プロローグ:エピソード4

Last-modified: 2010-01-18 (月) 22:35:48


―ラグオル事件。
移民船パイオニア2が新たな楽園と信じた惑星ラグオルに到着した直後
先遣隊の第一次移民団が建造したセントラルドームが大爆発を起こした悪夢。
太古より生き続けた悪意=ダークファルスを核とし
さまざまな勢力の陰謀が絡み合い生まれたその悪夢は
パイオニア2から降下したハンターズたちにより打ち砕かれた。
そして、当面の大いなる危機が去ったことで
再びラグオルの惑星開発は問題なく進むものと思われていた。

しかし、その平穏は唐突に破られた。
発端となったのは、何の変哲もないひとつの隕石。
その隕石の軌道は、惑星ラグオル、パイオニア2双方にとって危険なものではなく
そのまま星系を通過していくものと思われていた。
だが、隕石がラグオルへと接近してきたそのとき
ラグオル地表のいずこかから、一条の謎の光が発射され、隕石へと命中した。
それは一種の光学兵器だったのだろうか。
その光を受けた隕石は軌道を変え、ラグオル地表へと激突したのである。
事態を重く見た総督府は、隕石落下によって生まれたクレーターを調査するため
腕利きのハンターズたちを派遣することを決定した。

やがて、ハンターズたちは真実を見出す。
そのクレーターこそが、新たな陰謀によって生み出されたラグオル事件の再来であり
ダークファルスの悪夢の萌芽であるということを…。