Manual/O-R

Last-modified: 2022-05-20 (金) 17:44:39


O

online

種別

ブロック型プラグイン

インライン型プラグイン

重要度

★★☆☆☆

書式
#online
&online;
概要

現在WIKIを参照している、おおよそのユーザー数を表示します。

ユーザー数は、ページを表示時に記録したIPアドレスとタイムスタンプのうち、5分以内にアクセスのあったアドレスの数です。

備考

MenuBarなど常に表示されている場所に記述するのが普通です。

P

pcomment

種別

(コマンド)

ブロック型プラグイン

重要度

★★★☆☆

書式
#pcomment({[コメント記録ページ],[表示件数],[noname],[nodate],[above],[below],[reply]})
概要

別ページにコメントを記録して、pcommentを設置した場所に最新の数件だけを表示します。枝にコメントを付けることもできます。

引数

コメント記録ページにはコメントを記録するページ名を指定します。省略すると、[コメント/(設置したページ名)]にコメントが記録されます。指定したページが存在しなくても、最初のコメント記録時に作成されます。

表示件数は表示するコメントの数を指定します。第1レベルの番号なしリストだけをカウントします。省略すると、pcommentのデフォルト件数が表示されます。

表示件数はコメント記録ページより後に指定して下さい。コメント記録ページを省略して表示件数を指定する場合は、コメント記録ページに空白を指定します。(例: #pcomment(,15))

noname,nodate,above,below,reply でコメントの表示方法、入力方法を指定します。

  • noname - 名前の入力欄を表示しません。
  • nodate - 日付を挿入しません。
  • above - 挿入したコメントをフォームの上に表示します。コメントは上が古く、下に向かって新しい順に並びます。
  • below - 挿入したコメントをフォームの下に表示します。コメントは下が古く、上に向かって新しい順に並びます。
  • reply - コメントの頭にラジオボタンを表示します。あるコメントに対するリプライが、そのコメントのラジオボタンをチェックすることで可能になります。
備考

更新が衝突したときは、予期せぬ場所にコメントが挿入されるのを防ぐため、リプライ先を指定して記入したコメントはaboveまたはbelowの設定にしたがって 一番前か一番後ろに追加されます。

コメント記入後に表示されるページのタイトルに「(#pcommentを書いたページ)を更新しました」と表示されますが、実際に更新されたのはコメントを記録するページです。

コメントを投稿しても、#pcommentが書かれたページは更新されないので、最終更新ページにはコメントを記録したページだけが更新として表示されます。

コメントとして相対参照([ [../] ]など)を用いた場合は、書いたページと書き込まれたページのどちらかで、意図したとおりに変換されない可能性があります。

popout

種別

ブロック型プラグイン

重要度

★★★★☆

書式
#popout(id[,label[,below]]){{ content }}
概要

指定したエリアに新しいウィンドウで開くボタンを設置します。
開いたウィンドウは横幅いっぱいになり、横に長い表でも俯瞰することができます。
また、スマホからのアクセスでも強制的にPCのような表示になります。

引数
  • id
    開いたウィンドウのタイトルになります。
    ページ内で一意の文字列である必要があります。
  • label
    ボタン内に表示する文字列です。
  • below
    指定したエリアの下にボタンを表示します。
備考

想定している使い方は、いつも見ている記事を切り出してすぐにアクセスできるようにする、
スマホから表の全体をみる、など。

popular

種別

ブロック型プラグイン

重要度

★★☆☆☆

書式
#popular([[件数][,[対象外ページ][,true|false]]])
概要

人気のある(参照回数の多い)ページの上位数件を表示します。

引数

件数には一覧の数を指定して下さい。省略時は10件です。

対象外ページには、表示対象外とするページを正規表現で指定します。例えば FrontPage や MenuBar などのページを一覧に表示させたくないときに使用します。

true, falseで、ページのカウント条件を指定します。省略時は false です。

  • true - 今日参照のあった回数順でページを表示します。
  • false - 通算の参照回数順でページを表示します。
備考

counterプラグインと同じ情報を利用しています。

pre

種別

ブロック型プラグイン

重要度

★☆☆☆☆

書式
#pre{{
あいうえお
かきくけこ
}}
概要
整形済みテキストとなります。
行の自動折り返しは行なわれません。

Q

qrcode

種別

インライン型プラグイン

重要度

★☆☆☆☆

書式
&qrcode{バーコード化する文字列}
概要
QR画像を生成します。
引数

バーコード化する文字列を入力します。
例えば、URLなど。

R

recent

種別

ブロック型プラグイン

重要度

★★★★★

書式
#recent([件数])
概要

最近更新されたページのうち、最新の数件を表示します。

引数

件数には表示件数を指定します。省略時は10件です。

ref

種別

ブロック型プラグイン

インライン型プラグイン

重要度

★★★★☆

書式
#ref(添付ファイル名|ページ名/添付ファイル名|URL[,ページ名]{,[left|center|right],[wrap|nowrap],[around],[noicon],[noimg],[nolink],[zoom],[999x999],[999%]}[,タイトル])
&ref(添付ファイル名|ページ名/添付ファイル名|URL[,ページ名]{,[noicon],[noimg],[nolink],[zoom],[999x999],[999%]}[,タイトル]);
概要

'#attach'でページに添付されたファイルを指定位置に展開します。添付ファイルが画像の場合は画像を表示し、それ以外の場合はダウンロード用のリンクを表示します。

引数

添付ファイル名にはページに添付したファイル名を指定します(省略時はエラーとなります)。別ページ名/添付ファイル名とする事で別ページの添付ファイルも指定できます。

ページ名にはファイルを添付したページをWikiNameかBracketNameで指定します。このオプションは最初(添付ファイル名の次)に記述してください。省略時は設置したページです。

パラメータにはファイルの展開方法を指定できます。

  • left|center|right - 表示時の位置を指定します。省略時はleft(変更可)です。
  • wrap|nowrap - テーブルタグで囲む/囲まないの指定を行います。省略時はnowrap(変更可)です。
  • around - テキストの回り込みを可能とします。省略時は回り込みを行いません。
  • noicon - ファイルが画像以外の場合に表示されるアイコンを表示しません。省略時は表示します。
  • noimg - ファイルが画像の場合に画像を展開しないようにします。省略時は展開します。
  • nolink - 元ファイルへのリンクを張らないようにします。省略時はリンクします。
  • zoom - 縦横比を保持します。省略時はサイズ指定に従います。
  • 999x999 - サイズを指定します(幅x高さ)。省略時は拡大率あるいは対象画像のサイズに従います。
    縦横比を保持するようになりました。
  • 999% - サイズを指定(拡大率)します。省略時は100%です、
  • タイトル - 上記以外のパラメータは画像の代替文字列、リンクのタイトル属性として使用されます。ページ名やパラメータに見える文字列を使用するときは、#ref(hoge.png,,zoom)のようにタイトルの前にカンマを余分に入れます。
追加パラメータ: 縮小限界
&ref(attach.jpg,500x200,>250);
&ref(attach.jpg,500x9999,zoom,>250);

できるだけ幅 500px で表示する。レイアウトに収まらないなら縮小される。
ただし 250px までしか縮小されない。

備考

aroundで行った回り込み指定を解除するには clearプラグイン、あるいはimgプラグインを使用して下さい。

"ほげ"という別ページの添付ファイル"fuga.jpg"をインラインプラグイン形式で参照する場合、下記2通りの記述方法が存在します。

(1) &ref(ほげ/fuga.jpg);
(2) &ref(fuga.jpg,[[ほげ]]);

上記2通りの記述のうち、(2)の記述方式は旧バージョンと互換性を維持するために用意されたもので、推奨される記述方式は(1)です。

いずれの記述方法であっても一般的な動作は同じですが、いわゆるバナー画像のように表示した画像が別ページへのリンクとなるよう以下の指定をした場合、

(1) [[&ref(ほげ/fuga.jpg,nolink,ウェブ名);>ウェブのURL]]
(2) [[&ref(fuga.jpg,[[ほげ]],nolink,ウェブ名);>ウェブのURL]]
(1)の記述方法は期待通りの動作をしますが、(2)の記述方法ではうまくリンクされません。

また、ほげというページに添付された画像を、そのページ内でパラメータを指定して(例えば半分の比率で)表示する場合、
(3)  &ref(./fuga.jpg,50%);
(4)  &ref(ほげ/fuga.jpg,50%);
(5)  &ref(fuga.jpg,[[ほげ]],50%);
(6)  &ref(fuga.jpg,50%);
(3)~(5)は期待通りに同じ結果をしますが、(6)はエラーとなります。
これは(6)の書式が(2)の記述方式であるため、
添付ファイル名fuga.jpgの次の引数にページ名を期待するためです。
(7)  &ref(fuga.jpg);
(7)は(6)と似た記述ですが、添付ファイル名の次の引数が省略されているため、エラーにはなりません。

rename

種別

コマンド

重要度

★★★☆☆

書式
?plugin=rename
?plugin=rename&refer=ページ名
概要

既存ページの名前を変更します。実行には管理者権限が必要です。

ページの本文のほか、指定されたページ名の差分、バックアップ、添付ファイル、を一気にリネームします。

引数

ページ名には変更するページの名前を指定します。省略時はページ名の選択または正規表現置換用文字列入力画面が表示されます。

実行結果は変換結果のページ :RenameLog に追記されます。

備考

ページ内のリンクの書き換えは行ないません。サイト内検索や #search などを駆使して対処してください。

リネーム対象のページが凍結されているかどうかはチェックしていません。

関連ページ名にリネーム対象の文字列が複数含まれているとおかしくなります。

  • たとえば、hogeおよびhoge/hogeという二つのページがあったときに、hogeページをfugaに(関連ページを含んで)リネームすると、hoge/hogeページの名前がfuga/fugaになってしまいます。

responsive_layout_container, responsive_layout_item

種別

ブロック型プラグイン

重要度

★★★★☆

書式
#responsive_layout_container(レイアウトの切り替わりポイント){{{
#responsive_layout_item(幅比率指定){{
内容
}}
#responsive_layout_item(幅比率指定){{
内容
}}
}}}
概要

responsive_layout_container の中に responsive_layout_item を複数置くことで、幅の広い画面 (デスクトップ) では二段組や三段組、幅の狭い画面 (モバイルデバイス) では縦積みになる記事レイアウトが可能になります。デフォルトでは、内容量に応じて列幅が自動的に分配されます。

比率による幅の固定

デスクトップ時の段組の比率が内容によって変わるのを防ぐには、responsive_layout_item に 1 ~ 12 の数値を指定します。合計が 12 になるように調整すると綺麗に幅が分配されます。

#responsive_layout_container{{{
#responsive_layout_item(8){{
内容
}}
#responsive_layout_item(4){{
内容
}}
}}}
絶対値による幅の固定

比率による指定ではどうしても水平レイアウトに無駄な余白や幅の不足ができてしまう場合、数値に px をつけて、特定の列の幅をピクセル固定値で指定することができます。残りは自動を示すため auto と書くことができます (何も書かず自動決定される最初の例はこの auto と同じ意味です) 。

#responsive_layout_container{{{
#responsive_layout_item(150px){{
内容
}}
#responsive_layout_item(auto){{
内容
}}
#responsive_layout_item(150px){{
内容
}}
}}}
レイアウトの切り替わりポイントについて

responsive_layout_container のレイアウト切り替わりポイントは 4 段階あります。

  • N モバイルデバイスを含む全てでつねに水平レイアウト
  • S デスクトップとタブレットでは水平だがモバイルデバイスでは垂直になる *
  • M デスクトップでは水平だが中間サイズ (タブレット) 以下では垂直になる
  • L デスクトップでもつねに垂直になる

    デフォルトは S です。
    (ヒント: default スキンの初期設定では、デスクトップとタブレットで本文領域のサイズにあまり差がないため、S と M を使い分けなくてもうまくいきます)

デバイス幅ごとの比率指定

responsive_layout_item の幅比率指定も、切り替わりポイントに順じ、「基本の幅」「タブレット水平時の幅」「モバイルで水平時の幅」を指定することができます。通常は基本幅のみで十分です。が、つねに水平レイアウトのときモバイルデバイスで領域が狭くなりすぎる場合や、WIKI 設定によってデスクトップとタブレットの間で画面幅の違いが大きすぎる場合に活用できます。
これが有効なのは比率指定の場合のみです。ピクセルによる絶対値指定には複数の値を指定できません。(そもそもの利用目的とマッチしないため)

#responsive_layout_container(N){{{
#responsive_layout_item(3,4,6){{
内容
}}
#responsive_layout_item(9,8,6){{
内容
}}
}}}
複合的な切り替わりポイント

切り替わりポイントの高度な使い方として、responsive_layout_container を入れ子にする方法があります。「この列はタブレットで縦になって、この列はモバイルで縦になる」といった、段階的なレスポンシブデザインが可能になります。

#responsive_layout_container(S){{{{
#responsive_layout_container(M,8,6){{{
#responsive_layout_item(6){{
内容
}}
#responsive_layout_item(6){{
内容
}}
}}}
#responsive_layout_item(4,6){{
内容
}}
}}}}

ruby

種別

インライン型プラグイン

重要度

★☆☆☆☆

書式
&ruby(ルビ){対象文字列};
概要

文字列にルビをふります。

引数

ルビには表示するルビを指定します。

対象文字列にはルビがふられる文字列を指定します。