  • 002.1 [銘]は[カタナ]にセットされるマニューバである。
    • 002.11 他のマニューバと同様、効果文を持ち、コストや射程のルールに従う。
    • 002.12 セットされている[カタナ]が損傷していても[銘]は使用可能である。大半の[銘]はセットされている[カタナ]が損傷していると効果を発揮できないが、[カタナ]の損傷の可否に関わらず使用可能な[銘]も存在している。([幽泳]など)
  • 002.2 [カタナ]を所持している場合、「初期設計を行うとき」「寵愛による成長を行うとき」「NCの許可したとき」に、条件を満たしていればコストを支払ってその[銘]を変更できる。変更しないことも選べる。
    • 002.21 [銘]を変更すると、元々あった[銘]は失われる。
    • 002.22 通常は意味はないが、[銘]を同じ[銘]に変更することもできる。
  • 002.3 [カタナ]1つにつき、[銘]は1つだけ与えられる。[カタナ]を2つ所持しているなら、それぞれが[銘]を1つずつ持つことができる。
    • 002.31 同じ[銘]を2つ以上の[カタナ]にセットすることができる。例えば【日本刀】【名刀】それぞれに[宝飾]をセットすることができる。
    • 002.32 [カタナ]1つについて、2つ以上の[銘]を同時に取得することはできない。何らかの理由で1つの[カタナ]が[銘]を2つ以上持っている場合、処理を停止し、[銘]のオーナーはその[カタナ]の[銘]のうち1つを選び、残りの[銘]を取り除く。
       
  • 003.1 『段』は[銘]を取得条件ごとに区分けしたカテゴリである。『段』そのものは意味を持たない。
    • 003.11 条件を満たしていれば、その『段』の[銘]から1つを選び変更できる。
    • 003.12 後からその『段』の条件を満たさなくなっても、その『段』の[銘]が設計図から取り除かれることはない。所持条件ではなく取得条件である。
  • 003.2 『段』そのものの条件に加え、個別に変更条件を持つ[銘]も存在する。
 

既存パーツの変更

  • 【日本刀】【名刀】を[カタナ]マニューバに変更する。

武装Lv1 腕【日本刀】アクション/コスト2/射程0 白兵攻撃1+切断。

武装Lv3 腕【名刀】アクション/コスト2/射程0 白兵攻撃2+切断、攻撃判定の出目+1。

武装Lv1 腕【日本刀】アクション/コスト2/射程0 [カタナ:無銘]白兵攻撃1+切断。

武装Lv3 腕【名刀】アクション/コスト2/射程0 [カタナ:無銘]白兵攻撃2+切断、攻撃判定の出目+1。

追加パーツ

  • 武装Lv2の[カタナ]マニューバの穴埋めを目的として、以下のパーツを追加する。
武装

武装Lv2 腕【長巻】アクション/コスト2/射程0 [カタナ:無銘]白兵攻撃2+切断。

テキスト:柄が長く、振るいやすい形状を持つ日本刀の一種。アンデッドの腕力ならより素早く、大きく振るうことができる。

選択ルール:他サプリメントのパーツの変更

  • NCの判断により、任意の「日本刀っぽい攻撃マニューバ」に[カタナ:無銘]を追加できる。
    ルールブック・公式サプリメントの他、非公式サプリメント、NCオリジナルマニューバにも自由に追加できる。
 

フリークラススキル

  • クラスに関係なく取得可能なスキル群。
  • 初期設計を行うとき、自身のクラスのスキルと同じように取得できる。
    • メインクラス・サブクラスどちらのスキル取得枠を使ってもよい。すべての取得枠をフリークラススキルで埋めてもよい。ポジションスキル取得枠を使うことはできない。
  • 寵愛による成長を行うとき、自身のクラスのスキルと同じように寵愛10点を消費して取得できる。
  • 手駒はこれらのスキルを悪意1.5点で取得できる。
フリークラススキル

[手刀]オート 【こぶし】に[カタナ:無銘]を追加する。【こぶし】によるダメージ+1。手駒なら任意に、ドールなら改造強化値が最も高い場合、【こぶし】の効果を「白兵攻撃」にしてよい。

テキスト:あなたの剛腕から繰り出される鋭いチョップは、まるで刀のように振る舞う。

[納刀]オート 待機したとき、次カウントの[カタナ]の攻撃判定の出目+1。

テキスト:落ち着いて、心鎮めて、刃を一度納め……解き放つ!

[活人]ダメージ/効果参照/射程0 自身の[カタナ]によってダメージが発生したときに使用可能。それを損傷させ、そのダメージを任意に減少させる。

テキスト:斬るばかりが能ではない。時に刃を引き留め、加減をすることを知っている。

[つまらぬもの]アクション/C1/射程0 対象の強化パーツでないパーツ1つを選び、それを損傷させる。(基本パーツのほか、NCが作成した強化パーツでない特殊なパーツも含む)

テキスト:なんでも斬れるからといって、なんでもかんでも斬らせては刀が泣きますよ。

 

段0
取得条件:強化値の合計が0以上 消費寵愛点:0点 悪意:+1.0点

銘[無銘]オート (何も効果を持たない。)

銘[宝飾]オート この[カタナ]は同時に「たからもの」でもある。

銘[鞘持]オート この[カタナ]が損傷するとき、宣言することで使用可能。それは損傷せず、それは[無銘]になる。

銘[風視]オート この[カタナ]の攻撃判定に対する妨害マニューバのコストは2多くなる。

段1
取得条件:強化値の合計が6以上 消費寵愛点:8点 悪意:+1.5点

銘[山陣]オート バトルパート中、一度も移動していない場合、この[カタナ]の攻撃判定の出目+3。

銘[涙光]オート 【めだま】を損傷しているとき、この[カタナ]の攻撃判定の出目-1、消費コスト-1(最低1)。

銘[星祀]オート この[カタナ]の効果に「全体攻撃」を加え、消費コスト+1。

銘[剣影]オート/コスト効果参照 1ターンに1回、この[カタナ]を使用するときに宣言可能。コストとして任意の未練へ狂気点1点を加え、ターン終了時までこの[カタナ]の射程+1。

段2
取得条件:強化値の合計が10以上 消費寵愛点:24点 悪意:+2.0点

銘[闇烏]オート このターン中に移動しているなら、この[カタナ]によって発生するダメージ+[武装強化値]。

銘[蛇顎]ジャッジ/コスト0/自身 1カウントに何度でも使用可能。自身が直前に攻撃した対象と同じ対象を攻撃しているなら、この[カタナ]の攻撃判定の出目は「6」となる。

銘[散華]オート 移動妨害マニューバを持つ対象を攻撃する場合、この[カタナ]の消費コスト-1(最低0)。

銘[幽泳]ラピッド/コスト2/自身 移動2。この移動に対して「移動妨害」は全て無効。次のこの[カタナ]の消費コスト-2(最低0)。

段3
取得条件:強化値の合計が25以上 消費寵愛点:72点 悪意:+4.0点

銘[倒衆]ラピッド/コスト0/自身 自身が移動マニューバか移動妨害マニューバの対象になったときのみ使用可能。同エリアにいる存在を好きな数だけ選び、それぞれを対象にこの[カタナ]の消費コストを0にしてラピッドで使用してよい。

銘[絶終]オート この[カタナ]によって発生するダメージ×[1+完全解体状態のドール・手駒の総数]。

銘[三酷]オート この[カタナ]によって切断判定が発生したとき、追加で他の2部位を選びそれぞれに切断判定を行う。この[カタナ]によって発生する切断判定の出目-2。

段4
取得条件:強化値の合計が100以上 消費寵愛点:128点 悪意:+6.0

銘[金剛]オート この[カタナ]が損傷していない限り、各ダメージタイミング、あなたは「防御100×[武装強化値]」を得る。

銘[夜叉]オート この[カタナ]は1カウント毎に4度、消費コストを0にしてラピッドタイミングで使用できる。

段5
取得条件:強化値の合計が1,000以上 消費寵愛点:512点 悪意:+10.0

銘[烙禍]オート この[カタナ]によって発生するダメージ+[武装強化値×変異強化値×改造強化値]^4。(4乗)

 

補足:手駒が一部の銘を取得した場合の対応

  • 銘[宝飾] 取得できるが、通常は意味がない。手駒が「たからもの」を扱う追加ルールの下では「たからもの」として振る舞う。
  • 銘[剣影] 取得できるが、通常はコストとして狂気点を加えられないので意味がない。手駒が狂気点を扱う追加ルールの下では機能する。
  • 銘[闇烏][金剛][烙禍] 取得できるが、通常は強化値を持たないため意味がない。手駒が強化値を扱う追加ルールの下では機能する。
 

サンプルドール/手駒

  • サンプルドール2 ざくざくジャンク
    • 初期寵愛20点。フリークラススキル【手刀】と銘[剣影]を所持する攻撃役ドールの設計例。
    • 【こぶし】の効果は【引き裂き】【怪力】【手刀】【ガントレット】により「肉弾攻撃1+1+1+1+切断」となり、[剣影]によって毎ターン射程+1。コストの狂気点は【アンテナ】で無視できる。
  • サンプルホラー1 無双オチムシャ
    • 悪意12 【対策装備】[星祀]追加 (全体攻撃マニューバにつき悪意+0.5)
    • 全体攻撃付の【名刀】を振り回す強化オチムシャ。マッドガッサー等と組ませて姉妹を一網打尽にしましょう。
  • 「こういうサンプル考えたよ」というのがあれば、コメント欄に投稿いただければ見つけたときに反映します。
     

コメント

クリックで展開