製作者 | なから |
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公開場所 | ツイフィール http://twpf.jp/nakaramochi |
カテゴリ | データ追加、スキル要素拡張、キーワード効果追加、サンプルドール |
前提サプリメント | 公式サプリ『歪曲の舞踏』前提の要素が含まれる。 |
最新バージョン | 1.12 |
サプリメント概要
機能
- 「FINALFANTASYⅨ」をモデルに作成されたサプリメント。
- 該当作品を知らなくてもプレイ可能だが、知っていると効果や裁定が直観的に理解しやすい。
例えば「武装の【ダガー】がなぜ対話判定を発生させるのか」など。 - 性質上、魔法的・ファンタジー的な名称やフレーバーを持つマニューバが登場する。
これも該当作品を知っていれば受け入れやすいが、知らないプレイヤーにはコンセンサスを得たほうがよいだろう。 - こういったマニューバはフレーバーテキストでネクロニカの世界観に合わせた説明がなされている。
- 該当作品を知らなくてもプレイ可能だが、知っていると効果や裁定が直観的に理解しやすい。
- 「FINALFANTASYⅨ」の要素を持った多数のマニューバを追加する。
- 「FINALFANTASYⅨ」に登場した「トランス」システムを追加する。
「トランスパワー」を蓄積し、一定値になると「トランススキル」が使用可能になる。
このサプリメントの根幹を成す要素だが、トランスを使わずにデータだけの利用も可能。
トランス
- 「トランスパワー」「トランススキル」の2つの要素を扱う「トランス」というシステムを追加する。
- 「トランス」システムに関連してドール初期設計にルールが追加される。
- 初期設計の際、全ドール共通の「基本トランススキル」を追加で取得する。
「基本トランススキル」は今のところ【いつでもトランス】の1つだけである。スキル 【いつでもトランス】
T:オート/C:狂1/R:自身
効果:あなたはトランスゲージ*1を1点ためる。
- 初期設計の際、全ドール共通の「基本トランススキル」を追加で取得する。
- メインクラスまたはサブクラスの「トランススキル」から1つを選択し、通常のスキルと別枠で取得する。
以下は「トランススキル」を使用するまでの大まかな流れ。
- トランスパワー
- トランスパワーの初期値は0点
- トランスパワーを蓄積する方法
- ダメージを受けて自身のパーツが損傷するたび、トランスパワーが1点貯まる。
- スキルの効果によってトランスパワーがたまる。
- トランスパワーが4点たまると「トランス状態」になる。
- 完全解体されるとトランスパワーは0点に戻る。
- バトルパートが終了するとトランスパワーは0点に戻る。
- トランス状態
- トランス状態である限り、トランススキルを使用可能。
- トランス状態である限り、トランスパワーは蓄積しない。
- トランス状態は、次のカウントになると終了する。
- スキルの効果によってトランス状態になることもある。
- 例:【満月の心得】ダメージ/なし/自身
このパーツが損傷した際、使用可。あなたはトランス状態になる。
- 例:【満月の心得】ダメージ/なし/自身
- トランス状態が終了すると、トランスパワーは0点に戻る。
- トランス状態が終了すると、タイミングがラピッド・ジャッジ・ダメージである「トランススキル」は使用前に戻る。
- トランススキル
- トランススキルはクラススキルとして初期設計時に1つ取得する。寵愛点で取得することはできない。
- トランススキルは特に明言されていないがその取得方法のために、1体のドールに1つだけしか取得できない。
追加要素
- ポジションスキル・クラススキル・強化パーツに多数マニューバ追加。
- 特にアリス、ジャンク、ステーシー、レクイエムは他より多くスキルが追加される。
- 効果テキストを簡略化したキーワード効果「基X」「狂X」のルール追加。
- 「基X」は「コストの代わりに、X個、任意の基本パーツを損傷する」を意味する。
- 「狂X」は「コストの代わりに、X点、任意の未練へ狂気点を加える」を意味する。
- 効果テキスト「狂気点減少効果を持つマニューバ」「射程の履行は不要」「ダメージが与えられた際」「○○攻撃X。この攻撃は△△攻撃でもある。」を定義するルール追加。
フレーバー
- 「トランス」は肉体や技術のリミッターを解除する、特殊なネクロテックにのみ使用可能なスキルである。
- 手駒の攻撃に込められた悪意、恨み、憎しみといった「負の力」が、ドールの精神に干渉し自我次元を揺さぶることで「闘いの力」に変換され「トランス」が発生する、と設定されている。
- 「FINALFANTASYⅨ」におけるトランスは外見の変化を伴う「変身」である。ステータスが強化され、使用できるアビリティ(スキル)も変化する。
感情が高ぶっている状態で、ストーリー展開で強制的にトランス状態から戦闘が開始することもある。
NPC曰く「選ばれし者」にしか使えない能力であり、ストーリーにも関わってくるシステムである。
- 「FINALFANTASYⅨ」の主人公は劇団員であり、オープニングでは劇場船を舞台に演劇を行う。ネクロニカの「破れた台本と壊れた舞台」という演劇めいたフレーバーにマッチしており、「主人公の正体」「黒魔道士の設定」もネクロニカの設定を想起させるものである。
アンデッドや最終戦争にまつわる設定は存在しないものの、知っておけばこのサプリメントを大いに楽しむことができるだろう。
注意
- ネクロニカの二次創作物であり、なおかつ他の版権作品の二次創作物であるため、十分に配慮して取り扱うこと。