東武東上本線とは池袋~寄居の路線名称である。東武東上線の名称は東上本線だけでなく東武越生線にも用いるが、本項では東上線名義で記する。現在ではこのうち、(Suica・PASMO)簡易改札機設置駅での他社線乗換が可能と考える場合において和光市~小川町間の、(Suica・PASMO)ラッチを共用するものの入出場用簡易改札機は会社別となる駅での他社線乗換が可能な場合に限り小川町~寄居間の大回りで乗ることができる。小川町以南では東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線和光市~元町・中華街間、東急新横浜線・相鉄新横浜線・相鉄本線日吉~海老名間、森林公園以南では東京メトロ有楽町線和光市~新木場間、相鉄いずみ野線二俣川~湘南台間に乗り入れる列車もある。
駅一覧
△:上りは通過
駅番号 | 駅名 | 普通・準急*1 | 急行 | Fライナー*2・快速急行 | 川越特急 | TJライナー | 乗り換え路線 | 備考 |
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池袋・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線方面 | ||||||||
TJ-11 | 和光市? | ○ | ○ | ○ | | | | | 東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線 | |
TJ-12 | 朝霞? | ○ | ○ | | | | | | | ||
TJ-13 | 朝霞台? | ○ | ○ | ○ | ○ | | | JR武蔵野線(北朝霞) | |
TJ-14 | 志木? | ○ | ○ | | | | | | | ||
TJ-15 | 柳瀬川? | ○ | | | | | | | | | ||
TJ-16 | みずほ台? | ○ | | | | | | | | | ||
TJ-17 | 鶴瀬? | ○ | | | | | | | | | ||
TJ-18 | ふじみ野? | ○ | ○ | | | | | ○ | ||
TJ-19 | 上福岡? | ○ | | | | | | | | | ||
TJ-20 | 新河岸? | ○ | | | | | | | | | ||
TJ-21 | 川越 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | JR川越線 | |
TJ-22 | 川越市? | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | 西武新宿線(本川越) | |
TJ-23 | 霞ヶ関? | ○ | ○ | ○ | | | | | ||
TJ-24 | 鶴ヶ島? | ○ | ○ | ○ | | | | | ||
TJ-25 | 若葉? | ○ | ○ | ○ | | | | | ||
TJ-26 | 坂戸? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 東武越生線 | |
TJ-27 | 北坂戸? | ○ | ○ | ○ | | | | | ||
TJ-28 | 高坂? | ○ | ○ | ○ | | | | | ||
TJ-29 | 東松山? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
TJ-30 | 森林公園? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
TJ-31 | つきのわ? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
TJ-32 | 武蔵嵐山? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
TJ-33 | 小川町? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | JR八高線 | |
↓(Suica・PASMO)ラッチを共用するものの入出場用簡易改札機は会社別となる駅での他社線乗換が可能な場合のみ大回り可能区間 | ||||||||
TJ-34 | 東武竹沢? | ○ | = | = | = | = | ||
TJ-35 | みなみ寄居? | ○ | ||||||
TJ-36 | 男衾? | ○ | ||||||
TJ-37 | 鉢形? | ○ | ||||||
TJ-38 | 玉淀? | ○ | ||||||
TJ-39 | 寄居 | ○ | 秩父鉄道秩父本線、JR八高線 |
当路線を走行する車両
副都心線方面の8両編成は和光市-志木のみ。それ以外の列車は池袋-小川町10両編成、小川町(一部森林公園)-寄居4両編成
相鉄線直通列車は全て東急車で運用される。
東武車*3
- 8000系
- 製造車両数の多さから東武の103系と呼ばれる形式。小川町-寄居間は全て同形式の4両編成が充てられる。かつて存在した池袋-小川町間の運用は2015年1月16日を持って定期運用から撤退し、翌日のさよなら運転を持って池袋までの運用は終了となった。
- 9000系
- 有楽町線直通用に導入された形式。副都心線乗り入れ可能編成の中では唯一電機子チョッパ制御となっている。一番最初に落成した9101Fはドア位置が異なるため副都心線開業以降は有楽町線直通のみ、2010年以降は地下鉄に進入不可能とされていた。9101Fは2021/06/13の営業中に故障した影響で2023年9月に廃車回送されたため、現在稼働している編成は全て地下鉄乗り入れ可能となっている。
- 9050系
- 9000系のマイナーチェンジ車で制御機器がVVVFインバーターに変更された。2編成しか存在しない。
- 10000系・10030系
- 池袋-小川町間で運用される。地下鉄直通以外はどの列車にも入る。編成によっては先頭車中間封じ込めの6両+4両編成も存在し、リニューアル車は10両固定化されている。
- 30000系
- 当初は半蔵門線直通開業に向けて伊勢崎線に導入された車両であるが、紆余曲折あった後全編成が伊勢崎線から東上線へ移籍された。6両+4両の編成だが、すべての編成が10両固定化されている。
- 50000系
- 第1編成は正面非貫通式で、西武20000系と顔がそっくりである。第2編成以降は貫通式で、地下鉄直通準備工事が施工されている。第3編成以降は本線の50050系と同じ車体幅になり、3cm狭くなっている。
- 50070系
- 地下鉄直通対応車である為9000系と共通運用である。東上線のみの運用の場合は小川町まで乗り入れる。
- 50090系
- TJライナー用のマルチシート装備車。TJライナー・送り込みの快速急行及び快速・川越特急はクロスシートで、それ以外はロングシートで運用される。
東京メトロ車*4
- 10000系
- 有楽町線・副都心線の主力車両。副都心線がホームドアになる為に導入された形式。
- 17000系
- 7000系老朽置き換え用に導入された形式。 運転台部分を汎用化させており乗務員訓練が容易になるように設計されている。2021年2月21日より営業運転に入っている。
東急車・横浜高速車*5
- 5000系・5050系・5050系4000番台
- 東急東横線の主力形式。5050系は新製時から東横線用だが、5000系は元々田園都市線用だった。5000系・5050系は8両編成、5050系4000番台は10両編成で運用される。2022年以降に10両編成となった4編成にはロングシート・クロスシート転換機能を備えたQシート対応車が連結され、2023年8月10日より東横線内でサービスを開始し、平日ダイヤでは限定運用が組まれている。東上線内ではQシートの営業は無いが、平日は57K運用で川越市まで入線する。(他の運用にも代走で入る可能性有り)
- Y500系
- 横浜高速鉄道所属車で5000系をベースにしている。運用は8両編成東急車と共通運用である。10両編成は存在しない。