皇帝(すめらみかど)

Last-modified: 2022-11-08 (火) 22:35:17

表サクセス

 『4』では超最強学園のエースとして、『10』では監督として甲子園で対戦する色物キャラ。『4』では統道(兄)が、『10』では統道(弟)が相棒を担当している。
 『4』以降ミニ顔すら用意されない不遇な人物だったが、最終作である『14』でついにデビルスターズ入りを果たしている。

 

 初登場の『4』以来長らくフルネームが設定されておらず、プロフィールなどでも「(すめら)」と名字だけの表記だった。
 その後、スマートフォンゲーム『実況パワフルプロ野球』で2020年4月に行われた「パワプロクンポケットコラボ」で登場した際にパワプロアプリ公式twitter にてフルネームが「皇帝(すめらみかど)」だと判明。名前由来が「皇帝(こうてい)」。

パワプロクンポケット4日の出高校編)

 甲子園決勝戦で統道共々登場。自称「エリート中のエリート」。
 負けず嫌いな性格で、試合に負けると暴走気味に「野球のルールがおかしいんだ!」や「いつからそんなルールになった?」などという。
 色物だが実力は本物で左のサイドスローで超特殊能力「剛球」を備え4色の変化球を操る、ドラフト指名されてもおかしくない様な強敵。

パワプロクンポケット10(甲子園一直線編)

 甲子園選抜の決勝戦の相手チームの監督として再登場。
 さらに色物度がアップしていて、比奈鳥青空のマネをして「フェニックス皇」などと発言し、統道(弟)にパクリである事を注意されるが「オマージュなんだよ」と言い返した。また、甲子園大会が「負けたら終わり」のトーナメント方式であるにもかかわらず、プレーオフがあるものだと思い込んでいたりもした。
 夏の甲子園にも出場するあたり、監督としては優秀なのかもしれないが、天下無双学園には9回表までノーヒットノーランで勝っていたにもかかわらずサヨナラ負けを喫してしまい、あまりの結果に混乱していた。

 

 統道(兄)とは気が合っているようで負けたときには2人で言い訳を言いあっているが、まともな性格の統道(弟)には「こんな監督で大丈夫でゴワスか?」と心配されている。
 10の公式サイトのパスワードの部屋でも変人扱いされていた。

 

 超最強学園という名前に誇りを持っている。

裏サクセス

パワプロクンポケット13海洋冒険編

 カリムーの玉をつけ狙うクインランドの貴族「サー・スメラ・ミカード」で登場。乗艦はアルバトロス号→パンジャン号。フェンシングの使い手。
 部下にトードを引き連れている。表サクセス同様何かと暴走しがちな性格で、しばしトードにいさめられているが、完全な色物扱いだった表とは違い、こちらでは真面目な顔を見せることもある。
 名前の由来は恐らく皇帝→皇(スメラ)・帝(ミカド)*1。サーは英単語の"sir"で、英国の勲爵士制度において叙勲者のフルネームの前につける敬称である。
 カリムーと共に生還した水夫の1人の子孫で、その目指す所は主人公(13裏)同様「カリムーの名誉の回復」であるが、彼自身は「先祖の偉業を信じられずに証拠を探しているなど格好が悪い」と自嘲し、この事は周囲に隠している。
 財宝に興味が無い訳では無い模様だが、カリムーの宝が自分の手に負えない物だった場合は国に献上するつもりだった模様。


 最初は主人公(13裏)の持つ珠を奪取する為に盗み出したり、権力を使って嵌めようとしたがいずれも失敗。結局自分の持っていた珠も主人公(13裏)に持っていかれる事になる。
 だがその後もコンキスタ号の後を付け、ツンドランド、ウンガルフ、ニューホープでも珠の取り合いを行い、最終的にはカリムーの宝の眠るダイガサラ島までついて来ようとする。しかし、途中で気付かれ乗艦を大破させられる。それでもボートで追随して結局ダイガザラ島に到着。そこで主人公(13裏)共々カリムーの指揮下にあった船の残骸を見つけ、カリムーの宝の目撃者となる。


 ダイガザラ島でカメダ海賊団を相手に主人公(13裏)達と共闘。グントラムに敗北するが一命は取り留める。
 カリムーの宝を目撃した後は主人公(13裏)共良好な関係を築いていた。

トツゲキ甲子園

パワプロクンポケット14

 難易度「やさしい」における甲子園大会決勝戦・超最強学園のエース兼キャプテンとして登場。甲子園出場3回目の実績を誇る。
 激闘を勝ち抜いてきたパライソ学園を「君たちをちょちょいのちょいと料理してあげよう」との文言で出迎えるが、統道からは「死語っぽい言い回しでゴワスな」とツッコまれている。

外部出演

パワプロアプリ

 2020年4月に行われた「パワプロクンポケットコラボ(第一弾)」で登場。前述の通り本作で名前が判明。
 皇の服装は超最強学園のものだが、デッキにセットすればどの高校でも登場する。
 セットしていない場合は甲子園一回戦の敵である超最強学園の選手として登場していた*2

 人物設定は色物度合いを激しく増しており、第四の壁*3を認識できる人物で登場。やたら本作を「野球バラエティ」呼ばわりしている。
 その為にイベントではプレイヤーにしか分からないシステムの話をして、アプリの主人公には理解されないメタフィクションギャグを展開している。
 対戦相手として登場した際に敗北後何かと理由をつけて負けを認めないのは相変わらずだが、その内容が主人公チームは必ず後攻になる仕様にちなんだ内容となっている。

パワプロ2022

 「パワフェス」にて隠しキャラクターとして登場。
 なぜか出現に特定のイベントでコナミコマンド(↑↑↓↓←→←→BA)の入力が必要という変わった条件を持つ。
 性格やキャラ付けはアプリと全く同じで、相変わらず第四の壁は認識している。


※簡単な意見交換にどうぞ。
 雑談・感想目的の書き込みはこのwikiの趣旨に反しますのでご遠慮下さい。
 このページにあまり関係の無い内容の場合、コメントが削除されることがあります。

  • スメラ・ミカード...表では下の名前は明言されてないけど皇帝ってことなのかなw まあ皇帝人くらいが妥当なところだろうけど -- 2011-02-13 (日) 11:08:43
  • それよりはこいつが監督に成れた事の方が不思議だわ。まぁ、言動はアレだが指導力には優れているってことなんだろうが -- 2012-02-20 (月) 20:54:37
  • 昔、ミニ顔なかった時の皇のミニ顔って才葉で統一されてた気がする・・・・ -- 2013-05-18 (土) 03:13:36
  • 13裏の名前の元ネタ、皇帝よりはむしろ天皇な気が。そもそも「すめら(すべら)」という言葉そのものが「天皇に関する事柄を表す語に付いて、敬意をこめてほめたたえる意を表す。(goo辞書より)」ですし。で、「アルバトロス」は和名「アホウドリ」で、「パンジャン」はWW2のイギリス軍傑作兵器「パンジャンドラム」が元ネタでしょうね。 -- 2014-09-27 (土) 19:59:09
  • 皇のフルネームって不明? 13裏では皇 帝を意識した名前だけど -- 2015-02-28 (土) 23:51:45
  • アプリのショップページで皇帝と表記、13裏の感じならすめらみかどなのかな -- 2020-04-20 (月) 13:59:16
  • やっと判明したフルネーム -- 2020-04-21 (火) 15:15:53
  • 13裏で「スメラ・ミカード」という名前なのが10年越しの伏線だったとは -- 2020-05-17 (日) 21:54:49
  • 設定自体は当時からあったんだろうね、公開する場や意味がなかっただけで -- 2020-05-19 (火) 00:26:28
  • 何気に皇って実在する名字なんだな。国も同様 -- 2020-05-23 (土) 20:50:12
  • スメラギならともかくスメラはいないんじゃないか? -- 2020-06-11 (木) 22:06:55
  • パワプロ2022のパワフェスにも登場したね ゲーセンで矢部がシューティングをやってパワプロが「とあるコマンド...」と言った際にコナミコマンド入力すると仲間になる。性格はアプリ同様第四の壁発言するなど相変わらずなんだな。 -- 2022-04-30 (土) 14:37:02
  • アプリの新モードパワクエの月姫伝にも出てる -- 2022-04-30 (土) 21:48:38
  • 名前は単純に「皇帝」だけでなく、天皇を意味する「すめらみこと」とも引っ掛けてるんだろうな -- 2022-06-28 (火) 09:48:24

*1 当然ながらアプリ「実況パワフルプロ野球」でのフルネーム判明より前で、この時点で表サクセスの本名「皇帝」の名前が存在していた可能性がある。
*2 超最強学園の登場は期間限定イベントだった。
*3 演劇用語で「舞台と客席を隔てる=劇中世界と現実を分ける不可視の壁」という概念。転じて演劇に限らず映画やTVドラマ、漫画等で「受け手のいる現実と作中フィクションの境界線」として使われる用語