【食肉】

• 概要
  • 変身構造の基本
    • サガ2(GB版)
    • DS版の作品
    • サガ3DS
• サガ1
  • 早見表
  • 逆引き
• サガ2・サガ2DS
  • 表の使い方
  • 早見表
  • 逆引き
• サガ3
  • モンスター
  • 獣人
  • サイボーグ
  • ロボット
• サガ3DS
  • 早見表
  • 逆引き

概要

倒した敵の【肉】を食べることで、別の存在へと変身をしたり、能力を取り込むという、GB/DSシリーズの作品特有の成長方法。
変身に関しては原則モンスター種族限定であり、下記の判定が行われる。

1. 「現在の【系統】×食べた肉の系統」で変身後の系統が決定される。
2. 「現在のモンスターレベルと肉のモンスターレベルを比較」で判定し、高いほうのレベルが変身後に採用される。
3. 系統の個体全部の【レベル幅】(≠モンスターレベル)を参照し、変身後のレベルが当てはまる「レベル幅」を持つ個体に決定される。

効率よい方法として【変身テクニック】がある。

変身構造の基本

説明しても仕組みが複雑なので事例を出す。
サガ1において「ゴブリン×ゾンビ肉=おばけ」という変身パターンがある。

1. 現在の系統(ゴブリンは「鬼系」)×食べた肉の系統(ゾンビは「ゾンビ系」)」で変身後の系統(おばけは「幽霊系」)が決定される。
2. 「現在のモンスターレベル(ゴブリンはレベル0)と肉のモンスターレベル(ゾンビはレベル0)を比較」で判定し、高いほうの数値(0)が変身後に採用される。
3. 系統(幽霊系)の個体全部の【レベル幅】を見て、先ほどの「高いほうの数値」と合致する個体を探す。
   1. おばけ[0]/ファントム[1～6]/ブルブル[7～9]/レイス[10～11]/スペクター[12～13]/ゴースト[14]。したがって、この場合は「おばけ[0]」が「高いほうの数値(0)」と合致するので、変身する個体は「おばけ」に決定。
   2. 「レベル幅≠モンスターレベル」である点にここで注目。特にサガ1ではモンスターレベルとレベル幅の上限下限がズレているモンスター系統が散見される。
   3. 例えばおばけは「[レベル幅0]・(モンスターレベル1)」。変身後の個体を検索する際に、モンスターレベル1は参照しない。

サガ2(GB版)

本作に限ればレベル関係は非常に単純。上記「レベル幅」の考え方を適用してもいいが、レベル幅を考えなくてもいい。

• 食べる前のレベル×肉のレベルを比べ、高い側のレベルを参照する点は一緒。
• 変身先の系統にて、レベルが合致する個体がいればそれに変身。いなければ1レベルずつ下げて検索し最初に引っかかった個体に変身。レベルが系統最下種より低ければそれに変身。

DS版の作品

GB版では変身先の系統内でいずれかの個体のレベル幅に合致していたが、DS版ではどの個体のレベル幅にも当てはまらないケースがある。
たとえば、サガ3DSのスライム系のレベル幅のうち低レベル帯を見ると、ジェル[1～2]/アシッドジェル[5～6]となっている。
食肉の際に、変身前と肉のうち高いほうのレベルが3～4だった場合、スライム系にはレベル幅3～4に当てはまる個体がいない。
その場合、変身は行われない。

サガ3DS

• 獣人からモンスターへ変身する場合、獣人種族はモンスターレベル1と扱う。
• 変身した場合、特殊能力を1個、特性を1～6個引き継ぐことがある。
  • ただし変身後の種族がモンスターだった場合、空いている欄の分までしか引き継げない。
  • チェーンエンカウントを少ないターンで片付けると、引き継ぐ確率が大きく高まる。
  • 【巨大肉】【巨大肉Ex】・【巨大ネジ】【巨大ネジEx】を食べた際にも、引き継ぐ確率が多少高まる。
• 変身しなかった場合、特性を1個引き継ぐことがある。7個以上獲得した場合は、余った分を捨てることになる。任意に選択可能。
  • ただし現在の種族がモンスターだった場合は変身しなければ一切引き継がない。
• モンスター種族への変身の場合、巨大肉・巨大肉Exを食べる、チェーンエンカウントを短いターンで片付けるといった方法で、【変異種】になれる確率が上昇。
• 巨大肉Exを食べた場合、「食べる前のモンスターレベル」「肉のモンスターレベル」をそれぞれ+1してから変身後の個体を検索する。
• 【人間】か【エスパー】に変身する際に、現在の属性と相反する肉かネジを取り込むと人間になる場合はエスパーになり、エスパーになる場合は人間になり、人間かエスパーの状態で相互変身を行う場合には、キャラクター固有の属性が採用される。

サガ1

【シンボル】の共通している系統同士で食肉テーブルは共通している。
同じシンボル同士の肉を食べても変身しない。

サガ2・サガ2DS

【種族属性】ごとに3タイプずつの系統が存在。
GB版では設定されていない種族属性についてはDS版のものを参照。
後述の通り他のタイプからタイプ3へはタイプ3の肉を食うことでしか変化できず、さらにタイプ3に属するモンスターは【ミニドラゴン】を除いてすべてLv3以上なので、第3世界に行くまで出てこない。
全体的に同レベルでもタイプ1→タイプ2→タイプ3と後ろに行くほど有用な能力を習得している傾向が強く、系統最下位種のレベルも高い。
種族系統を見ても、トカゲ→恐竜→ドラゴンというふうに、タイプ3が高ランクの系統として設定されていることがうかがえる。
系統最下位種がLv5の妖精系や幽霊系もタイプ3なので、初期メンバーのモンスターがミニドラゴン1択と言われる所以となっている。
　
種族属性は主に特効の対象に使用されているが、GB版ではそういった設定のない（未使用）種族属性があり、DS版においてそれらが使用されている。
DS版では【シンボルエンカウント】で出現するシンボルは一部の例外を除いて、同じ種族属性同士で共通している。
　
なお、DS版のモンスター種族については【能力継承】が発生することがある。
　：変身不可

表の使い方

• 変身前の系統番号+肉番号=変身後の系統番号
  • 変身後の数値が12以上の場合は、12を差し引く。
  • 変身後の数値が0未満の場合は、12を加える。
• タイプ別の変化について
  • 変身前がタイプ1
    • タイプ1・2の肉を食べる⇒タイプ1になる
    • タイプ3の肉を食べる⇒タイプ2になる
  • 変身前がタイプ2
    • 肉の系統のタイプがそのまま変身後に適用される
  • 変身前がタイプ3
    • タイプ1の肉を食べる⇒タイプ2になる
    • タイプ2・3の肉を食べる⇒タイプ3になる
• DS版の変異種について
  • 「変身A」+肉1⇒「変身B」+肉2⇒「変身C」+肉3⇒「変身D」
    下記のいずれか
    • 変身 A と変身 B の種族属性が隣 (肉1の肉番号が ±1)
      ⇒ 変身 C と変身 D が変異種
    • 変身 A と変身 C の種族属性が隣か同じ ({肉1の肉番号 + 肉2の肉番号}が ±0、±1、±12)
      ⇒ 変身 D が変異種

サガ3

各キャラクターや個々の種族（【モンスター】【獣人】【サイボーグ】【ロボット】）に属性が設定されており、人間やエスパーの場合はキャラクターの属性を、他の種族になっている場合は現在の個体の属性を参照。これらは【肉】や【パーツ】を使った種族変化の際に参照される。
炎・風・水・地の4属性があり、対応は下記の通り。
そして、現在のレベルに合致した個体が、具体的な変身後の姿になる。
高レベル帯になると、変身できる個体が統一されているが、実際には属性の異なる個体に変化している状態になっている。

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サガ3DS

人間↔エスパーへの相互変身には、自分と逆の属性の肉やネジを取り込む(火↔水、土↔風)。
獣人から逆属性のネジを取り込んだり、サイボーグから逆属性の肉を食べた場合、初期種族とは逆の種族になる(人間↔エスパー)。
　
なお、全種族で【能力継承】が発生することがある。

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