基本データ
- 読み
- ぱちゅりー・のーれっじ
- 種族
- 魔法使い
- 能力
- 火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力
魔法(主に精霊魔法)を扱う程度の能力
魔法(主に属性)を使う程度の能力 - 登場
- 東方紅魔郷 4面ボス,Extra 中ボス
東方萃夢想 自機
東方文花帖 LEVEL5
東方緋想天 自機
東方地霊殿 魔理沙支援キャラ
BGM
- ラクトガール ~ 少女密室
呼称
パチェ,パチュ,パッチェさん,パッチュさん,おあちゅりーさん,紫もやし
ネ実東方スレ
スレの流れを止める程度の能力。「そこまでよ!」
スレの流れが怪しい方向に進んでいたり、自分の嫁を呼ぶ流れになったりすると現れて流れを止める。
パチュリーさんが呼ばれると、照れて顔を赤くしていたりする。
説明
紅魔館の大図書館に住む魔法使い。
見た目は少女だが、だいたい100年ほど魔女をしている。本のとりこで、だいたい100年ほど本を読んで暮らしてきた。
魔理沙のような“魔法を使える人間”ではなく、「魔法使い」という種族。
「魔法使い」は、魔法が身体の原動力となっている妖怪のこと。人間に近い妖怪だが、れっきとした妖怪である。
魔法使いには2種類あり、生まれながらに魔法使いである者と、人間から魔法使いになる者がいる。
パチュリーは生まれながらの魔法使い。
レミリアとは友人。紅魔事変(紅魔郷)の時は「お嬢様」と呼んでいたが、妖々夢の頃には「レミィ」「パチェ」と呼び合う仲になっていた。
紅魔館には客分として滞在している。人工太陽を生み出す魔法の日符「ロイヤルフレア」、流水を生み出す魔法の水符「プリンセスウンディネ」などを持っていて、吸血鬼対策も万全。
紅魔館の頭脳とも言え、館で起こる問題を解決することもあれば問題を起こすこともある。
永夜抄では、
咲夜には「うちにはもう知識人は要りませんわ…」「知識人は役に立つわね。家にはもう要らないけど」
レミリアには「家の知識人は本ばっかり読んでて、あんまり役に立っていない気が…」
などといわれていた。
消極的な性格で、あまり自分からは動こうとしない。
しかし、紅魔事変の後は少し積極的になった。萃夢想では萃香に宴会を一番楽しみにしていたと指摘され、地霊殿では一番最初に問題の解決に動いた*1。
興味のないことは邪険にあしらう。魔法使いの特徴として小声で早口なので、いつも不機嫌そう。
沈着冷静なようで、意外と気が強くて負けず嫌いなところがある。
ツンデレのツン状態。
ちなみに、公式には魔理沙とは特に仲がいいというわけではない様子。
自分の書物の知識に絶大な自信があるためか、魔理沙たちには上から目線で話すことがたびたびある。
何事も本に頼るところがある。
本から得た知識で行動しているため、たまに大真面目で変な言動を取るが、紅魔館の住人はみんな変なので別に問題はない。実は天然ぼけキャラ?
本に頼りすぎなうえに消極的な性格なので、行動が遅れがち。地霊殿ではステージボスの情報を調べてくるのは、たいていすでに倒した後。
生まれつきの喘息持ちで病弱。普段は大図書館に引きこもっている。年中むきゅー。
身体が弱いから引きこもっているのか、引きこもっているから身体が弱いのか。
引きこもっている理由は、陽にあたると本と髪が痛むから。
鉄分とビタミンAが足りてないようで、目が悪くなってきているらしい。
飛ぶ時は背を持たれかけるような楽な姿勢をとる。
肉弾戦は苦手。緋想天では魔法を中心に戦う。しかし本で殴ったりもする。かなり痛そう。
強力な魔力を持ち多彩な魔法を操るが、喘息でスペルを唱えきれないのが悩み。
パチュリーが操る魔法は、妖精や精霊の力を借りる属性魔法。精霊魔法ということもある。小さな力で大きな効果を出すことのできる魔法。
扱う属性は5つ。
- 火
火炎と熱気を操る魔法。変化と動きの象徴。 - 水
水流を操る魔法。静寂と浄化の象徴。 - 木
風と森を操る魔法。目覚めの象徴。 - 金
金属や機械を操る魔法。豊かさの象徴。 - 土
土と大地を操る魔法。基礎と不動の象徴。 - 日
太陽の力を借りる魔法。能動と攻撃の象徴。 - 月
月の力を借りる魔法。受動と防御の象徴。
西洋風の魔法使いのようだが、五行に日と月を加えた属性を使う。
属性を単独で使うだけでなく、複数の属性を組み合わせてより強力にした魔法を使うことができる。
5つの属性を組み合わせた、火水木金土符「賢者の石」は高難度の魔法。
扱う属性から、「七曜の魔女」や「一週間少女」と呼ばれたりする。
精霊魔法は得意だが、薬の精製や錬金術は苦手らしい。そのため、喘息を治す薬を作ることができない。
人の手を借りるのが嫌なのか、永琳に治してもらうよう頼んではいない様子。
紫の帽子に紫の服、紫色の瞳と紫色の長い髪。全体的に紫色。
帽子には月のアクセサリーをつけている。そういえば、FF3で黒魔の上位ジョブの魔人が同じようなものを帽子につけていた。
髪につけているリボンは魔力を高めるためのアクセサリー。
ゆったりとしたローブを着ている。ひらひらしていてネグリジェっぽい。
そんなひらひらした服で背を持たれかけて飛ぶので、飛ぶ時に生足が見えてしまったりする。
ひざのあたりまで見えてしまってるので、たぶんドロワじゃない。
文花帖ではスカートが長くなって、生足が見えなくなってしまった。
いえろ~ぜぶらの漫才ドラマCD「第2回東方M-1ぐらんぷり」の影響で、ナチュラルに微えろボイスというイメージがついてしまった。大歓迎である。
緋想天のしゃがみグラが人気。
緋想天で負けた時の立ち絵が微妙にエロい。特に腋。どう見てもノーブラです。
髪型のバリエーション
パチュリーの髪型は、リボンで束ねた髪のふさを両肩から前に垂らしているというものだが、この髪型の解釈が二次作品の絵師によって分かれる。
- (タイプ1)頭の後ろで2つに分けて束ねている
- 髪全体を頭の後ろ中央で左右二つに分けて、それぞれを束ねているという髪型。背中には髪がかからない。
髪束が大きくなるのが特徴。 - (タイプ2)後ろはそのまま流し、両サイドの髪を束ねる
- 束ねるのは両サイドの髪のみ。束ねる量が減るので、ふさは細め。
背中にも流した髪がかかっている。
どちらも、髪束の長さは胸元くらいまでのことが多い。
タイプ2の場合、背中の髪の長さはセミロングからベリーロングまでさまざま。
いくつかの作品でパチュリーの髪型を確認してみた。
- 東方萃夢想
タイプ1のバリエーション。どうやら、頭の後ろで一度1つにまとめたあと、そこから左右に分けて前に流している様子。
1本のポニーテールを左右に分けたようなイメージ。 - 東方緋想天
両方のタイプがある。
背中を向けた立ち絵では、萃夢想と同じ髪型。
キャラ選択時など、正面を向いた立ち絵では背後に大きく髪が広がっていて、タイプ2の髪型になっている。背中の髪は腰下までありそう。 - 東方求聞史紀
タイプ2の髪型。背中に流している髪はかなり長く、腰下どころかふくらはぎの辺りまである。 - 東方文花帖(書籍版)
パチュリーのページでは、右ページの「文々。新聞」ではタイプ2。左ページの挿絵ではタイプ1。
他のページにもパチュリーが出てくるイラストがあるが、これも両タイプがある。
隠れ巨乳疑惑
胸のサイズについて諸説あり、たびたび隠れ巨乳疑惑を囁かれる。
ネグリジェのような緩めのローブを着ていて、胸のサイズがわかりづらいことが多くの人の妄想をかき立てているようだ。
神主絵では、もともと胸のサイズがわかりにくい。というか、はっきりとわかるサイズのおっぱいになることが少ない。
黄昏フロンティアの作品*2は、原作と比べて胸のサイズが強調されて*3描かれることが多いが、パチュリーのイラストは胸のサイズがわからない姿勢のものばかり。
正面を向いている絵では、胸の前で本を広げていて胸元が見えない。他の立ち絵は、背中を向けていて、そもそもおっぱいが見えない。わざとやってるんじゃないかと思いたくなるほどである。
あまり運動はしていないので、全体的な体つきはかなり細いと考えられる。
体つきに比例して貧乳なのか、体つきのわりにでっかいのか(いわゆるギャップ萌え)、という点が問題。
絵師の判断というか妄想に任されるので、描く人の趣味によってさまざま。
貧乳というよりストンとストレートに落ちる無乳のお子さま体型だったり、谷間クッキリでローブからあふれんばかりのパッチュンパッチュンな巨乳だったり。
この話題が出るたびに、貧乳派と巨乳派で熱い議論と妄想が交わされる。
ただし、結論は出さないことが重要。なぜなら、大きくても小さくても、おっぱいには夢が詰まっているからである。
なお、運動不足で細身だとは予想されるが、痩せすぎてはいないはずである。
紅魔館の食糧事情はかなり余裕があるようなので、もしパチュリーさんが不健康に痩せているようなら、レミリアか小悪魔が口移しをしてでも食べさせるに違いない。いや、それはそれでいいかもしれないが……。
萃夢想や緋想天でパチュリーが負けたときの絵を見ると脇下の服が破れていて、そこから地肌が見えている。どう見てもノーブラ。
これについて、
「つける必要がないサイズなんだよ」
「普段外に出ないから、締め付けが嫌で外してるんだよ」
など、これもまた討論の材料となりやすい。
この負けた時の絵で一番重要なのは、服の破れ具合からかなり薄い布であると推測できるため、パチュリーさんのおっぱいを覆っているのは、薄布たった1枚だけだということである。
他キャラとの比較
紅魔館の紫もやし | 連邦の黒い悪魔 | |
---|---|---|
種族 | 魔法使い | タルタル |
年齢 | 若い(妖怪基準で)。 100歳程度。 | 年齢不詳。 前線を引退する程度の年齢。 |
身長 | 小柄。 | 小柄(人間と比較して)。 |
体格 | 痩身。 | 画面上でタルタルの体格を判断するのは困難。 |
作中の立場 | レミリア・スカーレットの友人 紅魔館の客人 | ウィンダス連邦政府元老院議員首席 ウィンダス口の院の元院長 三博士の一人 クリスタル戦争での英雄の一人 |
配下 | 小悪魔 | ウィンダス連邦戦闘魔導団(ウィンダス口の院) アジドマルジドを弟子に持つ |
魔法の種類 | 主に精霊魔法 | 主に精霊魔法 |
魔法の属性 | 火水木金土日月 | 火氷風土雷水闇光*4 |
詠唱速度 | 瞬時(スペルカード使用時) | 常時連続魔状態 古代魔法,古代II魔法も瞬時に発動する |
態度 | 上から目線のことが多いが、よくへたれる。 | 果てしなく大きい。 |
プライド | そこそこ。 | 果てしなく高い。 |
カリスマ | 持ってかないでー。 | 絶大。 |
常識 | 知らない(引きこもっているため)。 | 通用しない。 むしろ常識が避けて通る。 |
特徴的な台詞 | むきゅー | あら!わたくし、ブチ切れますわよ |
主な武器 | 本 | 両手棍(属性杖),拳 |
主な防具 | 紫のローブと帽子。 萃夢想,緋想天ともに負けグラで破れているので、あまり強度は高くないと考えられる。 | 連邦軍師装備一式 上級コブラ装束 ウィザードアタイア ソーサラーアタイア いずれも頭装備を除く。 |
肉弾戦能力 | あまり高くない(魔法戦がメイン)。 | 両手棍を自在に操り、格闘もこなす。 フルスイング(両手棍)→空鳴拳(格闘)の一人核熱連携を出す。この核熱連携に連続魔状態で高速の古代魔法を打ち込み、マジックバーストを行う*5。肉弾戦と魔法が一体となった攻撃である。 |