キャッチャー能力
キャッチャーの能力はチームの投手成績にどれほどの影響を与えるのかという実験。
走力15肩力15守備14エラー回避15 ブロック○ キャッチャー◎ 守備信頼感持ちの選手を用意し、
投手と捕手の能力が12球団で一番劣っているであろう横浜に入れてオートでペナントを回してみた。
検証1
▼検証A
1回目 | 防御率4.03 | 失点608 | 被安打1229 | 披本塁打149 | 与四球472 |
2回目 | 防御率3.71 | 失点569 | 被安打1246 | 披本塁打161 | 与四球482 |
3回目 | 防御率3.81 | 失点600 | 被安打1211 | 披本塁打167 | 与四球450 |
4回目 | 防御率4.14 | 失点627 | 被安打1232 | 披本塁打156 | 与四球507 |
5回目 | 防御率3.64 | 失点548 | 被安打1234 | 披本塁打144 | 与四球480 |
平均 | 防御率3.87 | 失点590 | 被安打1230 | 披本塁打155 | 与四球478 |
こちらがデフォルトの横浜を5シーズン回した結果。
5シーズンでほとんどの投手成績が最下位になっており投手力の低さは否めない。
▼検証B 前述のキャッチャーを投入
1回目 | 防御率3.85 | 失点595 | 被安打1326 | 披本塁打184 | 与四球406 |
2回目 | 防御率3.82 | 失点581 | 被安打1325 | 披本塁打164 | 与四球402 |
3回目 | 防御率4.17 | 失点643 | 被安打1376 | 披本塁打156 | 与四球432 |
4回目 | 防御率4.47 | 失点678 | 被安打1430 | 披本塁打191 | 与四球428 |
5回目 | 防御率4.01 | 失点604 | 被安打1325 | 披本塁打168 | 与四球409 |
平均 | 防御率4.06 | 失点620 | 被安打1356 | 披本塁打173 | 与四球415 |
なんと与四球が激減した以外全ての成績が悪化してしまった。
与四球が減ったのはキャッチャー◎と守備信頼感のコントロール補正のおかげだと思われるが他の成績が悪化した理由は全くの謎。
考え付く理由としてはコントロールが良くなりストライクゾーンに入るようになったため与四球の代わりに被安打や披本塁打が増えた?
良くなることはあれど悪くなることはないと思っていたのでこの結果は全くの予想外だった。
ストライクゾーンで勝負出来るくらい投手力の高い球団ならこの現象は起こらなくなるのだろうか?
検証2
ということで投手力の高い中日に入れて試してみた。
▼検証A 中日 デフォルト
1回目 | 防御率3.24 | 失点491 | 被安打1134 | 披本塁打162 | 与四球282 |
2回目 | 防御率3.42 | 失点528 | 被安打1212 | 披本塁打149 | 与四球355 |
3回目 | 防御率3.45 | 失点539 | 被安打1187 | 披本塁打161 | 与四球342 |
4回目 | 防御率3.26 | 失点505 | 被安打1172 | 披本塁打149 | 与四球310 |
5回目 | 防御率3.15 | 失点481 | 被安打1221 | 披本塁打124 | 与四球349 |
平均 | 防御率3.30 | 失点509 | 被安打1185 | 披本塁打149 | 与四球328 |
キャッチャー◎になんらかの原因があると思っていたが検証1のときと違い被安打も与四球も少なかった。
▼中日 キャッチャー投入
1回目 | 防御率3.64 | 失点551 | 被安打1222 | 披本塁打168 | 与四球322 |
2回目 | 防御率3.06 | 失点457 | 被安打1128 | 披本塁打144 | 与四球304 |
3回目 | 防御率3.07 | 失点468 | 被安打1141 | 披本塁打152 | 与四球288 |
4回目 | 防御率3.09 | 失点460 | 被安打1108 | 披本塁打179 | 与四球319 |
5回目 | 防御率3.08 | 失点470 | 被安打1143 | 披本塁打136 | 与四球326 |
平均 | 防御率3.19 | 失点481 | 被安打1148 | 披本塁打156 | 与四球312 |
谷繁との差は基本能力と守備信頼感の有無だったがそれでも全体的な成績は向上している。
誤差程度の向上かもしれないが横浜のように逆に成績が悪化することはなかった。
結果
やはり投手力の低いチームにキャッチャー◎と守備信頼感持ちを入れても無駄な様子。
投手力の高いチームなら正常な効果を発揮できるようだ。