蛇蝎少女2.0

膨大なマニューバ群と関連する拡張要素・ルールの追加

• 一朝一夕では全てを閲覧できないほどの情報量にまず圧倒される。（筆者もまだ把握しきれていない）
  単一のサプリメントと呼ぶのも少々憚られるほどだが、基本構造はマニューバとその取得ルールが主。
• Lv1～3の強化パーツ、追加クラス、追加ポジションなどの基本的なデータの追加に加え、
  Lv6パーツ、二次クラス、ハイポジションなどの「上位要素」が多数追加される。※勝手に呼称
• 「上位要素」に顕著だが非常に高い寵愛レンジ*1を想定しており、エンドコンテンツと呼べるような要素で追加されるマニューバは寵愛1000点以上とか白兵攻撃1500000とか、初見では眩暈がするような文字列が飛び出してくる。
  別次元の戦いが楽しめるが、通常のシナリオを回すだけではまず到達できないため、数年単位の長いスパンで遊ぶか、必要な寵愛を配るなどの工夫が必要になる。
• 独立して機能する要素も存在するため、必要なら一部分を抜き出して使用することもできる。
  すべての要素を一度に追加しても活用しきれないと感じるなら、そうするべきだろう。
• 様々な『キーワード効果』『状態異常』とそのルールも追加される。
  蛇蝎少女：過去更新＆コラム/効果ストレージ一覧.txt

絶対のルール「ドレスコード」の指定
蛇蝎少女：ルール処理/蛇蝎少女：絶対のルール.txt

• このサプリメントを扱う上での心構えとなること。およびルール裁定に関する諸々のこと。
• 絶対のルールと銘打たれているが「個人の決定を尊重する。」「他者を不愉快にしないように心がける。」といった、TRPGで遊ぶうえでごくごく当たり前な、しかし大事なことが記述されている。
• ルールの上下関係が以下のように定義されている。ドレスコードが最も優先される。
  1：ドレスコード　2：ＮＣの裁定　3：データの記載　4：ルールの記載

「ポート」の概念の追加
蛇蝎少女：過去更新＆コラム/各種取得制限まとめ.txt

• このサプリメントを支える概念。通常のネクロニカの範囲内に収まらない多くのマニューバ群は、それを取得するための専用の「ポート」を追加しなければ取得できない。
  （Lv4武装・白兵ポート、「スカウト」の二次クラスポートなど）
  • ポートの多くは寵愛点で取得する。
    ポート取得条件やポート取得を制限するルールが存在する要素もある。強化パーツなどポート取得タイミングが制限されているものも存在する。
    一方で、『サブポジション』のように「NCがその要素をセッションで使用することを決めたタイミング」でポートが取得されるものも存在する。
  • ポートを解放することで特典としてマニューバを取得することもある。
  • ポートは「パーツを接続するための外部ユニット」「スキルを習得するための追加の記憶媒体」と説明されている。
• 諸々の条件や制限はあるが、マニューバを取得する際に「ポートの取得」「そのポートに装着するマニューバの取得」という２つの行程が行われる、と考えれば理解しやすいだろうか。

アイテム

蛇蝎少女：リソース/◆アイテム.txt

• 『アイテム』と呼ばれるマニューバと、関連ルールを追加。
• 使い捨てのアイテムは【◆アイテム】と表記される。
  何度使っても消えないアイテムは【■アイテム】と表記される。
• 『アイテム』はドール1体につき最大5つまで取得可能。パーツとして扱われるが、特定の部位に装着はされない。
• 【◆アイテム】の使用を宣言するとそのアイテムはマニューバから取り除かれる。
• 姉妹間のアイテムの受け渡しは全パートで可能。ただしバトルパート中は以下の追加マニューバを宣言する必要がある。

[●うけわたす]ラピッド/参照/０：このモーションのコストは対象に選択した【◆アイテム】と同じ数になる。あなたは自身が持つ【◆アイテム】を任意の数だけ選択し、射程内の姉妹に譲渡してもよい。

テキスト：細やかな物々交換。ぽいっと、物を投げ渡すモーション。

• 『アイテム』は寵愛点で取得できない。主な入手方法はアドベンチャーパートで拾う、NPCから受け渡されるなど。
• 『アイテム』にはレアリティが設定され、概ね悪意何点分の働きをするかを表している。
  • コモン(C,C+)：悪意1～1.5
    終わった世界においてもありふれた、大量生産された品物
  • アンコモン(AC,AC+)：悪意2～2.5
    終わった世界ではそれなりに貴重で、多くのドールやネクロマンサーが求めており、通貨としても機能する品物
  • レア(R,R+)：悪意3～3.5
    終わった世界では貴重品に相当し、特定の遺跡やシェルターで発見されるような簡単には入手できない品物
  • スーパーレア(SR,SR+)：悪意4～4.5
    荒廃世界ではほぼ取得不可能な、ネクロテックと支配者の立場が入れ替わる可能性すら持ちうる物品
  • スペシャルスーパーレア(SSR,SSR+)：概ね悪意6
    多くのネクロマンサーが酔嘆の眼差しで見つめ、多くのドールが自分の力に加えようとする、荒廃世界における最高級アイテム
• このサプリメントで追加される特定のクラスでなければ使いこなせないアイテムも数多く存在する。
• 使い捨てのアイテムは、食料や薬品といった消耗品にあたる。
  消えないアイテムは、消耗しない道具や装置などが該当する。

モーション

蛇蝎少女：リソース/●モーション.txt

• 『モーション』と呼ばれるスキルと、関連ルールを追加。【●モーション】と表記される。
  • 荒廃世界で行う基本的な行為、探す、話す、上る、スイッチを押す…といった行動を体系化したもの。
  • 『モーション』はマニューバとして所持されず、すべてのドールが、すべてのパートで使用可能。
• プレイヤーはドールの行動内容の宣言に【●モーション】を用いてもよい。
  NCは行動判定に【●モーション】を用いることを提案できる。
  単純にロールプレイの一環としても使うことができる。
• 『モーション』要素を追加していても、必ずしもそのセッション中の全ての行動を『モーション』で行う必要はない。
• 『モーション』は「戦闘行動」「基礎的な行動判定」「汎用的行動」にカテゴライズされている。
  戦闘行動：はなしかける、しらべるといった、NPCや舞台装置に働きかける行動。アイテムの受け渡しも含まれる。
  基礎的な行動判定：かんがえる、てにとるといった、行動判定の提案に用いる。
  汎用的行動：おじぎする、ばくしょうするといった、ロールプレイに役立ちそうなもの。
• 「文章での行動表現が難しい」と感じるプレイヤーにはありがたいかもしれない。
  ネットゲームにおけるエモーションや定型文会話のように扱える。

その他

• 体の力
  • ユニットパック
  • ＥＳＰギア
  • エーテルテックス
  • ウィッチクラフト
  • 電力
• 心の力
  • 薔薇
  • 特殊な未練
  • 激情と感情点
• 記憶の力
  • 思い入れ
  • 追憶
• 花束
• 魔素
• 契約
• アイゼンパンツァー
• 愛
• 勇気
• 希望
• 意志のかけら
• 「好意と幸福」
• 覚悟