【‥‥逃さん‥‥ ‥‥お前だけは‥‥】

Last-modified: 2023-10-01 (日) 14:34:01

RS2

【ラストダンジョン】にいる、本体を守る最後の【七英雄】を倒した後にラストダンジョンから引き返そうとした際に出現するメッセージ。
直前の警告を無視してラスボス前で【セーブ】してしまったプレイヤーを絶望にたたき落とした無情なセリフである。

セリフは誰が発したかは明確ではないが、恐らく七英雄(の最後の生き残り)が発したものだと思われる。
七英雄としては本体を守れればそれでいいのではないかと思われるのだが、敢えて【皇帝】を逃がさないと言い放つ辺り、この時点で皇帝を生かしておいてはいけないと判断したということだろう。
確かに、最後の七英雄を撃破した時点で、皇帝は全ての七英雄の個々の力を上回る存在であると言える。そして、既に七英雄の本体を守れる者もいない状況であるが故に融合して皇帝に立ち向かうという段階であるからこそ、余裕を与えることなく皇帝を撃破したいという意図は大いに分かる。

とはいえ、仮に皇帝を倒したとしても、既に融合してしまった七英雄が分離できるとは思えず、この後七英雄としての目的を果たせるとは思えないことから、最後に一泡吹かせたい程度の考えなのかもしれない。

いずれにせよ、プレイヤーにとってはラスボスにどうしても勝てないと分かったとしても予備のセーブデータが無ければ文字通り最後の最後で詰みとなりかねない絶望的なセリフであることに違いは無い。
上手く戦えばなんとかなる……というような相手でもないため、どうしようもない場合は大抵最初からやり直しと相成ってしまう。

なお、【ロマンシング佐賀】の第1回開催時は、本作RS2のフリープレイのコーナーが一部設けられていたが、テンプテーション見切りがないデータがこの場所でセーブされていたものだった。