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魔界村シリーズ 移植の多い作品 パンツの見える作品 上級者向けの作品 |
作品内容
カプコンから発売されたアクションゲーム。高い難易度で知られる魔界村の続編としてリリースされた。
パワーアップしたグラフィックやアクションの多彩さにより前作に引き続きヒット作となる。
機種による違い
家庭用移植もリリースされているが、マイナー機種を中心にリリースされたため何かと宗教戦争に巻き込まれやすい作品でもある。
特に最初に移植されたメガドライブ版は同機種ユーザーの誇りとして、アーケードと寸分違わない移植である、とか後発大容量のPCエンジン版よりゲーム性は上!などと無根拠に妄信されていたが、その後の研究で実は当たり判定が大きくずれている事が判明したりしている*1。
その他海外ではAMIGAやC64など日本で馴染みのない機種にも移植されているが、内容的には俺の知ってる大魔界村と違う・・・という感じの移植度のようである。
amiga版では知る人ぞ知るチップチューンの巨匠Tim Follinが作曲を手掛けている事がほんのごく一部で有名である。
シリーズ内での特徴
アーサーがさらわれた姫を助ける、という前作とほとんど同じストーリーで展開される続編作品。
アクションに上下撃ちと魔法攻撃が加わり、瞬時の判断で広い範囲の敵に対処しやすくなっているのが特徴。
基本的にはパターンを覚えてクリアするゲームだが、ランダムで沸いてくる雑魚敵や思い通りに武器が出ない事に対応するなどのアドリブも必要となる。
本作はゲームクリアのために二周しなければいけないと言うシステムになっており、前作と異なり一周目ではラスボスに会う事も許されず引き返しをさせられるため、魔界村と言えば二周目という認知をより強固にした作品でもある。
アーケードで発売された最終作*2でもあり、そのグラフィックの緻密さと迫力は今でも見劣りしない完成度である。
ゲームシステム
二周制の全6ステージ。最終ステージは二周目専用。
4方向レバーと攻撃、ジャンプボタンを使用。
レバーと攻撃を組み合わせる事で上撃ちと下撃ちが可能。ただし下撃ちは空中にいる時のみ可能。
黄金の鎧を着ている時は攻撃ボタンの溜め撃ちで所持している武器に対応した魔法を使用可能。ただしサイコキャノンのみ魔法はなく、代わりに黄金の鎧を着ている時は射程の上昇と弾消しの効果が付く。
宝箱や敵の落とす壷から武器が出て来る事がある。取得すると装備がその武器に変更され、以前の装備は破棄される。
鎧を着ている時に敵や敵の攻撃に触れると裸になり、裸の時に触れるとミスになる。
穴に落ちたり、特殊な障害物に触れると、鎧を着ていてもミスになる。タイムオーバーになった際も同様にミスになる。
武器の一覧
槍
アーサーの初期装備。二連射可能。癖のない性能で苦手とする場面は特にない。
魔法は上と左右に電撃が走る。魔法を根本で当てるとシールダーやベルゼブブを一発で倒せる。
短剣
作品内で唯一三連射が可能。当たり判定は小さいが段差を付けて発射されるのである程度カバーできる。通常プレイでは最強とされる事が多い。
魔法は一定時間アーサーの分身が現れる。ベルゼブブ戦に威力を発揮するが、道中では無駄弾になりやすく武器との相性は少々悪い。
ナパーム
放物線を描いて着弾点から燃え上がる。二連射が可能。飛距離の短さと燃え上がった際に連射ができないのが難点。
魔法は炎の弾が螺旋状に上昇していく。攻撃範囲が広く連続ヒットも期待できるので武器の難点をカバーしやすい。
円盤
二連射が可能。槍よりも次弾の装填が早く、ある程度の角度まで地形に沿って進む特性がある。横に投げた時の打点がやや高く、上に投げた時に判定が広い。
魔法は敵弾を防ぐ鏡の魔法。攻撃性能はなく、効果時間も短い、使い道に困る魔法。
斧
アーサーの斜め上に飛ぶ武器。判定が広く貫通性があるが、連射は効かず威力も槍と変わらない。たまに二連射になる時があるが詳しい条件は不明。
魔法は爆発の魔法。範囲が狭いうえなぜか威力も非常に低い、はずれ魔法。
剣
唯一飛び道具ではない武器。射程が異常に狭いかわりに槍二発分の威力がある。初心者泣かせの武器ではあるが達人はこれを使いこなしてクリアしてしまう。
射程の問題で4面ボスのオームを絶対に倒せない欠陥がある*3。
魔法は雷の龍が斜めに飛ぶ。隙が大きいので使いどころはあまりない。
サイコキャノン
二周目専用武器。二連射可能。近距離で当てると最大で槍三発分の威力がある最強の武器。欠点は判定が出るまで一瞬間がある事。
魔法はなく、魔法の鎧を着ていると弾の飛距離が伸びて敵弾を消す性能にパワーアップする。
外部リンク
関連用語
カプコン?
魔界村?
魔界島?
レッドアリーマー?
二周目?
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