概要
バトルフィールド上での位置取りに関するシステムの一つ。
本シリーズの多くの作品では【陣形】や【隊列】によって各キャラの二次元平面上の位置取りが決められ、その位置取りから各種【範囲攻撃】の巻き込み判定が行われるが、これに加えて距離の概念を採用している作品もある。
具体的なシステムとしては、そのキャラが実行しようとしている行動に設定された「得意な間合い」と、実際のバトルフィールドにおける座標から求められた「使用者とターゲットとの距離」の差に応じてダメージ・行動順・修得成功率などに補正がかかる。
例えば、味方の前衛キャラが至近距離にいる敵前衛に近接技を使うなど、有利な間合いで行動すればプラスの補正を得られる(もしくは距離によるマイナス補正が軽くなる)。
逆に、自分か相手が後衛にいる状態で近接技を使うなど、不利な間合いで行動すると大きなマイナス補正を負うこととなる。
適正距離は、この【技】や【術】ごとに設定された「得意な間合い」のことを指す。
SF1
物理攻撃は距離が近いほどダメージが増える。
SF2
- 近距離·中距離·遠距離·超遠の4段階
- 回避率には関係しない
- 【共通コマンド·樹術】「一律16」
- 【体術技·石術】「近=64、中=48、遠=32、超遠=16」
- 【剣技·火術】「中=64、近&遠=48、超遠=32」
- 【斧技·水術】「近&中=48、遠&超遠=32」
- 【杖技·音術】「近&中=64、遠=48、超遠=32」
- 【槍技·獣術】「遠=64、中&超遠=48、近=32」
- 【弓技·未解明術】「超遠=64、遠=48、中=32、近=16」
- 速度補正は、適正距離×乱数が加わり、最大16,384
他の速度補正は、スキルレベルがそのレベルの数値、敵の1ターン目の補正が最大160、デュエルでのコマンド順による補正が最大1,024
コンバットでは非常に重要で、最前列を狙えば距離が適正である可能性が高い
- 速度補正は、適正距離×乱数が加わり、最大16,384
- 「術や技を使うために必要な武器」に対応
- 対応スキルレベルではない点が重要。敵モンスター専用攻撃法には、「術だが斧が必要」「体術技なのに斧が必要」といった事例が多いが、これらは斧の適正距離になる。これは意図的で、近距離を適正距離にするため
- 装備固有術に関しては「仮に技術欄にセットすれば武器がなくても使える」システムなので、武器の適正距離にはならない
US
- 体術は投げが10、パンチが20、キックが40。
他は短剣・斧が50、長剣・杖が100、槍が150、銃が200、弓が300。
術は超遠(場外レベル)。
エネミーの行動は一律10。 - 「味方の先頭⇔敵の先頭」間の距離が約50。
「味方の最後尾⇔敵の最後尾」間の距離が約500。- カオス・ルーラーとの戦いでは味方と敵の距離が「超遠」。術を使う時はコマンド入力時点で画面上にいないメンバーを出せば速度補正が早いし、場外で待機してHPを回復していることからダメージも大きい。
MS
【攻撃効果】【速度効果】に細分化。
適正距離差が大きければその分ダメージ減少量も大きくなる。
敵の攻撃は【参照能力値】で決まり、合致すると攻撃効果がアップ。腕力=近、素早さ=中、器用さ=遠。
ISEC
【全軍突撃バトル】?にて、遠距離ほど被ダメージが減る。
与ダメージは変わらない。