戦車/重戦車(HT)/IS-3

↑WG主催の戦車擬人化コンテストで見事入賞した作品

どんな戦車

ソ連お得意の傾斜装甲をふんだんに使用した重戦車。
1944年10月に完成し、WWⅡが終戦する頃に量産が開始された。
大口径砲と重装甲を両立していながら車体重量はパンター並に抑えられており、当時としてはかなり先進的な設計であった。
戦勝パレードでIS-3を見せつけられたアメリカやイギリスはびっくり仰天し、ソ連に遅れまいとコンカラーやM103の開発に取り掛かった。
二次大戦中に戦闘を経験することはなかったが、第三次中東戦争ではエジプト軍に運用されイスラエル軍のM48パットンの砲弾をその装甲で弾いたらしい。

長所

ソ連特有の硬い砲塔
ソ連特有の良好な足回り
ソ連特有の低い車高
（精度以外は）極めて優れた砲性能　特に単発火力が優秀
側面装甲の妙な硬さ

短所

車体正面装甲は同格・格上に対してやや頼りない
弾薬庫が車体前面にあり、砲塔が頻繁に吹っ飛ぶ
ソ連特有の俯角の狭さ
ソ連特有の精度の悪さ
天板が薄く自走砲に貫通されやすい