湯田浩一(ゆだこういち)

Last-modified: 2022-05-20 (金) 15:01:30

表サクセス

 『7』『8』の相棒。『11』では敵球団選手で『14』では何と主人公(14)の養父で登場。
 凡田に次ぐかなりのマニアであるが、萌えは興味ないらしい。ガレージキットを組み立て・彩色してマニアショップに売り込むなど、手先は器用なようだ。
 実の父親とは小学生のとき一度だけ会ったことがある。その際にグローブを買ってもらい、プロになった今でもそのグローブを使い続けている。グローブにはその父親の字で「夢成さねば夢のまま」と書かれている。
 またメガネ一族では珍しく『7』彼女候補のまゆみルートや『8』彼女候補の友子ルートと美空ルートで彼女候補の物語で活躍する場面が多い。

パワプロクンポケット7(謎の転校生 甲子園ヒーロー編)

 ポジションは投手(主人公(7)が投手の時は外野手)でモーションはスリークォーター。メガネ一族では珍しい左投げ左打ち。パワーアップイベント後はなぜか右利きになる。

 

 メガネ一族の一人だが、彼の母親は彼の父とは別の男と結婚している。湯田の直接の父とは離婚したのか、はたまた最初からシングルマザーだったのかは不明。
 ただしその義理の父親も7の時点ですでに死去しており、家族構成は母と義理の妹の中田まゆみの3人である。その複雑な家族構成故か、義妹まゆみとはいつも喧嘩ばかりしており、この義兄妹が和解を果たせるのは少なくとも劇中では彼女が交通事故で記憶喪失を起こす、というケースのみである。
 なお、彼のプロフィールでは、湯田に「同じ顔の異母兄弟が13人存在する」とされているが、パワポケ8の公式サイトとパワポケ10・11公式Q&Aでは、この設定に対する否定的見解が書かれている。(ちなみに14まででは、矢部亀田・凡田・山田落田無田三田荷田具田餅田の十人。開田は一族か否か不明。)

 

 ゲン担ぎとして試合の前日には風呂に入らない。まゆみルートではインキンで病院に通っていた事が分かる。

 

 母方の叔父のカステラ屋でアルバイトをしているが、その大半がおもちゃ代につかわれており常に金欠状態でいる。
 ドラフト6位でホッパーズに指名されプロ野球選手になった。プロ入りした理由についてはパワポケ8で「好きなおもちゃが買えるから大学へ行かずにプロ入りした」と語っている。

 

 なお、劇中の住宅街イベントでは、イヤなことばかりの世の中を少しでも良くする為に学者になりたい、野球をしているのは根性を鍛えるためだ、と語る一方、喫茶店イベントでは、野球バカの自分には勉強は必要ない、太く短くこの瞬間を楽しむ、と正反対の事を語っている。
 両者が独立したイベントである事からすると、ライター間の調整ミスだろうか。いずれにせよ、続編での彼は、野球人生とマニア道を両立させてはいるものの、学問に特に関心のある様子はない(『14』ではむしろ、息子を野球に専念させる為、学校の宿題等々を邪魔している節すらある)。

パワプロクンポケット8(特命ハンター編)

 引き続き相棒で登場。ポジションは主人公(8)のポジションにかかわらず投手で、背番号は31。
 主人公(8)、芽舘倉刈明らと同期で大神ホッパーズに入団(ドラフト6位)し共にプロとしての日々を重ね、最終的には一軍の勝ちパターン投手の一角を担うまでに成長する。
 山形しあわせ草入りジュースを飲んでも体質的に効果が無いらしく、「効果が無ければタダ」という言葉を受けずっとタダでジュースを楽しんでいた。
 イベントでパワーアップするが、初期ROMでは最高球速が二桁前半になる致命的なバグが存在しており、逆に弱体化してしまう。
 プロフィールによればプロ野球選手になり自分で金を稼げるようになったことで、『7』の時よりも更に手のつけられないマニアになったらしい。

 

 入団直後に張り切りすぎて故障する、球場近くの公園でかくれんぼや凧揚げをするなど、主人公(8)に比べてもやや若さが目立つ。また、女性には今なお縁がなく、高校時代の友人たちともプロ入り後は疎遠になっている為か、クリスマスには山口幸恵の店で一人寂しく大騒ぎしている姿が見られる。
 一方、友子バッドでは「・・・人は忘れるから、生きていられるんでやんすよ。苦しいことや悲しいことを 全部覚えてたんじゃ、つらくて仕方ないでやんすよ。」と語っており、普段の陽気な姿の裏に隠された苦悩を垣間見ることもできる。

 

 妹と和解を果たせたか否かは不明。

 

 なお、この頃に異母兄弟の山田と落田と既に交流があり、『8』3年目の秋には身寄りのない主人公(14)を三人で育てた事が『14』OPで判明した。

凡田博物館

 本作のおまけ「凡田博物館」で「パフーオークション」での入札者名「YU-YU」の正体*1で名前だけ登場。

パワプロクンポケット11(新球団ナマーズ編)

 ホッパーズの選手として登場。顔の周りの鬚を剃っている。ホッパーズの守護神に昇格し、ピンチに強いが四球と被本塁打が多い。北条監督のやり方に不満を持っている。
 なお、メガネ一族では2の亀田以来となる主人公視点での敵球団選手となる。
 同期の倉刈明とは親密な友人だったらしく、彼がトレードで退団する時は、激励してウダマニュラの人形をプレゼントしていた。

パワプロクンポケット14(燃えろ!魔球リーグ編)

 山田平吉、落田太二と共に主人公(14)の育て親として登場。異母兄弟の山田と落田を「義兄さん」と呼ぶ事が無く互いで名字で呼ぶ間柄。
 三人の中では最も年下だが、元プロ野球選手であったためか家族の中では権限が一番強く、主人公(14)に常に同行し身の回りの世話をする専業主夫的な立場。そのため3人の中では最も出番が多い。プロフィールではメガネママとも称されている。また、主夫という立場か常にエプロンを着用している。
 プロ野球選手を3年前*2に引退しているため家事に専念している。
 プロでは自身がスター選手になれなかったため、主人公(14)にはスター選手になってもらいたい一心で育てているが、親バカな面もあり行動や言動が行き過ぎている場面が多々見られ、彼とはしばしば口論を引き起こしている。
 過去には主人公(14)がフィンチーズに所属する前のチームで問題を起こしており、彼がそのチームを辞める原因となってしまっていた。
 主人公(14)が魔球を投げた際には大いに喜んでいたが、ベターエンドではカタストロフ終息を機に息子が魔球を投げられなくなったショックでいまだに立ち直れていない様子が描かれている。

 

 マニアショップで田西が友人と時代がかった合言葉で通話しているのを見かけ、無性にイライラしてしまうシーンもある。(既に覚えていないようだが、十数年前の自分の恥部を掘り返されているようなものである)
 しかしマニア道そのものへの情熱は健在であるらしく、落田と意気投合している場面が多い。

裏サクセス

 表サクセス同様『7裏』『8裏』で連続して相棒を務める。

パワプロクンポケット7(大正冒険奇譚編

 「湯田浩一」と言う名前で主人公(7裏・8裏)の友人兼行商人で数々の冒険に同行。
 戦闘中はアイテムを主人公(7裏・8裏)に売るという形でサポートしてくれる。
 後にそれらの冒険を物語にして発刊して巨万の富を得た。しかし大戦とその後の極度のインフレで破産して晩年は貧乏だった。

パワプロクンポケット8(昭和冒険編

 『7裏』に続き冒険探偵の主人公(7裏・8裏)の友人兼、助手兼、荷物係兼、行商人。
 前作の主人公(7裏・8裏)の冒険を物語にして発刊して大儲けしてるため、この時点ではまだ金持ち。


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  • なんで8ではポジションが投手で固定されてるんだろう?「7主の正史ポジションが野手だったから」ではないと思うんだが。 -- 2010-08-08 (日) 07:36:26
  • オリ変イベントがあるからでしょ。8が初登場だったし、その際のイベントをどうするか、まだ固まってなかったんだろう。9以降はみんな「ん?なんか今妙な変化をしたぞ」だけど。 -- 2010-10-25 (月) 00:46:41
  • 大学へ進学せずプロへ入った理由はオモチャが買えるから。 -- 2011-02-02 (水) 19:28:46
  • 萌えは嫌いなわけじゃなく興味がないだけじゃなかったか? -- 2011-04-07 (木) 12:01:49
  • 萌えそのものが嫌いなんじゃなくてマニアをなんでも「萌え」で一括りにする風潮が嫌いなんじゃないか?女の子のフィギュア自体はたまに買うらしいし。ちなみに8主人公は「萌え」について「心の奥底から燃え上がる想いが~」って言ってしまうぐらい萌えに拘りを持ってる。 -- 2011-04-15 (金) 02:16:19
  • ↑女の子のフィギュアを「萌え」で一括りにするのが嫌いだったはず -- 2011-04-15 (金) 18:08:33
  • 偉くキビシイ父親になったようで。でもなんでだろ?7時代の彼からは -- 2011-12-13 (火) 19:47:16
  • しかし引退早いなあ 年表によるとストッパーやってた翌年に引退とは -- 2011-12-14 (水) 20:27:05
  • 14主人公がレッドとキャッチボールしたという報告を彼にしてたらどんなリアクションしたんだろう -- 2011-12-14 (水) 21:29:52
  • 厳しいけど親バカっぷりもスゴイ -- 2011-12-14 (水) 21:47:08
  • 年表によると8の3年目の頃には既に14主を拾ってたらしいが、流石に後付け過ぎる気がする。まあ特に矛盾があるわけでもないが、プロ野球をしながら赤ん坊を育ててたのか? -- 2011-12-14 (水) 22:37:28
  • ↑確かにね。8主に“あんたが普通の選手ではないと分かっていたでやんす”なんて言っている場合でもない気もする。 -- 2011-12-14 (水) 22:47:09
  • コイツだけ出稼ぎだろプロやってた時期は。14主の面倒は山田と仕事をしてない落田で見れると思う -- 2011-12-15 (木) 05:44:09
  • オープニングの会話は湯田より凡田のほうがしっくりする気がする -- 2011-12-15 (木) 22:16:23
  • プロである程度稼いで住居とかを構えたのかなぁ。あとは自分自身が対した選手じゃないと思って、主人公に幻滅されないうちに引退しようと思ったのか -- 2011-12-15 (木) 22:32:34
  • ↑×2凡田は他のメガネ達に深く関わらないようにしてた節があるからね・・ -- 2011-12-15 (木) 23:01:40
  • いつのまにワギリのメガネコンビと知り合ったのか。 -- 2012-01-10 (火) 10:18:48
  • ↑山田が作った人形(?)的なものを受け取ったときじゃないか?↑×5凡田さんって50歳近くなかったっけ・・・。GBA時代の中期のメガネから選んでるとかじゃないの?大体40代くらいだし(山田なんてDS作品ではほぼ空気だったし) -- 2012-04-22 (日) 02:58:04
  • こいつが田西に批判的だったのは本心ではなくて、14主に自分がマニアだと思われないように言っただけという可能性は無いのか?14主にはマニアだと気づかれていたが -- 2012-12-20 (木) 18:13:52
  • パワポケ8で、14主がいることの伏線はさすがにはれなかったか -- 2012-12-22 (土) 12:54:36
  • かなり無理やりなこじつけだが、エンディングで8主にカマかけたのが伏線だったって可能性はあるかも。 -- 2012-12-24 (月) 20:41:44
  • こいつ友子のイベントで水木コーチと飲んでたけど高校からプロに行ったならまだ19だよな?いいのか? -- 2014-02-02 (日) 13:48:55
  • ↑イベントの進行具合によると思うけど2年目以降だったら20歳だから良いんじゃない? -- 2014-02-02 (日) 22:58:19
  • ポケ7での勉強イベントをミスって言ってるけど先に「学者になりたい」の方を出したら喫茶店のイベントで主人公が「この前学者になりたいとか言ってなかったか?」みたいなことを突っ込んでたきがする。うろ覚えだが -- 2015-01-15 (木) 14:43:39
  • ↑ 「この前学者になりたいとか言ってなかったか?」「そんな昔のことは忘れたでやんす」みたいな会話イベントがあった筈 -- 2015-11-06 (金) 01:56:21
  • メガネ一族の中では凡田以上か同等の出世枠の選手だよね -- 2018-02-01 (木) 13:50:28
  • 14のバーベキューイベントの時にピンクと顔合わせてるけど両方とも何か気づかなかったのかな -- 2020-06-21 (日) 20:37:10
  • はっきり言って14は毒親だよね -- 2022-05-05 (木) 13:09:18
  • ↑かわいそうなあ...湯田は厳しいからなぁ。でもな...年寄りには逆らわらねえほうがいいぞ -- 2022-05-19 (木) 15:36:43

*1 パワプロクンポケット8|公式ガイド コンプリートエディション 254頁。
*2 プロフィールの記述。なお『パワプロクンポケット14 公式パーフェクトガイド』(エンターブレイン、2012)P.34 では5年前になっている