西武多摩湖線

Last-modified: 2024-04-19 (金) 00:38:05

西武多摩湖線とは国分寺~多摩湖間の路線名称である。現在ではこのうち、西武大回りと休日ダイヤの(Suica・PASMO)ラッチを共用するものの入出場用簡易改札機は会社別となる駅での他社線乗換で全線大回りで乗ることが出来る。2008年3月17日以前はPASMO大回り*1でも乗ることができた。萩山~多摩湖間では西武新宿線・拝島線西武新宿~萩山間に乗り入れる列車もある。

駅一覧

不定期運転の急行*2は各駅に停車し、下り列車は駅案内では各駅停車として扱われる。

駅番号駅名乗り換え路線備考
ST01国分寺国分寺線、JR中央線
ST02一橋学園?
ST03青梅街道?
ST04萩山?拝島線
ST05八坂?
ST06武蔵大和?
ST07多摩湖?山口線2021年3月12日まで西武遊園地

当路線を走行する車両

多摩湖線内ワンマン車

9000系
101系のリニューアルを目的として製造された系統である。新造時点において、足回り101系、車体2000系、方向幕及び内装6000系の3系統が混ざり合った状態となっており、現在では101系の抵抗制御からVVVFに改造されたため20000系の要素も持つという変な系統となった。方向幕は当初は6000系と同様であった。10両編成で新造されたが、一部の編成が4両に短縮されて2020年10月1日より多摩湖線内ワンマン運用に投入されている。2021年2月に101系が撤退したため多摩湖線内ワンマン車は現在全て9000系で運用されている。2代目L-trainであった9108Fがラッピングを剥がした状態で色を変えずに転用された編成が多摩湖線用編成として最初に転用された。この他、黄色の9000系が3編成、京急とのコラボ色となつていた9103Fが一部ラッピングを剥がして赤色となり多摩湖線に転用され現在では3色体制となっている。

新宿線直通

2000系
西武初の自社発注20m4扉車である。新宿線各駅停車のみの停車駅である下落合-都立家政間が6両までしか対応しなかったため、扉を増やして乗降に掛る時間を短くする目的で開発された。当初は6両固定編成のみだったが、その後当該駅が8両対応になったため8両固定編成と2両増結編成も誕生した。新2000系との併結も可能となっており、8+2だけではなく、6両編成も新2000系4両編成と組み合わせて最大10両で運用される。2000系は新宿線のみの在籍である。8両固定編成は2022年4月26日のさよなら運転を持って運用を離脱、6両編成も2023年10月5日のさよなら運転を持って運用を離脱・廃車解体されたため現在は2両増結編成のみ在籍する。
新2000系
西武初の自社発注20m4扉車であるが、この系統は「2000系」をマイナーチェンジした系統であり、2000系とは顔が大きく異なる。新宿線には2両・4両・6両・8両が在籍し最大10両で運用される。先にも述べたが2000系との併結も可能である。この内、4両編成は多摩湖線内ワンマン用の9000系が不足した場合代走として用いられることがある。この場合は本来ワンマン運転である列車でも車掌が乗務する。
20000系
101系置き換えのために投入された。8両編成(50番台)と10両編成(0番台)が存在する。新宿線では8両編成4本、10両編成5本の在籍となっており、新宿線では2000系・新2000系の次に両数が多い。
30000系
ワンマン以外の101系撲滅のために導入され、3000系撲滅の役割も持つ。デザインは西武鉄道女性社員が担当し、「笑った顔の電車」となっている。このため「スマイルトレイン」とも呼ばれる。新宿線には8両編成10本、10両編成4本が在籍する。新宿線にも2両編成は配置されていたが、2014年8月に池袋線に転属した。2013年に新造された10両編成・8両編成はマイナーチェンジ編成となっており、LED照明、新型LCD、前照灯LEDの3要素を持つ。

備考

線内運転の列車は4両、新宿線直通列車は8両である。

意見等


*1 東京メトロ(小竹向原?)西武(拝島)JR。拝島駅改札分離により不可能になった。
*2 高田馬場~田無間通過運転