検証/キャッチャー能力

Last-modified: 2010-08-06 (金) 17:43:37

キャッチャー能力

キャッチャーの能力はチームの投手成績にどれほどの影響を与えるのかという実験。
走力15肩力15守備14エラー回避15 ブロック○ キャッチャー◎ 守備信頼感持ちの選手を用意し、
投手と捕手の能力が12球団で一番劣っているであろう横浜に入れてオートでペナントを回してみた。

検証1

▼検証A

1回目防御率4.03失点608被安打1229披本塁打149与四球472
2回目防御率3.71失点569被安打1246披本塁打161与四球482
3回目防御率3.81失点600被安打1211披本塁打167与四球450
4回目防御率4.14失点627被安打1232披本塁打156与四球507
5回目防御率3.64失点548被安打1234披本塁打144与四球480
平均防御率3.87失点590被安打1230披本塁打155与四球478
 

こちらがデフォルトの横浜を5シーズン回した結果。
5シーズンでほとんどの投手成績が最下位になっており投手力の低さは否めない。

▼検証B 前述のキャッチャーを投入

1回目防御率3.85失点595被安打1326披本塁打184与四球406
2回目防御率3.82失点581被安打1325披本塁打164与四球402
3回目防御率4.17失点643被安打1376披本塁打156与四球432
4回目防御率4.47失点678被安打1430披本塁打191与四球428
5回目防御率4.01失点604被安打1325披本塁打168与四球409
平均防御率4.06失点620被安打1356披本塁打173与四球415
 

なんと与四球が激減した以外全ての成績が悪化してしまった。
与四球が減ったのはキャッチャー◎と守備信頼感のコントロール補正のおかげだと思われるが他の成績が悪化した理由は全くの謎。
考え付く理由としてはコントロールが良くなりストライクゾーンに入るようになったため与四球の代わりに被安打や披本塁打が増えた?
良くなることはあれど悪くなることはないと思っていたのでこの結果は全くの予想外だった。

 

ストライクゾーンで勝負出来るくらい投手力の高い球団ならこの現象は起こらなくなるのだろうか?

検証2

ということで投手力の高い中日に入れて試してみた。

 

▼検証A 中日 デフォルト

1回目防御率3.24失点491被安打1134披本塁打162与四球282
2回目防御率3.42失点528被安打1212披本塁打149与四球355
3回目防御率3.45失点539被安打1187披本塁打161与四球342
4回目防御率3.26失点505被安打1172披本塁打149与四球310
5回目防御率3.15失点481被安打1221披本塁打124与四球349
平均防御率3.30失点509被安打1185披本塁打149与四球328
 

キャッチャー◎になんらかの原因があると思っていたが検証1のときと違い被安打も与四球も少なかった。

 

▼中日 キャッチャー投入

1回目防御率3.64失点551被安打1222披本塁打168与四球322
2回目防御率3.06失点457被安打1128披本塁打144与四球304
3回目防御率3.07失点468被安打1141披本塁打152与四球288
4回目防御率3.09失点460被安打1108披本塁打179与四球319
5回目防御率3.08失点470被安打1143披本塁打136与四球326
平均防御率3.19失点481被安打1148披本塁打156与四球312
 

谷繁との差は基本能力と守備信頼感の有無だったがそれでも全体的な成績は向上している。
誤差程度の向上かもしれないが横浜のように逆に成績が悪化することはなかった。

結果

やはり投手力の低いチームにキャッチャー◎と守備信頼感持ちを入れても無駄な様子。
投手力の高いチームなら正常な効果を発揮できるようだ。