【リバティスタッフ】

RS2

【魔道士の砦】の2階にある【宝箱】に入っている【棍棒】。
初めて訪れた段階では宝箱のある部屋に鍵が掛かっており、実際に入手出来るのは【火山大爆発の危機】が発生してからとなる。

棍棒としての性能は上から3番目。
【アンバーメイス】を開発していない段階で、棍棒を主力武器としているのであれば攻撃用としてもかなり使えるが、棍棒を主力武器としているケース事態があまりないかも知れない。

とはいえ、この武器の真価は攻撃用としてではなく、むしろその固有技によるサポートである。

この棍棒の持つ固有技は2つあり、一つは【祝福】、もう一つが【シャッタースタッフ】である。

祝福については味方1人の【腕力】と【魔力】を増加させる補助技である。
腕力については、【金剛力】の効果を上書きしてしまう上、金剛力より効果が低いため大した効果ではないが、他方の魔力増加の効果については他に同様の効果を持つ術がないこの技の専売特許となってくる。
その増加量は「斧・棍棒レベルの1/6に2を加算」したものであり、斧・棍棒レベルが48以上で+10が最大値となる。

なお、増えるのは魔力だけで、【理力】依存の技については威力が増えないが、【冥術】メインでもなければあまり気にしなくていいだろう。

金剛力も一緒に使いたい場合は、祝福→金剛力の順に使えば、魔力は最大10増加させつつ、腕力は金剛力の上限である最大14増加とすることができる。

そして、もう一つのシャッタースタッフであるが、この棍棒によるシャッタースタッフは他の棍棒のシャッタースタッフと異なり、攻撃技ではなく、回復技であり、味方全員のHPを回復出来る。

本作では単体回復術は様々なものが存在するが、全体回復出来る技や術はシャッタースタッフ（回復）を除くと、回復量と釣り合わないデメリットがある【火龍出水】しかない。

もちろん、攻撃版シャッタースタッフと同様使ってしまうと、武器は消失してしまうため、いざというときの保険として持っておくと窮地を脱することが出来る場合もあるだろう。
ただ、注意したいのは他のシャッタースタッフ持ち棍棒と異なりこの武器は一品物であるということ。
その為、気軽に折ってしまうと代えが効かない。
ドロップで入手出来るといったような救済措置もないので、本当に取り返しがつかない。

シャッタースタッフだけでなく祝福の効果も優秀なので本当に悩みどころである。
一番良い使いどころはやはり最終決戦だろうか。
最終決戦であれば、祝福を利用した後なら不要なので折っても気にする必要はない。
まあ、その場合はその場合で、この後更にピンチになるかも知れない、と悩んで折れなかったりするのだが。

移植版であれば【NEW GAME+】で複数本ストックも出来る。
最終決戦前のセーブデータで引き継ぎすれば、最終決戦で折っても問題ないのは同様なので気付くとどんどん貯まっていくことだろう。