【ベエンダー】

SF2アルティマニア

【SaGa Frontier II ULTIMANIA】の巻末小説【終末をもたらす者 Beender】の主役。小説オリジナルキャラ。
他のシリーズ作品の小説と異なり、SF2は約100年という年代を通してのストーリーなので、物語全体に関われる1人のキャラクターは原作のどこにもいない。そのため特殊な不死者という設定をもって、物語全般に関われるようにしている。
　
かつて【グールの塔】が「恒久の塔」と呼ばれていた頃、不老不死の研究をしていた賢者たちは【アニマ】解脱という方法を編み出し、塔の施設を使って成し遂げる。
しかし最初はうまく行ったかのように見えた計画も、ほとんどの協力者がアニマと共に生きたいという本能に抗うことかなわず、グールと化してしまう。
わずかに残った賢者たち自身も、人の道を外れたことによる後悔が残り、不老不死という命題を矛盾なく解き明かせる存在を欲していた。
そこで、自分のアニマを最初から持たない超越者を作ることで答えを探そうと試み、彼はそうして作られ、人知れず世に送り出された存在であった。